審査員からの総評!&LIVEステージ出場者を確認!
未確認LOCKS! 2015.8.1 土曜日
とーやま校長「いよいよ、2日後に、発表します」
あしざわ教頭「もう明後日には決まってしまいますね!」
とーやま校長「今年このファイナルステージに立つ10代アーティストを、遂に!明後日の月曜日に発表します!このフェスをやると発表したのが、今年の2月!
あれから、あっという間に半年が経って、いよいよ未確認フェスティバルの、初代ファイナリストが決定します」
あしざわ教頭「LIVEステージに出てくれた33組のアーティスト、今頃、どんな気持ちなんですかね…?」
とーやま校長「LIVEを終えて1週間以上経過してる人…ちょうど1週間の人…気が気じゃないだろうね!」
あしざわ教頭「不安な人もいれば…アレだけ出し切ったから大丈夫だろう!と自分に言い聞かせてる人もいるでしょうね」
とーやま校長「明後日の月曜日!!!ドキドキ、そしてヒリヒリしながら待っていてほしい」
♪未来へのスパイラル/グッドモーニングアメリカ
とーやま校長「教頭、今日の確認事項をよろしく!」
あしざわ教頭「今日はコチラです」
“ファイナリスト発表直前!未確認フェスティバル審査員から、これまでの総評と、最終審査の様子を確認!”
“未確認フェスティバルLIVEステージ出場者、今の気持ちを確認!”
とーやま校長「まず、審査員の声ってことなんだけど。もう、ファイナリストは決まっている!!!…ってことでいいのかね?
あしざわ教頭「おそらく決まってる!と聞いています」
とーやま校長「33組のアーティストも、どんな感じで審査が行われているのか、気になるだろうね」
あしざわ教頭「気になるでしょう」
とーやま校長「まずは、今回の特別審査員である、いしわたり淳治先生!通称“じゅんじー”に話をきかせてもらいます!」
あしざわ教頭「全アーティストのLIVEを、本当に丁寧に観てくださっていました」
とーやま校長「淳治先生に気づいたアーティスト居るのかなぁ?」
あしざわ教頭「会場の後ろの方で観てくださってましたから…」
とーやま校長「毎年の事なんだけど、本当に真剣な眼差しで…今年もどんな想いで観てくれていたのか!?まず!じゅんじにこれまでの総評、そして最終審査がどのように進んで行ったのか、教えてもらいました」
いしわたり淳治先生コメント
例年だったら、お客さんを入れてLIVE2次審査を経て、ファイナルという流があったけど。今年は2次審査がネットで音源の審査だったので、3次審査の時に初めて演奏を観る機会がやってきて“あっ、こんなLIVEになるんだ!?”とか“こういう感じになるんだ!?”という発見が多かったです。LIVE会場ってザワザワしていて、メロディが聞き取れないって良くあるんですけど、“このバンドはメロディが本当に良かったんだ!”とメロディが突き抜けてきたりとイロイロな発見がありました。今年の印象は、“メロディが頭に残る”とか“歌える”というのが、一番の要素になってファイナルを選んで行ったのかなぁ?と氣がします。例年のごとくガールズバンドの1位はコレだよね!とかJ-POPの1位はコレだよね!とか出順やバランスを考えながら…各会場、並べていきました。純粋に音楽の比べっこというよりは、キャラクターの比べっこになっているので、もし自分達が落ちたという子がいても諦めないで自分達の音楽を磨き、唯一無二の音楽になり、目立って羽ばたいて欲しいです。そしてステージに立つというのは、“誰かに聴いてもらう”ことなので…勿論、自分が想っている事を発表するって重要な事なんだけど、次にやってくるのは、“発表の向こう側”で、“共感・口ずさんで貰う・誰かの生活のBGMになって貰う”だとか自分の想いを発散させるだけではなく、受け取った人がそれを生活の一部に出来るようなメロディ・歌詞の内容・言葉の選び方を、これから勉強して手に入れると、いい音楽になっていくんじゃないかと思います。
とーやま校長「なるほど」
あしざわ教頭「様々な角度で審査をしていたんですね!
とーやま校長「2日後、何組のアーティストが選ばれるのか?分からないんだけれども」
あしざわ教頭「はい」
とーやま校長「決して選ばれたアーティストは、順位とかでは無いって事だよね?」
あしざわ教頭「そうですね」
とーやま校長「例えば、上位10組がファイナリストになるって訳じゃなく…」
あしざわ教頭「バンドの方向性として似てるなとか、LIVEとしてどう見えるのか?みたいなものが、考えてるって事だったんですね」
とーやま校長「明後日、名前を呼ぶアーティストがいて。呼ばれないアーティストもいて。それは現実的にあって…そういった名前を呼ばれないアーティストに淳二先生は、そこから得るものもあったりと、これから音楽をやって行く上での事もじゅんじは教えてくれてる」
あしざわ教頭「そうですね」
とーやま校長「そして、続いては!今回の審査員を勤めて下さっている、TOWERRECORDの行先生にもお話を伺いました!行先生も、全会場アーティストのLIVEを観てくださっています。これまでの総評、そして、最終審査がどのように進んで行ったのか、教えてください!」
行達也先生コメント
応募音源を、あらかじめ聴いてた上で、LIVEを観させて貰うという流れだったんですけど…実際、LIVEを観させて貰うと音源と印象が変わりました。音源で聴くよりLIVEの方がいいやん!というのもあれば、アレ、音源の方がいいなぁ〜!?というのも結構あり、ハッキリLIVEで確認出来たなって思いました。想像通り審査に時間も掛かり、審査をする段階になると“何を持って選ぶ”かという基準みたいのが迷うというか…どのバンドにもそれなりの良さがあり、一番を決めるっていうのは、本当に難しいと思います。テストじゃないので。もう、ここまで来たら全員優勝って言いたいとところです(笑)自分的には、より皆の共感を呼ぶバンドを基準に選んだつもりです。喧々諤々というか、皆がそれぞれ審査をしているので意見を戦わせて、なんとか絞りきった感じなんですけど…それぞれ色のあるアーティストが揃ったと思います。
当日、かなり楽しい事になるので、楽しみにしていて下さい。
あしざわ教頭「行先生の言葉かなりリアルですね」
とーやま校長「そうだね」
あしざわ教頭「その音源で聴くよりLIVEの方が良いとかって…凄くシビアですけど」
とーやま校長「それは、行先生が本当に思ったことだからね」
あしざわ教頭「そうやって、審査をちゃんとしてくれた事がよく分かりました」
とーやま校長「行先生も言ってたけど、各アーティストそれぞれ良い所が有るというのも分かっているし。審査は辛いだろうな…」
あしざわ教頭「ジャッジする側は、心が痛む部分があると思いますよ」
とーやま校長「それだけ想いを掛け、腹をくくって、各会場審査してくれていた訳だけどもっ…」
あしざわ教頭「はい」
とーやま校長「ちなみに、行先生に全ライブステージで披露されていた…」
あしざわ教頭「はい」
とーやま校長「キャットクリエイター芦沢ムネトの“爆裂”」
あしざわ教頭「エッ!?」
とーやま校長「各会場で観た生徒もいるかと思うケド…これについても、総評を伺っています」
あしざわ教頭「…ん、ナンデ!?」
行達也先生コメント
ん〜そうですね…爆裂…これ…最後もやるんですか?(やるかもしれないです!)あぁ〜そっか〜毎回、同じ感じで来たじゃないですか!最後本当に“爆裂”しないと…もう、無いような気がしてるんですけど…でも、まだ時間もあるので…やりたかったら許可取れば大丈夫ですよ!キャットクリエイターの爆裂…面白かったと思いますよ…
あしざわ教頭「なに言ってるんですか!!!!」
とーやま校長「TOWERRECORDSで働いてる行先生、何百何千という音源を聞いている行先生が言ってるということは、間違いないわけだから…」
あしざわ教頭「行先生に何を聞いてるんだよ!!!
とーやま校長「STUDIOCOASTまで30日間があるからさぁ〜」
あしざわ教頭「僕…実際、爆裂しないとダメなんですか?」
とーやま校長「それは教頭なりの“爆裂”お願いしますよ!」
あしざわ教頭「行先生、僕の印象悪かったって事ですよね?」
とーやま校長「なんで?」
あしざわ教頭「だって最後、頑張ってくださいですよ!」
とーやま校長「(笑)」
♪ドレスを脱げ/ゲスの極み乙女。
とーやま校長「ゲスの極み乙女。先生!!!バスっとかましてくれるから!楽しみにするように!そして…もしもしっ!」
ほのか「もしもし、リーガルリリーのボーカル・ギターの高橋ほのかです」
とーやま校長「女子、スリーピース。東京大会2日目に出てくれたリーガルリリー。まず、今振り返ってどうだった?」
ほのか「沢山のお客さんの前で、演奏する事も初めてだったので、ステージに立った時、真っ白な記憶しか無くて…」
とーやま校長「まだ、実感が有るようで無かった感じなのかなぁ?」
ほのか「そうですね」
とーやま校長「あの日、出演が9組中8バンド目で、開演前にリハーサルとかあったけど、結構待ったでしょ?」
ほのか「待ちましたけど、凄く時間が早く過ぎたので大丈夫でした」
あしざわ教頭「あってる間の気持ちって…」
ほのか「LIVEがスタートしたのも実感が沸かなくて、私達の前に出た“リディキュラスラビッシュ”がLIVEをしていた時に、“あっ!このステージに立つんだなぁ”って実感が湧きました」
とーやま校長「そこでなんだ…」
あしざわ教頭「急激にそこで湧いたんだ!!!」
ほのか「そうですね」
とーやま校長「LIVEも良かったよね」
ほのか「ありがとうございます」
とーやま校長「1曲目の“魔女”のサビの瞬間に、会場の雰囲気を切り裂く感じとか…来てる皆もハッとしてたよ」
あしざわ教頭「そうですね」
とーやま校長「そういう瞬間が観れてよかった」
ほのか「ありがとうございます」
とーやま校長「LIVE後3人で話はしたの?」
ほのか「本番中のこと覚えてないね〜ってみたいな…(笑)」
とーやま校長「みんなそうだったんだ!?」
ほのか「ひとつ言えることは…“みんな楽しかった”という事は一緒で、キラキラしてました」
とーやま校長「当日のMCでも言っていたけど…昨年の閃光ライオットの3次LIVE審査東京大会を見に来てたんだよね?」
ほのか「そうんなんですよ」
とーやま校長「それまでは客席で観てた訳だけど…」
ほのか「はい」
とーやま校長「1週間前にステージに立って、どういう気持ちなの?」
ほのか「私みたいにLIVEを観ている人が、リーガルリリーのLIVEを観てくれて、“未確認フェスティバルに出たいな!”って、私みたいに気持ちになってくれる人がいればいいなって思います」
とーやま校長「リーガルリリーのLIVEの時…俺、客席に居る人達の顔を見ていたけど、ホント喰らいつくように“この瞬間を見逃さない奴”とか…」
あしざわ教頭「うんうん」
とーやま校長「俺も何かをしてやろうっていう奴が、なにかしら感じてる表情をしていLIVEだったと俺は思ったよ」
ほのか「ありがとうございます」
とーやま校長「8月3日(月)にファイナリストが発表させて貰うんだけど、どんな気持ちで待ってるの?」
ほのか「2次審査通過の発表時も泣きそうになりながら、お母さんとラジオ聴いてて…」
あしざわ教頭「うんうん」
ほのか「名前呼ばれた瞬間、泣いちゃって(笑)」
とーやま校長「そうなんだね」
ほのか「今回も名前が呼ばれたら泣いちゃうのかもしれません」
とーやま校長「お母さんもドキドキしながら聴くんだろうね」
ほのか「そうですね」
とーやま校長「最後に同じ10代のみんなに向けてメッセージある?
ほのか「リーガルリリーの曲を聴いて何か共感をしてくれたり、自分の中の嫌なことを少しでも軽くすることが出来たら、それは私達にとって嬉しい事です」
♪ 魔女 LIVE@渋谷O-WEST/リーガルリリー
とーやま校長「これが、先日行われたライブステージ東京大会2日目リーガルリリー“魔女”のライブ音源。この曲なんだろう…サビの所で“ギュッ”となるんだよね!!!」
あしざわ教頭「僕がいいなぁと思ったのは、記憶が無いって言ってたじゃないですか?」
とーやま校長「言ってたね!LIVEやっている時の…」
あしざわ教頭「その瞬間ってなんなんでしょうね?」
とーやま校長「そうだね」
あしざわ教頭「練習してLIVEやって確実に音を鳴らし歌っているのに記憶が無くなるほどの気持ちというのは…瞬間ってその時しか味わえないというか…」
とーやま校長「そうだね」
あしざわ教頭「沢山のライバルがいる中で“よし、やるぞ!”って、いざ演奏を始めたら覚えてないけど、演奏してましたって言える事って、自分も振り返っても無いから、すごくかけがえの無い瞬間だと思いました」
とーやま校長「自分が描いてたモノという訳ではなく、想像もできない10分間だったろうし、制限もないからどこまででも行けるって事でしょ!」
あしざわ教頭「だから無限な状態になっていたんでしょうね」
とーやま校長「だから終わったあと、分からないっていう答えになったんだろうね」
M.未来へのスパイラル / グッドモーニングアメリカ
M.ドレスを脱げ / ゲスの極み乙女。
M.魔女(LIVE@未確認フェスティバル2015第3次LIVE審査東京大会2日目) / リーガルリリー
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