ジェニファーのおじいさん、恩持為四郎の葬儀がアメリカで行われ、葬儀に出席した茂木は、日本に戻り、すぐに社長の大和の元へ。
茂木:大和社長、お休みを頂きまして本当に助かりました。
大和:でも、葬儀に、そんなにたくさんの人が来たってことは、恩持為四郎さんは、本当に偉大な人だったんだねぇ。
茂木:すごい人でした。ああ、大和社長、「omotenaself company (オモテナセルフカンパニー)」ってご存知ですか?
大和:茂木は知らないのかい?
茂木:え、かなり有名な会社なんですか?
大和:オモテナセルフカンパニーは、世界的なlarge enterpriseだよ!
茂木:ラージ・エンタープライズ?
大和:ああ、大企業って意味さ!
茂木:え?世界的な大企業!?
大和:今、どんどん成長していてね。どう説明したら分かるかな…「オモテナセルフカンパニー」は、資金力でいったら我が海龍王寺グループの100倍以上だよ!
茂木:ええ!!?100倍以上!?大和社長、ジェニファーは、そのオモテナセルフカンパニーの社長の、娘さんだったんです!
大和:なんだって!?オモテナセルフカンパニーの!?ああ、だからジェニファーは、僕のお金攻撃にも全くなびかなかったのか!
茂木:そうか…世界的な大企業だったのか…
その日の夜。
茂木:僕は、ジェニファーのことが大好きだけど、諦めたくないけど、でも、僕とジェニファーは住む世界が違うってことだよね……
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