【 松尾芭蕉 】の回

ゲンキンな歴史 2015.4.13 月曜日

はからずも、大金を手にしてしまった、男・茂木に、「とんでもない美女たち」が群がり始める。
今夜も、セレブが集うラウンジで、美女と待ち合わせ。
 
 
茂木:サラ、話ってなんだい?…っていうかこの子供は誰?
 
サラ:私の、姪の、アゲハ!ほら、アゲハ!
 
アゲハ:おじさん!1200円頂戴!
 
茂木:1200円!!??サラに、比べたら…いやいや、ダメだ!アゲハちゃん、1200円、あげられないよ。
 
アゲハ:どうして!?
 
茂木:いいかい!?
1200円というお金はね、昔、松尾芭蕉がね……
 
サラ:出た!歴史の話をしても子供には分からないから!
 
茂木:いいからサラも聞いて!
 


時は江戸時代。「おくの細道」で有名な俳諧師、松尾芭蕉は、旅費を稼ぐために、俳句の添削を行っていたという。値段は1句、およそ1200円。
つまり!1200円とは……
あの松尾芭蕉が俳句の添削をしてくれる代金だったのだ!!!

 


 
茂木:…だからね、アゲハちゃん、1200円は簡単にはあげられないよ!
 
サラ:茂木。アゲハは、俳句が得意なのよ。
 
アゲハ:「おじさんは とっても歴史 詳しいよ」
 
茂木:…え!?完璧な俳句じゃないか!こんな小さい子が!アゲハちゃん!大切に使ってね!はい!1200円!
 
アゲハ:おじさんありがとう!
 
サラ:さ、アゲハ、帰るわよ!
 
茂木:ちょっと優しくしたら、すごい機嫌が良くなって、ホント、ゲンキンな女たちだな♪
また明日!
- Prev                 Next -
<   2015年4月   >
MonTueWedThuFriSatSun
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   

RSS

QRコード 画像
MOBILE SITE