仕事も恋もライバル関係にある、日本を代表する海龍王寺グループの社長、海龍王寺大和と、同じグループのホテルで働いている茂木。
二人は、自分が任されているホテルで結果をだそうと必死になっていた。
社員:大和社長!レストランの売り上げがすごいです!「究極の宇都宮餃子」効果です!
大和:それはね、狙い通りさ〜!
社員:「究極の宇都宮餃子」を取材したい!っていう連絡が毎日のように来ています!
大和:それはすばらしいじゃないか〜!地元の最高食材でつくった餃子!当然の流れだよ〜!
宇都宮のホテルがにぎわう中、茂木が配属された高崎のホテルは…
茂木:いらっしゃいませ!
茂木は支配人にも関わらずフロントに立っていた…
外国人:エクスキューズミー。Pillow doesn't fit.
茂木:ん?何て言ったんだ?スマホンヤクで…
「ピロー・ダズント・フィット」、どういう意味?
スマホンヤク:「枕が合わない」
茂木:(「ピロー」は「枕」か!枕が合わない???ああ!…これだ!!!)
茂木はホテルに枕の専門家を常駐させ、お客さんに合った枕を提供するサービス、枕コンシェルジュを、すぐに始めた。
社員:茂木支配人!枕のコンシェルジュが、本当に好評です!
茂木:当たり前ですよ!お客さんの要望をちゃんと形にしたものですからね。大事なのは、「相手の気持ちを理解しようとする心」です!
社員:はい、本当にその通りですね!
仕事も恋もライバル関係にある。大和と茂木。
二人が、配属されて3ヶ月。ついにホテルの売り上げ結果が、会長から発表される。