ライブは今日で3回目。
「MCが下手ですみません」
そう言っていたが、彼らの演奏は堂々としたライブパフォーマンス。
そのMCとのギャップもあって、
とんでもなく心が揺さぶられてしまった。
これまで20人くらいのお客さんの前でライブをやったのが最高人数だと言っていた彼ら。
今日は何人いるんだろう??
彼らの目の前には、本当にたくさんの生徒たちがいる。
その中で、本当に熱い演奏が繰り広げられていった。
「早い曲をやります」
2曲目が始まる。
演奏する腕が激しく動く!
その早さにあわせるように照明がビカビカ彼らを照らす!
オーディエンスのジャンプしながらの大きな手拍子が、演奏とまじっていく!
一気に会場が一体になる!
この時間は、ライブで、彼らがつくった時間。
どんどんオーディエンスのボルテージがあがっていくのが、分かった。
そして、音楽の時間だけは、彼らの時間だった。
彼らがやってきた時間で、
彼らが費やした時間の証拠。
演奏中に鳥肌がたって、感情がこみ上げたのは、
きっと、彼らのこれまでの音楽時間を、ライブで感じたからだった。
M1.花の怪物
M2.ヒーローズアンチテーゼ
ダンガリー