海龍王寺大和が社長となって初めて手がけた名古屋のホテル、「しゃちほこゴールデンホテル」。この日、会長の海龍王寺隼人のもとへ、このホテルの業績が報告された。
エリザベス:隼人。
隼人:エリザベス、どうした?
エリザベス:名古屋の「しゃちほこゴールデンホテル」の売り上げの報告が来ました。
隼人:ああ、我が息子大和が初めて手がけたホテルだったな!自信満々だったが…。そうか、もう1ヶ月間経ったのか?今、直営のホテルが全部で202か…。順位で教えてくれ。
エリザベス:はい、分かりました。お土産コーナー売り上げ…202位。
隼人:ビリじゃないか!
エリザベス:レストラン売り上げ……202位。
隼人:またビリじゃないか!どうなってるんだ?
エリザベス:お客さん満足度……202位。
隼人:おいおいおい!
エリザベス:ホテル総売り上げ……………………202位。
隼人:202位なんだろ?ばかげてる!いったいどういうことだっ!!!202位だなんて!出来たばかりのホテルが、こんな業績でどうする!
エリザベス:最初の一週間、大和のホテル、ほんの少しだけ良かった。でも…
His hotel business is failing.
隼人:「ヒズ・ホテル・ビジネス・イズ・フェイリング」?彼のホテルの業績が落ちて来ているってことか?
エリザベス:すごく落ちて来て止まらないです。
隼人:これは海龍王寺グループにとって、大きな痛手だ!大和を呼び出せ!
エリザベス:分かりました…。
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