今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!
大学入学共通テストまであと少し。2月になると、私立受験、国公立受験の本番!受験生にとって、ここからが本当に正念場の時期・・・!ということで今夜の授業テーマは
受験の日に読む自分への手紙!!!!
今日は、受験生のみんなが試験当日、少しでも落ち着けるように、不安がなくせるように、これまで頑張ってきた自分を忘れないように、受験の日に読む自分への手紙を書いてもらい、その内容を教えてもらっていきました( ˘ω˘ )
1人目に電話をした受験生の
RN:ベンガルは、高校3年間野球部のマネージャーとして活躍!!部活を引退した去年の7月までは、夜8時くらいまで家に帰れない日々。他の友達よりも勉強時間が取れず、受験生になって焦ることも多かったという。それでも憧れだった野球部のマネージャーとして野球部の部員をしっかり支え、勉強も並行してやってきた!! そんな、RN:ベンガル は共通テストが近づいてきた今、本番の自分へ向けてこんな手紙を書きました。
受験日の自分へ
今日は受験だね。会場に着くまでに読んでほしい。
今までを振り返ると色んなことがあったね。3年生になって勉強もマネージャーとして部活も頑張ろうって決めたけどコロナで学校にも行けない、目標だった甲子園もなくなって、何をすればいいかわかんなくなっちゃったこともあったし、1年生の頃から部活があるから皆より勉強する時間も短くてすごい焦ってたこともあったよね。しかも最近は周りの子が大学決まって遊んでるのを見て心がすり減ってモチベーションさがるときもあった。こんな辛いの辞めたい、楽な道選びたいって思うよね。今も正直逃げたい気持ちはあるよ。
でもね、思い出してほしい。小学校からの憧れだった野球部のマネージャーができたこと。そのおかげでたくさんの先輩と、後輩と、なにより同級生に出会えた。甲子園球場にもみんなで試合観戦に行けた。
当然嫌な事もあったけど、マネージャーを1人でやり遂げられたからこそ今の自分があるんだよ。マネージャーだけじゃないよ、空いてる時間にコツコツやった勉強も、友達と一緒に考えた数列も、全部全部いまの自分をつくってる。だからきっと大丈夫!!今の私が保証します。会場には同じ学校で頑張ってきた仲間がいるし、応援してる人がいっぱいいる。だからひとりじゃない。
まずは問題解く前に深呼吸してしっかり受験番号書くこと!選択科目ちゃんとマークする!それが出来ればとりあえず大丈夫だから笑笑
自分ならできる。
それじゃあ行ってらっしゃい!
ベンガル
静岡県、17歳、女の子
つづいて2人目に電話をした受験生の
RN:染香は、3年前、高校受験の時に行きたかった学校が2つあり、受験したところ、2校とも受かったので悩みに悩んで今通っている学校を選んだ。そして3年経った今、選ばなかった高校の方の付属の大学を目指している。正直3年前にそっちを選んでおけば今ほどの苦労はしなかったかもしれないと思う事もあるけど、、今の学校を選んだからこそ出会えた友達もいるので後悔はしていない。だからこそ、今は勉強が辛いけど自分の選択は間違っていなかったと、合格して証明したい!!! そう話を聞かせてくれました。そんなRN:染香が自分に宛てた手紙がこちら。
自分へ
3年前、高校受験が終わって進路選択をするときに、自分の可能性を制限したくなくて大学の附属の高校では無い学校を選んで、今の高校に進学した。附属校に行けば、しないでいられたであろう苦労もいっぱいしたけど、あの選択は間違って無かったと思う。3年間自由に学んで、自分で考え抜いて決めた進路だから必ず合格して、高校生活を最高の形で終わらせよう!
誰にも「あの時、附属に行っておけば良かったのに」とは言わせない!
染香
埼玉県、18歳、女の子
そして最後に電話をしたのは受験生の
RN:KENSHI坂道。
彼とはインターハイがなくなってしまった春に電話をして以来!! 剣道一筋10年以上だったRN:KENSHI坂道だけど高3になって部活を引退し受験生に。11月には第一志望の入試を受けたけど残念ながら結果及ばず、、少し自信を無くしてしまったけど共通テストを目前にもう一度頑張りたい!!と力強く答えてくれました。そんなRN:KENSHI坂道が当日の自分に宛てた手紙。
試験当日の自分へ
しっかり寝られたか?朝ご飯ちゃんと食べたか?
3年になってからはコロナの影響もあって苦しい思いを沢山してきたよな。受験もこれまで国公立試験2つ受けて両方ダメで、自己嫌悪に陥ってなかなか切りかえ出来なかったよな。それでもお前は逃げずに挑戦することを選んでそこにいる。そこは誇っていい。自分に自信を持てない性格で、もっと自信を持てって言われてきたよな。それでも多分今もそんなに自信は持てずに不安なんだろうな。自分の良いところが分からずに、また失敗するのかもってネガティブになってるかもしれない。
けど、お前には唯一自信を持って言える「人に恵まれている」という強みがあるはずだ。色んな人からもらった言葉思い出してみな。1人じゃない、応援してくれてる人がたくさんいる、一緒に戦う仲間がたくさんいるって思えて、すごい力が湧いてくるから。負けんなよ。時間配分気を付けて、しっかり問題読んで最後までやれるだけの事をやってこい!
さあ、リベンジだ。
春に笑うぞ!
でっかい櫻咲かせるぞ!
KENSHI坂道
徳島県、18歳、男の子
今日も大切な時間を割いてラジオを聞いてくれた受験生のみんな、ありがとう!!当日に読む手紙は書けたかな?本番まであともう少し。君なら大丈夫!!!体調だけしっかり管理して、あとはやってきたことを真っ直ぐに進んでね(^◇^)!!!!
受験生の君が受験当日に読む手紙!
こもり教頭「今年は丑年。丑年は牛を食べたほうがいいらしいよ。酉年は鶏だし」
さかた校長「子・丑・寅・卯・辰・巳……龍食わなアカン時あるやん」
こもり教頭「タツノオトシゴめっちゃ食ったほうがいいらしい」
さかた校長「食えるの?」
こもり教頭「唐揚げにして食える」
さかた校長「トリッキー過ぎるって。それを言うなら、“食べられるの?”っていうのいっぱいあるやん。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥。
うま? さる? いぬ? あれ? もっと空想上のなかったっけ。龍のみ?」
こもり教頭「龍もべつに空想上じゃないからね」
さかた校長「怖いこと言うなって。見たことがある人の話やん」
こもり教頭「見れるって概念じゃないのよ、龍は。その〜、難しいな」
さかた校長「何言ってんだよ?」
こもり教頭「そこだけ空想上みたいな感じに思ってる人なんだっていうと、距離を作ってしまう感じになるんだけど」
さかた校長「いや、俺が距離を取りたいんだけど。なにそのファンタジー」
こもり教頭「わかりやすく言うと、いるのよ」
さかた校長「おいおい、大丈夫か、これ」
こもり教頭「存在はするし、いるんだけど、見れる、見られないって考え方じゃない。
そっち側だと、どういうふうに言えばいいのかなってなる」
さかた校長「ファンタジー過ぎるって! なあ! “龍はいる”って!? いねーよ! …って、“いねーよ!”って言いたくないよ、ドラゴンボール大好きなんだから」
こもり教頭「この話をすると、これだけで2時間になってしまうから。
牛は食べたほうがいいんだって。丑年は。だから俺、毎日牛食ってるもん」
さかた校長「ほんとに?」
こもり教頭「1日からず〜〜〜〜っと牛食ってる。海老カツサンド食ってる」
さかた校長「海老じゃねーか」
こもり教頭「“カツ”のところが。あ、青椒肉絲、食ってる」
さかた校長「青椒肉絲、牛か? だれか中華料理に詳しい人いませんか? え? 豚?」
こもり教頭「豚か。じゃあ、昨日、食ってないわ」
さかた校長「詳しかったなー、皐月塔メイ先生。青椒肉絲に」
こもり教頭「皐月塔メイ先生さ、このあいだ、
職員名簿ができたじゃん。バーって見ていて、皐月塔メイ先生さ、俺、“皐月とメイ”だと思っていた。“皐月塔メイ”なのね」
さかた校長「あれ、めちゃくちゃ怖かった。びっくりしたわ。漢字だらけ」
こもり教頭「俺もめっちゃ怖かった。“サツキトメイ”って言ったら、(トトロの)“サツキ”と“メイ”じゃん」
さかた校長「前は、“さつき”ひらがなで、カタカナで“メイ”じゃなかった?」
こもり教頭「それが、“皐月”は漢字で、“とう”は、“塔”よ。“えっ! そっち?”って」
さかた校長「どういうそれは、流れ? 皐月塔メイは。さつきちゃん?」
<⇒新しい職員名簿は
コチラからチェック!>
こもり教頭「ま、という感じに新年始まりまして。今日もさかた校長の黒板から始まります」
『 年賀状 』
さかた校長「SCHOOL OF LOCK!の生徒の中で、年賀状を送ってくれた生徒がたくさんいてだね。手元に大量に届いてね。まずは、送ってくれたみんな、ありがとう! しっかり届いたぞ! 我が校のメール室というところに年賀状が集められるらしくて、職員のみんなと一緒に今日見たんだけどね。なかなか年賀状、手書きで書くってことが少なくなるじゃん」
こもり教頭「まーねー。大人になると、直接手書きで絵を描いたりっていうのは少なくなったなあっていうのはありますよね」
さかた校長「こういうふうに直接年賀状としてね。言葉やイラストをみんなが書いてくれたのが届いたのがね、すごく嬉しいよ」
こもり教頭「嬉しいよね、わかる。なんか年賀状本来の意味を取り戻した。
届いたことによって、“去年、一緒に授業した生徒たちが、あ、今年を一緒に迎えられたんだっていう気持ち?」
さかた校長「振り返るしね、俺たちも。丑のイラストもあるし、俺たちのイラストを描いてくれている人もいるしね」
こもり教頭「
RN 子ブタのオレオがね、2枚きているのよ。校長宛、教頭宛で、鉛筆でね、俺たちの写真模写みたいのをしてくれてるの。すごい似ているのよ。でね、この校長は、SOLのアー写ね。だけど、俺のは、どっかからか拾ってきた写真なのよ。“なんでここ、俺のアー写にしてくんなかったんだろう?”っていう」
さかた校長「(笑) なんで? なんでなん?」
こもり教頭「わかんない」
さかた校長「だったらさ、俺も昔の太ってドヤ顔しているのなんだけど」
こもり教頭「俺のは、どっかSNSにあがっている写真なんだよね」
さかた校長「RN 子ブタのオレオは両方、黒髪がいいってこと? 今年も金でいこうと思っているけど」
こもり教頭「こういう、生徒の個性が出るのもたくさん届いているから。全部、目を通させてもらってるから。みんな本当に2021年もよろしくお願いします」
さかた校長「改めて年賀状を送ってくれた生徒のみんな! ありがとう!」
こもり教頭「ありがとう!」
さかた校長「さぁ、今夜もSCHOOL OF LOCK! 開校です!」
♪ 拝啓、親愛なる君へ / Novelbright
さかた校長「いや〜、こうして手書きで自分の1年を振り返って思いを届けてくれて、通じ合うのがいいですね」
こもり教頭「しかもね、さっそく書き込みもきているのよ」
■
教頭!
チンジャーロースーは豚なのでは?と思い調べたら
「一般的には豚肉ですが、牛肉でも豚肉でもどちらでもいい」そうです!
honohono0613
女性/12歳/三重県
2021-01-05 22:08
さかた校長「そうなの? 牛さん? 美味しかったらいいか。もう」
こもり教頭「俺が食ったの牛だったんだよ」
さかた校長「でも皐月塔メイ先生が、“豚だよ、豚!”って。
さて、今日は1月5日。大学入学共通テストがもうすぐ迫ってきてます。1月16、17日に実施予定だから」
こもり教頭「今のところはね。日々、変わる世の中じゃないですか。昨日言ってたことが今日のニュースではもう違うっていう世の中だから、より不安って時期ではありますけど。大学入学共通テストがあるっていうことは変わらないですから」
さかた校長「国公立の大学を受ける生徒は、今しんどい、ピリピリしている時期だろうし。2月になったら、私立の受験もあるし、国公立受験の本番もやってくるし。正月があってリラックスしてもらいたかったけど、やっぱり、いざ受験生のみんなは切り替えがすごく大事だと思うし」
こもり教頭「今が正念場だと思うんですよ。正月ってどうしてもダラけたくなるような。家族といられるし。1月1日ぐらいは…とか、三が日ぐらいは…とか。言ってもしょうがないかなとは思いますが」
さかた校長「でもほんと、切り替えてね、ここから本腰入れて、頑張りたい生徒もいるだろうから。今夜は2時間、受験生に向けた授業をやっていこうと思っている!」
ということで、本日の授業テーマは…!
『受験の日に読む自分への手紙』!
さかた校長「今日は、受験生である自分に向けた手紙を、君自身で書いて欲しい。
受験当日は、たった一人だし、だからこそ君たちは不安だと思うけど、誰かの応援って欲しいと思うんだよ」
こもり教頭「今までないくらい緊張もするでしょうしね」
さかた校長「だから今日は、受験当日に少しでも君たちが落ち着けるように、受験の日に読む自分への手紙を学校掲示板に書き込んでほしい!
そして、手書きの手紙を実際に試験の日に持って行ってもらいたいなと思ってる」
こもり教頭「今日はその手紙を紹介したり、手紙の内容を聞かせてもらうってことですね」
さかた校長「そう、今夜は受験生の手紙を時間の限り紹介していこうと思う!」
こもり教頭「ちなみに手紙は、“ここぞの時”とか、“一番力を発揮したい時”の自分に向けて、書くといいってことですかね?」
さかた校長「そうだね。<第一志望の試験の朝に>とか、<不得意な科目の前>とかの休み時間に読むとかね。いつ読む手紙なのかは、自分が一番わかっていると思うから。それを想像しながら書いてもらったらいいと思う」
こもり教頭「受験の日に読む自分への手紙、学校掲示板に書き込んでください」
■
試験会場に着いた時に
昨年、最後まで理想には届かずに浪人を決意
1年間、頑張った。
途中、全く成績が伸びずに病みかけたときもあったけど、君は頑張った
理想を実現する準備は出来た
1年経て進化した自分を見せてやれ
頑張れ、自分
追試九段
男性/19歳/栃木県
2021-01-05 20:36
■
自分へ
ついにこの日がやって来たね。今、どんな気持ちですか?
おそらく不安だと思います。たぶん、どんだけたくさん勉強したって、
絶対に不安になると思う。
少なくともあなたは、今日までなんだかんだでよく頑張ったと思うよ。
2年生まではなんとなく近くの高校に行こうって感じだったけど、
体験入学がきっかけで今の志望校へ行きたいと思ったよね。
だけど私立で学費が高いということもあって、すごく反対された。
だけど就学支援金の制度があると知って、必死に説得した。
いまでは“頑張れ!”って言われているよね。
そこまでして行きたいと思った高校だから、ここまでやってこれた。
最初は、担任の先生からも、“志望校を変えたほうがいいかも”と
言われるほどのレベルだったけど、いまでは“いける! 自信持って!”と、
言われるまでになったね。
それがうれしくて、努力が認められた気がして、さらに頑張れた。
あなたなら絶対にできるよ。自分を信じて、ファイト! 自分より。
あいこ
■
16日の私へ
今日はいよいよ共通テスト、本番です。
まずは無事に会場に着きましたか?
どうか今日だけは方向音痴を封印してください。
あなたは、
今までの人生の中で1番と言っていいくらい勉強することに時間を費やしました。
そして、小中高の受験と違い、初めて自分の意志で志望校を決め、目指してきました。
第一志望の高校受験では1科目の得意科目で失敗し、
その気持ちを吹っ切ることができず引きずってしまいましたね。
正直、またそうなってしまったらと思うと怖い気持ちもあります。
でも、あなたは今まで沢山の人に応援してもらってここまできました。
孤独ではありません。少し失敗しても次に進むだけです。
この間の推薦入試では力及ばず合格することができませんでした。
でも、それがきっかけで志望校に対する気持ちが強くなった、
誰よりも前に進めたと思っています。
またあの門を通ることができるように、自分らしく臨んでください。
過去の私を信じて。
きゅっsun
女性/18歳/福岡県
2021-01-05 15:57
♪ エール / Half time Old
さかた校長「いろんな思いがあるなかで、それぞれが自分なりに頑張ってきた日々のなかで、手紙を見て思ったのは、すごいヘコんだ日もあって、もうダメだって思った瞬間も何度もあったと思うけど。
それを乗り越えて、またゴールに向けて走り出した自信が手紙から受け取れて、この手紙を当日に読んだ日に、すごい力になって、背中を押してもらえると思うから。
君たちの決意や角度や思いは間違ってないから」
こもり教頭「そうですね。手紙を読むと、願いにも近い文章で。未来の自分に向けて、願っているわけですよ。“これは果たして同じ自分か”っていうと、僕は違うと思う。これは次の誰かに送っている手紙だと思う。…ってことは、自分を一番応援しているのは、自分を一番鼓舞してくれているのは、一体誰なのか?ってところ。
だから当日を迎えたら、自分を一番信じてあげてほしいなって思いますね」
さかた校長「この曲、Half time Old先生の『エール』もそうだけど、音楽の力も借りて、ぜひ、臨んでほしいなと思います」
受験に臨む生徒たちに、直接電話で話を聞いていったぞ!
ベンガル 静岡県 17歳 女性
さかた校長「受験生の貴重な時間を使って電話しくれてありがとうな」
ベンガル「こちらこそありがとうございます」
さかた校長「本番はいつ?」
ベンガル「共通テストを受けるので、16日と17日です」
さかた校長「ベンガル、当日の自分に向けて手紙を書いたと思うけど、どれくらい時間がかかった?」
ベンガル「それがそんなにかからなくって。自分のなかで言いたいことが決まっていたので。すぐ書けました」
さかた校長「どんな気持ちを込めたの?」
ベンガル「私は、野球部のマネージャーをやってたんですけど、それと並行して頑張ってきた日々を思い出してほしいなって気持ちで書きました」
さかた校長「野球部のマネージャーを3年間。ほかに何人かいたの?」
ベンガル「同級生が一人もいなくて、1コ上に二人いたけど、1コ下はいなくて」
さかた校長「じゃあ、ベンガルが一人ってことか? それ、すごい大変だったろ?」
ベンガル「大変でした。去年の7月の中旬くらいまではずっと部活やってました」
こもり教頭「え〜! じゃあ、どんな時間に勉強してたの?」
ベンガル「部活が終るのが7時半で、それから家に帰ってゴハン食べたりしてたら、9時過ぎになっちゃうので」
校長&教頭「そうだよな〜」
ベンガル「(笑) 12時とか1時とかまで勉強していました」
さかた校長「くたくたやん、部活で。その体でやったのえらいね〜」
こもり教頭「じゃあ、勉強だけできるようになったのは、7月以降。じゃあ、半年間、みっちりやってきたって感じ?」
ベンガル「はい」
こもり教頭「もう志望の学校とか決まってるだろうけど、そこに行きたいっていう強い志望動機はあったの?」
ベンガル「はい、ありました。中学校からずっと英語の教師になりたくて、国際関係を学べる大学に行こうかなって考えていたところで、自分の行きたい方向に合った大学があったので、そこに決めました」
さかた校長「そうか。しっかりとした目標があってね、勉強してきたと思うけど、今は、実際のところ、どんな感じ?」
ベンガル「えっと。判定はまあ、そこそこってところなんですけど、あとちょっと点数が足りないので、補ってます、今、必死に」
さかた校長「ラストスパートかけている感じか、今!」
ベンガル「はい、そうです!」
さかた校長「でもね、部活もやりながらちゃんと勉強と向き合ってきたもんな。なんかね、声から自信が伝わってくるのよ。やってきた日々の自信が伝わるから、それをぶつけてほしいなって思う」
ベンガル「はい! 頑張ります!」
さかた校長「じゃあ、ベンガル、受験の日の自分に書いた手紙、読み上げてくれ」
ベンガル「
受験日の自分へ
今日は受験だね。会場に着くまでに読んでほしい。
今までを振り返ると色んなことがあったね。
3年生になって勉強もマネージャーとして部活も頑張ろうって決めたけど
コロナで学校にも行けない、目標だった甲子園もなくなって、
何をすればいいかわかんなくなっちゃったこともあったし、
1年生の頃から部活があるから皆より勉強する時間も短くて、
すごい焦ってたこともあったよね。
しかも最近は周りの子が大学決まって遊んでるのを見て、
心がすり減ってモチベーションさがるときもあった。
こんな辛いの辞めたい、楽な道選びたいって思うよね。
今も正直逃げたい気持ちはあるよ。
でもね、思い出してほしい。
小学校からの憧れだった野球部のマネージャーができたこと。
そのおかげでたくさんの先輩と、後輩と、なにより同級生に出会えた。
甲子園球場にもみんなで試合観戦に行けた。
当然嫌な事もあったけど、マネージャーを1人でやり遂げられたからこそ、
今の自分があるんだよ。
マネージャーだけじゃないよ、空いてる時間にコツコツやった勉強も、
友達と一緒に考えた数列も、全部全部いまの自分をつくってる。
だからきっと大丈夫!!今の私が保証します。
会場には同じ学校で頑張ってきた仲間がいるし、応援してる人がいっぱいいる。
だからひとりじゃない。
まずは問題解く前に深呼吸してしっかり受験番号書くこと!
選択科目ちゃんとマークする!
それが出来ればとりあえず大丈夫だから笑笑
自分ならできる。
それじゃあ行ってらっしゃい!」
♪ Again and Again / milet
さかた校長「夢がしっかりあってすごい。ほんとに、野球部のマネージャーを一人でやるって大変なことだったと思う。
なのに疲れた体で部活のあと、自分なりに勉強に向かった日々っていうのは、ベンガルも自信に思ったと思うし。
やっぱり、野球部に出会えたことを何より誇りに思っている感じがしたんだよ。
この手紙を、いつ読むのかな。
部屋で? 玄関で靴を履いたあとに? 扉を開く前に読むのかな?
“行ってらっしゃい”って言葉がね、自分の声ですごい背中を押してくれると思うし、なんか、“大丈夫だ!”と思ったな。
絶対大丈夫、君の頑張ってきた日々は何も間違ってない。自信を持って頑張ってほしいね」
こもり教頭「頑張ってほしいね!」
さかた校長「さて、昨日、
SCHOOL OF LOCK!の特設サイトに、我が校の職員名簿をアップしている! 職員それぞれが黒板を持って生徒にメッセージを送っているぞ!」
こもり教頭「職員名簿には、職員の小ネタ情報も載っています。ちなみに! 前回22個だったジェーン先生のピアスの穴の数を更新!」
さかた校長「うわ〜、これは新年あけましてやかましいですね(笑)」
こもり教頭「新年あけましてやかましいですよね。25コって、いつから更新?」
さかた校長「2年前が22? 今が、25。3増えたんだ」
こもり教頭「どこに増えたんだって思うよね?」
さかた校長「どこか教えてくれるの? 今のピアスの数、言ってもらっていい?」
ジェーン先生「ピアスの穴は25コでーす!」
こもり教頭「しかも、なんで、語尾あげた?」
さかた校長「ちょっと怒ってるっぽく。25コだよーっ! って。場所は?」
ジェーン先生「それはちょっと内緒にしておきます」
こもり教頭「でも、“穴の数だけ優しさを知る職員”って書いてあったからね、
この2年で何を傷ついたんでしょうね?」
こもり教頭「じゃあね、ジェーン先生」
ジェーン先生「じゃーねーばいばーい!」
さかた校長「元気だな〜。ジェーン先生は」
こもり教頭「じゃあね、パンク姉さん!」
ジェーン先生「ばいばーい!」
さかた校長「さあ、今夜は!」
『受験の日に読む自分への手紙』!
■
掲示板
こうやって掲示板見てると、
受験生のみなさんのひとりひとりが紡いだ言葉がたくさん並んでる
私もそれに勇気づけられるし、嫌なことがあっても、頑張ろうって思える
お互いがお互いを知らない間に応援してるって素敵だなぁ…
頑張ります!!
ちびくるる
女性/16歳/岩手県
2021-01-05 22:53
さかた校長「んー! そうなぁ!!!」
■
手紙
同じ受験生として、すごく力が出ました。
本当に素晴らしい手紙でした。
絶対に成功して欲しい。私も願います!!!
なぁーか
女性/17歳/千葉県
2021-01-05 22:5
さかた校長「掲示板に書かれた自分への手紙っていうのは、もう頑張っているみんなに届いているし、だから一人分じゃなくて、何十人分、何百人分の思いが背中を押してくれるから。すごく嬉しいよ、俺たちも」
それでは次の生徒に話を聞いていこう!
染香 埼玉県 18歳 女性
こもり教頭「今の時間大丈夫? 休憩の時間とか?」
染香「はい。もうお風呂にも入ったので」
こもり教頭「そうかそうか、よかった。勉強の邪魔はしちゃいけないからね」
染香「大丈夫です」
さかた校長「染香は受験本番はいつになるの?」
染香「共通テストを受けるので、16日、17日なんですけど、第一志望の本当の本番は、2月の半ばです」
さかた校長「染香は、手紙書くの、どれくらい時間かかった?」
染香「いや、自分のなかで、思いのたけをそのままかいて、自分に檄を飛ばす意味で書いたので、あまり時間はかかりませんでした」
さかた校長「志望校については、どんな状況?」
染香「判定は、よくてC判定とかなので、ちょっと微妙なところではあるんですけど、でもまだあと1ヶ月はあるので、最後の追い込みで頑張っているところです」
こもり教頭「なぜ、その大学に行きたいと思ったの?」
染香「今狙っている大学に、私のやりたい分野を詳しく研究されている教授がいらっしゃるので、実家から通える距離なので、それもあって決めました」
さかた校長「学びたい分野ってなに?」
染香「西洋美術史です」
校長&教頭「せーよーびじゅつし?」
さかた校長「あ、西洋? ヨーロッパの美術史ってこと? なんで興味持ったの?」
染香「中学2年生の時に初めて興味を持ったんですけど、その時はまだ大学で勉強としてやりたいとは思ってなかったんですけど、それからよく美術館とかに行くようになって、そういう宗教画のなかに込められているメッセージを読み解く学問があるんだってことを、高校生になってから知って、それを大学でやりたいなって思いました」
こもり教頭「じゃあ、大学を選ぶ時は、迷いなく?」
染香「いや、ちょっとありました。私の第一志望は私立なんですけど、やっぱりお金もかかるし、国公立にすれば、もっと安くすむけど、でも自分のなかではそっちのほうがいいなっていうのがあって、迷いがありました」
さかた校長「勉強で不安とかはあったの?」
染香「高校受験の時に、いっぱい勉強したんですけど、そのあと、高校に入ってから、部活とかで忙しくなって、高校受験の時ほど勉強ができていなかったので、なかなか勉強が追いつかない。過去問とか解いていても、ちょっと何言ってるかわかんないなーって。そういうところで苦しかったです」
さかた校長「なるほどな、部活もやっての、ことだからね。
時間は限られているから、やること多いとな〜」
染香「そうですね」
さかた校長「今からの追い込みも、染香、気合い入っているし、絶対大丈夫だと思うから。体調だけは気をつけてね」
染香「気をつけないといけないご時世ですよね」
さかた校長「頑張ってほしい。じゃあ、受験の日の自分に書いた手紙、読み上げてもらっていいか?」
染香「はい!」
染香「
自分へ
3年前、高校受験が終わって進路選択をするときに、
自分の可能性を制限したくなくて大学の附属の高校では無い学校を選んで、
今の高校に入学した。
附属校に行けば、しないでいられたであろう苦労もいっぱいしたけど、
あの選択は間違って無かったと思う。
3年間自由に学んで、自分で考え抜いて決めた進路だから必ず合格して、
高校生活を最高の形で終わらせよう!
誰にも「あの時、附属校に行っておけば良かったのに」とは言わせない!」
♪ アトラクトライト / *Luna
さかた校長「すごいね。染香が勉強の時間を確保していればしているほど自信になるけれども、そんな大変な部活もあるなかで、“自分のやりたい西洋美術史をやりたい”っていう、“周りには何も言わせない”って、強い意志も感じたしね」
こもり教頭「選択するのは最終的には自分なので、周りから間違ったって言われても、染香みたいに、道順として遠回りって思われるかもしれないけど、結果として巻き返すってパターンもあるから、そこはネガティブに考えず、自分の信じた道を進んでほしいなって思いますね」
KENSHI坂道。 徳島県 18歳 男性
さかた校長「お! KENSHI坂道。久しぶり! 元気してたか!」
KENSHI坂道。「はい、元気です!」
さかた校長「受験生だもんな〜。本番は?」
KENSHI坂道。「共通テストの16、17日で、ほぼ決まるかなっていう感じです」
こもり教頭「KENSHI坂道。はな、インターハイが中止になった時の話がすごく印象にも残っているし、剣道部で大会がなくなって。あそこからさ、すごい時間の流れも感じるよね。剣道部を引退したのはいつだったの?」
KENSHI坂道。「8月、9月ですね〜」
さかた校長「インターハイが中止になった時のお前の悲痛な叫びや思いは、俺たちも本当にとても悔しかったけども。そのあとになんか小さい大会もあったもんな。それで引退したのか? そこから受験勉強?」
KENSHI坂道。「そうですね。もう毎日塾に通って、毎日自習室が使えるんですけど、10時ぐらいまで使って。そこから帰って、ゴハン食べて。お風呂入ってって感じです」
こもり教頭「うわー、ちゃんとスケジュール組んでやってるな〜」
さかた校長「志望校の状況はどんな感じ?」
KENSHI坂道。「んと、ちょっと厳しいかなって言われています。最近は、どんどん点数が上がってきて、それで明日明後日が最後の模試なんですけど、その模試でどれだけとれるかっていうのもあって。で、本番の16,17日の点数次第ってとこですね」
こもり教頭「いや〜、貴重な時間をありがとうね」
KENSHI坂道。「いえいえ。ありがとうございます」
さかた校長「ほんとめちゃくちゃ部活に打ち込んでて、それこそ“もう何も考えられないです”っていう状況でね。お前、よく受験勉強に切り替えて頑張ったね」
KENSHI坂道。「校長とかがいろんな言葉くれてたので、それにもやっぱり救われたんですね」
さかた校長「いや、もう実際にしんどい思いのなか切り替えて頑張ったのはお前だからな。その日々っていうのは、絶対に間違ってないし、結果が、判定が、今、うまくいってないかもしれないけど、頑張ったのは全部、お前が知っているからね。
ただただ全力で、やってきたことを全部ぶつけるしかないと思うし。俺はできると思っている。KENSHI坂道。は」
KENSHI坂道。「ありがとうございます」
さかた校長「体調は大丈夫か?」
KENSHI坂道。「体調は大丈夫です」
さかた校長「まー鍛えてるからな」
KENSHI坂道。「(笑)」
さかた校長「バッキバキに小1から、高3までやってるからな」
KENSHI坂道。「体重がだいぶ増えてしまって」
さかた校長「これは“めちゃめちゃあるある”。部活引退あるあるだよな。動かずに勉強ばっかりで、食っちゃうしな。ストレスで」
KENSHI坂道。「(笑) そうですね」
さかた校長「ま、でも本番当日に1万キロカロリーくらい消費すると思うから。全部出し切ってくれよ」
KENSHI坂道。「はい。実は、第一志望の大学に、11月にAO入試に行ってて、結果はダメで。それで違うところも受けたけどダメで。2回もダメだったんで、自己嫌悪とかそういうのにも陥ってしまってたりして、なかなか切り替えるのは難しかったです」
さかた校長「そうか。でも、しっかり挑んだんだよな? 結果がすべてではないけども、その結果を求めて頑張ってきたらからな。そんななかでも、気持ちは折れてはないやろ?」
KENSHI坂道。「折れそうになったこともあったんですけど、もともと自分が、自分に自信が持てない性格とかで、ちょっとネガティブ志向なところがあるんですよ。
それでまた失敗してしまうんかな〜ってくじけそうになったんですけど、僕は唯一、胸を張って言えることがあって、人に恵まれているってところが、僕の唯一の強みだと思っていて。
それこそ、SOLの、職員の方とか、校長、教頭の力もそうだし、担任の先生とか周りの友達とかも、本当にいい人に恵まれたなって思ってて。その人たちのおかげで切り替えもできたし、頑張ることができたんで、16日とか、試験は、その人たちに胸を張って報告したり、一種の恩返しになればいいなって思ってます」
さかた校長「すごいよ。しんどいなか、人に対してそういうふうに、感謝の思いを持てるっていうのが、なにより素晴らしいよ。大丈夫よ、頑張れよ!」
KENSHI坂道。「はい! 頑張ります」
さかた校長「じゃあ、手紙、読んでくれ」
KENSHI坂道。「
試験当日の自分へ
しっかり寝られたか?朝ご飯ちゃんと食べたか?
3年になってからはコロナの影響もあって苦しい思いを沢山してきたよな。
受験もこれまで国公立試験2つ受けて両方ダメで、自己嫌悪に陥って
なかなか切りかえ出来なかったよな。
それでもお前は逃げずに挑戦することを選んでそこにいる。そこは誇っていい。
自分に自信を持てない性格で、もっと自信を持てって言われてきたよな。
それでも多分今もそんなに自信は持てずに不安なんだろうな。
自分の良いところが分からずに、
また失敗するのかもってネガティブになってるかもしれない。
けど、お前には唯一自信を持って言える「人に恵まれている」という強みがあるはずだ。色んな人からもらった言葉思い出してみな。
1人じゃない、応援してくれてる人がたくさんいる、
一緒に戦う仲間がたくさんいるって思えて、すごい力が湧いてくるから。負けんなよ。時間配分気を付けて、しっかり問題読んで最後までやれるだけの事をやってこい!
さあ、リベンジだ。
春に笑うぞ!
でっかい櫻咲かせるぞ!」
♪ Buddies / 櫻坂46
今日の黒板
『最高の味方』
さかた校長「今までお母さん、お父さん、兄弟、家族が、一緒に受験をする友達が、SCHOOL OF LOCK!の仲間たちが君を支えてきてくれた。君の努力を見てきた。でも一番、君の努力を、頑張ってきた日々を見てるのは、知ってるのは、君なんだよ。君の最高の味方は君自信だ!だから君は、君を信じろ!!」
♪ 遥か / GReeeeN
こもり教頭「校長も言ってましたが、最高の仲間というか、味方というか、いろんな周りの仲間とかに支えられてきたと思うけど、結局、闘うのは自分だし、信じられるのは自分だし、まずは自分を信じてあげないと、なにを信じていいのか迷っちゃうと思うから、だからこそ今、自分がやっていることを信じて、当日頑張ってほしいなって思いますね」
さかた校長「試験が始まる、1秒前までは俺たちは、絶対一緒にいるから。
一人じゃないから、頑張ってくれよ。
試験当日はな、手書きの手紙、ぜひ持っていって、お守りにしてほしい」
さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時にふたたび開校!」
こもり教頭「起立! 礼!」
さかた校長・こもり教頭「また明日〜〜〜!!!!」
さかた校長の放送後記
オレが信じてる君を信じろ。絶対大丈夫だ‼︎
こもり教頭の放送後記
最後の最後まで頑張ろうね‼︎
Music
2021.01.05PLAYLIST
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「理想を実現する準備はできた」「あなたなら絶対にできる」受験生が試験当日に読む自分宛ての手紙
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。1月5日(火)の放送では、受験を控えたリスナーから受験当日に読む自分宛ての手紙を募集しました。たくさん届いた手紙のなかから、パーソナリティのさかた校長とこもり教頭が読み上げた3通を紹介します。