茂木の恋のライバル、海龍王寺グループの社長、海龍王寺大和。ライバルである彼のもとで働くことになった茂木は、この日、初めて本人と直接会うこととなる。
茂木:地上200メートルのこの金ピカのフロア。あっ、エリザベスさんやっぱり本社ビルはすごいですね!!
エリザベス:ミスター茂木!今日は大和社長にあいさつね。
茂木:社長にあいさつ!?
エリザベス:会長の隼人のおかげ。あなた、私を助けてくれた恩人。きっと、いいことある。
茂木:え、どういうこと?
エリザベス:ミスター茂木、ここです!
茂木:失礼します!茂木です!
エリザベス:大和〜、new employeeです!
茂木:ん?ニュー・エンプロイーってなんだ?
海龍王寺:ようこそ茂木君、ニュー・エンプロイーは、新入社員って意味だよ。エリザベスを助けてくれた話はパパ、いや、会長から聞いてるよ!
エリザベス:わたしの、恩人〜!
海龍王寺:君にはうちのグループの一流ホテルで働いてもらうおうと思うんだ。パパ、いや会長が君を優遇してくれってことだったから、今日から君の役職は、日本最高級ホテルのマネージャーさ!
茂木:日本最高級ホテルのマネージャー?
海龍王寺:新入社員は客室の風呂掃除から始めるのがしきたりなんだけど、君は特別!会長に感謝するんだね!
エリザベス:ミスター茂木!おめでと!
茂木:あ、あ、ありがとうございます!
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