海龍王寺グループ社長、海龍王寺大和は、小学校4年生の頃の自分の過去、母親の話をジェニファーに打ち明けた。
大和:ジェニファー。僕のママはね、僕がいじめられていたことも、学校を休んだりしていたことも、全部知っていたんだ。そんな、僕の思い出話さ。
ジェニファー:ワッツ、思い出話?
大和:ああ、思い出話とか回想、英語でいうと、「reminiscence」だよ。
ジェニファー:なるほど昔話は、「reminiscence」ですね!
大和:いろいろ話を聞いてもらってありがとう。(鼻をすする)
大和(子供):ママ!苦しいの?大丈夫?
隼人:さゆり!
さゆり:…パパ、大和。ごめんね。…パパ、大和…愛してるわ。
大和(子供):ママ!僕もだよ!死んじゃやだよ!
隼人:さゆり!さゆりーーー!!!
大和(子供):ママ、オムライスつくってくれるって言ったじゃん!
ママ、僕のお味噌汁食べてないじゃん!ママ、僕ね毎日、ママのために味噌汁をつくってたんだよ!
隼人:さゆり……。
大和(子供):ママ?ママ??ママーーーーーーーーーーーー!!!
母親が亡くなってからの話。何回も、母親が代わったこと。母親からの愛情が今でも欲しいと思っていること。
その全てを大和は、ジェニファーに打ち明けた。