* 放 送 後 記 *

【 favor 】の回

第83話「順調favor」
 
海龍王寺グループの超高級ホテルのフロントマンに昇格した、茂木。この日はフロントの仕事だけでなく、外国人のお客さんに、観光スポットを教えていた。
 
茂木:(ああ、この人は前に鎌倉を紹介したお客様だ!また来てくれて嬉しいな!)
そうですね、横浜みなとみらい!この場所は、ナイスですよ!あ、行ってらっしゃい!
 
観光スポットを丁寧に教えてくれる、という茂木の接客が評判となり、ホテルへのリピーターが増えるきっかけになっていた。
 
茂木:(ああ、確か、この外国人さんも前に利用してくれた方だ!リピートしてくれて嬉しいな!浅草、満足してくれたのかな!)
えーとですね、東京には、まだまだナイス・スポットがありますよ! 例えば!フォー・イグザンプル!秋葉原!メイド!ジャパニーズカルチャー!
 
客(女):Thank you! Can I ask you a favor again?
 
茂木:えっと、どういう意味だ? スマホンヤクで。
「キャン・アイ・アスク・ユー・ア・フェイバー・アゲイン?」ってどういう意味?
 
スマホンヤク:「またお願いしてもいいですか?」
 
茂木:「フェイバー」に「お願い」って意味もあるのか!またお願いしてもいい?もちろんですよ!オフコース!!
 
茂木の恋のライバル、社長・海龍王寺大和は、フロントマンとしての評価が上がり続ける茂木をクビにする理由を見つけられず、次の一手を考えていた。
 
海龍王寺:そうか、報告ありがとう。
 
側近(男):はい大和社長。この報告書をお読みになった、会長からは、昇格させろとの達しがきています。
 
海龍王寺:それはもう言われたよ〜。
 
側近(男):はい、では、宜しくお願い致します。
 
海龍王寺:…うむむ。分かったよ、パパ。茂木を、昇格はさせるよ。だけど、僕には考えが。これで茂木はジェニファーには、絶対に会えなくなるぞ〜〜!はっっはっは〜!

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