名古屋にある「しゃちほこゴールデンホテル」の総支配人となった茂木。
そしてこのホテルから外れることになった、社長、海龍王寺大和は、会長である海龍王寺隼人に呼び出されていた。
大和:なんだよ、そんな顔して!リラックス〜リラックス〜!
隼人:大和、結果は結果だ。名古屋のホテルの売り上げはずっと最下位だった。そして茂木が入って、売り上げが伸びた。
大和、お前にも努力が必要だ。少し勉強に行ってもらうことにしようと思う。
大和:べ、勉強?
隼人:来週から3週間、我がグループの売り上げ3位の沖縄のホテル、2位の京都のホテル、そして1位のドバイのホテルに行って、何が売り上げにつながっているのか、勉強をしてきてもらうぞ!
大和:3週間も? 沖縄、京都、ドバイも??
隼人:そうだ。そして、見て来たことをレポートにまとめてきてもらおう。しっかり勉強してこい。
大和:ええええ、パパ、レポートなんて学生のとき…分かったよパパ…
エリザベス:隼人、大和は少し落ちこんでた。
隼人:まぁ、これくらいしないと、グループに示しがつかん。なにしろ大和のためだ。
エリザベス:隼人。Spare the rod and spoil the child.
隼人:「スペア・ザ・ロッド・アンド・スポイル・ザ・チャイルド」か。
そんな、ことわざもあるな。「かわいい子には旅をさせよ」。その通りだ。