なんとまだバンド結成1年。
そんなことは一切感じさせず、3人の少女は堂々としていた。
それぞれの楽器をかき鳴らしはじまった、1曲目『魔女』。
やわらかいメロディーからはじまり、やわらかい歌声が重なる。
観客たちは両手を上げ、左右に振る。
サビでガラっと激しくなる!
それに合わせて観客は、拳に持ち替え突き上げる!!
2曲目『高速道路』
ギターをエレアコに持ち替え、弾き語りからはじまる。
その堂々とした歌声は、音楽にかける強い思い、そして強い自信を感じる。
ベース、ドラムが入って厚みが増す。
もう完全に、みんなリーガルリリーに夢中だ!
MCでは「みなさん、好きな人はいますか?」という質問を投げる。
観客は恥ずかしがってるのか、10人いない位しか手を挙げない。
「それでもみんな好きなひといるはず!私たちは3人とも好きな人がいます。」
「私は、駅から家までの自転車での帰り道、長くてきつい坂道があります。その坂道を登る前に好きな人を思い浮かべるんです。みんなもそうしてみてください。」
そんな好きな人を思った最後の曲『坂道の途中で』。
完全に心つかまれた観客たちは、最後まで手を挙げ続けた!
やっぱりみんな好きな人いるんじゃん。
「みんなの心が見えてきて、声が枯れるまで夢中でうたってしまった」
その思いは全員に伝わったぞ!!
バンズ
M1.魔女
M2.高速道路
M3.坂道の途中で