第77話「溢れるcomplaint」
　
海龍王寺大和によってホテルのマネージャーから、風呂掃除の担当に降格させられてしまった茂木。さらに、厳しいしごきが待っていた。
　
ベテラン(男)：茂木さんは、この客室の風呂掃除、だいぶ慣れてきたみたいですね。
　
茂木：え、まだですよ。全然、慣れてません！
　
ベテラン(男)：もう大丈夫です。茂木さん、今日から大浴場の掃除も担当してもらいます！
　
茂木：えぇ!?大浴場!?
　
ベテラン(男)：それとこの部屋もあなた１人でやってもらいますよ。
　
茂木：えぇ!!この部屋を1人でやって大浴場も!?
　
客室だけでなく、大浴場も掃除。過酷な仕事を終え、自宅に帰ってきた茂木は……。
　
ジェニファー：Hi！茂木。どうしたの？
　
茂木：いやー、ちょっと話したいなと思って。
　
ジェニファー：元気が無いみたいだけど…何かあったの？
　
茂木：仕事って大変だね。ちょっと弱音を吐きたくなってさ。
　
ジェニファー：ワッツ？ 弱音？
　
茂木：「弱音」は英語で何ていうんだ…辞書で…あった、弱音は英語で「コンプレイント」っていうのか。ジェニファー、弱音は「コンプレイント」。
　
ジェニファー：OH！ complaintですね。弱音！どうしたの!?
　
茂木：いや、もう大丈夫。それより！久しぶりにどこかに出かけない？気分転換もしたいし。土曜日はどう？
　
ジェニファー：Sorry、土曜日は海龍王寺さんとバーベキューの約束してます。
　
茂木：社長とバーベキューか…じゃあ日曜日は？
　
ジェニファー：日曜日は空いてます！
　
茂木：じゃあ日曜日、海にでも行こうよ？
　
ジェニファー：海！大好き！行きます！