特別審査員の声を確認!
未確認LOCKS! 2015.5.23 土曜日
総応募者数3254組の中からデモ審査を通過し、ネットステージに進出が決定したレギュラーコースの10代アーティストは…108組!
現段階では91組のアーティストの音源とプロフィールを、“Eggs(エッグス)プロジェクト”というサービスを通じて、WEB上にアップしています!
特設サイトには、アーティストの写真・プロフィールは勿論!YouTubeでLIVE動画やSound Cloud など、
いろいろな形でアーティストの映像や音源がチェックできるぞ!
しかもなんと!
今年は出場者の審査に、生徒みんなも参加できるぞォ!!!!!!
投票は一人一票!
未確認フェスティバル2015特設サイトで投票を受け付けているぞ!
みんな急げーーーーー!!!!!
【→ネットステージ出場アーティストはコチラ!】
ちなみに、レギュラーコース108組のうち、まだサイトにアップされていない残りの17組は…来週水曜日にアップします!
もう少し待っていてくれ…!
とーやま校長「本当に申し訳ない…!」
あしざわ教頭「そして、曲だけコース、歌うだけコース、未確認コースに 応募してくれた作品は“現在審査中”!応募してくれたアーティストは、もう少しだけ待っていてください!」
♪ Famous Day / [Alexandros]
とーやま校長「それじゃあ教頭、今日の確認事項をよろしく!」
あしざわ教頭「今日は1つです!」
“未確認フェスティバル2015 特別審査員の声を確認!”
とーやま校長「先週は、運営事務局の審査員として、TOWER RECORDSの行(ゆき)先生が来てくれたけど……」
あしざわ教頭「今夜は特別審査員の方にお越し頂いております。生徒のみんなには、もう、お馴染み…作詞家・音楽プロデューサー“いしわたり淳治先生”です!!!!!!」
いしわたり先生「こんばんは、いしわたり淳治です」
とーやま校長「今年も特別審査員として、既に参加して頂いております!」
いしわたり先生「そうですね」
とーやま校長「ありがとうございます…!」
いしわたり先生「こちらこそありがとうございます!」
とーやま校長「“未確認フェスティバル2015”の音源を聴かれたと思いますが…今の所、どんなフェスになっていますか?」
いしわたり先生「バンドという色が薄まっている気がします」
とーやま校長「それは、どういった意味で?」
いしわたり先生「1人でコツコツ制作してる!というのが感じれますね」
あしざわ教頭「それはパソコンに向かって作業していて、 バンドじゃない形で沢山の人が音源を送ってるって事ですか?」
いしわたり先生「そうですね。バンドを組んでて“青春”ってもの凄く分かりやすいですけど…ひとりでパソコンに向かってる“青春”って分かりづらいじゃないですか?」
とーやま校長「僕ら世代は分かりづらいですし、想像しにくいです」
あしざわ教頭「確かに…少し伝わりづらい感もありますが…」
いしわたり先生「“未確認フェスティバル”は、その“青春”もピックアップ出来てるのかなぁ、って思いますね」
とーやま校長「2015年のながれ…みたいのがあるんでしょうね?」
いしわたり先生「そういう時代かもしれないですね」
あしざわ教頭「ひとりでも出来るツールや選択肢が増えてるんでしょうね?」
とーやま校長「以前“閃光ライオット2011” グランプリを獲得した“PAGE”が昔は主にニコニコ動画などに音源をアップロードしていて、当時は確かLIVEもやった事が無いとかで…その時は、僕らからしたらLIVEやったことが無いのに“凄い”って思ったし、珍しい存在ではありましたけど…。今年の“未確認フェスティバル”に応募している アーティストの子の中にも、それが多いって事ですよね?」
いしわたり先生「これから、もっと増えると思います」
とーやま校長「凄いな!時代によって変化してくるんですね!その他にも“変化”や“印象”の違いは?」
いしわたり先生「以前“閃光ライオット”に出ていたアーティストが、さらに“曲”が良くなって出てきてますね。これは、成長を感じれるというか…本当に面白いですし“洗練”されてますよ。だって大人の意見を聞いている訳でもないし…“自分達で自分達”を見張り、アップデートしながら1年経過すると…こうなるのか!?とセルフプロデュース能力が高いアーティストも数組いるので、驚きますね」
とーやま校長「スポンジみたいに吸収力が半端無いんでしょうね」
あしざわ教頭「変わりたい欲求も強いんでしょうね…!」
いしわたり先生「その思いも強いと思うんですが…これが、誰かから言われたスポンジの吸収ではなく自分で何を吸収するのか選んでるわけですよ。それが、真っ直ぐ育つって…………………凄い!!!!!!!!」
とーやま校長「今年も何組か、閃光ライオットに応募してきてくれたアーティストが“未確認フェスティバル”にも応募して来てくれてますが…その中でもじゅんじ先生が気になったアーティストは誰ですか?」
いしわたり先生「一番気になったのは………まかりかど」
とーやま校長「ガールズの4ピースバンドの!」
いしわたり先生「昨年は、代わる代わるボーカルをしてて、サビはユニゾンでみんなで歌ってるんですけど…ユニゾンの“衝撃”は凄い印象だったんですけど、今年はもっと洗練されていました」
とーやま校長「じゅんじ先生がおっしゃっている“洗練”というものを具体的に教えてもらえますか?」
いしわたり先生「荒削りな感じだけど、もの凄く整っていました。よくあるのは、合唱しながら相手にバトンを渡すのって、アイデア1発勝負な感じですが、まかりかどはそうではなく、音楽としてレベルが上っていました」
とーやま校長「どういうことを経てじゅんじ先生が言う“洗練”に繋がるんでしょうか?」
いしわたり先生「そのバンドに気づく所があるって事だったり…やりたい事が有る事が“洗練”に繋がるんだと思います」
とーやま校長 「なるほど!」
いしわたり先生「“音楽は、勝ち負けじゃない”とかいう理論があると思いますが…一旦、順位を付けると、具体的に見える事が沢山有ると思うんですよ」
あしざわ教頭 「確かにです…!」
いしわたり先生「順位を付けるって…決して、悪い事では無いんじゃないのかな!?ってチョット思います」
あしざわ教頭 「人と比べて分かることも有ると思います…!」
いしわたり先生「それを経て自分を見張れるようになるというか…“何が足りないのか?”って気づくようになり、
“もっとこうした方がイイのかも”とか“コレやっている人いないな”とか…やはり他と比べないと分からないことって有るんじゃないですかね」
あしざわ教頭「そうですよね」
とーやま校長「怖いですけどね…つきつけられたら」
あしざわ教頭「もしかしたら…自分に足りないものが、もの凄く見えたり感じるわけですから」
とーやま校長「思ってる自分と、みんなが見てる自分のギャップに、打ちのめされる事もあるかもしれないけれども、そういうのが無いと」
いしわたり先生「そういうのが辛いと思いますが…その先、向こう側に在るモノを見る方がきっと楽しいですし、イロイロな事、待っていると思いますよ」
とーやま校長「普段じゅんじ先生は大人の方と仕事をされていると思いますが、10代の音楽と大人の音楽の違いってなんですか?」
いしわたり先生「なんでしょうね?“整っていない”ということがアートになるというか、その価値観になるのって“若さの特権”だとおもいます」
とーやま校長「なるほど!!!」
いしわたり先生「やっぱり“荒削り”って言葉が、褒め言葉なるのは“10代の特権”ですよね」
とーやま校長「先週来校して頂いた、同じく審査員TOWER RECORDSの行先生も、“歪でイイ!歪が素晴らしい!!”というお話をされていて…!いま話しをしていて、じゅんじ先生の言葉と同じものを感じました」
いしわたり先生「整えるって事は、多分いくらでも出来るんですよ。でも、整えない方が“カッコイイ”っていう時期が多分あって…その時期が“10代”だと思います」
あしざわ教頭「なるほど。いろいろな角度で尖っていればいいんですね!そこから“洗練”されて削ぎ落としていけばベストですしね」
いしわたり先生「結局、尖ってるから刺さるわけで。なにも尖っていないモノを凄く刺すって難しくて、包み込むは出来ると思うんですが」
とーやま校長「確かに!!!それが出来るのは“10代の特権”!!!」
あしざわ教頭「良い言葉ですね!!!!」
“荒削りは10代の特権”…!
みんな、恥ずかしがらずに尖がりまくれ〜!
それでは最後に、いしわたり先生に黒板を書いてもらいましょう!
いしわたり先生「僕は18年くらい音楽に関わった仕事をしているんですが、今の若いミュージシャンの事を自分の後輩とは思えなくて…全く違う新しい生き物として接しているんです。“未確認フェスティバル”は、名前の通り“未知”のモノがやってくるというワクワク感があるなと思っています。僕は“新人類”に逢いたい!全く自分の発想にない“あっ!今だから出てきたんだ!?”という才能に逢えたら嬉しいと思います」
♪ Sweet Dreams / BIGMAMA
とーやま校長「全く未知なモノ…僕らが出会った事が無いモノ…!」
いしわたり先生「自分達が子供の頃は、世間で売れている音楽を聴いていたんですが、でも今の子供達は、インターネットで今だろうが昔だろうが関係なく音楽が聞けるじゃないですか」
とーやま校長「確かに!」
いしわたり先生「時代や国も関係ないじゃないですか。それが10代にインプットされ、その中から曲が生まれてきてる事って凄いことだと思います」
とーやま校長「本当に楽しみです!!」
あしざわ教頭「もう未知な人達が…沢山、出てくるんでしょうね…!」
“じゅんじ先生”、本日はありがとうございました!!!
引き続き、審査をよろしくお願いします!!!!!
というわけで、未確認LOCKS! 本日はここまで!
そして生徒のみんな!特設サイトから未知な奴らの音楽をぜひ審査してくれ!!!
♪ OKAN GOMEN / 味噌汁's
★☆★オンエアリスト★☆★
♪ Famous Day / [Alexandros]
♪ Sweet Dreams / BIGMAMA
♪ OKAN GOMEN / 味噌汁's