日本一の海龍王寺グループで働く事になった茂木。
地上200メートルにあるフロアは、全てガラス張り。
豪華な美術品が、ところどころに飾られ、社長室の隣にある、金ぱくで塗り固められた会長室へ通される。
この日、茂木は、初出社を迎えていた。
茂木:地上200mってすごいな!スケスケだよ!なんだか龍の置物、多くないか?あ、海龍王寺の龍か。あー、なんだか緊張してきたぞ。
案内人:茂木様。こちらが会長室です。
茂木:眩しい!なんだよ金ピカの扉!趣味悪っ!あっとっと!そんなこと、この中で言ったら、まずいよね。失礼します!茂木です!
海龍王寺隼人:おお、来たか。茂木君。
エリザベス:OH!ミスター茂木!
茂木:ああ、海龍王寺隼人会長にエリザベスさんも!今日からお世話になります!
海龍王寺隼人:よし、茂木君は、今日から日本一の海龍王寺グループの社員だ。社長には私から言っておくからね。
茂木:はい!がんばります!
海龍王寺隼人:茂木君!それとエリザベスを助けてくれたお礼と入社祝いだ。これを受け取ってくれないか。
茂木:え……札束!いいんですか?
海龍王寺隼人:もちろん。そして茂木君、今度、配属先を伝えるよ。
茂木:分かりました!頑張ります!いや〜すごい臨時収入だよ!そうだ!ジェニファーをデートに誘おう!入社祝いじゃないけど、花火打ち上げたいが見たいな。
もしもし!ジェニファー、今度一緒に花火大会に行かないかい?
ジェニファー:ワッツ 花火?
茂木:「花火」って英語で何て言うんだろう。通話中はスマホンヤク使えないし、辞書もないぞ!
ジェニファー:私、調べてみます。あ、花火は…firework!
茂木:花火は「ファイヤーワーク」か!ファイヤーワークを見に行かないかい?
ジェニファー:OH!ファイヤーワーク見たいです!
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