社長、海龍王寺大和が恋に落ちた相手、ジェニファー。大和は、ジェニファーに認められたい一心で、仕事をがんばる決意をした。
自ら会長に志願し、2週間の風呂掃除を終えた後、フロントマンとして、名古屋の「しゃちほこゴールデンホテル」の現場に立つ事に。
大和:フロントか、緊張するよ。接客って、そういえば一度もしたことないよ。
お客さん:あの、泊まりたいんですけど。
大和:いらっしゃいませ!ご利用は何泊でしょうか?
お客さん:一泊で、安い部屋がいいんですけど。
大和:安い部屋?安い部屋。分からない。どの部屋が安いんだろう?ねぇ、君、ちょっと教えてもらっていいかな?
あ、なるほどなるほど。お待たせ致しました!今一番安い部屋はこちらでございます!
社長、海龍王寺大和のことを会長の隼人と秘書のエリザベスが、話していた。
隼人:エリザベス、大和は変わったかもしれん。人が変わったみたいに、仕事をし始めた。
エリザベス:そうですね。前までは仕事より、遊びを優先してた気がします。
隼人:そうだな。真剣な顔つきになってる。
エリザベス:ワッツ真剣?
隼人:真剣は、「serious」だ。
エリザベス:Oh!真剣は、serious、なんですね。確かにseriousです。
隼人:もう一度、「京都ホテル 海龍寺庵」に勉強しに行きたいと、出張も志願してきた。
エリザベス:すごい変わりようです。
隼人:何があったのか分からんが、大和が、変わることは、この会社にとって、非常にプラスだ。