古市憲寿先生来校!!
「今、10代の君に選挙権があったら選挙にいきますか?」!!
生放送教室 2015.6.24 水曜日
『 また、やっちゃうよねえ 』
SCHOOL OF LOCK!のWEB校舎にある、我が校の購買部!
この購買部では、我が校と日本を代表するセレクトショップBEAMSとの
コラボグッズを販売しております。
第一弾は、「 DOG TAG 」のSCHOOL OF LOCK!バージョン! その名も…「 LOCK TAG 」!
第二弾は…校長・教頭の2人がデザインを担当したトートバッグ! フテネコバージョン・フテネコバージョン共に完売!
早くもBEAMSとのコラボグッズ第3弾の制作が決定!!
この夏、SCHOOL OF LOCK!とBEAMSがコラボするアイテムは……
Tシャツ!!!!
デザインを担当するのはもちろん、校長・教頭の2人!
近々BEAMSに行ってデザインしてくるから楽しみにしていてほしい!
そして今夜の生放送教室ではまず、生徒のみんなにこの質問をしたいと思う。
「今、10代の君に選挙権があったら選挙にいきますか?」
先週、選挙権年齢を20歳以上から、18歳以上に引き下げる
改正公職選挙法が国会で可決。
早ければ来年夏の参院選から「 18歳選挙権 」が実現します。
つまり、今17歳、18歳の生徒は来年の夏から、選挙権を持つことになります。
あしざわ教頭「ただ、我々の政治に関する知識は、おちょこの裏ぐらいしかないので……本日はゲスト講師の方に来ていただきました!!」
とーやま校長「社会学者の古市憲寿先生です!」
古市先生「どうぞ、よろしくお願いします!」
今夜は、社会学者の古市憲寿先生を迎えて
「 選挙 」そして「 18歳選挙権 」についてみんなで一緒に考えていきたいと思います!
今日の朝からSCHOOL OF LOCK!のLINE@アカウントでこの質問をアンケートとして実施しています。
SCHOOL OF LOCK!が開校した夜10時の時点で、
「 今、選挙権があったら選挙に行く 」と答えた生徒の割合は…
70%
今夜は「選挙に行く・行かない・わからない」その理由を【 学校掲示板 】と【 メール 】で教えてほしい。
古市先生に直接聞いてみたい疑問・質問も待ってます!
とーやま校長「古市先生の専門である“社会学”というのは、どういった事を研究しているんですか?」
古市先生「色々あるんですけど、僕はその中でも、日本の若者がどう見られてきたか。とかを本に書いてきました」
とーやま校長「いつくらいから書かれているんでしょうか?」
古市先生「初めて本を出したのが25歳くらいの時ですね」
とーやま校長「それまでも“社会学”に興味は持たれていたんですか?」
古市先生「“若者論”っていうジャンルがあるんですけれど、おじいちゃんくらいの年代の先生が、無理して若者のことを書いていたんですよ。だったら、自分が若いうちに若者のことを書いておこうと思ったんですよね」
とーやま校長「確かに、同世代の人が言うのが一番理解されそうですね」
古市先生「でも、僕ももう30歳なんで、進路に悩んでいます」
とーやま校長「いやいや(笑) 古市先生からは、ハッとする言葉が発せられることもあります。これは、若者はもちろん、古市先生より上の世代の皆さんも、そうだと思いますよ!」
古市先生「だから、よく炎上するんですかね?」
とーやま校長「結構、炎上されるんですか?(笑) そんな古市先生と一緒に、生徒の皆と“ 選挙 ”そして、先週成立した“ 18歳選挙権 ”について考えていきたいんですが…」
選挙とは…?
・国民が政治に参加する手段のひとつ。
古市先生「日本は1億3000万人弱がいる国ですが、全員の意見を聞いていても、人が多すぎて話がまとまらない。なので、自分たちの代わりに話し合いをしてくれる代表を決めましょうということで選挙をします。
その選挙で、投票できる権利を選挙権というのですが、これを何歳にするか。これまで20歳だったのを18歳にしましょうということになったのが、“18歳に選挙権を与える”という決定ですね」
とーやま校長「早ければ、来年の夏には18歳になっている高校3年生であれば選挙に行くことが出来るんですね! なぜ、20歳以上だった選挙権が、18歳に引き下げになったんでしょう?」
古市先生「これは、ずっと言われていたんですよね。世界的に見たら選挙権が20歳からっていう国のほうが少なかったんですよ。むしろ、日本は今までなんで20歳だったんだろう。っていう感じなんです」
あしざわ教頭「遅れていたっていうことなんですかね?」
古市先生「そうですね。日本って今でも、18歳が凶悪犯罪を犯したら死刑になるんです。これまでの18歳は、死刑になる確率はあったのに、選挙は出来なかった。不公平というか不思議な状況だったんです。そういう不均衡を直そうという意味もありますね」
とーやま校長「この“18歳選挙権”良いことって何があるんでしょう?」
古市先生「単純に、若者で投票出来る人が増えます。今、日本は少子高齢化で、おじいちゃんおばあちゃんが沢山いるけれど、若者は少ない。だから、若者の権利とかが政治家に注目されにくいので、選挙で投票できる人口を増やして、政治に興味を持ってもらいたいっていうのもあります。他にも、国民としての意識を芽生えさせるみたいなのも期待されていますね」
とーやま校長「今日は、選挙に行く人、行かないという人。どちらの意見の話も聞いていきたいと思っている。聞いたことによって、皆が“18歳になった時にああしてみよう、こうしてみよう”っていう選択肢とか、道が出来れば良いと思います!」
そして、今夜は生徒の皆にこんな質問をしています。
「今、10代の君に選挙権があったら選挙に行きますか?」
ということで、ここで生徒の一人と逆電してみました!!
Fight Music 長崎県 18歳 女 高校3年生
とーやま校長「Fight Musicは、今18歳ということで、来年には選挙権が与えられることになると思うんだけど、このことについて、結構考えた?」
Fight Music「ニュースとかでも聞いて、少しは考えていたんですけど、今日SCHOOL OF LOCK!を聴いていて、改めて深く考え始めました」
とーやま校長「なかなか身近なことには感じられないよな…。LINEのアンケートにも答えてくれたんだよね? 質問の答えを聞かせてもらってもいいか?」
Fight Music「はい。私は、選挙には行きません!」
とーやま校長「いいね! なんで行かないっていう選択にしたの?」
Fight Music「政治の事とかをよく知らないので、いい加減な気持ちで選挙に参加してはいけないと思いました」
古市先生「でも、おじいちゃんおばあちゃんとか、大人も、結構いい加減な気持ちで選挙に行っていると思うんです。周りの大人もいい加減な気持ちで選挙に行っているように見えません?」
Fight Music「うーん……はい」
古市先生「だったら、気軽に行ってみてもいいと思いますよ。多分、すごく真面目なんだと思います。お大人の方が適当だから選挙に行けるのかもしれないですね」
あしざわ教頭「ああ〜」
古市先生「皆がそうではないと思うけど、おじいちゃんおばあちゃんとか、真剣に考えているっていうよりも、ただのお祭りごと、日曜日のイベントだと思って参加している人も多いと思います。だって1億人が投票権があるんだから、そんなに大したものではないと思うんですよ」
とーやま校長「選ばれた人だけ、というわけではなく皆が持っている権利ですからね」
古市先生「そうです。そんなに大それたものではないと思うんですよね。Fight Musicさんは、政治で関心がある話題ってありますか?」
Fight Music「うーん……。今のところ関心がないです」
古市先生「逆に、今の日本の政治に満足していますか?」
Fight Music「もうちょっと上手くやればいいのにって思います」
古市先生「本当にそうなんですよね。若い人が政治に関心持てないって、ある種当たり前だと思っていて。若い人ほど病気になる確率も少ないし、出産とか結婚も先だし、国の仕組みを使おうっていうことがないじゃないですか」
とーやま校長「そうですね!」
古市先生「年金を払ったり、税金が高いとかも働き始めてから気づくだろうし。政治と接する機会があまりないから、行きたくないっていう気持ちも分かります。ただ一方で、選挙ってめちゃくちゃお金使われているんですよ。去年の選挙でいくらくらい使われたと思います?」
Fight Music「全然分からないです…!」
古市先生「だいたい600億くらい使われているんですよ。だから、選挙ってライブに例えると、ライブのチケットだけ強制的に買わされて、行かずに無駄にするような物なんですよ」
とーやま校長「は〜! そうかぁ!」
古市先生「ライブよりも大事なことがあったら行かなくてもいいけど、チケットは強制的に買わされてしまっているので、それを個人個人がどう思うかですよね。無駄にしてもいいし、せっかくもらったし行こうか。くらいの感覚でも…」
あしざわ教頭「実は、我々はそのライブに参加していたんですね」
古市先生「ただ残念ながら、ライブは大して面白くないライブなので…」
校長・教頭「(笑)!!」
とーやま校長「確かに、音も全然も流れてないし、銀色の箱に何か入れるだけだし(笑)」
古市先生「そうそう、盛り上がりとかもないですしね(笑) だから、迷う気持ちはすごく分かります」
とーやま校長「Fight Musicは、古市先生の話を聞いていて、どう思った?」
Fight Music「やっぱり、あまり気持ちは変わらないかな。と思います」
古市先生「自然に政治に関心を持つようになってから参加してもいいと思うんです。ただ、一つ大問題があって、政治家って空気を読むので、若い人が選挙に行かないって分かると、高齢者向けの政策をどんどん打っちゃうんですね。
年金とか、高齢者向けの社会保障費とか払う余裕は本当は無いのに、高齢者の人のほうが選挙に来るから、政治家はおじいちゃんおばあちゃんの方ばかり向いてしまうんですよ」
とーやま校長「この後も古市先生と、生徒の皆と一緒に話をしていくから、何となく聴いて考えてみて?」
Fight Music「はい!」
とーやま校長「ありがとうねーー!」
とーやま校長「さっき仰ってくださった、ライブのチケットを、俺たちは強制的に買われているという話」
あしざわ教頭「ちょっとハッとしましたね!」
とーやま校長「音楽のライブって、アーティストの皆さんが居ないと成り立たないんですけど、僕たちが上げた手や、上げた声で、アーティストの皆さんの気持ちが上がって、更にとんでもない爆発が起こるのがライブだと思っているんです」
古市先生「そう考えたら、若者が盛り上げることで、銀の箱に紙を入れるだけのつまらないライブを、楽しく出来たりするかもしれないですよね。本当に、日本中を巻き込んだお祭りですから!」
■ 日本一大きいお祭り
古市先生の、「選挙は日本一大きいお祭り」という言葉を聞いて、はっとしました。選挙は選挙権を持っている日本人全員が参加しています。チケットを持っているなら、積極的に参加するべきだと思いました。私は最初、選挙に参加するか分からないと答えましたが、今は違います。ちゃんと投票しに行こうと思いました。この先、今の10代20代が生きていく世の中なのに、高齢者に合わせた政治で私達若い人が生きにくい世の中は嫌です。たかが一票ではなにも変わらないかもしれないけど、少しでも関わりを持つことが大事だと思いました。
夏のハナ
女/15/山口県
2015/06/24 22:57
女/15/山口県
2015/06/24 22:57
とーやま校長「お祭りっていうのが、なんか気持ちが軽くなりましたね」
古市先生「真剣に考えすぎなくてもいいと思うんですよね。選挙で何が大事かっていうと、1票投じたら、投じた政党が何をするのかな? ってニュースとかに気を配るようになると思うんです。それがすごい大事で、その後に政治に関心を持てるようにすること、こっちのほうがよっぽど大事だと思うんですよ」
とーやま校長「確かに。入れようと思っていたけど入れなかった政党がこういうことをしていたとか…」
古市先生「政治に関わるって、選挙だけが方法じゃなくって、地元の政治家に会いにいくとか、やり方はあるんですね。ホームページとか見て電話をすれば、会ってくれる政治家多いと思いますよ! 政治家たちも若い人たちの話を聞きたいと思っているから、繋がろうと思ったら意外と接点はあると思います」
あしざわ教頭「そこで意見交換が出来たほうが、本当は良いんですね!」
古市先生「若い人も政治に関心を持っているんだっていうのを知れば、もうちょっと政治家も若い人に目を向けると思いますね」
続いて逆電した生徒は…!
ねてぃお 宮城県 16歳 女 高校2年生
とーやま校長「LINEのアンケートにも答えてくれたんだよね? 普段から政治について考えてる方?」
ねてぃお「考えてる方だと思います」
とーやま校長「じゃあ、早速聞きたいんだけど、もし、選挙権があったら選挙には行く?」
ねてぃお「参加したいとは思いますが、期待と不安が入り混じってます!」
学校では政治の簡単な構造や歴史しか学べていないので、どうしたら今の政治がちゃんと学べるようになるか。という疑問があるのだそう!
とーやま校長「確かに、学校の授業では、それくらいしか学べないよなあ。もっと知りたいっていう欲はあるんだ?」
ねてぃお「はい!」
古市先生「特に学校って、イエス・ノーが分かれることって教えたがらないんですよ。原発や公共事業の良いところと悪いところとか、実際に国会で争点になってることって、あまり学校の先生って教えたがらないんですよね。特に歴史問題とか戦争のこと。イデオロギーって言って、いろんな考え方がゴチャ混ぜになってるから、なかなか先生としてはどちらかに肩入れ出来ないので…」
とーやま校長「ああ〜」
古市先生「だから、どう政治を学んだらいいかって、すごい難しいと思うんですけど、多分、何もかもに興味を持っている人っていないと思うんです。なので、一個でも自分に関心のある項目を持って、その項目に対して自分の意見に近い政党に票を入れるとかでも良いと思います」
とーやま校長「例えば、項目って言うと、どういったものがありますか?」
古市先生「ねてぃおさんは、宮城県の人だから、原発とか、防潮堤とかに興味があるかもしれないかな」
とーやま校長「ねてぃおは、宮城のどこに住んでる?」
ねてぃお「今、石巻市に住んでいて、石巻市の復興について考える『子どもまちづくりクラブ』っていうのに入っています。そこで色々考えたりとか、復興庁に提言書を出そうっていう計画が立てられています」
あしざわ教頭「すごい!」
古市先生「復興に関して、自分と意見が合う政党を選んでも良いかもしれないし、自分が関心あるところから興味をもつしかないと思うんです。あと、今『投票マッチング』というWebサイトがあって、沢山の項目から自分の考えに近いものを選んでいくと、自分の考えに近い政党を出してくれるっていうサイトがあるんです。そういうの使ってみるのも一つのヒントになりますよね」
とーやま校長「そういうものを使えば、学校では教えてもらえないことを深く知ることができますね」
古市先生「はい。自分に関心がある所から広げていくのが一番だと思います。本当は、先生たちが恐れずに学校でもっと教えても良いんですけどね」
とーやま校長「それって、やっぱり先生たちもビビっているっていうことなんですかね?」
古市先生「まぁ、色々ね。上からや、保護者からも文句が来るだろうし、教えにくいとは思うんですよ」
とーやま校長「では正直、学校にあまり期待は出来ないってことですか?」
古市先生「学校も、今とても右往左往していて。いきなり18歳に選挙権ってなって、“どうやって学校で選挙のことを教えるか?”これは、どこの学校もすごい悩んでいると思います。なので、すぐには学校に期待は出来ないですね」
とーやま校長「でも、先生たちも先生たちなりに生徒のために考えてくれている人も沢山いるわけで…。なので、授業で皆と話すことは出来ないかもしれないんですけど、例えば、休み時間とか先生に相談しに行ったり…」
古市先生「そうですね! 先生とか、身近な存在でいうと、親とかでもいいですね。身近な大人は選挙権持ってるわけじゃないですか。だから、どんどん聞いても良いと思います。話を聞いたら、意外と大人たちが何も考えていないのが分かるかも知れないし、政治の話って日常的にはしないですけど、大人と政治の話をするのも良いと思います」
とーやま校長「ねてぃおは、今まで政治に対して期待だったり、不安だったりがあるっていうのは、誰かと喋ったことはあるの?」
ねてぃお「『子どもまちづくりクラブ』で、選挙について、友達と話す機会があったので、そこで皆と意見交換したりしました!」
古市先生「こういう話を聞いていて思うのは、選挙権・投票権だけじゃなくって、被選挙権、立候補する権利の年齢も、もっと下げたほうがいいですよね」
被選挙権の規定年齢
衆議院が25歳以上で、参議院は30歳以上!
古市先生「世界的に見たら、実はその年齢も高くて、世界では21歳から立候補できますっていう国が半分以上あるんですね。もし、10代とかまでを立候補出来るっていうようにしたら、ねてぃおさんのように、すごく政治に関心があるグループから政治家を生み出すこともできるわけじゃないですか。
その方がよっぽど建設的かなって気もするんですよね。今の日本では仕組み上無理だけど、若い人の方がこの国でより長く生きるわけだから、より長く生きる人から政治家が出てもいいんじゃないかと思います」
あしざわ教頭「しかも10代の頃からそのことについて考えていたら、大人になった時にそれが力になりますからね」
とーやま校長「ねてぃおは、どういう町を作っていきたいとかってある?」
ねてぃお「私たちのコンセプトとしては、震災前からあった古いものと、これから作る新しいものを融合させて、これまで以上の町を作りたいというコンセプトで活動しています。
今、公園に仮設住宅が建ってしまったので、子供たちの遊ぶ場所が無いんです。なので『石巻市子どもセンター』という子供のための施設を作ろうということで、建設の提案とか内装とかを考えて、大人の方々に手伝ってもらって、実際に建った『石巻市子どもセンター』っていうのも、その内の一つです!」
古市先生「今まで言った事と矛盾しているんですけど、実は、今の日本にとって政治家ができることってそこまで多くないんです。今のお話を聞いていると、政治家を通さなくても自分たちで出来ちゃう事って意外と多いんだなって感じがしますよね」
とーやま校長「そうですね!」
古市先生「皆がみんな、政治家になるとか、選挙に行くとかだけではなくって、それらを通さなくても、自分たちで政治や社会が作れちゃうんだ。っていうのは聞いていて思いました。立派ですよね!」
とーやま校長「ねてぃお、話を聞かせてくれてありがとう!」
とーやま校長「10代のみんなが、色々と真剣に考えているっていうのを聞いて、俺自身、一応ニュース番組とかを録画して見たりして、考えていないこともないんですけど……。でも、及んでないな〜って思いましたね」
古市先生「偉いじゃないですか!」
あしざわ教頭「生徒よりも、もしかしたら関心薄いかもな。って思っちゃったりしました」
とーやま校長「もっと前のめりでいこう! って思ったね」
■ 気持ちがかわった、
今日の授業が始まるまで、政治は興味ないし公民嫌いだし選挙行かない!って思ってたけど、気持ちがかわった。お金を払ってるのにライブいかないのはなんかもったいないし、意外と選挙って堅苦しいものじゃないなー、とも思った。選挙ってこれからの未来のことを決めてるのに、わたしたち若い人がいかないで他の大人に任せっきりにしておくのは怖いなって思った。いまは投票すごい行きたい!
さくさく★
女/15/神奈川県
2015/06/24 23:40
女/15/神奈川県
2015/06/24 23:40
とーやま校長「日本は俺たちのものでもあるし、特に10代の子達はこれからも生きていく国なわけだから」
古市先生「そう、みんな年を取るんですよ。しかも今、平均寿命がすごく延びていて、女性は2人に1人は90歳まで生きるんですよ! だから10代の子からしたら、あと70年近くは生きるんです。だから、日本っていう国に住むんだったら、もうちょっと関心持ってもいいかもしれないですよね」
とーやま校長「だからこそ、今、30代の俺も、ちゃんと引き継がないといけない。次の世代のことをようやく考えるようになりましたね」
SCHOOL OF LOCK!のLINE@アカウントでは、
本日の朝8時〜夜11時35分までに選挙に関するアンケートを実施!!
「 今、10代の君に選挙権があったら選挙にいきますか? 」
という質問に、「選挙に行く・行かない・わからない」という選択肢の中で、我が校の生徒の選んだ回答は…!
「行く」…71.1%
「行かない」…17.2%
「わからない」…11.6%
というアンケート結果になりました!!
古市先生「20代の投票率よりもはるかに高いですよね! 2014年の衆議院選挙の投票率…52.5%で、そのうち20〜24歳の投票率は…29.7%ですから。でも、今は“行く!”って言っているけれど、どうせ選挙の日になったら行かなくなるんじゃないですか? 来年再来年になってみないと、そこは分からないですけどね。ちょっとでももったいないっていう気持ちを持ってもらえたら嬉しいですよ」
とーやま校長「少なくとも、聴いてくれた皆の頭の中や、体の中に関心が生まれたとは思うんだ」
古市先生「ニュースの何もかもに興味を持つ必要は無いので、心に響くニュースとか論点があったら、追ってみるとか…。一個でも響くものがあれば、政治ってすごい身近になると思うんですよね!」
本日の授業はここまで! そして、本日の黒板は、古市先生に書いてもらいました!
『 すぐ30になっちゃうよ。 』
僕、今年で30歳になったんですけど、意外と年ってとっちゃうんですよね。
10代だから政治関係ないし。国のこととかどうでもいいし。って思っていても、
すぐに30、40と年を取ってしまうと思うんです。
年を取れば、責任も増えていきます。
10代だったら、日本が悪いのは大人のせいにしていればいいんだけど、
50歳とか60歳で政治家のことを馬鹿にしているのってちょっとカッコ悪い。
自分たちが選んできた政治家がそうしてきたわけですから。
だから、若いことは長く続かないよ。っていうことを、若いうちから知っておいたほうがいいのかなと思いました。
とーやま校長「古市先生、今日は沢山のお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました!」
古市先生「結構、真面目に話しちゃいましたけど…」
あしざわ教頭「全然、良いことですよ!」
とーやま校長「10代のみんなも、色んなことを思っていると思うんですけど、僕は“お祭り”っていう言葉が印象に残っていますね」
古市先生「選挙は、600億円使った大フェスティバルですよ!」
あしざわ教頭「すごいフェスですもんね!」
とーやま校長「だから、政治家を選ばなければいけない。みたいな発想ではなく、お祭りって考えることが出来たら、“よし、日本楽しもうぜ!”っていう気持ちで選挙に行けるかもしれない」
古市先生「とりあえず、お祭りに参加してみて、どう楽しむかっていうのは後から決めても良いと思います。それに、選挙行かなくても責任は発生していますからね。行かないっていう決断ですので、行っても行かなくても責任は変わらないんですよね」
とーやま校長「また、ぜひ生放送教室に遊びに来てください! ありがとうございました!」
古市先生「僕でよければ。ありがとうございました!」
古市先生、本日はありがとうございました!
ぜひ、また来てください!
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【逆電リスナー】
ねてぃお 宮城県 16歳 女
Fight Music 長崎県 18歳 女
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【オンエアリスト】
22:05 TOP OF THE FUCK'N WORLD / The Mirraz
22:23 歯ぎしりがとまらない / 谷山浩子×ROLLY(THE 卍)
22:38 天使と悪魔 / SEKAI NO OWARI
22:50 Flowerwall / 米津玄師
23:10 Touch / flumpool
23:19 君に届け / flumpool
23:40 パイオニア / 高橋優
23:48 PHASE / アナログフィッシュ
23:51 Dragon Night / SEKAI NO OWARI
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選挙も、日本も、古市先生もたくさん好きになった!
また来てください!
校長のとーやま
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政治に色々と重く考えすぎてる自分がいたなー。
生徒も選挙について考える良い機会をもらったと思います。古市先生ありがとうございました。
あしざわ教頭
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