原田謙介先生来校
18歳からの選挙権
生放送教室 2016.5.16 月曜日
『 18歳からの選挙権 』
今夜はいったん“授業”をお休みして、みんなでホームルームを行います!
とは言っても、いつも通りの感じで進んでいくので大丈夫です。
改めて、去年、選挙に参加できる年齢が
“20歳以上”から“18歳以上”に引き下げられることが決定しました。
早ければ今年の参議院選挙から、
18歳以上の生徒は全員、選挙権を持つことになります。
でも、いきなり選挙とか、政治とか言われても、
なかなかイメージできない生徒もいると思います。
実はあしざわ教頭もそうでした…
そこで「選挙って、政治ってなんだろう?」
これをみんなで一緒に考えるために、
去年からSCHOOL OF LOCK!では、全国10カ所でホームルームを行ってきました。
その様子はコチラから復習できます。
今夜は一旦、これまでのホームルームの
総まとめをしたいと思います!
生放送教室に、これまで10カ所のホームルームを全て一緒に回ってくれた……
顔芸をよくやってくれる原田謙介先生が来校!
今日聴いてくれている生徒の中には、
ホームルームに参加できなかった生徒もたくさんいるので、
まず、これまでのホームルームでどんなことを学んできたのか、
簡単に復習したいと思います!
「政治って何ですか?」
社会をよくする動き。
身近なことにも関わっている。
主役は君。
「選挙って何ですか?」
自分たちの代表を選ぶ大事な機会。
誰の意見を元に未来をつくるかを決める。
社会について勉強するいい機会。
「このタイミングで選挙権年齢が引き下げられた理由は何ですか?」
社会が君の力を必要としている。
今回の選挙権年齢の引き下げは、
新しい未来をつくる始まり。
今夜はこれを踏まえた上で、さらに議論を進めています!
政治や選挙について生徒のみんながわからないこと、考えていること、
疑問、質問、なんでも大丈夫です。
学校掲示板もしくはメールから書き込んでください!
ラジオで見えなくてもしっかりやってくれる、ハラケン先生の顔芸がコチラ!
そんなハラケン先生にこんなメッセージもありました。
■ ホームルーム
ホームルームin品川行きましたー!
たくさんのSOL生徒さんに出会ったり、色々なことを学べたり、そしてなにより校長 教頭 ハラケン先生 おすずに会えて嬉しかったです!
さらに次の日の学校の授業で、タイミングよく選挙の授業をしたんです!
イベントを通して学んだことがでてきて、思い切って手を挙げて発言したら、みんなによく知ってるね!って言われました!先生にも褒められました!
嬉しかったなぁ。
またこのようなイベントがあったらぜひ行きたい!
小豆猫
女性/13歳/東京都
2016-05-16 22:00
女性/13歳/東京都
2016-05-16 22:00
とーやま校長「嬉しいですね。やった意味がありましたね」
ハラケン先生「さっそく次の日に活きたわけですから、よかった〜」
とーやま校長「これまで、全国10カ所で行ってきたホームルームなんだけど…一番最近やったのが、4月17日」
あしざわ教頭「東京 品川THE GRAND HALLで広瀬すずちゃん、そしてハラケン先生と行いました」
とーやま校長「この時は、模擬選挙をやったり…来てくれてた生徒をステージの上に呼んで、直接話もしました」
このときステージで話をしてくれたアキトはまだ選挙に行ったことのない17歳。
その日の話を聞いて、「自分に関わるもので、未来について考えさせられました」と話してくれました。
とーやま校長「毎日生きてて、ぼんやりと未来を想像する瞬間がたまにあって、ただ考えるだけだとぼやっとしてるけど、1つ政治を通してそれを見ると、結構クリアに見えたりするのかなって思ったんですけど」
ハラケン先生「ぼやっとした未来の中に“こういうテーマがあるよ”“こういう気になる部分があるよ”って政治家の人たちがテーマを出してくれてるので、その中で気になるテーマを1つ見つけて未来を見ていくと、少しクリアになるんじゃないかなと思います」
とーやま校長「そこから少しずつテリトリーを広げていけば、自分が政治に参加する1歩目につながりますよね」
ハラケン先生「そうなんですよ。最初の1歩を見つけてしまえばよくて、全部を学ぼうとしちゃうと大変なので、自分が気になるもの1つを見つけることができればいいですね」
そして4月17日のホームルームには、2週目ガールズの広瀬すずちゃんが来てくれました。
最後の黒板ですずちゃんが書いた言葉は
「10代だからこそ」
とーやま校長「この言葉は強いですね」
ハラケン先生「いいですよね。10代だからこその声でよくて、別に大人のマネしようとか、そういうことは気にしなくてよくて、10代の声が聞きたいから選挙権年齢が引き下がるので、10代の視点で政治を見てもらったら楽しいんじゃないかと思います」
♪ サイレントマジョリティー / 欅坂46
ちなみに、この日のホームルームの様子の一部を、
明日の夜9時から、LINE LIVEで公開する予定です!
参加できなかった生徒はぜひ、そちらで復習してみてください。
広瀬すずちゃんの姿も見れます!
とーやま校長「今回、すずちゃんだけじゃなくて、全国10カ所で、いろんな女子生徒が、声を届けてくれたわけじゃん?みんなの声、すごくよかったよね?」
あしざわ教頭「ボクらよりも生徒のみんなと年齢が近いですからね」
ピカーン!
とーやま校長(心の声)「あれ?思いついてもうたで!これ、いろんな人に協力してもろうて、メッセージ集めて、サイトに集めていったらええんちゃうん!」
あしざわ教頭「ちょっと校長?漏れてるな。何かが漏れてる。心の声的なやつが漏れてますよ、てか、ふだん心の声、関西弁なんですね」
とーやま校長(心の声)「これはええで!せやな… 動画でもええかもしれへん!選挙までにたくさん動画メッセージを集めて、生徒のみんながいつでも見られるようにサイトにあったら… こらええ! ええでー! ええでー!」
あしざわ教頭「校長!校長!どうしたんですか!」
とーやま校長「いや、全然フツウダヨ」
あしざわ教頭「全然普通じゃないし!あれでしょ? 何か企んでるでしょ?」
とーやま校長「え?あ!いや!あ…」
あしざわ教頭「隠すの下手すぎるでしょ!あれでしょ、いろんな人から選挙に関する動画メッセージをもらって、サイトにいっぱいあげていくつもりでしょ?」
とーやま校長「え?あ?お?そんなこと全然考えてないから!」
あしざわ教頭「絶対やるな、これ(笑)」
今日の授業が終わっても、
SCHOOL OF LOCK!では引き続き、政治、選挙については、考えていきます!
みんな、動画メッセージの方も、楽しみに待っていてね!
さらに…
とーやま校長(心の声)「あれ? そういえば…」
あしざわ教頭「あれ?校長?」
とーやま校長(心の声)「新聞の件も進めていかんと…」
あしざわ教頭「え?新聞?何かでかい話が出てますけど…何かするんですか?新聞と?」
とーやま校長「いや、ゼンゼン、ゼンゼン…」
とーやま校長(心の声)「Collaboration!」
あしざわ教頭「絶対コラボするなこれ。コラボするぞ、どこかの新聞と!これも楽しみに待っててな!」
とーやま校長(心の声)「いやー、しかし、ハラケンはええわ。教頭よりかはなんぼかええわ…よっしゃ、ここでもいっちょ、何か振っておいしいところつくったろ…」
とーやま校長「え〜この選挙について考えていくってことで、この後もよろしくお願いしますね、バルセロナのメッシ選手!」
音や話し方ではなく、動きでモノマネをしてくれたハラケン先生がコチラ!
あしざわ教頭「体でモノマネなんですね!」
とーやま校長(心の声)「ナナメ上からきてくれるやん!ええやん!」
あしざわ教頭「それは心の声じゃなくて普通に言えよ!!(笑)」
とーやま校長「さぁ、ここからは生徒のみんなと選挙や政治について話していきますんで、ハラケン先生もよろしくお願いします」
ハラケン先生「はい!」
あしざわ教頭「切り替えが!」
とーやま校長「もしもし!」
ギョロ子 山形県 18歳 女性 大学1年生
ギョロ子「もしもし」
とーやま校長「ギョロ子はシンポジウムは来られなかったか?」
ギョロ子「行けませんでした」
とーやま校長「じゃあ今日のホームルームを聞いてて、何か思うことはあった?」
ギョロ子「私は18歳で有権者になったんですけど、全く知識がなくて、そんな知識と気持ちで選挙に行っていいのかなって思います」
とーやま校長「なるほどな、じゃあ行こうって気持ちはあるんだ?」
ギョロ子「関心はあるんですけど…」
あしざわ教頭「知識がなくて失礼になるんじゃないかとか、そういう感じか」
ギョロ子「そんな気持ちで行っていいのかなって…」
ハラケン先生「大丈夫です!行ってください!」
とーやま校長「力強く言ってくれたぞ」
ハラケン先生「知識とか経験とかよりも、18歳のギョロ子が日々どんなことを考えているかや、どんな将来が思い浮かぶのか、そこだけでいいので、行こうという思いがあるなら絶対行ったほうがいいです」
とーやま校長「どんな状態であれ、まずは行くってことが大切ですもんね」
ハラケン先生「大人の人、例えば30代の人の意見、そういうものを10代に求めてるわけではないので、10代だからこそ思う“ここが気になる”“この人がいいんじゃないかな?”っていうので選挙に行ってもらわないと、選挙権年齢が引き下がった意味がないので、遠慮せずに行って下さい」
ギョロ子「はい!」
とーやま校長「それにまだ時間はあるから、わからないなりにネットで少し調べてみるとか、そういうのもしていいと思うよ」
ハラケン先生「選挙が近くなれば各政党がどんなことを言ってるのかとかでてきますし、場合によったらそういうのを見てみるのもいいと思います。まだそこまで焦らなくても大丈夫です。今から行こうと思ってくれているだけで、そこがスタート地点なので」
あしざわ教頭「選挙に行こうと決めたら、そこから興味が湧いてくるものですよね?」
ハラケン先生「大人でもそうだと思います。選挙で気になること、わからないことがたくさん出てくると思うので、その都度調べたりするといいですし、何より今回だけの選挙ではないので、これからもずっと選挙はあるので、今回は今の気持ちで、次はまた違う気持ちで、まずは今の気持ちをぶつけてほしいです」
ギョロ子「わかりました」
とーやま校長「実際俺も、37歳になったけど、恥ずかしながら選挙行くようになったの最近なのよ、そういう大人もたくさんいるし、俺らよりも年上の方でもなんとなく選挙に行ってる人もたくさんいるし」
ハラケン先生「そうなんですよ、大人は大人なりに自分の気になることで投票に行ったりしてるので、全く問題ないです!」
とーやま校長「だからギョロ子は全く問題なし!」
ギョロ子「ありがとうございます」
とーやま校長「じゃあ話聞かせてくれてありがとうな!」
ギョロ子「はい!ありがとうございました!」
♪ パイオニア / 高橋優
続いての生徒は…
とーやま校長「もしもし!」
ペーティー 東京都 14歳 男性 中学2年生
ペーティー「もしもし」
とーやま校長「ペーティーはシンポジウム参加してくれたんだ?」
ペーティー「品川のやつに行きました」
とーやま校長「ありがとうな。どうだった?」
ペーティー「広瀬すずさんを見たくて応募したんですけど、すごいおもしろくて、僕もサッカー好きなのでハラケン先生を身近に感じて、最初は政治とかわからなかったんですけど、話を聞いたら政治を身近に感じたので、これから選挙権を得るまで時間があるんですけど、政治とか選挙っておもしろいなって思いました」
ハラケン先生「まず関心を持つところからですから、すごい素晴らしいです」
ペーティー「ありがとうございます」
とーやま校長「そんな中で、ハラケン先生に聞きたいことがある?」
ペーティー「あの、選挙権年齢が引き下げられたんですけど、日本は少子高齢化で高齢者の方の割合が多いので、若者よりも高齢者の意見が反映されやすいと思ったんですけど…」
ハラケン先生「確かに高齢化社会で高齢者の人数が多いから若者の意見が通らないとか、似たような意見だと自分の1票じゃ何も変わらないとか、誰を選んでも同じとかあって、その気持ちもわかるんですけど、実際はそうじゃないんですよ」
ペーティー「はい」
ハラケン先生「18歳から選挙権を持つようになったことで、それだけ若者は注目されているんです。その中で投票に行ったり、ペーティーのように14歳から政治に関心を持ったり、そういう若者の姿を見ることで、大人の人も若者のためというより次の世代のために一緒にやっていうこうということになるので、数ではなくて誰が動くかなので。それに高齢者の人とも全く考えかたが違うわけではないので、若者が動き出すことで一緒に未来を作っていけるから、勢いと熱さで周りを巻き込んで選挙に行って問題ないですし、そういう変化のタイミングでおもしろいと思ったほうが良いと思います!」
ペーティー「はい!わかりました!」
とーやま校長「勢いと熱さは10代の特権ですからね!」
ハラケン先生「そこを社会全体が受け止めていかないと楽しい社会にならないので」
あしざわ教頭「それに10代の人が何も思ってないと思われるのは癪ですし、それを抑えるのはもったいないことだと思う」
ペーティー「それは嫌ですね」
ハラケン先生「声を上げないと、ないものだと思われて勝手に違う未来を作られるので、みんなが声を上げて、その中で未来をどう作るか決めるべきなので、選挙権を持ったらぜひ、選挙に行って下しさい」
ペーティー「はい、まだ4年後なんですけど、今のうちから家族とも共有して、みんなで身近に考えられるようにしていきたいと思います」
とーやま校長「そうだな、たくさん考えて、意見出して、やっていこう!話し聞かせてくれてありがとうな!」
ペーティー「ありがとうございました!」
♪ The Choice Is Yours / RHYMESTER
そして黒板の時間となりました。
今夜はハラケン先生、校長、教頭の3人がそれぞれ書きました。
まずはあしざわ教頭から
『 未来を想像する 』
まずは政治の難しい話は一旦置いて、
目をつぶって自分の未来を想像してほしいす。
そこに何が見えるか、そこがスタートでいいと思います。
そこから自分がこうなっていきたい、
そうなったとき自分の住んでいる場所がどうなっていたらいいか、
この国がどうなっていったらいいか、そんな風に繋がっていくと思います。
続いてはハラケン先生
『 未来を変える 』
未来を想像したら、それが現実になるようにアクションを起こして、
選挙に行ったり、みんなと未来について話したり、
そういうことをすることで、今ある未来を自分の未来に変えていけます。
自分が動いて未来を変えていくんだと、
今回の選挙権年齢の引き下げをきっかけにしてほしいです。
最後はとーやま校長
『 未来は君のもの 』
これはまぎれもない事実です。
10年後、20年後は確実に君らがこの国の中心です。
未来は今の積み重ねだから、今をしっかり作ることが大切。
今を作る大きな要因の1つは政治なので、
その政治に参加することが、輝かしい君の未来を作ることになります。
♪ 君とつくる未来 / ケツメイシ
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【逆電リスナー】
ギョロ子 山形県 18歳 女性
ペーティー 東京都 14歳 男性
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【オンエアリスト】
22:13 Beautiful Day / 戸渡陽太
22:26 空気感 / 乃木坂46
22:46 サイレントマジョリティー / 欅坂46
23:15 Next Stage with YOU / Perfume
23:38 パイオニア / 高橋優
23:46 The Choice Is Yours / RHYMESTER
23:51 君とつくる未来 / ケツメイシ
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選挙に行こう、
未来を変えよう。
校長のとーやま
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ハラケン先生、
モノマネ、次もふられますよ…
教頭のあしざわ
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