多数決ではなく、たった一人の想いが、たった一通のメールが
ファイナリストを決める…BURNOUT STAGE。
みきなつみ
未確認フェスティバル2015ファイナルステージ、唯一のシンガーソングライター。
白いワンピースに、
アコースティックギターを抱え、新木場Studio Coastのステージに立つ。
「だって少しでも僕のこと 見てほしかっただけなんだ」
私だけのものだったはずのあの恋に。
放課後の騒がしい教室 廊下の隅っこに置いてきたはずの、あの恋の真っ最中にトリップしてしまう。
ズレたチューニング。
私のあの時の恋も、どこかずれていたのかもしれない。
でも、みきなつみの声が「本当」のように、あの時の想いも「本当」だった。
みきなつみは、何のために歌うんだろう…?
でも、それは何のために恋をするんだろう?という質問と同じぐらい
意味のないものだ。
花火のように、つかめない。
でも、確かにここにある想いを歌う。
バラバラに輝く星を、つなぐと星座になるように。
あの日の景色と想いをひとつひとつ丁寧につなげて、歌にしていく。
ライブが終わった後、みきなつみとゆるゆるろっくがステージ上で話をする。
「ありがとう」と「ありがとう」。
少しくすぐったい二人の距離。
ゆるゆるろっく。みきなつみを、ファイナルステージ連れてきてくれてありがとう。
みきなつみ。素敵な歌をありがとう。
M1.きみだけ
M2.花火
ひっつ