物語のはじまりは、3年前。
閃光ライオット2012年。名古屋大会。
ひとりの少年が、客席から見つけた小さな、そして強烈な光。
そして、2015年。
その光が今、ステージから再び客席を照らす。
ステージに上がり、見えない空を見上げて武者震いをひとつ。
言葉にならない叫びをきっかけにRED DOGのライブがはじまった。
真っ赤な照明に照らされたステージの上を
自分の中にある“衝動”に飼いならされないように。
自分の中にある“衝動”を飼いならさないように。
ただまっすぐ“衝動”を信じてまっすぐ進む。
ーーーなりたい自分へ。あの日かすかに見えた、自分のその先へ。
ライブが進むにつれ、4人の音が中央に集まり、
そして、客席へむけて爆発する。
客席はそれに応えるように無数の拳があがる。
「今が一番好きだ」
一番好きな、一番輝く今が、過去を、そして未来を塗り替えていく。
音が気持ちを追い越し、気持ちが音を追い越し
今が「未来」を越える瞬間がそこにあった。
「もっと大きなステージに立ちたい。」
今を確認したら、また、未確認な未来がはじまる。
M1.BRAVE
M2.PERFECT SUMMER
M3.ハルカ
ひっつ