「地元大阪から来ましたウィリアムノーベルです。よろしくお願いします!」

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ギターボーカルの匠蔵が、ステージに背を向け、ドラムの方を向いて目を合わせた。

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ドラムの優佑がスティックを掲げ、リズムを刻むと会場も次第に手拍子が鳴る。

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ベースの夏樹の奏でる重低音が会場にずっしりと響いていく。

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その重低音は振動となって、観ている私たちの体に届く。

まさに”音楽”を全身で感じていると言う事を、改めて実感させられているようだった。
ギターの耕平が出すメロディも渋くてカッコいい。

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私は楽器に詳しくないからギターのここが良いとかベースがどうだとか細かい表現は出来ないけど、カッコいいものにカッコいいと思う事は出来る。

このバンドの今、演奏している曲が単純に格好いいのだ。

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ドラムの優佑が笑顔で歌いながら曲を楽しんでいる感じがとても印象的だった。

曲の途中、ボーカルの匠蔵が何度か外のメンバーの方を向いて演奏したり、
メンバーの近くによって近くでギターを奏でたりしていた。
この姿を観て、このバンドがこんなにカッコいい曲を作れる理由が少し分かった気がした。

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それほどみんなの息がぴったりだと感じた。

1曲目終わりのMCでは匠蔵が

「何とか、ここまで運よく来ました。あわよくば東京まで連れて行ってほしい。爪痕を残そうとやってきました。」と話した。

そして、オレンジ色の照明と共に始まった2曲目。

「ボーイズインアシティ」

今までLIVEハウス経験はあるものの、今日みたいに大きい箱は初めてだという4人。
そんな様子を微塵も見せず、演奏をやり切った。

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ちなみにこの曲「ボーイズインアシティ」は、
とーやま校長が「今年のLIVEステージに登場する33組のアーティストの中でも屈指の名曲だと思っている。」と、大絶賛するほど!
「もし自分が音楽番組のプロディユーサーなら、番組に出したい。」とまで、言わせた曲だ。

LIVEをやり終えて、ボーカルの匠蔵は「ただただ楽しかった。」そんな感想を述べ居ていた。

そして最後にメンバーから一言ずつメッセージ!

匠蔵「こんなに」
優佑「たくさんの」
夏樹「人達」
耕平「に愛されてとても幸せです❤」



M1.14才
M2.ボーイズインアシティ

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