第41話「男じゃない、hesitate」

友人と水族館に行ったジェニファー。そのことばかりを考えて、モヤモヤしていた茂木は、なぜか1人でBARへ。


茂木：そうなんだよマスター。そのジェニファーが、この前、日本人のイケメンと、とんでもない高級料理店で一緒にいるところを見ちゃってね。それから、ジェニファーがどこにいくにも、そのイケメンと、一緒にいるんじゃないかと思っちゃって…

マスター：茂木様は、きっとその女性に恋をしてらっしゃるのでは？

茂木：え？恋!?そんなわけないじゃないよ！綺麗でスタイル良くて英語が喋れるジェニファーに恋!?

マスター：今の話を聞いてたら誰でもそう思うと思いますよ。ジェニファーさんはその彼とどんな関係なんですか？

茂木：いえ、知らない。

マスター：聞いてみたらいいのに？

茂木：いやー

マスター：そうだ、エミリーはどう思うかな？

エミリー：わたしですか？

茂木：このスタッフさんエミリーさんっていうのか、どうも。

マスター：外国人のことは外国の人に聞いてみたらいいかな、と思って。エミリーどうだろ？

エミリー：What are you hesitating over？

茂木：「ワット アー ユー ヘジテイティング オーバー」？ヘジテイティングってなんだ？こんな時はスマホンヤクで！「ワット アー ユー ヘジテイティング オーバー」どういう意味？

スマホンヤク：「あなたは何をためらっているのですか？」

茂木：ヘジテイトはためらうって意味か…ためらっている???エミリー、どういうこと？

エミリー：電話して直接聞いたらいいと思うわ。好きだったら聞くの難しいね。でも好きじゃなかったら、そんなこと簡単ね。

茂木：好きじゃなかったら、聞ける。確かに、そういわれたらジェニファーのことが気になってるような。聞こうか。どうするか。エミリー……ちゃっと考えさせて！