海龍王寺グループの社長、海龍王寺大和は、自分が辛いときに優しい声をかけてくれた、外国人のジェニファーに恋してしまう。
そして、大和は、ジェニファーと一緒に遊園地へ行った帰り道。
ジェニファー:ジェットコースター楽しかった!それに…You seem brighter now.
大和:「ユー・シーム・ブライター・ナウ」、「ブライト」は明るいって意味だ。「あなたは明るくなったね」か。
そうだね!ジェニファーのおかげだよ〜。
ジェニファーと別れた後、大和はなぜか昔のことを思い出していた。それは小学校2年生の頃…
澪:大和君!何、一人で外見てるのよ? 外行くよ。
大和:澪ちゃん、僕はいいよ。
澪:ほら!
大和:やだよ!僕は運動苦手だし、みんなに迷惑かけるだけだから!
澪:そんなこと誰も気にしてないよ!本当はみんなと遊びたいんでしょ!?
大和:(澪ちゃんは、強くて、はっきりしてて、でも、優しかった。澪ちゃんは、一人でいる僕を、ずっと気にしてくれたんだ。)
大和:澪ちゃん!見て、テスト!100点だったよ!
澪:すごいね大和くん!私は60点!何で急に成績上がったの? 今度、勉強教えてよ!
大和:(僕の初恋は、澪ちゃんだったんだ。)
大和:ちゃんと仕事しようかな!ジェニファーに、僕のことを好きになってもらいたい。
どうすればいいか分からないけど、とにかく、今できることは仕事。仕事を、がんばってみるよ〜。