【 布団 】の回

ゲンキンな歴史 2015.9.30 水曜日

はからずも、「セレブ総選挙」でナンバーワンになっためぐみちゃんに、恋している、男・茂木。めぐみちゃんの態度にずっと違和感を感じていた茂木は、いつものラウンジで待ち合わせをして、直接聞くことに…。


茂木:「サバンナ・ポーク・スペシャル」、久しぶりに食べたけど、美味いなぁ。

めぐみ:…茂木さん、あの、話って何ですか?

茂木:あぁ、いや、あの、そうだ。最近、悩んでることがあって、なかなか寝つけないんだよね、それで、新しい布団を買ったんだ。

めぐみ:…え?…布団?

茂木:そう!ふっかふかでね。結構高かったんだけどね!

めぐみ:で、その布団いくらなんですか?

茂木:300万円かな?
めぐみ:300万円?高い!キングサイズですか?

茂木:何言ってんだよ!セレブサイズだよ!


江戸時代、綿は、糸や布に加工されることが多かったため、綿を使う布団は高価なものが多く、そのため庶民には手が届かなかったといわれる。
当時の布団の値段を現在のお金に換算すると!なんと1枚!およそ300万円!!



茂木:だけど、布団を買っても寝つけなくてね。結局、悩んでいることを、解決しなくちゃと寝つけないんだって分かったんだ。

めぐみ:悩んでること…??

茂木:めぐみちゃん、彼氏はいる、のかな?

めぐみ:……はい。います。

茂木:い、いる、いるよね、そう。それだけかわいかったら、そりゃ彼氏いるよね。そっか、今夜はよく眠れそうだ。死んだようによく眠れそうだ。
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