グドモ先生来校!!
未確認LOCKS! 2015.6.13 土曜日
とーやま校長「俺はもう、正式に抗議します…TOKYO FMに!!!」
あしざわ教頭「どうしたんですか?」
とーやま校長「土曜日はいつものように真っ暗で」
あしざわ教頭「そうですね」
とーやま校長「…俺がいつも書く黒板も無い!」
あしざわ教頭「エッ!?」
とーやま校長「な〜んも無いよ!」
あしざわ教頭「黒板、無いですか???僕も持ってないですよ」
とーやま校長「抗議します!!!!近くに最高裁判所があるので出向きますよ!!!」
あしざわ教頭「いきなり最高裁ですか(笑)誰かが黒板持っているんですよ!」
(黒板を書く音)カカカ・・・
とーやま校長「エッ、誰が???黒板書いた方、読み上げてもらってもいいですか!?」
???「はいっ!」
この黒板を書いた人物は…
今夜の未確認LOCKS! 特別講師の…!
グッドモーニングアメリカ先生!!!!!!!!!
あしざわ教頭「あらためて自己紹介お願いします」
金廣先生「グッドモーニングアメリカのボーカル 金廣真悟と…」
たなしん先生「ベースのたなしんです…ファイヤー!!!!」
とーやま校長「(笑)」
たなしん先生「今日は、“表たなしん”というよりは、“裏たなしん”で トークしちゃおうかなぁ!?」
金廣先生「今日は“田中慎二郎”って事?」
たなしん先生「そうそう」
とーやま校長「“夏フェス”という黒板も直ぐしまっちゃいましたけど…見せたくないんですか?(笑)」
たなしん先生「いやいや、この空気だと、雑談したくなっちゃうから、直ぐに黒板を引っ込めちゃいました(笑)」
とーやま校長「グッドモーニングアメリカ先生は、生放送教室に何度も来て頂いていますが、今日は薄暗くてすみません」
たなしん先生「薄暗いのも楽しいじゃないですか!」
とーやま校長「その薄暗い中、たなしん先生はサングラス掛けてますが」
たなしん先生「そうんなんです。全く見えないし!」
金廣先生&とーやま校長&あしざわ教頭「(笑)」
たなしん先生「冬でも短パン寒くない!夜でもグラサン!見えてない!たなしんです!!!」
あしざわ教頭「(笑)ピン芸人じゃないですよね!?」
金廣先生「(笑)凄いなぁ〜」
とーやま校長「金廣先生、コレでいいんですか?(笑)」
金廣先生「まぁ“田中慎二郎”とはよく話すんですが…たなしんの時は基本無視してます」
とーやま校長「(笑)僕たちは、たなしん先生にしかお会いしていないので、ギャップに驚いています」
あしざわ教頭「今日は裏側が見れるってことですよね?」
たなしん先生「今日は“レア回”ですよ」
あしざわ教頭「自分で言っちゃうの(笑)」
たなしん先生「生徒のみんなも、いつもはファイヤーって言っている“たなしん”を見てるかもしれないけど…今日は、田中サンの方を知ってもらいますよ!」
♪コピペ / グッドモーニングアメリカ
グドモ先生はニューシングル「コピペ」リリースしたばかり!おめでとうございます〜!
とーやま校長「この“コピペ”という曲ですが、生放送教室の時に生徒のみんなと聴きましたけども…この曲は、すり抜けていかない曲ですね!“あっ!!”ってなにか自分の中に留まって考えなきゃいけない気がします」
たなしん先生「うんうん」
とーやま校長「この曲を聴いた生徒それぞれ、感じたことがあると思うケド…“コピペ”という曲は思考を深めてくれる曲なのかなって思いました」
金廣先生「そう感じてもらえると嬉しいです」
あしざわ教頭「聴き終わった後、いろいろ考えさせられましたね」
金廣先生「それは作り甲斐がありますね」
とーやま校長「それじゃあ、教頭、今日の確認事項をよろしく!」
あしざわ教頭「今日は2つです!」
“未確認フェスティバル2015 ネットステージ108組を、グドモ先生と一緒に確認!!”
“バンド結成14年にして初武道館!グドモ先生から10代バンドへのメッセージを確認!!”
とーやま校長「ネットステージ出場者108組の音源を、グドモ先生も聴いていただけました?」
金廣先生「ガッツリ聴かせて頂きました」
たなしん先生「聴いていて本当に楽しかったです!」
とーやま校長「この108組は如何でしたか?」
金廣先生「まず、“時代が出てるなぁ〜”って…この2015年という時代で、どのような音楽が流行っているのか?今の流行が反映されている感じがしました」
とーやま校長「なるほど」
金廣先生「いろいろな音源があるんですけど…多数派のジャンルには、流行りが出ているというのを自分の中で認識しました」
とーやま校長「田中先生はどう感じました?」
たなしん先生「先日、THE YELLOW MONKEYの吉井和哉さん、ローリー寺西さんとお話する機会があって、同じ話になったんですが…“今の音楽を作るのは、今の若い人だ!”今を生きている若者って話になったんですよ」
とーやま校長「うんうん」
たなしん先生「10代のメッセージが本当にリアルで、この普遍的な所や今じゃ感じないメッセージにハッとさせられる事が多かったです」
とーやま校長「第一線で活躍しているアーティスト講師の方も、10代のみんなから気づく事もあるんですね…!」
たなしん先生「ビシビシ感じますよ」
とーやま校長「いろいろな音源がある中、気になったのはありますか?」
金廣先生「僕が一番初めに衝撃を受けたのは、“BIG VILLAGE IN EHIME”のアーティスト写真ですね」
とーやま校長「学ラン着ている男子2人組ですね」
金廣先生「この写真を見ると、仲が良いんだろうなぁ〜って思いますよ(笑)」
とーやま校長「(笑)」
金廣先生「写真だけで判断するとフォークユニットなのかな???って聴いたら…エレクトロなサウンドに衝撃で…!」
とーやま校長「写真だけだと泥臭いイメージですもんね」
金廣先生「そうなんですよ!それがエレクトロなサウンドと思いきや…HIPHOPというジャンルなのが衝撃で、LIVEを見てみたいなって思いました」
とーやま校長「田中先生は?」
たなしん先生「LIVE観てみたいので言うと…Weekend's」
とーやま校長「Weekend'sも男子2人組ですね」
金廣先生「これも凄かったですね…!」
たなしん先生「ホント凄かったね!KANA-BOON先生の“ないものねだり非リア充バージョン”がYouTubeやニコニコ動画にアップされているんですけど」
とーやま校長「そうですね」
あしざわ教頭「凄い人気ですよね」
金廣先生「メチャメチャ面白いですよ」
たなしん先生「このセンスは凄い!!!!音楽って、色々なセンスがあると思うんですけど… 僕は、特に人を楽しませるってことが凄い好きだから、アイディアで格好良く共感できるように伝えるセンスが、ズバ抜けてる気がします」
金廣先生「共感まで考えるって凄いことだよね」
たなしん先生「なかなか、いないですよね!多分、パフォーマンスもLIVE観ていて楽しいと思います。なので、LIVEを観てみたいというのはWeekend'sですね」
そして、今夜の確認事項もう一つ!
“バンド結成14年にして初武道館!グドモ先生から10代バンドへのメッセージを確認!”
とーやま校長「グドモ先生とは、何度もお会いしていますが…こういう事、聞いたことが無いですよね?」
たなしん先生「確かに!!!」
とーやま校長「グドモ先生は、いつぐらいからですか?グッドモーニングアメリカとして活動し始めたのは」
たなしん先生「結成が高校の時で、同級生でバンドを組み始めました。当初は、バンド名も違ったんです紆余曲折して、今“グッドモーニングアメリカ”ってバンド名になっているんですけど…出会いは、高校時代です」
金廣先生「僕が加入したのは19歳の頃なので…後入りなんですよ」
とーやま校長「そうなんですか!」
金廣先生「違うバンドを組んでいて、たまに対バンやセッションはしてましたが、当時、田中さんの事が嫌いで…(笑)」
あしざわ教頭「エッ! そうなんですか?」
とーやま校長「何があったの?」
金廣先生「人間が軽いって思っていたので…」
とーやま校長「(笑)」
あしざわ教頭「(笑)昔から、このキャラクターなんですか?」
たなしん先生「この感じをさらで全く考えてないで喋ってますから…軽いですね」
金廣先生「今は好きなんですが…当時は、“本当に嫌い”でしたね」
とーやま校長「そうなんですね…(笑)」
たなしん先生「僕もよく10代の子からTwitterなどで相談されるんですよ。“バンドメンバーに嫌いな奴がいるんです”って…事実、このような問題ってあると思うんですよ」
とーやま校長「生放送教師の逆電でもそういった話、よくありますよ」
たなしん先生「そういう形でも、ひとつ言えるのは… “バンドを14年続けられる”というのを、まずは伝えたい」
金廣先生「そうだね」
とーやま校長「そこは、どうやって解決したんですか?」
金廣先生「その頃、前のドラムに“一緒にやらないか?”って誘われて。同級生なんだけど、リスペクトできる存在で、考えた挙句…グッドモーニングアメリカに入ったんですよ」
とーやま校長「その人がいるなら入るかと思ったんですね」
金廣先生「そうですね。2人で曲作りとかしていたんですけど…“俺のバンドではない”ので、そのうち辞めるというのは、メンバーに伝えていましたから」
とーやま校長「そうなんですね」
金廣先生「10代後半から20代前半まで活動するんですけど、そのドラムが脱退タイミングでバンドが解散するかどうかという話になったんですよ」
とーやま校長「うんうん」
金廣先生「その頃、たなしんが嫌いだったので…」
あしざわ教頭「まだ嫌いだったんだ!」
たなしん先生「ずっと嫌いでしたからね」
とーやま校長「3〜4年嫌いなままだったんですね?」
金廣先生「いやいや…高校1年頃から嫌いでした」
あしざわ教頭「それは気づいていたんですか?」
たなしん先生「全然、気づいてないですね」
金廣先生「そんなに会話もしてないので…分からないと思います」
とーやま校長「バンドというのは、それでも何とかなるものなんですか?」
金廣先生「なりますね(笑)」
とーやま校長「音出しちゃえば、そこはクリアになったりするんですね?」
金廣先生「そうですね。勿論メンバーだから会話もしますし…たなしんは面白いから笑ったりします。だけど“真面目な話は出来ない”って常に思っていました。それで、ドラムが抜けるタイミングで“俺はこのバンドでやっていく理由が無い”し、一緒に組みたいドラムとベースがいて、ギターは現グッドモーニングアメリカの渡邊幸一が上手くは無いけど、大きいステージで演奏しているのが想像できたんですよ!こういう感覚が大事だと思ってバンドに誘いました」
とーやま校長「そうなんですね」
金廣先生「これで、やっと田中と離れられる…」
とーやま校長「すごい話だな」
金廣先生「その頃、自分の中で大事にしていた事は、他の人から新たな道を提示された時。例えば…ドラムがバンドを辞めるって言い出した事とかを、自分の中で“良い事が起こる前兆”だと思っているんですけど…」
あしざわ教頭「はい」
金廣先生「そしたら急に、たなしんが“俺、辞めるって言ったけど…やりたいわぁ〜”って電話が掛かってきて」
とーやま校長「おっ!!!!」
金廣先生「マジかぁ〜って思いましたね(笑)」
とーやま校長「はい」
金廣先生「でも、きっと良い事が起こる前兆だと思って受け入れて、ギターの幸ちゃんが昔からやりたいと言っていた奴が、今のペギで…。今のグッドモーニングアメリカを活動しはじめたら、だんだんとたなしんの事が好きになってきた感じです」
♪ 輝く方へ / グッドモーニングアメリカ
金廣先生「“田中慎二郎”から“たなしん”になって、バンドの宣伝部長として、どんどん前にたって行くようになった時に、“あぁ〜やっぱりコイツとバンド組んで本当に良かったなぁ〜”って思うようにもなりました」
とーやま校長「昔“ROCK IN JAPAN FESTIVAL”にお邪魔させて頂いた時、まだグッドモーニングアメリカというバンドを存じ上げない時で、たなしん先生が…覚えてらっしゃいますか?」
たなしん先生「はい、覚えています!!!」
とーやま校長「当時リリースしたミニアルバムだったと思うんですが…たなしん先生が
“グッドモーニングアメリカというバンドです。是非聴いて下さい!”って言われて。当時SCHOOL OF LOCK!で校長に就任していたので、“ありがとうございます”と言いつつCDを受け取ったんですよ」
たなしん先生「はいはい」
とーやま校長「それからお会いする事も無かったじゃないですか?」
たなしん先生「そうですね」
とーやま校長「その1年後2年後にはROCK IN JAPAN FESTIVALのステージに立っているのを見かけた時、単純にスゲェ〜って思ったんですよね」
たなしん先生「うんうん」
とーやま校長「ROCK IN JAPAN FESTIVALには出演してないあの時、CDを沢山の方にたなしん先生ご自身で渡されてて、でも、グッドモーニングアメリカ先生と仲の良いTOTALFAT先生は、大きいステージに出演されてて…俺だったら辛いと思うんです」
たなしん先生「その、TOTALFATの話を完結に話しますと…それこそ同じ高校なんですよ」
とーやま校長「そうなんですね!」
たなしん先生「それこそ音楽仲間なんですよ! ドラムのBunta君が“俺等、こういうステージでLIVEやってるから、見に来いよ”って誘ってくれていたので…“俺達もいつかあのステージに立ってやる!”って20代後半まで…ずーっと悔しくて思ってましたね」
とーやま校長「うんうん」
たなしん先生「その親友のアドバイスで“沢山CDを配ったら、いつかチャンスがあるかもしれない!”と言われて、全然グッドモーニングアメリカの事を知らなくても、勇気を振り絞って“どうぞっ聴いてください!!!”ってハイテンションで言ってて…」
とーやま校長「そうですね。覚えてますよ!かなりハイテンションで言われたのを」
たなしん先生「それから…少しづつ広まり、認めてくれる人も増えて、同じステージに立てるようになっていくんですが、キッカケは“音楽仲間”から貰ったものを返してやろうって気持ちが強かったので、勇気を持って外に出れた気がします」
とーやま校長「うんうん」
たなしん先生「未確認フェスティバルに予選も本選もあると思いますが…きっとその中でも同じような気持ちになる人は沢山いると思います。ライバルが出来る人もいるだろうし、悔しくて次こそ!って思う人も
いるだろうし…」
とーやま校長「そうですね」
たなしん先生「“勇気を持って踏み込んでいく”というのが、大切だと思うし…“根本にある気持ちは楽しい”“大きいステージに立ちたい”って気持ちだと思うんですよね」
♪ 未来へのスパイラル / グッドモーニングアメリカ
とーやま校長「こうやって話してくれた事…生徒のみんなも程度は違うかもしれませんが、同じ思いを抱えている、みんなもいるでしょうし…これからブチ当たるでしょうし、中には通り過ぎたっていう人も…」
あしざわ教頭「そうですね」
とーやま校長「バンド・部活や、いま、就職されている上司との関係にも置き換えられる話でもあって…辞めず、歩みをとめなかったから、日本武道館でLIVEが出来たり…数々のフェスに呼ばれるワケで…」
金廣先生「そうですね」
たなしん先生「熱く語りたい気持ちでいっぱいです。校長も教頭もそうだけど… 僕達も含めて私達、未だに悩んでるじゃないですか?」
とーやま校長「そうですね」
あしざわ教頭「この歳になっても悩みます」
たなしん先生「だからこそ語りたい!!!!!10代の音楽を聞いて、“それぞれのセンスがあるんだな”って思いました。それは、好きな気持があれば続けられると思うし、自分しか無いモノって誰かが、認めてくれると思うんですよ」
とーやま校長「そうかもしれませんね」
たなしん先生「好きな事をやってる方が、メンバーからもしっかり“嫌い”って言ってくれるので…」
あしざわ教頭「言えるって凄いことですよ」
金廣先生「歳も取りましたし(笑)」
とーやま校長「(笑)」
たなしん先生「それは、オマエとバンドをやりたいからという気持ちだと思うし、好きな事を続けたいから、“一緒にやろう”っていう熱い気持ちだと思うんですよ」
とーやま校長「今日の話は、本当に熱い話が聞けて良かったです。ありがとうございます」
金廣先生「こちらこそ、ありがとうございました」
そんなわけで、本日の未確認LOCKS! はここまで!
金廣先生、たなしん先生ありがとうございました!!!
【OA楽曲】
♪ コピペ / グッドモーニングアメリカ
♪ 輝く方へ / グッドモーニングアメリカ
♪ 未来へのスパイラル / グッドモーニングアメリカ
♪ イチ、ニッ、サンでジャンプ / グッドモーニングアメリカ