日本を代表する海龍王寺グループの社長、海龍王寺大和。彼はジェニファーに振られてから、仕事に対して一気にやる気をなくしてしまい、毎日、遊びほうけていた。
そんな折、会長秘書のエリザベスから一本の電話が。それは、大和の父親であり、グループの会長、隼人が「倒れた」という知らせだった。
大和:エリザベス!パパが入院している部屋は、どこなんだい?
エリザベス:この先の突き当たりの部屋です。大和、その前に… (泣き始める)
大和:どうしたんだい、エリザベス!何だよ?
エリザベス:大和、伝えてほしいと言われたから言うわね。
He was sentenced a year.
大和:「センテンス」は、「宣告する」って意味。
「ヒー・ワズ・センテンスド・ア・イヤー」パパ(彼)が、余命1年て宣告された〜???
エリザベス:YES…大和、この部屋です。
大和:…ここ。……パパ。
隼人:大和。
大和:大丈夫かい?
隼人:ああ。今は少しは落ち着いてる。…エリザベスから聞いたか。
大和:聞いたよ…。
隼人:そういうことらしい。
大和:パパ。何も言えない。ごめんよ、パパ。今頭の中が、わけがわからないことになってて。
エリザベス:大和、大丈夫?
隼人:大和、これから話すことを良く聞いておいてほしい。
大和:…何だいパパ?
隼人が大和に伝えたこと。それは……
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