クリスマスイブ。日本を代表する海龍王寺グループの社長、海龍王寺大和は、恋するジェニファーに想いを伝えた。
大和:僕のお母さんが亡くなってから、この寂しい気持ちを、今まで誰にも話したことがなかった。それが話せてすごく楽になったのは、ジェニファー、君のおかげなんだ。
ジェニファー:楽になってくれて良かったです。
大和:…僕はずっと辛かった。でも、ジェニファーがいれば、僕は、幸せになれると思うんだよ。ジェニファー。……アイ・ラブ・ユー。僕とつき合ってくれないか。
ジェニファー:…大和、ありがとう。その気持ち、とっても嬉しい。大和は、いろんなところに連れていってくれて、楽しませてくれて、とってもいい人です。
大和:ジェニファー。まわりくどいのは、嫌だよ。今すぐ、「response」、つまり、返事が欲しいんだ。
ジェニファー:responseは……
大和:ジェニファー。
ジェニファー:大和。ごめんなさい。
大和:ジェニファー????
ジェニファー:大和の気持ちには応えられないです。
大和:どうしてさ????
ジェニファー:大和のことは、大事だけど、ごめんなさい。
大和:嘘だ!僕は今まで振られたことなんてないんだ!僕にはジェニファーが必要なんだよ!
お金もたくさんある!ジェニファーの好きなものをいつだって買ってあげれる!行きたいところも連れていってあげる!
とにかく、僕は君がいないと、ダメなんだよ!
ジェニファー:…大和、ごめんなさい。