【 大塩平八郎 】の回

ゲンキンな歴史 2015.4.1 水曜日

はからずも、大金を手にしてしまった、男・茂木。大金持ちになった途端に……彼の元へ「とんでもない美女たち」が群がり始めた。
今夜も、セレブが集うラウンジで、美女と待ち合わせ。
 
 
茂木:で、サラ、話ってなんだい?
 
サラ:…茂木、実は私ね、大阪に行こうかと思って。で、大阪を満喫したいから、だから茂木…6000万円頂戴♡
 
茂木:ろ、6000万円!!?そんな大金、いきなり、あげるワケないよ!!
 
サラ:どうして無理なの!?
 
茂木:君!いいかい!?
6000万円という大金はね、その昔、大塩平八郎がね……
 
サラ:大塩平八郎!?なんで茂木……!
 
茂木:いいから聞いて!
 


時は江戸時代。「天保の飢饉」で飢えに苦しむ庶民のために、大塩平八郎は立ち上がった。
自分の本を売り、手にしたのは600両あまり。このお金で、米を買い、庶民にお米を配ったという。
1両を10万円とすると、その額、およそ6000万円。
つまり!6000万とは…
飢饉に苦しむ庶民を救うためのお金だったのだ!!!

 


茂木:…だから、サラ、6000万円は簡単にはあげられないよ!
 
サラ:じゃあ、私、大阪で、粉物しか食べない。大塩さんのことを思って、お米は食べない。だから、6000万!
 
茂木:…ん!?サラは大塩平八郎の話を理解してくれたのか。…だったらしかたない!サラ、大切に使うんだよ!はい!6000万円!
 
サラ:茂木、ありがとう?!大好き!
 
茂木:ちょっと優しくしたら、すごい機嫌が良くなって、ホント、ゲンキンな女だな♪
それではまた来週!
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