エミリン先生が来校!「自分のことが嫌いな君へ」

生放送教室 2021.1.11 月曜日

SCHOOL OF LOCK!
    

今夜の授業のまとめをSCHOOL OF LOCK!のジャーゲジョージが紹介!



エミリン先生とおこなった今日の授業は「自分のことが嫌いな君へ」

さかた校長・こもり教頭、そしてエミリン先生で話を聞いて行ったぞ!

滋賀県 15歳 女の子 ラジオネーム:ゆらーーーは「自分の容姿が嫌い」ということで校長・教頭・エミリン先生と話しました。電話をつないだ後に「いつか垢抜けたと思ってもらえるように頑張ります!」と前を向いてくれました!

愛知県 14歳 女の子 ラジオネーム:うちのポチは「自分は才能がない」ということで悩んでいる中学2年生。周りと自分を比べてしまい、あきらめモードになってしまうことも。そんなうちのポチへとエミリン先生は「どんな結果になるかはわかんないけど、それでもあきらめたことを後悔して欲しくないからあきらめずにやってほしい」と言葉をかけてくれました。

いろんな経験を経てYouTuberになったからこそ、生徒へと寄り添ってくれたエミリン先生。ありがとうございました!

今夜の授業内容はタイムフリーでチェックしてみてください!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2021年1月18日(月)PM 10:00 まで

エミリン先生が来校!「自分のことが嫌いな君へ」


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『 成人おめでとう 』

さかた校長「今日、成人の日を迎えた、新成人の生徒のみんな! おめでとう!!」

こもり教頭「おめでとう!!」

さかた校長「今年は、自治体とか地域によって、成人式が延期になってしまったり、中止になったところもあるし。まぁ、中止にならなかったところもあったけども、いろいろ配慮しながらの開催だったりもするから、それぞれの成人の日を迎えた君たちがいろんな日を過ごしていると思うんだけども…。
やっぱり我が校の生徒で成人を迎えた生徒には、直接、一言伝えたいから…、電話をします!」

こもり教頭「はい!」

杏薫(キョウカ) 大阪府 20歳 女性

さかた校長「杏薫(キョウカ)、成人…」

さかた校長・こもり教頭「おめでとうーーーー!!」

杏薫(キョウカ)「ありがとうございます(笑)」

さかた校長「ハタチになっちゃったね。成人の日の今日はどうだったの?」

杏薫(キョウカ)「今日の成人式は、ゴールデンウィークに延期になっちゃって…」

さかた校長「延期だったのか」

こもり教頭「いろいろ予定してたんじゃない? 振袖もそうだし、着付けもそうだし…」

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杏薫(キョウカ)「はい。もう全部ゴールデンウィークにずれ込んで。同窓会も中学校の友達で予定してたんですけど、それもとりあえず延期になりました」

さかた校長「みんなと久しぶりに会えるって感じでワクワクもしてたと思うけどもね。友達同士ではそれを話したりはしてたの?」

杏薫(キョウカ)「そうですね。“久しぶりに会えるね”みたいなのはあったんですけど」

さかた校長「今日はどうしてたの?」

杏薫(キョウカ)「今日は、何もすることがなくなってしまったので、新しくバイトの面接に行って…(笑)」

こもり教頭「いいね! 今新しい一歩という意味ではね」

ちなみに、RN 杏薫(キョウカ)が今日バイトの面接に行ったのは…八百屋さん!
校長、教頭から「eeeeね〜〜〜!」が出たぞ!

さかた校長「他の成人式を迎えた人たちを見たりしたの?」

杏薫(キョウカ)「めっちゃ見ました。振袖着てる子とかいっぱいいました」

こもり教頭「成人式自体は延期とか中止になったりしたけど、今日新成人の子たちは、お写真をご家族と撮ったりとか、振袖着たりとかっていう、いろいろ過ごし方があるっていうのは観てたから、そういうのも見かけたんじゃないかなと思う」

さかた校長「杏薫(キョウカ)。(成人式は)延期になってしまったけど、成人をこういうふうに迎えたことは素敵なことだしね!
成人になって、改めて思うことはあるか?」

杏薫(キョウカ)「今日突然何かが変わるとかはないんですけど、でも、臆病にならずにいろんなことに挑戦して、素敵な大人になりたいな、と思います!」

さかた校長「お〜!」

こもり教頭「いいね!」

<GReeeeN先生「eeeeね〜〜〜!」>

さかた校長「GReeeeN先生、ありがとうございます!
そうなんだよな。急にこの日をきっかけに何かがバッと変わるわけではもちろんないけどね。そういうふうに、杏薫(キョウカ)の中の意思だったり覚悟が、少しずつ大人に近づいて、と言うか、自分の中でしっかり明確になっていくからね。すごくいいきっかけになると思うから」

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杏薫(キョウカ)「はい!」

こもり教頭「俺は今日、杏薫が書き込みをくれたのを見て、もし杏薫がいいんだったら、この書き込みに書いてあるやつを杏薫から一発聞きたいなぁ」

杏薫(キョウカ)「え?(笑)」

さかた校長「杏薫(キョウカ)が書いてくれてるけど、俺が13年前に成人式でやったギャグじゃねぇかよ(笑)」

こもり教頭「(笑) 杏薫(キョウカ)、自分が書いたやつ覚えてる?(笑)」

杏薫(キョウカ)「もちろん、覚えてます」

ということで、さかた校長とRN 杏薫(キョウカ)で一緒にやることに…!

さかた校長「じゃあ、杏薫(キョウカ)も含め、今日成人を迎えた君たちに贈る一発ギャグ! 杏薫(キョウカ)と一緒にやりたいと思います!
行きます!」

さかた校長・杏薫(キョウカ)「え〜っとぉ…、お箸を持つ方が右で、夢を掴むのが左ィィィィィィィ!!!!」

さかた校長・こもり教頭「おめでとう〜〜〜!!!」

杏薫(キョウカ)「ありがとうございます(笑)」

さかた校長「最高のコラボレーションでした(笑)」

こもり教頭「そうね。絶対夢を掴み取ってね!」

RN 杏薫(キョウカ)、改めて、成人おめでとう!!
話を聞かせてくれてありがとう!


♪ 大人の言うことを聞け / NakamuraEmi


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さかた校長「NakamuraEmi先生もお祝いしてくれてます。僕も10代の頃とかは反発だけで聞く耳も全く持たなかったけど、こうして俺も教頭も話してることもいろいろあるし、自分なりに、いいも悪いもちょっと聞く耳を立てて、視野を広く、いいなと思ったらちょっと受け入れて、今後の自分にプラスになるような情報だけ取ってくれたらいいなと思うな」

こもり教頭「僕は今、自分の歳になって思うんですけど…。『大人の言うことを聞く』とか『ああした方がいいよ』っていうのって、確かに自分の人生を歩む上でのサポートにもなるっていう意味もありますけど、いつしか、その発言を自分がする立場になってるって感じる時があるんですよ。いつしか、自分が聞く側じゃなくて、発言してる立場になってるってなった時に、“じゃあ自分は何を発言するのか?”っていう判断基準を、今のうちからしといた方がいい。
僕は高校生の時に思ってましたよ。電車に乗ってるサラリーマンのみな様に、“大人なんだからしっかりしてくださいよ。朝から眠い顔なんてしてないでくださいよ。シャキっといきましょう!”とかって思ってたけど(笑) やっぱり自分が25歳になったら、もっとダラっとしたいし、もっと適当に生きたいけど責任もあるし。そうなった時に、“じゃあ、自分は何を行動するのか?”っていうのは、今の自分が感じることであって。
だからいろんな情報がいっぱいあるけど、校長が言ったみたいに、自分でいろんな情報を入れて、自分の一番大事なものは何か、っていうのを搾取してくっていうのはすごく大事だな、って改めて感じます」

さかた校長「うん! そして、掲示板のみんなも、20歳を迎えた新成人の生徒のみんなをお祝いしてくれてるから、ぜひ杏薫(キョウカ)も見て欲しいなと思う!」

広島県 19歳 男の子 RN コイ党
神奈川県 20歳 女の子 RN さくさく★
埼玉県 19歳 女の子 RN りんごパフェ
神奈川県 20歳 女の子 RN すいめんか
東京都 20歳 男の子 RN バーサプロ

さかた校長「書き込みありがとう! そして、新成人…」

さかた校長・こもり教頭「おめでとうーーーー!!!!」


感動
僕は高校サッカー選手権決勝を見てとても、感動しました!
無観客でありながらも、選手の皆さんの試合にかける思いが伝わってきて
同じ高校生とは、思わないくらいすごくて
自分もこれから、頑張らないと行けないと思いました!
山梨学園の選手の皆さん
青森山田の選手の皆さんお疲れ様でした!
マルコスlisaっ子46
男性/16歳/長野県
2021-01-11 16:21


さかた校長「今日、全国高校サッカー選手権の決勝があって。 僕はテレビで観させてもらったんですけど、最後はPK戦までもつれ込んでね。
死闘を制して優勝した山梨学院高校! 本当に、優勝、おめでとう!」

こもり教頭「おめでとうございます!」

さかた校長「そして青森山田高校も、この大会に参加した選手のみんな! 本当に感動しました! お疲れ様!」

こもり教頭「お疲れ様です!
そして、春高バレーも昨日、決勝戦が行われて、男子は、東福岡高校が優勝! 女子は岡山県の高校が優勝! ということで…。
今年の春高も、本当にいろいろな紆余曲折ある大会でしたけど、それでもやっぱりあの春高でしか見れない輝きというものを僕はすごく感じました!
春高バレーに参加した、高校バレー部の選手のみなさん、本当にお疲れ様でした!」

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さかた校長「お疲れさまでした!」


さかた校長「さぁ今夜の授業は、このゲスト講師と一緒に授業をお届けしていこうと思う!」

今夜登場してくれるゲスト講師は…!

現在チャンネル登録者数160万人オーバー!
大人気YouTuber! エミリン先生が初来校!!!

さかた校長「僕は、エミリン先生が芸人をされてた頃に、LIVEに出たり一緒に共演したりもしたんですけれども…。
そのエミリン先生は、去年の11月に本を出されてまして、そのタイトルが『ここは負けても死なないテーマパーク』!」

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こもり教頭「僕の手元にもありますけど…」

さかた校長「エミリン先生は、『実は少し前まで自分のことが大嫌いで、全く自信を持てなかった』っていうのを、この本で書かれているんですよね」

こもり教頭「そうですね。エミリン先生が自信を持てなくなった経緯も書かれてますし、エミリン先生がどんな人生を歩んで来たのか、この本を読めばわかると思いますね」

さかた校長「本の中には『ネガティブな気持ちと、どう向き合えばいいのか?』とか、エミリン先生なりの“生きやすくなる方法”が詰め込まれていて、ぜひ、この話を我が校の生徒にしてほしいと思って、今日、エミリン先生を呼んでいます!」

そして! そんなエミリン先生を迎えて送る今夜の授業テーマは…!
『自分のことが嫌いな君へ』!!

さかた校長「生徒の中には、“自分のことが嫌い”という生徒もいると思う。
そういった、『性格が嫌い』とか、『容姿が嫌い』とか、なぜ自分が嫌いなのかを聞かせてほしい!」


さぁ! 今夜のゲスト講師は…!!

エミリン先生「エミリンこと、大松絵美です! よろしくお願いしまーーーす!」

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さかた校長・こもり教頭「よろしくお願いしまーす!」

エミリンへ!!
エミリーーーン!!!!!2年前からいつも動画みてます!!大好きですー!!これからも頑張って☺️いつも笑顔になれます!!
株式会社ありー
女性/15歳/神奈川県
2021-01-11 22:06


エミリン先生「ありがとう!」

こもり教頭「まずは、エミリン先生が今に至るまでの歴史を簡単に紹介させていただきます!」

高校時代、アニメにハマったエミリン先生は声優志望となり、大学時代には、アナウンサー志望となります。
エミリン先生はキャスターのオーディションを受けようとしたものの、「容姿だけでは負ける」と思い、バラエティー部門に切り替えて、合格。芸人の道へと進んで、25歳まで活動されます。
その後、YouTuberの事務所であるUUUMの社員採用試験を受けたものの、YouTuberとして採用されて活動スタート。
YouTubeを始めておよそ2年たった2020年2月。チャンネル登録者数が100万人を超えて、まさに大人気YouTuberとなり、現在も活動中。

さかた校長「怒涛過ぎますね(笑)」

エミリン先生「そうなんですよ。結構怒涛でしたね。いろいろありました」

さかた校長「人生で節目が多すぎるな!」

エミリン先生「節目多め系YouTuberです(笑)」

こもり教頭「しかも、『社員採用試験を受けたらYouTuberとして採用された』とかっていうのもね。そういうのってあるんですか?」

エミリン先生「いや、ないと思うんですけど、この時は本当に、1回夢を諦めて、“せめてサポート側に周りたいな”と思って。“夢を追いかけてる人の支えができるのは何だろう?”って考えた時に、YouTubeの事務所のUUUMがひとつの候補としてあったんです。
受けてみようと思ったら、たまたまその時の面接官の人が知ってくださっていて、“あれ? 芸人さんだよね?”みたいな。その時はもうTwitter動画とかで軽くショート動画を上げてたりとかしたので、“まだもったいないんじゃない?”という感じで説得してくださって。“もうちょっとやってみて、本当に動画でもダメだった時に、改めて社員として来てくれるのはいいけど”ってすごい熱弁して頂いたんです。
それをきっかけで、“じゃあ私ももう一回だけ、最後に頑張ってみようかな”と思って始めたYouTubeで、やっと成功できたと言うか」

さかた校長「すごいな! その時の社員さんの声とか後押しがなかったら、ってことですもんね」

エミリン先生「なかったら…、たぶん、YouTuberじゃなくて、YouTuber事務所の社員になってたかもしれないですね」

こもり教頭「また違う形で、YouTubeというものを支えてる可能性もあったってことですもんね」

エミリン先生「そうですね。何があるかわからないな」

さかた校長「本当に『何があるかわからない』の代名詞と言うかね。
エミリン先生は、『10代の時に声優志望だった』ってありますけど」

エミリン先生「10代の時は、本当にただのオタクと言うか、もう教室でひとりで授業中ずっとポエム書いたりとか…。“THE オタク”みたいな」

さかた校長「僕らも、正直ふたりしてポエム大好きなんで(笑)」

エミリン先生「ポエム書きます?」

こもり教頭「まぁそうですね、嫌いではない側の人間ですね」

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さかた校長「ポエマーに、めちゃめちゃぐっときてます(笑)」

こもり教頭「“そういう一面いいな”なんてちょっと思ってますけどね。
高校時代はどんなアニメ好きだったんですか?」

エミリン先生「高校時代、一番最初に好きだったのは『とらドラ!』ってわかります?」

こもり教頭「『とらドラ!』わかりますよ!」

エミリン先生「私は『とらドラ!』から入りました」

こもり教頭「元から、そういう何かにのめり込むみたいなのが好きだったんですか?」

エミリン先生「そうですね。結構、一点集中型と言うか、“これ!”と思ったらバーッとそれをする、という感じだったので」

さかた校長「10代の時の声優志望っていうのが、最初の大きい夢なんですか?」

エミリン先生「一番最初の大きい夢だったのがそれだったんですけど」

さかた校長「そこからいろいろ紆余曲折があって今がありますからね」

そんなエミリン先生は、昨年11月に初のエッセイ本『ここは負けても死なないテーマパーク』を出版されています!

さかた校長・こもり教頭「おめでとうございます!」

エミリン先生「ありがとうございます!」

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さかた校長「読ませていただいて、いろんな考え方だったりテクニックだったりが、細かく場面場面ごとに書いてあって、僕も“はぁ〜”と思いながら刺さったんですけど。
僕が1個めちゃくちゃ刺さったのが、『〇〇のくせに』はもう時代遅れという、『肩書きに囚われずなんにでも挑戦してみよう』みたいなところで。それこそエミリン先生の今までのこともありますし、僕もお笑いをするにあたっての“ネタが一番でしょ!”みたいな」

エミリン先生「ありますよね! わかります」

さかた校長「でも、“もっと可能性いっぱいあるのに”と思って。僕もいろいろ日記とかブログとか書いてて、“お前、それお笑い好きなヤツがやること?”みたいなのを結構言われてたんですけど、続けてたら、ちょっと本みたいのを出すこともできたし。何か、関係なく広く…」

エミリン先生「特に、これからの時代、それこそ私は“YouTuber”っていう肩書きでやらせてもらってるんですけど、それでもこうやってラジオに呼んでいただけたりとか、テレビに出させていただいたりとか。テレビの出方も、本当にたぶん“何ルートあるの?”っていうぐらい今はもうあると思うんで、“全部やってみたらいいんじゃないかな”って、すごく思います」

さかた校長「僕は感銘を受けました」

こもり教頭「読ませていただいて、冒頭のところで、『いろいろ自己嫌悪だったり自己否定してしまって、自分の中で“自分ルール”をいっぱい作った』って書いてあったじゃないですか。“自分ルール”って自分の中にあるものですけど、それを纏めて言葉にして形にした時の自分と、書き終えた時の自分って、やっぱりちょっと違います?」

エミリン先生「あー…」

こもり教頭「今までは形にない、自分の生き方みたいなところじゃないですか。でも、ここで『ここは負けても死なないテーマパーク』って1個形にして、物にして、人に表現していく、ってなった時に、ちょっと自信になりました?」

エミリン先生「うん、ちょっと何かすっきりしましたね。“あ、それが全部出せた!”っていう感じが1冊の中にあるから、自分でも、自分がちょっと迷った時に自分の本読んだら、自分の大事な気持ちを思い出させてもらったりとか。
今私も持ち歩いて、よく見返すぐらい、自分の精神的な支えにもなってるな、って感じますね」

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こもり教頭「道しるべ的な部分もあるってことですね」

さかた校長「本当に最初の頃から全部振り返ってですからね。タイムマシンじゃないですけど、エミリン先生もたぶんあの時の気持ちにすぐ戻れる感じになってると思う」

こもり教頭「人によって、刺さる言葉は違うと思いますから。僕も読んでて1個刺さる言葉がありましたけど…。そこは人それぞれなんで、ぜひ自分に合った言葉をね」


ここで、『ここは負けても死なないテーマパーク』を読んだ生徒に、直接感想を伝えてもらおう!

でこまるちん 宮崎県 17歳 女性

RN でこまるちんは高校2年生! 行くぞ!

こもり教頭「中2高2は当たって!?」

でこまるちん「砕けろー!」

こもり教頭「突っ走れ!!」

でこまるちん「おー!」

こもり教頭「ありがとうー!」

さかた校長「でこまるちんは、エミリン先生の本を読んだ?」

でこまるちん「読みました!」

エミリン先生「あ! ありがとうございます!」

さかた校長「どうだった?」

でこまるちん「私は、もともと、女子の揉め事がめちゃめちゃ嫌いで、そのたびに“友達はいらないな”って思ったんですけど、このエミリン先生の本を読んで、『信頼した友達はたくさんいなくてもいいんだ』っていうことを気づかされて、すごい良かったです」

エミリン先生「ありがとうございます」

さかた校長「本を読んで、エミリン先生の言葉だったりで、それを知る前と知った後だと、気持ちが全然変わった?」

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でこまるちん「はい。自分のことをもっとポジティブに考えられるようになりました」

エミリン先生「嬉しいですね。私も今『友達はMAX7人でいい』っていう持論があるんですけど(笑) でも本当に、1週間に1人会えばいいんで、MAX7人でいいんですよ。っていうのを、本当に自分の中で思ってるので、そういうふうに響いてくださった方がいるって嬉しいですね」

さかた校長「でも、でこまるちん、良かったね。こういうふうに直接伝えられてな」

でこまるちん「はい、そうです!」

さかた校長「でこまるちん、最後に、エミリン先生にひと言伝えておくか!」

エミリン先生「お!」

でこまるちん「1年前ぐらいからチャンネル登録してて、ずっと応援してるので、これからもたくさん楽しいYouTubeを載せて欲しいので、頑張ってください!」

エミリン先生「ありがとうございます!!」

RN でこまるちん、話を聞かせてくれてありがとう!


♪ 異端なスター / Official髭男dism


さかた校長「でこまるちん、本当にすごく声が明るかったし、悩んでたことが、ふとしたきっかけで、エミリン先生の考え一つで、パッと前に明るく一歩踏み出せたのがすごい嬉しいですね」

エミリン先生「そうですね。本当にそういうひと言とか、そういうちょっとのきっかけで変わることってあるんだなぁ、と言うか。嬉しい気持ちになりますね」

さかた校長「そして、エミリン先生、ちょっと生徒にプレゼントがあると聞いたんですけど…」

エミリン先生「実はそうなんです!
私の著書『ここは負けても死なないテーマパーク』を5名の生徒にプレゼントしたいと思いまーす!

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さかた校長「ありがとうございます!!」

こもり教頭「ありがとうございます!
“エミリン先生の本が欲しい!”という生徒は、授業テーマ『自分のことが嫌いな君へ』を学校掲示板に書き込んでください!」

<※1月11日24時で締め切りました>

さかた校長「エミリン先生、この後もよろしくお願いします!」

エミリン先生「よろしくお願いします!」


今夜、エミリン先生とともにお届けしている授業テーマは…『自分のことが嫌いな君へ』!
さっそく生徒に直接話を聞いていくぞ。

ゆらーーー 滋賀県 15歳 女性

現在受験生だというRN ゆらーーー。
この時期は大変だけれど、体調に気をつけて頑張れ!

さかた校長「で、ゆらーーー、書き込みもありがとうね。自分がちょっと嫌いというとこなんだけど、どんなところが嫌いなのか教えてもらってもいいか」

ゆらーーー「自分の容姿が嫌いです」

さかた校長「容姿。話しづらいと思うけどね。ちょっと言える範囲で、どういったところが嫌いなのかな?」

ゆらーーー「自分の顔が嫌いなんですけど…。自分の目が一重で、アイプチとかでも(二重に)ならなくて、自分の見る可愛い子はみんな二重とかなんで、それで自分の顔がすごい嫌です。一重だったら韓国系の顔とかもあるから見たりしたんですけど、やっぱりそういうのも鼻がシュッとしてたり、輪郭もシュッとしてたりしてて。私は鼻もあんまり高くなくて丸顔なので、それとは離れてるし。
それで周りに嫉妬したり、自分の顔を嫌いな自分が嫌で、親とかにも“一重なんが嫌”みたいなことを言って、お母さんに“あんたの顔ブスやとは思わへんで”みたいなことを言わせてしまってるのがすごい申し訳ないなとも思ってます」

さかた校長「いや、お母さんはちゃんとゆらーーーのことを見てるから、それは本音だと思うけどなぁ。
そうか、周りとちょっと比べてしまうか」

ゆらーーー「はい」

こもり教頭「あと、自分の容姿だと、どうしても毎日見るわけじゃないですか。だからこそ、他の人の顔は24時間見てないけど、自分の顔って24時間見ちゃうから、そこでマイナスの部分を見つけようと思えば見つかるし、そこが気になっちゃうのは絶対にあるから。
全て基準があるわけじゃないから、“この顔じゃないとダメ!”みたいなのもないから、比べるようになってしまったことでどんどん陰に行く必要はないと思うけどね。聞いてると、僕も自分で嫌だと思うところはいっぱいありますし、俺も一重だから、母親に“二重が良かったなぁ”なんて同じこと言ったことある。
だから、全部が全部否定する必要はないけど、でもやっぱり自分の顔だから見てしまった時に“うぅん!”って思ってしまう気持ちは、俺もすごく共感できるな、って思ったね」

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さかた校長「エミリン先生、このゆらーーーはどうですか?」

エミリン先生「ちょっと刺さっちゃったな。本当に昔の私と全く同じ悩みと言うか。
私も同じように自分の顔がすごく嫌いで、コンプレックスを抱きに抱いた結果、最終的に、“今回の人生は諦めよう”みたいな感じで、もうもがくことをやめたんですよ。もがくって言い方悪いけど、『化粧を頑張る』とか、『ダイエットする』とか、『ファッション頑張る』とか、一回全部やめた時期があったんですけど…。
結局、それを諦めたところで、人生って長いから、その先に残ったものってただ虚しさと言うか、自分のことを“みじめだな”っておもっちゃって。そして、どんどん自分のことを余計に嫌いになっちゃうんですよね。でも、戦ったら戦ったで、本当に可愛い子に勝てないからしんどいし、どっちを取ってももうしんどいんですけど。
極論、自分のことを下に見ちゃうし、周りの子にも嫉妬しちゃうんだったら、もう、自分を上に上げることはメンタル的にできないわけじゃないですか。ってなったら、ちょっと性格は悪いですけど、他人を下げるしかないと思うんですよ」

ゆらーーー「(笑)」

エミリン先生「テレビとか観ててすごい思うんですけど、アイドルの子とかがバラエティに出てて、世間的に見たら絶対に可愛いのに、テレビでは“ブス”って言われてるじゃないですか。と思ったら、“あれ? 結局好みじゃね?”って思って」

さかた校長「まぁそうっすね」

エミリン先生「だんだんと、“ある人から見たら、みんなブスなんじゃね?”と思ってきて。“別にブスなのは自分だけじゃないのかもしれない”っていうメンタルにした方が、楽な時期が私自身にはありましたね」

さかた校長「なるほどなぁ。ゆらーーー、エミリン先生の話を聞いてどうだ?」

ゆらーーー「自分でも周りの顔とか考えてしまうんですけど、そういうのでも、やっぱり結局、“みんなの方がここが可愛い”とか、“あー、この子メイク似合いそうやな”とか思ってしまって。私はメイクしたりしても、あんまり変わらなくて、結局“みんなより可愛くない”と思ってしまうんです。
それが最近もすごいあって、メイクの動画とか観ちゃったりしてて、“受験近いのにこんなことしてていいんかな?”ってすごく思ってしまいまし」

エミリン先生「なるほどなぁ。でも、本当に気持ちわかるわ」

さかた校長「ね。それこそ今ゆらーーーは受験が本当に大変だと思うし、部活で大変な子もいると思うし。
メイクもゆらーーーなりにめちゃめちゃ頑張ってるんだよね。けどね、全部を全部100%でできることは難しいから、そこでどれもうまくいかずになってる感じか」

ゆらーーー「はい。そうです」

こもり教頭「エミリン先生的に、自分が若干負のループに入ってる瞬間ってあるじゃないですか。今のこのゆらーーーの感じで言ったら、『受験生なのに周りと比べてしまって、勉強じゃなくてメイクの動画を観てしまっている』。
でもこれって自分のためなはずなのに、ちょっと客観視すると“受験生でこんなことしてていいのかな?”みたいな、どこの方面から見てもネガティブになった時のループから抜け出す、自分なりの方法とかってあったんですか?」

エミリン先生「私の自分なりの方法は、もうこのご時世、自分がどれだけ悩んでてもみんな自分のことでいっぱいいっぱいだから、なかなか外部とか周りからそれを救ってくれる人って、悲しいかな、現れないので、もう自分のご機嫌を何とか自分で取るしかない、と思っていて。
本当に小さいことでいいと思うんですけど、例えば、“この化粧品を使った時は、いつもの自分よりはちょっとマシだな”って思う化粧品も1個ぐらいはあるじゃないですか。“このお気に入りのワンピースを来てる日は、まだちょっといつもよりはテンション上がるかな?”
そういう日々の積み重ねで、ちょっとずつ自分で自分のご機嫌を取ってあげて、“今日の自分はいつもよりちょっとマシかもしれない”っていう状態を毎日作っていくと、だんだん“あれ? でも、意外と私もみんなに負けてないんじゃね?”って思う時が、ある時に来るんですよ」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「うんうん」

エミリン先生「だから、ゆらーーーちゃん、ちょっと難しいかもしれないけど、こういう日々の積み重ねで、毎日1個でいいから、自分がちょっと楽しくなることとか、自分がちょっといつもより可愛くなれる行動とかを取ってみると、変わる気がするんだけどなぁ」

こもり教頭「うん」

さかた校長「エミリン先生が言ってくれたように、やっぱり厳しいけれども、どうにか自分自身でやらなくちゃいけないところって確かにあって。だからゆらーーーの一番の味方はゆらーーーであって欲しいから、ゆらーーーが自分の好きなところ、ちょっとでも前に進めたところとかを、自分なりにわかってくれたらいいけどな」

エミリン先生「ゆらーーーちゃんも絶対にあると思いますよ。“この時の写真、ちょっと盛れてる!”とか。本当にそんなんでいいと思うんですよ」

さかた校長「ゆらーーー、ちょっとした“私この日はイケてたな”みたいなのとかはあったか?」

ゆらーーー「あるっちゃあるんですけど…。最近マスクを着けるようになって、マスクを着けてたらちょっと自分の顔が見えなくなることで、“ちょっとマシに見えるかな?”って思ったりして」

エミリン先生「いいじゃん!」

ゆらーーー「ちょっと“前の時よりかはいいかな?”って思ったりします」

エミリン先生「いい傾向です!」

さかた校長「うん! ちょっとでもそういうふうにゆらーーーの中でポジティブに前向きになれてるのならね。で、心の体力をちょっとでも増やして、大丈夫になった時に、また違ういろんな努力の仕方とかに挑戦してみたらいいと思うしな」

ゆらーーー「はい!」

さかた校長「エミリン先生、こういうちょっとしたことでも、積み重ねで…」

エミリン先生「積み重ねでね。本当に、いいことも悪いことも『ちりつも』だと思ってて。今の“マスクしてる自分がちょっとマシ”って思えるんだったら、もうしばらくマスクしたらいいし。マスクの中でも、今は『小顔に見えるマスク』とか、『黒マスク』とかいろいろあるから、“このマスクしてる時はちょっと顔が小さく見えるかも”とか。
私はそういう楽しみ方を自分もしてるから、そういうのを毎日やっていくと、気づけば、たぶん昔よりは自分のことを好きになれてると思うんですよ。…っていうので、しばらく長い戦いになると思うんですけど、『ちりつも』で頑張ってみてはどうでしょうか?」

さかた校長「ゆらーーー、どうだろう?」

ゆらーーー「ちょっとずつでもいいから、高校生になって、わりとイケてる先輩が多いような学校に行きたいので(笑)、そういうところで、今私が見てる先輩たちみたいになれるように、ちょっとずつ頑張っていきたいです!」

こもり教頭「うん!」

さかた校長「よく言った!」

エミリン先生「かっこいいよ!」

さかた校長「大丈夫だからな! その前向きな気持ちで進んで行って欲しいな!」

ゆらーーー「はい!」

RN ゆらーーー、話を聞かせてくれてありがとう!


♪ 僕のこと / Mrs. GREEN APPLE


さかた校長「本当にちょっとしたことの積み重ねだったりするし、ゆらーーーも自分なりにめちゃめちゃ頑張ってるからね。その頑張ってる日々は絶対に裏切らないし、それはゆらーーーが一番知ってると思うからね」

SCHOOL OF LOCK!


エミリン先生「裏切らない! 本当に応援してます!」


めっちゃわかります!!
私もめちゃめちゃ自分の顔が嫌いでした。だから、心の面では勝とうと、せめて性格を良くしようと、明るく振る舞えるように努力したら笑顔が増えて気分も楽しくなってきました!
腐ったパンダのカップケーキ
女性/18歳/愛知県
2021-01-11 22:48


エミリン先生「いいね!」

こもり教頭「こういうふうに、共感っていう部分の生徒の書き込みもいっぱいあるから、“ひとりだけじゃないんだよ”っていうところは間違いなくあるな、って思います」

エミリン先生「そうですね。本当にゆらーーーちゃんだけじゃなくてみんな悩んでるから。みんなで乗り越えて行こう!」

さかた校長「ひとりじゃないからね」

エミリン先生「そうです!」


自信
自分の見た目や顔に自信を持つのってすごく難しいことかもしれないけど、人は見た目じゃないし綺麗になりたいとかかっこよくなりたいとか思ってそう慣れるように努力をしている人がどんな人よりも綺麗だと俺は思う!だから自分に自信の無い人は目標を立てて努力してみるといいと思うよ(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
努力をしている時が1番可愛いしかっこいいと思う
d(ゝω・´○)
ロックダンスバズーカ
男性/16歳/鹿児島県
2021-01-11 23:01


エミリン先生「かっこいい! 素晴らしい!」

さかた校長「これが言えるということは、ロックダンスバズーカはいい男ですね〜」

エミリン先生「いい男です」


好きなところノート
私は自分のことが嫌になった時のために、「自分の好きなところノート」をつくってあります!人助けしたとか、成績よかった!とか自分のいいところを、機嫌のいい日にノートに殴り書きしてます。自分のことが嫌になった時に見返すと、またこの時の自分みたいになりたいな……と思って頑張れたりもします。ただ冷静になって見返すとめちゃくちゃ恥ずかしい!!^^
いそべあげ
女性/19歳/埼玉県
2021-01-11 22:54


エミリン先生「いや、でもいいですね! 自分のご機嫌の取り方がすごい上手な方で、素晴らしい!」


ありがとうございました!
書き込みとか、言ってくださった言葉とかで、今の小さいことからはじめて、いつか垢抜けたとか言ってもらえるようにがんばります!
ゆらーーー
女性/15歳/滋賀県
2021-01-11 22:59


エミリン先生「頑張れぇ…!」

さかた校長「ゆらーーーがすごい前を向いてたから、絶対大丈夫だと思う」

こもり教頭「今後先、人と出会っていろんなことを経験して行くじゃないですか。その中で起きたひとつの出来事で、感情が180度変わることっていうのも絶対あると僕は思うんで。だから、そういう1個1個の出会いだったりとか日々を大切にして欲しいなとは思いますよね」

SCHOOL OF LOCK!



まだまだ生徒と話をしていこう!

うちのポチ 愛知県 14歳 女性

RN うちのポチは中学2年生! 行くぞ!

こもり教頭「中2高2は当たって!?」

うちのポチ「砕けろー!」

こもり教頭「突っ走れ!!」

うちのポチ「おーー!」

こもり教頭「良く言ったー! ありがとー!」

“あたくだ世代”のRN うちのポチが、自分で嫌いなところとは…。

うちのポチ「自分に何の魅力もないところが嫌いです」

こもり教頭「『魅力がない』っていうのは、どういうところで感じるのかな?」

うちのポチ「ハンドボール部に入ってるんですけど…。最初は運動が苦手で、吹奏楽に入ろうと思ってたんです。体験入部してみて、すごい楽しくて、ハンドボール部に入ったんですけど、やっぱり向いてなかったと言うか、うまくいかなくて…」

さかた校長「中学から始めたの? でも、2年弱ぐらいは続けられてるんだ」

うちのポチ「はい」

さかた校長「それはすごいけどね。
うちのポチ的に、どういう時に“できないな”って思ったりするの?」

うちのポチ「先輩がいた時とか、先生とかチームメイトに、ダメだしされたりした時は、“自分でもわかってるのに”って思って嫌になります」

こもり教頭「まぁな、それはなるよな。ダメだしされたら、だって自分わかってるし、褒められてないからね。そこでテンションが上がるってこともなかなかないだろうから、下がっちゃう感じはそれはわかるけどな」

さかた校長「“なにくそー! 頑張ろう!”みたいな感じで打ち込むことはなかった?」

うちのポチ「そういう時もあるんですけど、でも、たまに諦めモードになったり、続かないって言うか」

エミリン先生「まず大前提として、ハンドボール自体は、これからもやりたい?」

うちのポチ「…はい」

エミリン先生「あ、良かった。その気持ちがあるんだったら」

さかた校長「うちのポチは、ハンドボール自体は好きなの?」

うちのポチ「好きです」

3年生が引退し、2年生主体となってやっている今でも、その環境はあまり変わっていないと話すRN うちのポチ。
試合にもあまり出ることができないのだそう。

さかた校長「同じ練習量をこなしたのに結果が出なくて、みたいな。俺も高校の時、剣道部で全くレギュラーになれなかったからな。へこむよな」

エミリン先生「わかる〜。へこむ〜。これはすごいあるあるだけど、すごい気持ちがわかって胸が苦しい」

さかた校長「エミリン先生、どうですか? 向き不向きはもちろんあると思うけども、自分なりに努力をしても結果が付いてこなかった時とか」

エミリン先生「私は、結構かなり夢を諦めてきた人なんですよね。もともと声優になりたかった夢を諦めて、アナウンサーになりたかった夢を諦めて、お笑い芸人になったけど売れなくて諦めて…。でも、それでも結局諦めきれなくて、何とか違う道を探してたどり着いたのがYouTubeっていう感じだったから。
結局、“諦めずにやってたらその夢が叶う”とか綺麗事は言えないけど、絶対に何かには繋がるんですよ。だから、まず、『諦めない』ということが大事だと思うし」

SCHOOL OF LOCK!


うちのポチ「はい」

エミリン先生「逆に私は今、大人になって、諦めたことを後悔してる自分もいるんですね。『声優になりたかった』っていうのが一番最初に持った夢だったんだけど、それこそ“私なんて才能ないし”って思って、最初から挑戦することも諦めちゃったんですよ。
声優目指してたのが高校生の時だから、17歳。で、今27歳になって、10年経った今でも、“もしあの時、本当に諦めずに努力してたら、今と違う未来があったのかな?”ってありもしないもう1つの世界線をずっと考えちゃうのね。これって心残りになってるわけじゃないですか。
だから結局、諦めずにやらないと、諦めたことに後悔しちゃうから。どんな結果になるかは、正直わからない。“絶対レギュラーになれるよ”って言えないし、“成功できるよ”とは言えないけど、それでも諦めたことを後悔してほしくないから、諦めずにやって欲しいな、っていうのが私の率直な意見です」

さかた校長「うちのポチ、エミリン先生の話を聞いて、どうだ?」

うちのポチ「もうちょっと頑張ってみようかな、みたいな」

さかた校長「ハンドボールが好きなんだもんな。俺ね、思いっきりやって、“嫌い! もうやりたくない”って思ったら、やらなくていいと思うし」

エミリン先生「私もそっち派。“でも好きなんだもん”って思う」

うちのポチ「はい」

さかた校長「どっちみち、この“好き”がある限り、“あーあ、諦めてしまったか”と言うと、ちょっと引っ掛かるもんな…。エミリン先生も言ったけど、“結果が全て”とは言いづらいけど。
自分の体験で言うと、本当に俺も高校の部活の時は全く結果が出なかったけど、それでも、過程と言うか、諦めなくて頑張ったよな、っていうのだけは、ちょっとだけ自信にあるのよ。
でもそれはやっぱりムカついたり悔しかったけど、『続けた』っていう自分なりの大切な事実に、今になってすごい支えてもらう時もあるから。お前の頑張った日々っていうのは、絶対に裏切らないからね」

うちのポチ「はい」

こもり教頭「あとは、『何を目標にしたいか』っていうところもあると思うんですよね。うちのポチが楽しいからやれてるんだとしたら、そうすると“才能がない”って思ってしまうことってものすごくもったいないことと言うか。ハンドボールが楽しいのって、めちゃくちゃ自分に技術があって、点数取りまくって、みんなから“エースだ!”って言われるから、果たして楽しいのか、っていうところもあるじゃないですか。
うちのポチが求めてる楽しさと、求めてる楽しさが、もしかしたらちょっとずれてるからこそ、“そこじゃないんだけどなぁ”って思っちゃって頑張れなくなっちゃうんじゃないかな、とかも、少し思ったりする。
だから、“辛いけど、楽しいからハンドボールやりたいです”っていうそのピュアな気持ちプラス、もう1個そういう“エースっぽく扱われたい!”とかっていうちょっと貪欲さみたいなのが出ると、一歩違う勝負の仕方が出て来るのかな、とかも、すごい思う」

うちのポチ「はい」

こもり教頭「その環境だけにやられちゃうのも、やっぱり悔しいし、“自分には才能がないんだ”って思って“魅力がない”ってイコールにするのも俺は悔しい。そこでピリオドを打っちゃうのはもったいないな、と思うから、『自分が何をしたいのか』っていうディテールをもっと具現化してくと、目指したいものとかやりたいことってもっと出てきて、もしかしたら違う努力の方法みたいなのも出て来るかもな。
だから、今の時点で“自分はダメなんだ”で『。』みたいにしちゃうのはちょっともったいないな、と思っちゃう。“楽しい”って思えるものに出会えるって、すごい貴重なことだし、かけがえのないものだから」

さかた校長「うん。それが見つけられて、そう感じられてるのは、うちのポチの才能だと思うけどな」

こもり教頭・エミリン先生「うん」

うちのポチ「はい」

さかた校長「エミリン先生、どうですか? 努力の仕方っていうのは、本当に難しいところがあると思うけども…」

SCHOOL OF LOCK!


エミリン先生「うん、難しいな…。でも本当に、校長と教頭の言ってくださったことも本当にあると思うし。どの考え方が、うちのポチが楽になるかはわからないけど、どれかひとつでもこういう“モチベになってみようかな”とか思えたらいいな」

さかた校長「まだ中2だから、最後は夏かな? あと8か月、うちのポチが好きなら、すごいがむしゃらに向かい合ってもいいと思うな」

こもり教頭「そうだよね。技術面だけじゃなくて、もしかしたら周りとの関係性の築き上げ方みたいなのも変わるかもしれないじゃないですか。コミュニケーションの取り方とか、同級生とか後輩とかとの話し方とか。
残り8か月あるから、その間で変わるものってすごく大きいと思うので、もしかしたらそういう見方もあるかな。すごくいっぱい方法と言うか道はあるなって改めて思いますね」

さかた校長「うちのポチ、どうだろう?」

うちのポチ「頑張ってみます!」

さかた校長「その“好き”を追及して欲しいな」

うちのポチ「はい!」

最後に、RN うちのポチからエミリン先生へ、メッセージを伝えてもらうぞ!

うちのポチ「いつも動画で元気を貰ってます。応援してます!」

エミリン先生「ありがとう…!」

うちのポチ「はい!」

エミリン先生「はい…!(笑)」

RN うちのポチ、話を聞かせてくれてありがとう!
残り8か月、パワー全開で頑張れ!


♪ なんにもない今から / 阿部真央


さかた校長「うちのポチが“ハンドボール好き”っていうのが一番だと思うし。“好き”に勝てるものはないと思うからね」

こもり教頭「その熱量ってすごい強いですからね」

さかた校長「その気持ちがあるなら、8月まで夢中で頑張って欲しいな」

エミリン先生「頑張って欲しい!」

スポーツ
俺は小学校6年間サッカーをやってて中学から野球を始めて夏までやってたけど一度もレギュラーを取ったことないし中学3年間で出た試合は親が来た1試合だけど好きなら続けて欲しい!
人間に最も近いとされるチンパン
男性/18歳/北海道
2021-01-11 23:36


さかた校長「そうなんだよな。もちろんレギュラーがいるし、それと同等に、出られない生徒たちももちろんたくさんいるからね」

こもり教頭「数は決まってるからね」



今日の黒板



SCHOOL OF LOCK!


『 考え方は変えられる 』

エミリン先生「話を聞いていて、悲しいけど持って生まれた容姿とか才能とか変えられないものって世の中にたくさんあるとは思うんですけど、唯一、考え方だけは変えられる。そうすれば、ちょっとでも生きやすくなるかもしれないし、楽になれるかもしれないし、人生楽しくなるかもしれないし…それを心のどこかでみんなに覚えといてもらえたらと思いました」



♪ Teenager Forever / King Gnu


さかた校長「変えることができるものがあるっていうのがわかるだけで、全然考え方も前向きな方に行くし」

エミリン先生「うんうん」

こもり教頭「やっぱり道っていうのは1個だけじゃないですからね。いろんな方向から、遠回りしたけど、結果、夢が叶うっていうパターンもあるじゃないですか」

エミリン先生「本当にあるので!」

こもり教頭「だから、本当に今の道に進んでるのが、もしかしたら正解じゃないかもしれないけど、それが正解だったりするとかいっぱいあると思う」

さかた校長「エミリン先生、今日はどうでしたか?」

エミリン先生「ちょっと刺さっちゃいましたね。本当に、みんなの真剣な想いがすごく伝わってきて、大事なことに気づかされたと言うか、“あ、そうだよな。みんな同じことで悩んでるんだな”って思えたし、“ひとりじゃないんだな”って思えたし」

さかた校長「そのエミリン先生の言葉も、生徒たちに刺さってるし」


さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」

こもり教頭「起立! …礼!」

さかた校長・こもり教頭・エミリン先生「また明日ーーーーー!!」

SCHOOL OF LOCK!



さかた校長・こもり教頭の放送後記

さかた校長「少しでもいい。ほんの小さなところをめいっぱいほめていこうぜ!!」

こもり教頭「何が"負け"なのか?」


この後記の放送を聴く

聴取期限 2021年1月18日(月)PM 10:00 まで

Music 2021.1.11 PLAYLIST

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  • 23:50

LINE MUSIC

「一重の自分の顔が嫌い」エミリンと考える負のループからの抜け出し方

ユーチューバーのエミリンさんが、1月11日(月)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。『自分のことが嫌いな君へ』をテーマに、パーソナリティのさかた校長、こもり教頭とともに、自身の才能や容姿に自信が持てないリスナーの話を聞いていきました。そのなかから、「自分の顔が嫌い」という15歳女性リスナーとのやり取りを紹介します。

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Art 今日のFAXイラスト

SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!

Students 今日の生徒

大阪府 20歳 女の子 杏薫(キョウカ)
宮崎県 17歳 女の子 でこまるちん
滋賀県 15歳 女の子 ゆらーーー
愛知県 14歳 女の子 うちのポチ

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聴取期限 2021年1月18日(月)PM 09:59 まで

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