ジェニファーのおじいさん、恩持為四郎の妹、節子さんを探しているジェニファーと茂木。
手がかりのない節子さんを見つけるためのラジオ番組の放送当日を迎え、茂木とジェニファーはスタジオにいた。
茂木:ジェニファー、始まるよ!
ジェニファー:はい!楽しみです!
DJ TANAK@:こんばんは。DJ TANAK@です。
今夜は、恩持為四郎の半生。偉大な日本人の半生をラジオドラマで再現していきます。この物語は、戦後。
恩持為四郎さんが15歳。恩持為節子さんが5歳の時から始まります。
茂木:今回は時間の都合で、四郎さんの幼少期は描かなかったんだよなー。
ジェニファー:ワッツ幼少期?
茂木:「幼少期」は英語で何て言うんだろう?スマホンヤクで…
「幼少期」、英語で何て言うの?
スマホンヤク:「childhood」
茂木:「幼少期」は、「childhood」だよ!
ジェニファー:「幼少期」は、「childhood」なんですね!
節子:四郎兄ちゃん。腹減った〜。
四郎:節子、今、これしかないんだ。これ食べろよ。
節子:またチューインガム??
親は戦争で亡くなってしまい、兄の一人は東南アジアで亡くなった。
四郎:節子、俺な、もう少ししたら一郎お兄ちゃんが死んだ、東南アジアに行こうと思ってるんだ。
節子:え?四郎兄ちゃんどこ?私も行く!
それから四郎は、節子を親戚に預け、東南アジアへ旅立った。
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