「失恋ソングが胸に刺さってイタタタ逆電!」

生放送教室 2017.7.13 木曜日

SCHOOL OF LOCK!


『 応援ガール 』

とーやま校長「すでにニュースとかTwitterで見て知ってるヤツもいると思うけど…」

あしざわ教頭「喜びの声を掲示板に書き込んでくれてる生徒もたくさんいましたね!」

とーやま校長「実は今日のお昼に、俺と教頭先生が、東京・渋谷のタワーレコードで、『未確認フェスティバル2017』の記者会見を行って来た!」

この記者会見で、今年の未確認フェスティバルの、応援ガール、審査員、ゲストアーティストの発表をしてきたんだけれども、ここで改めて発表していきます!

SCHOOL OF LOCK!と、TOWER RECORDS、ドコモ・レコチョクが運営する「Eggs」がタッグを組んで贈る、
10代だけが出場できる夏フェス! 未確認フェスティバル2017!

あしざわ教頭「今年の応募総数は、3199組!
この中から審査をくぐり抜けた33組が、今週末、7月16日日曜日から始まるLIVEステージでの審査を行って、
その33組の中から、来月8月27日、日曜日 東京・新木場STUDIO COASTで開催する、ファイナルステージへの進出者が決定します!

とーやま校長「このファイナルステージ当日、10代アーティストのLIVEを審査してくれる今年の特別審査員が決定!」

あしざわ教頭「TOKYO FMでオンエアしている『RADIO DRAGON -NEXT-』のパーソナリティー! 菅野結以先生!
そして我が校の技術の講師、通称"テク"の講師! 9mm Parabellum Bulletの菅原卓郎先生が去年に引き続き、つとめてくれます!」

とーやま校長「二人とも音楽大好きだし、菅野結以先生はあんな可愛らしいルックスなのに熱いハートを持っている! そしてテクの講師、卓郎先生は現役、最前線のバンドマンに見てもらえるってことが幸せだから!」

とーやま校長「さらに! 今回初めて参加してくれる特別審査員が……蔦谷好位置先生!!

蔦谷好位置先生は、音楽プロデューサーであり作曲家でもあります!

数多くのアーティストへ楽曲提供とかプロデュース、アレンジを行っていて、
例えば……
YUKI、Superfly、ゆず、木村カエラ、Chara、絢香、back number…そうそうたるメンツ!

とーやま校長「そんな蔦谷好位置先生が、今年の特別審査員に決定! 楽しみだね!」

あしざわ教頭「そして、ラップだけコースの特別審査員は、RAP LOCKS! 特別講師のCreepy Nuts、R-指定&DJ松永先生がつとめてくれます!」

とーやま校長「また仲の良いところを見せつけてくれるんだろうなぁ」

あしざわ教頭「未確認のステージでもイチャイチャしてくれるんじゃないですか?(笑)」

とーやま校長「そして、このファイナルステージでは、出場する10代のアーティストの他に、ライブを行ってくれるアーティストがいる!」

あしざわ教頭「そうなんです! 今年のオープニングアクトをつとめてくれるのが、『未確認フェスティバル2016グランプリバンド』、YAJICO GIRL!

とーやま校長「そして、10代のアーティストが演奏を終えた後、演奏をぶちかましてくれる今年のゲストアーティストが……」

Mrs.GREEN APPLE先生!!

とーやま校長「何度も生放送教室に来てくださっているミセス先生が、ついにゲストとして出演してくれる!」

あしざわ教頭「ミセス先生は、今年行った全国ツアーを行ってるんだけれども、そのツアーファイナルの会場が東京国際フォーラムのホールA!」

とーやま校長「5000人規模の会場がパンパンだったらしい! 今週末には野音でもライブをするという、そんなミセス先生のライブが、この日はタダで見れてしまうぞ!!」

あしざわ教頭「これはチャンスだぞ!」

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未確認フェスティバル2017の審査員、ゲストアーティスト!

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未確認フェスティバル2017 LIVEステージで販売するオリジナルグッズ!


とーやま校長「そして! 今年の『未確認フェスティバル』を盛り上げてくれる、“応援ガール”も決定!!」

あしざわ教頭「『未確認フェスティバル2015』、初代応援ガールは、当時SCHOOL OF LOCK! 3週目の女子クラスを担当していた、元乃木坂46、橋本奈々未ちゃん!
そして去年の応援ガールは、現在、4週目の女子クラスを担当している、永野芽郁ちゃんでした!」

「未確認フェスティバル2017」今年の応援ガールを務めてくれるのは……

SCHOOL OF LOCK!


欅坂46! 平手友梨奈ちゃん!!!


とーやま校長「てち! てちぴっぴ!」

あしざわ教頭「言い方が力強い!(笑)」

とーやま校長「今、俺たちの目の前には平手友梨奈ちゃんが書いてくれた黒板があるけど…」

SCHOOL OF LOCK!


SCHOOL OF LOCK!


平手友梨奈ちゃんが記者会見の最後に書いてくれた黒板!『 人生一度きり楽しんでやろうじゃん! 』


SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「素晴らしい言葉だね!」

あしざわ教頭「きっと平手ちゃんが思っている事でもあるし、応援ガールとしてみんなに届けてくれてる言葉ですよね」

とーやま校長「我が校の3週目ガールズとして、この4月から登校してくれていて、来週も登校してくれるんだけど、
先月、先々月はみんなも知っての通り声が出なかったり、ツアーの間にもお仕事があったりして、満身創痍だったりしたと思うんだけど、みんなを応援するために応援ガールを買って出てくれたわけだよ!」

あしざわ教頭「ありがたい!」

とーやま校長「高校1年生だよ? だから、みんなと一緒! だけど、ものすごい速度で駆け抜けている背中を見ていたら、みんなも”やってやろう!”って思うよね!」

あしざわ教頭「そうですね!」

とーやま校長「こんなに素敵で熱い言葉をくださって、頼もしいね! ありがとう! 今年の未確認フェスティバル、よろしくね!」

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「未確認フェスティバル2017」応援ガール就任ポスター!


SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「いよいよ、今週末7月16日日曜日から、名古屋会場である名古屋CLUB QUATTROを皮切りに、『未確認フェスティバル』のLIVEステージが始まるぞ!」

あしざわ教頭「名古屋会場のゲストアクトは、yonige先生! LIVEステージへの入場は無料です!
詳しくは、未確認フェスティバル2017の特設サイトを確認してみてください!」

とーやま校長「ちなみに、7月29日、東京・渋谷TSUTAYA O-WESTで行われるライブステージ! この日のゲストライブアクトは、ポルカドットスティングレイ先生なんだけれども、
なんと本日! ポルカドットスティングレイのメジャーデビュー決定が発表されたぞ!

ポルカ先生!  おめでとうございます!
東京会場で、思いっきりライブをぶちかましちゃってください!

とーやま校長「未確認のライブステージがもうすぐってことは……もう来るね、あのまばゆくてまぶしくていたたまれない夏が…」

あしざわ教頭「確かに夏みたいに暑い日がずっと続いてますし、九州南部では梅雨明けの発表はされたりしましたけど…」

とーやま校長「は〜〜海水浴!! あああ〜〜〜夏祭り!!! んあああ〜〜〜〜花火大会!!!」

あしざわ教頭「校長、どうしたの?(笑)」

キラキラした恋の季節 “夏” がすぐそこまで迫って来ている! ……それなのに!!!!!!

好きな人に、振られた…。好きな人に恋人がいた…。未練タラタラ…。次の恋にいけない。
夏が始まる前に、恋の季節がやってくる前に、今夜はそんなヤツらに向けた授業をしていこうと思う!

ということで、SCHOOL OF LOCK! 今夜の授業テーマは……
「失恋ソングが胸に刺さってイタタタ逆電!」

あしざわ教頭「失恋ソング? イタタタ?」

とーやま校長「もう5年も前の話だから未練があるとかではないと思う。……でも、実はこの前、ある曲を聴いて、なんかもらっちゃったんだよなぁ」

あしざわ教頭「どの曲ですか?」

とーやま校長「HOWL BE QUIET先生の『サネカズラ』ね」

あしざわ教頭「確かに、ハウル先生がゲスト講師に来た時、とーやま校長が『サネカズラ」を聞いてくらってたやつですね!」

とーやま校長「最初の歌詞がもうね。当時のこと思い出しちゃうんだよね…。

『最後の夜になったね。いつもと変わらない君がいて。僕はなんだかこれからさよならすることがもう夢みたいで』

……イタタタタ、イタタタ!!」

SCHOOL OF LOCK!


あしざわ教頭「校長! 大丈夫ですか!(笑)」

とにかく今日は、次の恋に踏み出せない生徒の胸に突き刺さってしまう、失恋ソングを教えてもらって、なぜその曲が刺さるのか? そして今の正直な気持ちを教えてもらおうと思う!

例えば…
「振られた時の言葉が、この曲の歌詞と全く同じでイタタタ…」
「もう吹っ切れたと思ってたのに、この失恋ソングを聴くと後悔の想いが溢れてきてイタタタ…」
「ずっと好きだった時の苦しい気持ちをこの曲が代弁してくれててイタタタ…」


今日は生徒の胸に沁みる失恋ソングを通して、より生徒の気持ちを理解して、アドバイスをしていく!

学校掲示板もしくはメールから送ってくれても大丈夫! 待ってるぞ!

SCHOOL OF LOCK!


そして、ここでアーティスト講師の情報をお知らせ!

来週月曜日の生放送教室に、フリースタイルラップバトルの、「フリースタイルダンジョン」で史上初の5人抜きを達成したラッパー! 晋平太先生が登場!

さらに! 来週木曜日の生放送教室に、神聖かまってちゃんの、の子先生! ちばぎん先生が登場!

とーやま校長「去年の秋に、アーティストからのお悩みに、リスナーが電話でアドバイスする『アーティスト悩み相談室』っていう授業を開催して、の子先生に逆電で出てもらったんだけど、みんなその時のこと、覚えてるかな?」

その時の放送後記は<コチラ>

あしざわ教頭「の子先生の悩みは、『RADWIMPSみたいに売れることができない』でした。
そんな、の子先生のガチな悩みにアドバイスした生徒が、岐阜県 17才 女性 RN えだまめの天ぷら ! アドバイスは、『ジャスティン・ビーバーのツボにはまれ!』でした」

とーやま校長「これはようするに、ピコ太郎先生のように『ジャスティン・ビーバーのツボにはまるような曲を作って、そのことをジャスティンに、Twitterで呟いてもらえばすごい反響がある』と!」

あしざわ教頭「なかなか難しいっていう話もしたんですけど、ただ、このアドバイスにの子先生は、かなり前のめりになっていました」

とーやま校長「…出来たらしい!」

あしざわ教頭「はっ!!?? マジで!!?」

とーやま校長「の子先生はすごいわ! ジャスティンのツボにはまる曲、ビーバーソングができたらしい」

あしざわ教頭「ビーバーソング出来たの?」

ということで、来週木曜日! 生徒のアドバイスによって生まれた、ジャスティンのツボにはまるビーバーソング!
神聖かまってちゃんの新曲、『ジャスティンビーバー君の名前を』を初オンエアするぞーー!!!

とーやま校長「来週木曜日! 神聖かまってちゃんの、の子先生、ちばぎん先生が、ビーバーソング、略してビーバーをもって来てくれるんで、生放送教室を楽しみにしておいてほしい!」

SCHOOL OF LOCK!


ここからは、本日の授業テーマ「失恋ソングが胸に刺さってイタタタ逆電!」をしていくぞ!
まず最初に逆電した生徒は……

とーやま校長「もしもし!」

なな丸 千葉県 16歳 女性 高校1年生

なな丸「もしもし!」

とーやま校長「なな丸も、”イタタタタ…”な失恋ソングがあったわけだね?」

なな丸「はい」

とーやま校長「まず、なんていう曲なのか教えてもらってもいい?」

なな丸「SHISHAMO先生の『ごめんね、恋心』です」

とーやま校長「タイトルですでに”イタタタタ…”だもんな」

RN なな丸は、『ごめんね、恋心』を聴くと「自分の気持ちが叶わない」と痛感するからイタタタ…となるのだそう。

とーやま校長「悲しい気持ちにハンコを押されるような感じなのかな」

あしざわ教頭「それはイヤだなぁ〜」

とーやま校長「どうして自分の気持ちが叶わないって思ってしまうようになったの?」

なな丸「入学してすぐに同じ軽音同好会の男子のことが好きになって、私と同じバンドのドラムの子に相談したんですよ」

とーやま校長「それは女の子?」

なな丸「女子です。そしたら、その子も同じ男子が好きで…」

とーやま校長「同じバンドで同じ人を好きになっちゃったのかぁ…」

なな丸「私は関係を壊したくなかったので、その人に告白とかはしなかったんです」

とーやま校長「ドラムの子に気を遣うところもあったんだね」

なな丸「そしたら、そのドラムの子が好きな男子に告白してて…」

あしざわ教頭「おわぁ…」

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「そんなフライング暴れ太鼓ある?」

あしざわ教頭「フライング暴れ太鼓(笑) まぁドラムの子は、なな丸の気持ちを知らなかったわけですし、気持ちを抑えられなかったわけですから」

とーやま校長「ツーバスどころかファイブバスくらいじゃん! それで、どうなったの?」

なな丸「そのまま付き合ってました」

あしざわ教頭「もう付き合っちゃってたんだ」

なな丸「同じバンドのボーカルの子が教えてくれて、本人に聞いたら”もう付き合っているんだよね”って」

あしざわ教頭「それはキツイなぁ…」

とーやま校長「そこからまだバンドは続いてるわけでしょ? どんな風に日々を送って来たの?」

なな丸「なんかすごいモヤモヤした気持ちで過ごしていました」

とーやま校長「それは、どういうモヤモヤ?」

なな丸悲しいけれど、応援しなきゃな。という気持ちです」

あしざわ教頭「なな丸は優しいなぁ」

とーやま校長「ドラムの子はバンドメンバーでもあるし、その人のことはまだ好きなわけだもんね」

なな丸「はい…」

そんなRN なな丸の失恋ソング。SHISHAMO先生の『ごめんね、恋心』で特に刺さるのは…【 叶わないとしても終わらせたくなかったから 】という歌詞!

とーやま校長「この部分だね」

<〜♪>

なな丸「イタタタ…!」

あしざわ教頭「これはイタタタだね。間違いないよ」

とーやま校長「他にもあるの?」

なな丸「もう一個あります。【 でも大好きなあなたの幸せを 笑顔で見つめられるほど 私はまだ大人じゃない 】って部分です」

あしざわ教頭「(なな丸の今の気持ち)まんまじゃん!」

とーやま校長「そうだよね。まだ自分の気持ちがあるわけだもん。…ここだね」

<〜♪>

なな丸「イタタタ…!」

あしざわ教頭「校長! 曲をかけてなな丸を責めないであげてください(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「(笑) だけど、”私はまだ大人じゃない”っていう部分も、なな丸にとっては大きいってことでしょ?」

なな丸「はい」

とーやま校長「ということは、このままじゃイヤだっていう気持ちもどこかにあるってことだよね? 自分としては、こういう気持ちで毎日を過ごしたいっていうのはある?」

なな丸「正直、わかっていないんです」

とーやま校長「ドラムの子とお前が好きな男の子は、今現在は彼氏彼女という状態でしょ? 正直なところ、別れてくれたらいいのになぁっていうのは思ったりする?」

なな丸「ちょっと思うんですけど、やっぱり幸せになってもらいたいです

とーやま校長「その、相手の幸せを願う気持ちって、どういう気持ちから来ていると思う? だって、その男子のことが好きだけど、自分とは付き合えないわけじゃん?」

なな丸「やっぱり、その友達のことも好きだから…」

とーやま校長「そうかぁ…。そうだよなぁ…」

あしざわ教頭「今、話を聞いていて思ったんだけど、この気持ちを歌詞にしてみたり、音楽に変えていくことをしたりしても良いのかなって思ったりしたんだ。そういうモチベーションにはならないかな?」

なな丸「ちょっと頑張ってみます!」

あしざわ教頭「それがドラムの子に伝わっちゃったら気まずくなっちゃうかもしれないけど、その気持ちを音楽に昇華できたりするんじゃないかなって思ったんだよね」

とーやま校長「これからまだまだ、なな丸の人生は続いてくわけだし、自分の人生だから自分のことを考えるのが第一だと思うんだけど、
結局誰かが自分のことを作ってくれると思うから、自分ばかりに興味があったら人としても大きくなれないし、心も育たないって思うんだ。
だから、誰かのことを思い続けて生きていきたいって俺は思っていて、こう思うようになったのは、この1、2年のことなんだけど、なな丸は16歳にして、その心があって、それは本当にすごいなぁって思った。
辛い思いをしているけれど、なな丸の中には友達に対する愛や、好きな人に対する愛っていうものがたくさん育っている時だと思うし、どうしても”別れてくれないかな”とか”ケンカしたらこっちになびいてくれるんじゃないかな”って思ってしまうけど、
それって結果的に自分の好きな人が悲しい気持ちになっているところを見てしまうことになるから、なな丸はそのままでいて欲しいって思う」

なな丸「はい」

とーやま校長「だから、今は物理的な距離は近くなれないのかもしれないけど、人への愛を大きく育てていって欲しいな。すごく抽象的な話になっちゃったけど、俺が今思っているのはそういうことかな。
……んん〜〜〜〜

SCHOOL OF LOCK!


あしざわ教頭「どこから声出してるんですか(笑)」

とーやま校長「でも、なな丸は素敵だよ!」

あしざわ教頭「そうだね。本当に良い子だ」

とーやま校長「そしたら、一緒に曲を聴こうか?」

なな丸「はい!」


♪ ごめんね、恋心 / SHISHAMO


とーやま校長「イタタタ…」

あしざわ教頭「これはイタイ…! 校長、大丈夫ですか?」

とーやま校長「これは来るね!」

SCHOOL OF LOCK!



続いて逆電した生徒の失恋ソングとは…

ふたこに11時20分 東京都 15歳 男性 高校1年生

とーやま校長「ふたこに11時20分がイタタ…な失恋ソングはどんな曲なのか、教えてもらっていい?」

ふたこに11時20分「HOWL BE QUIET先生の『サネカズラ』です」

とーやま校長「アイタタタタタ……!!」

SCHOOL OF LOCK!


あしざわ教頭「校長も痛いのかもしれないけど、ふたこにの失恋ソングですから(笑) じゃあ、校長と同じ曲ってこと?」

ふたこに11時20分「そうです!」

とーやま校長「なぜ、この曲がお前にとっての大切な失恋ソングなわけ?」

ふたこに11時20分「彼女のことを忘れかけていた時にこの曲を聴いちゃって、イタタタ…って感じです」

RN ふたこに11時20分は、今年の3月から5月の初めまで、同じ中学校に通っていた女子とお付き合いしていたのだとか。
その子とRN ふたこに11時20分は、同じ吹奏楽部に所属していて、3年間一緒にトランペットを吹いてきた仲間だったのだそう。

とーやま校長「じゃあ、昔から彼女のことは知っていたわけじゃん。どこで恋心に変わったの?」

ふたこに11時20分「部活を10月に引退したんですけど、その時に『3年間ありがとう』っていうお礼の手紙をもらって」

とーやま校長「え!? その子はみんなに手紙を渡していたの?」

ふたこに11時20分「それは分からないんですけど、引退したけど離れたくないなって思っている自分がいるのに気がつきました

あしざわ教頭「素敵な話だねぇ」

とーやま校長「だって、3年間ずっと一緒にやってきたわけじゃん。めっちゃ不思議だよね! その文字を見ただけで、どうしてそういう気持ちが生まれるんだろうな?」

ふたこに11時20分「そこから、1月には初詣に2人で行ったりしました」

とーやま校長「それはどっちから誘ったの?」

ふたこに11時20分「向こうです」

あしざわ教頭「もうガンガン来てたんだね」

そして、卒業までにはちゃんと告白しようと思っていたRN ふたこに11時20分!

ふたこに11時20分「3月の卒業遠足でディズニーランドに行くことになったんですけど、早めに終わっちゃうんで、二人で再入場しようっていう話をしたんです」

あしざわ教頭「おおっ!」

ふたこに11時20分「その時に告白しようって思ったんですけど、その前に向こうから先に告白されて…」

とーやま校長「じゃあ、ふたこにに対して、めちゃくちゃ前のめりだったんだな! でも、もちろんOKだろ?」

ふたこに11時20分「はい!」

あしざわ教頭「いいじゃんいいじゃん!」

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「それが今年の2月終わりくらいなんだよね。そこからどうして別れることになっちゃたの?」

ふたこに11時20分「春休み中は散歩するだけとか、映画を観に行ったりしていたんですけど、やっぱり高校が違うっていうのもあってお互いなかなか会えない状態が続いたんです。そこから、だんだん会うたびに気を遣うようになっちゃって…」

あしざわ教頭「そうか〜、高校が違うとなぁ」

とーやま校長「こういう時ってすれ違いまくるよね」

そして、5月の初めにはお互い気まずくなってしまい、相手から「別れよう」というLINEが届いて別れることになってしまったのだそう。

とーやま校長「そのメッセージを見た時、どう思った?」

ふたこに11時20分「その時はすごくショックだったんですけど、少し落ち着いた後で”仕方ない”と思って、部活をやっていた時みたいに友達に戻ろうっていう話もしました。
1回だけ会って話をしたんですけど、別れ話とは関係なく学校であったことを話したりして、本当は悲しいのに強がった部分がありました。それからは会っていないですね」

とーやま校長「その最中にHOWL BE QUIET先生の『サネカズラ』に出会ったってこと?」

ふたこに11時20分「はい。ほとんど毎日SCHOOL OF LOCK!を聴いているんですけど、HOWL BE QUIET先生が来校された時に『サネカズラ』に出会いました」

とーやま校長「じゃあ、俺と全く同じタイミングじゃん! 俺以外にも胸を押さえている奴がいるな〜と思っていたんだよ」

SCHOOL OF LOCK!


あしざわ教頭「感じてたんですね!」

とーやま校長「やっぱり東京にいたか! のたうち回ってる音が聞こえてたよ」

ふたこに11時20分「聞こえてましたか(笑)」

とーやま校長「『サネカズラ』の、特にこの部分が刺さるってところある?」

ふたこに11時20分「1番のサビの終わり【 つよがった僕らは 愛と憎でいっぱいの涙流したね 】とか、2番の初めの【 どうすれば君のことを 傷付けられるか考えて 】とかが刺さりました!」

とーやま校長「ここかぁ…」

<〜♪>

あしざわ教頭「なんで刺さる歌詞を聞いた上でその部分をかけるんですか(笑)」

とーやま校長「どう?」

ふたこに11時20分「痛いっすね…」

とーやま校長「これは痛いね…。今のふたこにの正直な気持ちを聞かせてもらってもいい?」

SCHOOL OF LOCK!


ふたこに11時20分正直に言うと、別れたことを後悔していたりもするんです。けど、今よりを戻そうとしても結局お互い部活や勉強も本格的になって、また同じことが起こるんじゃないかなと思って、一旦はちゃんと友達に戻ろうと思っています」

とーやま校長「友達に戻る、ってなんなんだろうって思わない?」

ふたこに11時20分「思うんですけど、部活をやっていた頃はお互い気を遣うこともなく、毎日冗談を言い合ったりしてすごく楽しかったなって思います」

とーやま校長「そういう時の二人の関係に戻れたらいいなって思ってるんだ」

ふたこに11時20分「はい。でも、自分もひねくれた人間なんで、別れた直後とかはLINEを既読無視したりしてました」

とーやま校長「あえてね! 本当は返したかったんだろ?」

ふたこに11時20分「はい」

とーやま校長「その逆もあった?」

ふたこに11時20分「たまに、不自然なメッセージが来たりしました。元カノは、普段は絵文字とかを使うんですけど、その時は『この前、弟に会ったよ』っていうメッセージが来たんです」

とーやま校長「なんか普段とは違うね」

ふたこに11時20分「なんか変だなって思って聞いてみたら、『いつも通りだよ?』って返信が来て、それで余計に気まずくなっちゃったりしました」

とーやま校長「なんか、お互いすごい駆け引きしてない? ふたこにと元カノの間に何か漂っているよね。
それは、よりを戻そうっていうお互いの気持ちなのか、ふたこにだけの想いなのかは分からないけど、今のままだったら昔みたいな感じにも戻れないんじゃないかな

ふたこに11時20分「そう思います」

とーやま校長「生きていく上で”自分はどんなことを考えているんだろう?”って考える時間も大事だと思うけど、お互いの間のモヤモヤしたものをどうにかしたいよな」

あしざわ教頭「ふたこには、元カノと最後に会った時に素直に思っていることは全部言えたの?」

ふたこに11時20分「普段から言うようにしていたんですけど、直接会って別れ話をする時に『もうちょっと一緒にいてみない?』とか本当は言いたかったんですけど、飲み込んじゃった部分はあります」

とーやま校長「じゃあ、元カノの前ではふたこには裸にはなれていないってことだね」

ふたこに11時20分「そうですね」

あしざわ教頭「それが何となく向こうに伝わっている気もするし、相手も”どっちなんだろう?”ってもしかしたら思っているのかもしれない。そうすると、衝動的にメッセージを送ってみたくなっちゃったりするじゃん。お互い割り切れていない感じもするよね

とーやま校長「そうだね。終わってないよね!」

あしざわ教頭「向こうもそう思っている気がするし、結果がどうなるかは分からないけど、自分が本当に思っていることを言えた方が良いと思う。
よりを戻すことになったとしても、友達としても、本音を言い合える仲になれると思うし、どうでもいい見栄を張らずに全てを見せることは、自分にとってプラスにしかならないと思うな」

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「今、俺たちに言ってくれたような本当の気持ちを元カノにもぶつけてみようよ! ドキドキするけど、俺たちは今を生きるしかないんだから!

ふたこに11時20分「はい!」

あしざわ教頭「曲が本当の気持ちを教えてくれていたのかもしれないね。だから、衝動的に刺さるものがあったのかもしれない」

とーやま校長「自分の言葉が見つかった時でいいから、伝えてみよう。変な駆け引きはいらないよ! 特に男なんて最終的には大声一撃だよ! 好きなら好きって大きな声で言う! 結局はそれだよ」

ふたこに11時20分「はい!」

とーやま校長「ふたこにには、改めてあの時の気持ちを思い出して欲しいし、ちょっとイタタタ…する? 俺も同じだからさ」

あしざわ教頭「そうか! 同志ですもんね。そして、この曲を聴いた瞬間にどこかでまた”イタタタ…”が発生するかもしれないですね(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「足をバタつかせている奴がどこかにいると思う(笑)」

あしざわ教頭「校長はそれを聴き取るぞ!(笑)」

とーやま校長「ふたこに、自分に正直にね!」

ふたこに11時20分「はい、ありがとうございます!」


♪ サネカズラ / HOWL BE QUIET


とーやま校長「ロキソニンもらってもいい?」

あしざわ教頭「そういうのじゃ治らないから(笑)」

そして、本日も黒板の時間になりました。

SCHOOL OF LOCK!


『 自分の中の知らないところへ 』

自分の恋が失われる瞬間っていうのは、 自分の中の知らないところへ行くことができる時間なのかな。
こんなに好きだったんだ。こんなに自分の中に愛情というものがあったんだ。って知らない自分に出会える時間なんだってみんなの話を聞いていて思いました。
痛いけど、痛いままでもいいって思えたし、だからこそ行ける所もある。
好きって気持ちはそのままでいいと思うし、自分の知らない自分に出会うことはめちゃめちゃ大事だと思うから、同じような状況にいるやつは自分の中の知らないところに行けるはず!


あしざわ教頭「こうやってイタイイタイって思える曲は、とてつもなく思い出の詰まったタイムカプセルになると思いますので、大切に持っていくべきだと思っていますよ!」

とーやま校長「そうだね!」


【FAXイラスト】


SCHOOL OF LOCK!

RN ハムカツ御膳


SCHOOL OF LOCK!

RN ふてふてりんご


SCHOOL OF LOCK!

RN 感月勇


SCHOOL OF LOCK!

RN 感月 勇


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【逆電リスナー】
なな丸 千葉県 16歳 女性
ふたこに11時20分 東京都 15歳 男性

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【本日の放送部員】
りんごとばなな 東京都 16歳 女性

radikoタイムフリーで聴く!
⇒放送部についてくわしくは【 コチラ 】

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【オンエアリスト】
22:09 世界には愛しかない / 欅坂46
22:27 ジェットロケット / LiSA
22:48 ごめんね、恋心 / SHISHAMO
23:47 サネカズラ / HOWL BE QUIET
23:51 平成ペイン / go!go!vanillas

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よし、進む、進もうぞ!

校長のとーやま

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

結果、ノドイタタタ逆電でもあったな。

教頭のあしざわ

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