日本を代表する海龍王寺グループの社長、海龍王寺大和。
彼はジェニファーに振られたせいか、それまでがんばっていた仕事に対して、一気にやる気をなくしてしまい、毎日、遊びほうけていた。
大和:僕は、もう、ホテルの経営なんて、どうだっていいのさ!
ねぇ、君と少しでも一緒にいることが僕の癒しなんだ!ねぇ、真菜美じゃなくて、真美ちゃんかな…。
真美:私も。大和さんが、ずっと隣にいてほしい。
大和:ん?誰だ?もしもし!
優子:あの、大和さん。私、待ち合わせ場所でずっと待ってるんですけど。
大和:ああ!ごめんよ!今から出るところさ。じゃあ切るね。
大和:真美ちゃん、急に、仕事が入ったから、もう行くよ。ここのお店のお金は、払っておくから、まだいていいよ!
真美:え、大和さん!行かないで!
大和:(いっけねー、優子りんとの約束、すっかり忘れてたよ。まぁ、待たせておけばいいんだけどね。)
またか?え?エリザベスさん???もしもし!
エリザベス:大和!大変です!Your father came down with an illness.
大和:え?「ユア・ファーザー・ケイム・ダウン・ウィズ・アン・イルネス」?
イルネスは、病気。カムダウンは、倒れる。僕の父親が、病気で倒れた????パパが?嘘だろう???
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