今夜の授業を職員の新人職員Nが振り返り!
今夜のSCHOOL OF LOCK! は、
ゲスト講師にryuchell先生とパフォーマーのDAIKI先生をお迎えして、
『SOCIAL LOCKS! スペシャル』を開催!!
SOCIAL LOCKS! は昨年の12月に始まり、たくさんの生徒が、
生まれた環境のことや、性のこと、障害のことなどを届けてくれました。
今夜はその総決算授業として、「みんなにわかってほしいのにわかってもらえないこと」「毎日の中で、もっとこうなればいいのにと思っていること」など
周りとの"違い"について悩んでいる生徒の話や、過去SOCIAL LOCKS! で声を届けてくれた生徒の今の話を聞いて行きました。
最初に電話をつないだのは…
8月にSOCIALLOCKS!で声を届けてくれて、10月の別府のイベントにも登場してくれた
【長崎県 15歳 男の子 RN:ミステリアスなクレープソルジャー】
ADHDで苦しんでいたけど、人前に出ることでポジティブに考えられるようになったというメッセージを届けてくれました。
イベントでは、最初はかなり緊張したけど、しっかり言葉を届けることが出来た、DAIKI先生らのダンスに感動したとのこと。
そして最後に改めて、『自分が今変わりたい気持ちがあれば、しっかり向き合ってほしい』というメッセージを届けてくれました。
次に電話をつないだのは…
【東京都 19歳 女の子 RN:テトモンよ永遠に!】
自閉症と場面緘黙症だけど、好きな大学に行きたいというメッセージを伝えてくれた、RN:テトモンよ永遠に!。
現在浪人生で勉強を頑張っているけど、受験で面接があり不安を抱えているのだそう。
DAIKI先生から、言葉数が少なくても気持が伝わる言葉はあるはずというメッセージをもらいました。
次に電話をつないだのは…
【香川県 11歳 女の子 RN:嵐のトリコ】
8月にSOCIAL LOCKS!でRN:かくざとう。が届けてくれた「メンタルクリニックに対する偏見がなくなってほしい」という声を聞いて、勇気を出してスクールカウンセリングに行くことができたのだそう。
さらに今回のことがキッカケで、将来はカウンセラーや保健室の先生になりたいという夢を持つようになったということで、RN:かくざとう。に感謝の気持ちを伝えてくれました。
今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴きなおすことができます!ぜひ再出席してみてね!
ryuchell先生&DAIKI先生来校!SOCIAL LOCKS! 総決算授業!
『 45 』
こもり校長「昨年の12月から、毎週月曜日の夜11時に届けてきた
『SOCIAL LOCKS!』」
ぺえ教頭「この授業ではね、その生まれた環境のこととか、性のこと、障害のことだったり、様々な生徒が、本当に素直な声を届けてくれた時間でしたね」
こもり校長「
『SOCIAL LOCKS!』は、先週の月曜日で最終回を迎えたわけなんだけど、先週までに、45人の生徒が参加して声を届けてくれました。“点字ブロックの上に障害物があると、安心して歩くことができません”ということを伝えてくれたRN いちごタピオカ」
ぺえ教頭「“フリースクールに通っていることを打ち明けることができません”という心の内を伝えてくれたRN リーリーだったりとか、廊下とか掲示板でも、
『SOCIAL LOCKS!』がすごくいいコーナーだったから、“終わってほしくないな…”、“寂しいな…”っていう声もすごくあったりして、より、その生徒たちの素直な声を聞けるいい時間になったのかなと思ってね。私たちもうれしかったですよね」
今夜は
『SOCIAL LOCKS!』の総決算として、2時間、こちらの授業を開催!
『SOCIAL LOCKS! スペシャル!』
こもり校長「いま、悩んでいる君の声は、次の社会を創る未来の鍵。今夜も、“みんなに分かって欲しいのに分かってもらえないこと”、毎日の中で、“もっとこうなればいいのにと思っていること”など、周りとの違いについて悩んでいる君、伝えたいことがある君からのメッセージ待ってます」
ぺえ教頭「はい。そして、これまでの
『SOCIAL LOCKS!』を聴いて思ったこと、今日の授業を聴いて思ったことも書き込んでくれるとうれしいです」
こもり校長「
今夜はゲスト講師として、『True Colors FESTIVAL』のアンバサダーであるryuchell先生と、一緒に『True Colors CARAVAN』を周った、パフォーマーのDAIKI先生が来てくれます。 SCHOOL OF LOCK! 今夜も開校!」
♪ アカリ / GReeeeN
こもり校長「今日も生徒のみんなが心の中で思っていることを、直接、届けてくれればいいし、
掲示板だったりとか、我々の
廊下だったりとか、
インスタもあるし、いまは
TikTokもコメントできるからね」
ぺえ教頭「そうだね。なんでもあるね」
こもり校長「いろんなツールがあるから、みんなの声を届けてもらえればなと思います。そして、今夜の生放送教室には!」
ryuchell先生「
ryuchellだぴょ〜ん!」
DAIKI先生「
DAIKIで〜す!」
こもり校長「よろしくお願いしま〜す」
ryuchell先生・DAIKI先生「お願いしま〜す!」
こもり校長「ryuchell先生。お久しぶりです」
ryuchell先生「久しぶり」
こもり校長「2度目の来校ですね」
ryuchell先生「2度目なんですよ。もっと来てるような… 8回目ぐらいの気分で来ました〜」
こもり校長「この間、部屋を掃除してたら、3人で撮ったチェキが出てきて、うわー! って思ったばっかだったんで」
ryuchell先生「また撮ろう」
ぺえ教頭「“埋もれた”ってことだよ。掃除したら出てきたんだもん」
ryuchell先生「そうだ… やだ… なんで? 飾ってよ。冷蔵庫に貼ってよ」
こもり校長「冷蔵庫に貼りませんよ。なんかテーブルの、テレビ台の下にありましたね。さあ、ということでDAIKI先生」
DAIKI先生「はい」
こもり校長「僕は、イベントでは何度かお会いさせていただきましたし、教頭も、イベントでお会いさせていただいてますけども、生放送教室は初めてということで…」
DAIKI先生「そうですね。はじめましてです。よろしくお願いします」
こもり校長「いろいろとお話しできればうれしいなと思っておりますので、最後までよろしくお願いします。
さあ、改めて、
ryuchell先生は、『True Colors FESTIVAL』のアンバサダーを勤められておりまして、『True Colors CARAVAN』には東京での出発式に参加されております。そして、DAIKI先生は、“CARAVAN Performers”として、すべてのCARAVANに参加されております。改めて、 DAIKI先生、“CARAVAN Performers”に関して、ご説明いただいてもいいでしょうか?」
DAIKI先生「この『True Colors CARAVAN』という企画を元に結成されたチームなんですけども、元々は、それぞれの障害、“車椅子DJ”だったりとか、“耳の聞こえないダンサー”だったりとか、あと“車椅子のダンサー”、で、僕は“低身長症”って背が低い病気なんですけども、各自それぞれプロとして活躍しているメンバーを今回、招集をして、いろんな障害がある人だからこそ出せるカラーを全国に伝えていくために、種撒きということで全国を周らせていただきました」
こもり校長「出発式の時にもね、僕も観させて頂きましたけども、集まるとエネルギーがやっぱすごい! 僕、なまじっかダンスやってるんで、あれなんですけど(笑) やっぱいい。体動かして音に乗るみたいな、人の心の中から出てくるものみたいなのって、やっぱりいいなって感じたし。『True Colors CARAVAN』、今年の4月からスタートして、東京から始まって、名古屋、広島、札幌、大阪、北九州、別府と、全7ヶ所、周ってきました」
ぺえ教頭「周り切ったね〜。とりあえず、みんなで、お疲れ様〜」
一同拍手
こもり校長「そして ryuchell先生」
ryuchell先生「はい」
こもり校長「出発式の東京に参加されていましたが、いかがでしたか?」
ryuchell先生「いろんな色が、それぞれの色が混ざり合って見たことない色になる。なのが、素敵でしたね」
こもり校長「DAIKI先生は、全7ヶ所を周られてみて、振り返って、印象に残ることとか、ありますか?」
DAIKI先生「僕たちメンバーが誰1人コロナとかで欠けずに最後まで走り抜けられたというのは奇跡だなと思いますし、本当によかったと思うことがまず1つ。それ以外だと、札幌だけが大雨に恵まれ…」
ぺえ教頭「そうだった」
こもり校長「そうでしたね」
DAIKI先生「中止という選択肢はなく、テント張ったりとかで、どうパフォーマンスが出来るか? っていうのをやりながら、大雨の中、びしょ濡れになってやったっていうのは、すごい思い出ですし、何より、各地それぞれ、いろんな障害のある方々がいて。
で、僕たちパフォーマーの中でも、今回、その障害のある人たちと一緒に何かを作るだったりとか、全国を周るっていうのを、スタッフのクルーの人たちも含めて、初めての人がすごい多くて。新幹線のチケットを、そもそも、車椅子の人たちはさらに1時間、2時間早く行って予約しないといけないこととか、あとは手話通訳さんが居ることの大切さだったりとか。バリアフリー面のことを知らないクルーの人たちもいたので、そこを一緒に学んでいくっていうか、一緒に知ってもらうことも当たり前ではないですし。僕たち、障害のあるパフォーマーもやってもらうことに感謝しなきゃいけないし、当たり前というスタンスではなくて、そのクルーの人たちにも知らないことを伝えていく上で、クルーの人たちも怖がらず、“何をしたらいいですか?”っていうことを聞いてもらう関係性を、本当に作るのが大事なんだなあっていうのを思いながら。
で、各地それぞれでアクシデントもありましたし、チケットのこともそうですし、通訳さんもそうですし、トイレだったりとか、いろんな会場のバリアフリーでもそうですし、本当にいろんな方に支えられて僕たちも伝えられることを伝え、みんなで作り上げてきたなあっていう感じの印象が全体的に残ってますかね。はい」
こもり校長「本当にそうですね。一緒に何かを作るとなった時に、やっぱ、“どうしていいんだろう?”みたいなの、多分、お互いあると思うんですけど、そこのコミュニケーションというところではすごく大きなきっかけだったなという風に思います。あと、様々なゲストの方、参加してくださいました。ステージに登壇してくれた生徒もいたということでね」
ぺえ教頭「そう。RN ミステリアスなクレープソルジャーは、別府に来てくれて、お話してもらったりとか、RN めぐりんちは、広島に来てくれて、登壇してくれて、話を聞いたりしてすごく楽しかったです」
こもり校長「ここで話したい生徒がいます。もしも〜し!」
ミステリアスなクレープソルジャー 長崎県 15歳
こもり校長「ありがとうね」
ぺえ教頭「ありがとう〜」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい」
こもり校長「会場にも来てくれて、さらに登壇までしてくれて。ありがとう」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい」
ぺえ教頭「長崎に住んでるんだけど、お母様と一緒に、別府に来てくれたんだよね」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい」
ぺえ教頭「ね〜 話、聞かせてもらってありがとうね。ちょっとミステリアスなクレープソルジャーのことを説明すると、“ADHD”という、注意欠陥、多動症って呼ばれる、まあ、発達障害みたいなものを持ってる。
“自分の苦手なことや、嫌だなと思ってるところが、自分を変えるいいきっかけになったっていうことを伝えたい”というメッセージを、話してくれたんだよね」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい」
こもり校長「キャラバンの中でね、登壇して、自分の声で伝えてくれてありがとう」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい」
こもり校長「どう? 『True Colors CARAVAN』で登壇してくれて、あの日、緊張した?」
ミステリアスなクレープソルジャー「もう、ほんと、緊張しましたね」
一同笑い
ぺえ教頭「いや、ほんと。すごい緊張してて、私も覚えてるよ。クレープソルジャーが、すごい緊張してたの(笑)」
こもり校長「俺も行かせてね、参加させていただいたけど、緊張するよ。あれは」
ぺえ教頭「あのステージは、しかも、お客さんとの距離も近いからね」
ミステリアスなクレープソルジャー「そうですね」
ぺえ教頭「別府も人がたくさん来てくれてね」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい」
こもり校長「
8月にも、『SOCIAL LOCKS!』で、声を届けてくれたりとかっていうのもあったけど、当日、『True Colors CARAVAN』に行って、パフォーマンスとかも直接、観たんだもんね?」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい。そうですね」
こもり校長「どうだった?」
ミステリアスなクレープソルジャー「やっぱり、車椅子の方のダンスとか観てて、なんかすごいなーって思って。車椅子の方だからこそ出来るダンスとかが魅力的で、あともう、DAIKI先生の俊敏な動きとか、小回りの利くダンスが、ほんと感動しました」
DAIKI先生「ありがとうございます! うれしいです!」
ぺえ教頭「みんな、ほんとパワー貰ってるよね」
こもり校長「いま、ミステリアスなクレープソルジャーが、みんなに伝えたいことはある?」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい。
“変わりたい”っていう意思は、ネガティブな心から生まれると思うんですよ。やっぱり、いまの自分が気に入らないなって言うところから始まって、じゃあ自分のどこが気に入らないんだろう? っていうのを自分と向き合って、探して、それを自分の納得いくようにしようっていうので、“変わりたいっていう意思”が生まれると思うんですよ。
最初はそんな、大きいこととかでもなくていいから、自分の身の回りの、小さなことでもいいから、そこから変えていけば自分を大きく変えるきっかけになるんじゃないかな、と、思います」
ぺえ教頭「力強いメッセージじゃない。ね、ryuchell」
ryuchell先生「だから、
“なんか、変わりたい”っていう風に思うことが悪くないっていうか、前進するために進んでいる。本当に、声だけで、どんだけ真面目な男が分かる。素敵〜」
こもり校長「DAIKI先生は、どうですか?」
DAIKI先生「変わるきっかけって、すぐ見つかる人もいれば、なかなか本当に巡り会えない難しいっていう人もいると思うんですけど。でも必ず、人には変わる何かきっかけが、1ミリでも、1メーターでも、何メーターでもあると思っていて、それが、いま来たか? 後で来るのか? っていうところが自分次第なのかなって思うと、じゃそれをいま、おっしゃってたことを
言葉にし続けることで絶対変われると思いますし、前向いてやってってほしいなっていうのはすごい思いました」
こもり校長「ミステリアスなクレープソルジャー、改めて声を届けてくれてありがとうね」
ぺえ教頭「ありがとう〜」
ミステリアスなクレープソルジャー「ありがとうございました」
こもり校長「これからも、よろしく!」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい。お願いします」
今夜は
『SOCIAL LOCKS!』の総決算として、こちらの授業をお届しています!
『SOCIAL LOCKS! スペシャル!』
こもり校長「“みんなにわかってほしいのにわかってもらえないこと”、“毎日の中で、もっとこうなればいいのにと思うこと”、“伝えたいことがある”という生徒に話を聞いていこうと思います。もしもし!」
テトモンよ永遠に! 東京都 19歳
こもり校長「まずは、届けたいメッセージを教えてもらってもいい?」
テトモンよ永遠に!「はい。自閉症と場面緘黙症ですが、
人前で話すのが苦手だけど、好きな大学に行きたい、という気持ちを伝えたいです」
こもり校長「ごめんね、校長先生があまりわかってないっていうのもあるんだけど、“場面緘黙症”っていうのはどういった症状なのか、聞いてもいい?」
テトモンよ永遠に!「例えば、家族となら話せるんですけど、それ以外の人とか、外とかだと、話せなくなっちゃうみたいな病気です」
こもり校長「いま、みんなと話しているのは、大丈夫そう?」
テトモンよ永遠に!「電話なら、出来るんですよ」
こもり校長「そうなんだ。全然、無理せずでいいからね。ゆっくりでいいから」
ぺえ教頭「そうだね。ゆっくり話そうね」
こもり校長「いま、じゃあ、“好きな大学に行きたい”っていうことは、受験してるってことか?」
テトモンよ永遠に!「浪人生です」
こもり校長「自分の中で、行きたい大学が、もう、決まってるんだ?」
テトモンよ永遠に!「はい」
こもり校長「どうなんだろう? いまの自分の中では、何が不安だったりとかするんだろうか?」
テトモンよ永遠に!「入試の内容に面接があるんですけど… 場面緘黙症で面接を乗り越えられるかがちょっと…」
こもり校長「不安っていうことか?」
テトモンよ永遠に!「はい…」
こもり校長「去年は、その、自分の行きたい大学に受験したのかな?」
テトモンよ永遠に!「いや… 受験してないですね」
こもり校長「そうなんだ。じゃあ、今回が、その大学に受験するのが初めてってこと?」
テトモンよ永遠に!「初めてになります」
こもり校長「面接で直接話すのが、ちょっと緊張しちゃうな、ってこと?」
テトモンよ永遠に!「緊張しちゃうし、話せなくなっちゃうんで… 悩んでますね…」
こもり校長「そこは、自分の中で進みたい大学以外の選択肢を取るっていうのは、ないのかな?」
テトモンよ永遠に!「一応、“通信制の大学”っていう選択肢もあるんですけど、やっぱり一般の大学に行きたいな、って気持ちがあって…」
こもり校長「大学受験、俺がしたことないから、面接がどんな感じかっていうのがイメージできないんだよな。面接やった?」
ぺえ教頭「私、一応、“AO入試”っていうもので、でもまあ、面接みたいなものもあって、なかなか緊張する場面ではあったね。何人かの大人の前で、グループディスカッションみたいなことをしなきゃいけなかったりとか、結構、自分の意見を、かなり丁寧に、噛み砕いて説明しなきゃいけなかったりしたから、私でもすごく緊張した。だから、たしかに、すごく不安になる気持ちは分かるなと思いますね」
こもり校長「どうですか? お2人も。いまのテトモンよ永遠に!の話、聞いてみて」
ryuchell先生「ただでさえ、面接とか、普通にみんな初めて会う人が目の前にいるわけで、本当に緊張すると思うし、何を話したらいいのか、パニックってしまう時ってあるじゃん。でも… そこでやっぱり、“どうしても行きたい!”っていう気持ちでがんばれる時もあるけど、どうしようもない、がんばれない時もあるから。そこはもう、“行きたい!”っていう気持ちがあるのであれば、とにかく、がんばらなきゃいけないけど… なんて… どうなのかな? って…」
こもり校長「DAIKI先生は、どうですか?」
DAIKI先生「そうですね。自分も大学は、“AO入試”で入ったんですけども… 自分はしゃべるのが好きなタイプではあるので… ただ、面接とかって、なんでしょうね。僕、どっちかっていうと、長々としゃべりすぎちゃうんです。でも、だからこそ、いま、伝えられるとしたら、
少ない言葉数でも、なんか輝ける言葉って絶対あると思っていて。だからこそ、“自分はここに入って、これをやりたいです!”っていう一言、強い思いを込めたら、絶対、相手の目を見て話したりとか、必ず、伝わる強さがあるなぁと思っています。で、ryuchellさんが仰ったように、例えそれが、その人に伝わらなかったら、それが運命で、けど、それに
挑戦したってことが何よりの財産になると僕は思ってるから。だから、もう1回、来年、チャレンジしたらいいと思うし。なんか一言、自分のやりたいことと、夢とかだったりとか、もう、伝えたいことを、多い言葉ではなくて、少ない言葉数の中にある大事なものってあると思うから、それをバン! って言えれば、もうそれでいいんじゃないかなっていう風に思います」
ぺえ教頭「そうだね。言葉数よりもなんか、情熱というかね。思いの強さだったり、熱さが、面接はたしかに必要かもね」
こもり校長「テトモンよ永遠に!、いま勉強はどうなの?」
テトモンよ永遠に!「いまは、予備校に通ってますね」
こもり校長「どれぐらい勉強してんの?」
テトモンよ永遠に!「朝から夕方ぐらいまで」
ぺえ教頭「すごい」
こもり校長「すごい、勉強をやってるじゃないね」
ぺえ教頭「がんばってるね!」
こもり校長「そんなずっと勉強するの大変じゃない?」
テトモンよ永遠に!「そうでもないですよ」
こもり校長「あ、そう?」
DAIKI先生「すごい」
こもり校長「結構、勉強はサクサクできる方?」
テトモンよ永遠に!「そんなに… ちょっと、集中力が切れやすいんで… でも、がんばってます」
こもり校長「でも、“大変?”って聞かれて、“いや、そんなことないです”って言えるっていうことが、俺、すばらしいと思うけどね。俺、絶対、“つらい”って言うもんね」
一同笑い
こもり校長「俺は、ちょっとつらいだけでも、“めっちゃ、つらいんですよ”って言うタイプだから。いまさっき、直接、ryuchell先生とか、DAIKI先生から言葉もらってみたけど、お話聞いてみてどう?」
テトモンよ永遠に!「う〜ん…」
ぺえ教頭「まだまだ不安だよね」
テトモンよ永遠に!「不安ですね…」
ぺえ教頭「そうだよね」
こもり校長「まあ、不安を拭えるのっていうものは、きっとないから」
ぺえ教頭「そうだね」
こもり校長「成し遂げたい時だったりとか、何かを手にしたいもの、自分で好きなものをしたいと思った時って、やっぱ、何かのきっかけで、何かをもしかしたら捨てるのかもしれないし、何かを得なきゃいけないのかもしれないし。何か1個、ぐっと自分の100%以上の力を出さないと、手に入れられない瞬間っていうのは、多分、めちゃくちゃあって。でも、そういうものって、全部が全部、手に入んないわけでは、俺はないと思うから。いま、多分、テトモンよ永遠に!が、がんばって勉強してたりとか、多分、不安と向き合っていることもあると思うの。面接がすごく不安だとした時に… 俺の中で、テトモンよ永遠に!とずっといるわけじゃないからわかんないけど、面接があるっていうことに対して、日常で何か考えたりすることもあるんじゃない? “じゃあ、こうしなきゃいけない”みたいな。そういうのって、あったりするの?」
テトモンよ永遠に!「そうですね… うん…」
ぺえ教頭「そうね。うん。DAIKIさんと、ryuchellはさあ、ここぞという時、絶対、成功させなきゃいけないみたいなものが目の前にあった時、どういうマインドで、それに挑むの?」
ryuchell先生「もう相手を、“かぼちゃ”と思う。相手のことを、ちょっとドキドキする時ほど舐める。もう、全然、緊張しないように。“すごい人を目の前にしてしゃべるんだ”って思うから、やっぱり緊張しちゃうので、僕は本当に相手を、“かぼちゃ”と思う」
ぺえ教頭「DAIKIさんとかは?」
DAIKI先生「そうっすね。あんま緊張しないタイプなんですけど、ただ、自分は、絶対に後悔を残したくないっていう気持ちがすごい強いので、王道なんですけど、“やらない後悔より、やって後悔”じゃないですけど、言いたいことは言うし。絶対に嘘はつきたくないので、自分の選んだ道だからこそ、自分の選択したことに後悔したくないですし、ストレートに向き合いたいっていうのがあるので、必ずそこはもう正直に、終わった後に、もう“やり切った!”ってぶっ倒れるぐらいな気持ちで、ダンスもそうですし、言葉を届けることもそうですし、“全力かな?”っていうとこですかね?」
こもり校長「多分、いまの気持ちを声にもしてくれたと思うけど、まだこう、“声にできてない気持ち”っていうのも、きっと、“テトモンよ永遠に!”の中にはあると思うから」
ぺえ教頭「でも、このモヤモヤしている気持ちを面接官にぶつけるっていうのもありだと思わない?」
DAIKI先生「いいと思います」
ぺえ教頭「その、本当の自分の声を大にして伝えるっていう。だから、
いま、不安に思っている自分を、怖がらないでほしいなと思うよね」
こもり校長「なんか、それをいうからこそマイナスっていうことでも、絶対、俺はないと思う」
ぺえ教頭「大人は、それを“強さ”だと、受け取ってくれる気がする。自分が、“不安な気持ちをさらけ出す”っていうことってさ」
こもり校長「で、そこの中に、テトモンよ永遠に!の気持ちが、きっと、120%あれば届くと思うし。“これですけど、私は、絶対、この大学入りたいんです”っていう、それがやっぱ、信念だと思うから。いまの自分で向き合うと不安には思うかもしれないけど、なんか不安ばかりに押しつぶされないでほしいなって、いまの声を聞いて思ったから。もうすぐ受験も大詰めの時期だと思うけど、もうひと踏ん張り。がんばって」
テトモンよ永遠に!「ありがとうございます」
こもり校長「こちらこそ。ありがとうね。声を届けてくれて」
ぺえ教頭「ありがとう〜」
テトモンよ永遠に!「はい」
こもり校長「がんばって」
ぺえ教頭「ばいばい」
テトモンよ永遠に!「ありがとうございます」
♪ Answer feat. KREV / 向井太一
こもり校長「やっぱり“不安に思うこと”っていうのは、みんな、それぞれきっと、あると思うし、受験生が何かに向かう時に不安があるのと同じで、でもなんか、そこに立ち向かおうとするテトモンよ永遠に”が、俺は、すごいなと、改めて思ったね」
ぺえ教頭「
『SOCIAL LOCKS!』で声を届けてくれた生徒から報告の書き込みが届いてます」
■
私は3月21日に、『SOCIAL LOCKS!』で、持病の話をしました。起立性調節障害と言う病気です。
人前で持病の話をするのが怖くてずっと迷っていたけど、少しでも多くの人に知ってもらいたいという一心で話をしました。
放送を聴いてくれた人からは、知らなかったから知れてよかった、と、言ってもらえたり、同じ境遇の人と話す事も出来ました。あの日、話せてよかったです。本当にありがとうございました。
今年もぎりぎりで戦ってるけど、進級できるようにがんばります。
雨粒れもん
女性/16歳/神奈川県
こもり校長「そうだよね… みんな一生懸命がんばってるしね。ギリギリの中で戦ってるから…」
ぺえ教頭「勇気を出して、そうやって声に出してくれてね」
こもり校長「声を届けて… なんか、同じ気持ちの生徒も、きっといると思うんですよ。だから“声にし続ける”っていうことも、きっと大切なことかなと思うんですけど。どうですか? いまの報告、聞いてみて」
DAIKI先生「やっぱり、本当に、“信じ続けること”、“伝え続けること”、つらいと思うんですよ。正直。ただ、つらいこともつらいって言っていいと思うし、つらいってことを言い続けることも、僕は全然、ありなんじゃないかな? と、思っていて。ただ、“自分は、じゃあ、どうやったら幸せになれるのか?”とか、なんか、幸せを探していることすらも、すごい楽しめたらいいなと思いますし。僕自身もやっぱ自分の障害で、まだまだできないことだったりとか、人に助けて欲しいって言うことがたくさんあるので。
ただ、
人間、誰しも、完璧な人はいないと思っていて。それは障害があるからとかではなくて、もう、どの人も。だからこそ、完璧がないからこそ、胸を張って、声を大にして、“助けて!”とか、“もう無理!”とかって言えるようになれたら、みんなすごい幸せになれる、意外と近道なんじゃないかな? って、すごい感じます」
■
『True Colors Festival』
東京のTrue Colors Festivalにお邪魔しました〜!
色んな方のパフォーマンス全て圧巻で終始目が離せなかったです、、、!他の地域も参加したかったのですが予定が合わず、、、それだけが心残りです(T_T)素敵企画開催ありがとうございました!
宝くじ当て隊
女性/13歳/神奈川県
2022-11-07 22:59
こもり校長「宝くじ当て隊には、もう1個、報告がありまして。
『True Colors Festival THE CONCERT 2022』が、今月、東京・有明のガーデンシアターで開催される、と」
ryuchell先生「そうなんです。
11月19日、20日の2日間に渡って開催するのよ〜」
こもり校長「もうすぐですね。どんな内容になってるんですか?」
ryuchell先生「『True Colors Festival』はですね、障害・性・世代・言語・国籍など、多様で、個性豊かなアーティストと観客が一緒に楽しむフェスティバルです。そしてですね、私、ryuchellは、フェスティバルのアンバサダーとして、3年になるんだって!」
こもり校長「3年目!?」
ryuchell先生「ね〜 びっくり〜! これまでに、歌やダンスなど、世界各国の障害のあるアーティストの方々にご出演いただいてたんですね。で、今回のコンサートはその集大成なんです。
世界12ヶ国からおよそ100名のアーティストが集まりまして、一緒につくるコンサートです」
ぺえ教頭「すごいね」
こもり校長「12ヶ国、100名っていう…」
ryuchell先生「ほぼ、世界全部です」
ぺえ教頭「集大成だもんね!」
こもり校長「僕たちがこう、普段。体験するような、アーティストさんとか、ミュージシャンとかのライブとはちょっと違う特別感みたいなのもありあそうですね」
ryuchell先生「そうかもしれないですね。このフェスティバル自体は、“ひとりひとりのその人らしさやかけがえのない才能に光を当てる”という他にはないものですよね。なかなかなかったものだし、本当に多彩な個性が混ざり合ってつくられる、特別なスペシャルなステージになると思います」
こもり校長「100名くらい揃うんですから、それはもう、多彩も多彩でしょう」
ryuchell先生「そうなんですよ。もちろん、いま、いらっしゃるCaravan Performerの
DAIKIさん、
かんばらけんたさん、
かのけんさんも、ステージに登場されますし、さらに世界的スーパースター、
ケイティ・ペリーさん、そして、
きゃりーぱみゅぱみゅさんの出演も決まりました〜」
ぺえ教頭「豪華だね〜!」
ryuchell先生「是非、生徒のみなさんにも、会場で体験してほしいなと思いますね」
こもり校長「DAIKIさん、このステージに登場されると思いますが、意気込みの方はどうでしょうか?」
DAIKI「自分も大学を卒業して、社会でダンサーとしてやっていきたいと思った5年前から『True Colors Festival』に関わらせていただいてきて、僕にとっても、かなり、この“大人になってから踊らせていただくこと”への集大成というか、もうそれが、思いとしてはすごいかかっていて。
で、もう1つは、やっぱ、観に来てくださる方々に、障害のある方々がたくさんいらっしゃるんですけど、どうやったらみなさんに平等に楽しんでもらえるか? って。その、環境づくりが本当に、テクニカルチームだったりとか、スタッフのみなさまがすごい一同となって、“車椅子の方の席がある”、“手話通訳さんがいる”とか、前半にお話させていただいたことも一緒なんですけども。そういうエンターテインメントの会場とかで、あらゆる障害のある人が平等に観れるっていう世界って、まだまだ全然無いと思っていて。でも、それが今回を機に、日本だったりとか、世界中のあらゆるアーティストのイベントだったりとか、会場で、バリアフリー面が、
“わざわざバリアフリーを整えてます”って言わなくても、自然と、あらゆる人が楽しめる、ファンの人だったりとかもそうですし、遊びに来れる場所っていうのが、今回を機に世界に広がってたらいいなという思いで、僕も全力でパフォーマンスをさせていただこうかな、と。その願いを込めて思っています」
こもり校長「
11月の19日、20日に東京・有明のガーデンシアターで開催ですから、もうすぐですよ。生徒のみんな、もし、時間あるよっていう生徒がいたらだし、宝くじ当て隊は、神奈川県だからね。電車乗って来れるから。このきっかけにまた観てみて、その空間のね、エンターテイメントを感じてもらえればなと思います」
今夜はryuchell先生と、パフォーマーのDAIKI先生を迎えて、こちらの授業を開催中!
『SOCIAL LOCKS! スペシャル!』
こもり校長「今夜は、先週、最終回を迎えた
『SOCIAL LOCKS!』の総決算授業です。“みんなに分かって欲しいのに分かってもらえないこと”、“毎日の中で、もっとこうなればいいのにと思っていること”、“伝えたい事がある”という生徒と話しています。声を直接、届けてもらうことによって、みんなに何か、共感するものだったりとか、少し聞いてくれている生徒の中で勇気になる生徒もいるんじゃないかなということで、引き続き、生徒のみんなから声を届けてもらえればなと思ってます」
ぺえ教頭「書き込みたくさん届いてます」
■
SOCIAL LOCKSを聞いていて思ったこと
ソーシャルロックスを聞いていて素直に思ったことは、普段何気なく生活している中でも困っている人がいると、正直はじめて知りました。
僕達が普通に過ごしていても、その環境がいやだと思う人もいるし、僕達にとって普通だと思っていることが普通じゃないことだってあるんだと知りました。
ソーシャルロックスがなかったら気づけないようなことだったし、ソーシャルロックスがあったからこそ打ち明けられた方もおおかったと思います。
本当にとても良い授業でした。
RUBYマシンガン
男性/14歳/青森県
2022-11-07 22:14
こもり校長「僕らでさえも。全部が全部わかるわけではないし、むしろ、わからないことの方が多いっていうのが現実だったから、声を届けてくれてっていうのはあるし、まだまだ僕らも知らなきゃいけないことたくさんありますよね」
DAIKI先生「そうですね」
ryuchell先生「みんなそれぞれの普通がね、やっぱりあるから、そこも、強要せずに、それぞれの色を認め合えたらいいよね」
■
SOCIAL LOCKS!
以前にも書いたのですが、吃音症のことについて話してくれた あん さんのおかげで自分が吃音症を持っていることを周りの人たちに言えました。吃音症を持っていることを言う前は、一部の人からからかわれたりしていました。しかし、言ってからはからかわれることもなくなりました。改めて、 あん さん、僕に吃音症のことを言う勇気をくれてありがとうございました。
ねこっち8810
男性/14歳/群馬県
2022-11-07 21:55
こもり校長「本当にきっかけってね、どこにあるのか分かんないんすけど。なかなか自分で何か言うのって緊張しますもんね」
DAIKI先生「かなり… 言うタイミングだったりとか、本当に言える場所と巡り合うかどうかだったりとか。ただ、どこでも
自分の言いたいことは言葉にして行くことが絶対、次につながる可能性は絶対に高いと思うので、それをなんか忘れないでほしいなっていうのはすごい思いますね」
■
SOSCIAL LOCKS!ほんとに、ありがとう!
本当に本当に、感謝しかないです。
私は、「SOSCIAL LOCKS!」を聞いてスクールかウンセリングに行く勇気が出ました。
前までは、私みたいな悩みでもスクールカウンセリングに行っていいのかな?私よりもっと大きな悩みを抱えてる人がたくさんいるのに、、。
という考えでした。でもある日の放送でRN:かくざとう。さんが「気軽に行っていいんです。」と言っていて、その言葉を聞いた瞬間、涙が止まらなくなって「行こう」って決断できました。毎回聞いていて、いつも救われて明日も生きよう、生きてみよう、って思って寝る。それが私の月曜日の週間でした。なくなってしまうのは、ほんとに、悲しいですが、最後に思いを伝えれてよかったです
この、「SOSCIAL LOCKS」を聞いて、私は、カウンセラーの先生、もしくは、保健室の先生になりたいという夢を持ちました。たくさんの人にあなたは1人じゃない、助けを求めていい。ということを広めたい。ということが私の今の夢です。ほんとにほんとに、ありがとうございます!
出会えてよかった!
嵐のトリコ
女性/11歳/香川県
2022-11-07 19:18
こもり校長「その時のかくざとう。の声があるんで、みんなで一緒に聞いてみよう」
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RN かくざとう。の声をプレイバック>
かくざとう。「宮城県、17歳、高校3年生、RN かくざとう。です。
私は今年から心療内科、いわゆるメンタルクリニックに通院しています。小学生の時から、いじめや嫌がらせを受け続けた事で、長年、フラッシュバックなどのストレス症状に苦しんでいました。
時には、心のバランスがとれなくなって、死のうと考えたことすらありました。いまはクリニックに通院し始めて、病気について相談できるようになり、安心して生活できるようになりましたし、症状もこれから改善していけばいいなと思っています。けれど、私は通院するまでに、およそ5年の月日を費やしてしまいました。なぜなら、両親がメンタルクリニックに対してよいイメージを持っておらず、薬に対しても否定的だったからです。
実際、私自身も、メンタルクリニックはほかの診療ことは少し違う特別なイメージがあって、なんとなく怖かったり、もっと症状の重い人が行く場所という風に思っていました。最終的に、学校の先生が私のSOSに気づいてくれたことが通院につながりました。実際に行ってみるとメンタルクリニックは私のイメージしていたものとは全く違うものでした。私はいまでは、あたたかな救いの手として、メンタルクリニックというのを捉えています。お医者さんから、“いままでよくがんばって生きてこれましたね。がんばりましたね”と言われた安心感は忘れられません。もっと早く受診していれば、早い段階で診断も受けられたし、そうしていればよかったと、いまでは思っています。
メンタルクリニックについて、言い出すにも、きっととてつもなく勇気がいるし、様々なイメージを持っている人がいると思います。だけど、そういった偏見がなくなって、必要な人が必要な時に、一般的な選択肢として考えられる世の中になって欲しいと思います。絶対に行け! と示唆しているわけではありません。時間が過ぎていくまま、自分を傷つけて欲しくないです。自分を守ってほしいです。そしてもっと生きやすい、そして幸せでいられる社会になってほしいです」
ぺえ教頭「何度、聞いても、本当に力強いメッセージだね」
こもり校長「そうだね。もしもし!」
嵐のトリコ 香川県 11歳
こもり校長「11歳。学年は?」
嵐のトリコ「小学6年生です」
こもり校長「いまのかくざとう。の声を聞いて、スクールカウンセリングに行く勇気が出たんだもんね」
嵐のトリコ「はい」
こもり校長「このかくざとう。の声を聞くまでは、なかなか周りに話すことはできなかったの?」
嵐のトリコ「はい」
こもり校長「かくざとう。の声を聞いてみてどうだった?」
嵐のトリコ「なんかすごい安心しました」
こもり校長「そこから、“周りの人に話してもいいかな?”っていう風に思えたってこと?」
嵐のトリコ「はい」
こもり校長「まず最初に、誰に話したの?」
嵐のトリコ「最初に、スクールカウンセリングに行くってことは、保健の先生に話しました」
こもり校長「その時、先生は何て言ってたの?」
嵐のトリコ「“少しでも気持ちが楽になれるんだったら、行ってみたらいいんじゃない?”って言ってくれました」
こもり校長「じゃあ、嵐のトリコからしたら、
『SOCIAL LOCKS!』で、かくざとう。の声を聞いたのは、すごいタイミングときっかけになったの?」
嵐のトリコ「はい」
こもり校長「すごいですよね。こうやって声が、本当に実際に届いていくっていうことって」
ryuchell先生「私、自分でどんなに考えても、やっぱりどこか偏見があったりとか、ちょっと挑戦できない、一歩踏み出せない、みたいな時ってあると思うんですけど、
そういう強いメッセージが、やっぱり自分の前向きさを動かしてくれるというか。で、そしてまた、たまたまその保健室の先生だったりとか、そういう周りの人に言えたのもまたすごいと思うし、そういう人が周りにいたっていう時点で、すごくラッキーだったなというか、素敵なきっかけになれたんだなって、思いましたね」
こもり校長「まず自分から、保健室の先生に言えたっていうのもすごいですよね。DAIKI先生」
DAIKI先生「まず、勇気ある1歩なんじゃないかなと思うので、それが、これからにもつながるかけがえのない1歩、大きな1歩だと思いますし。さっきのメッセージも言ってたその“選択肢”の1つとして、“誰かに頼る”とか、“病院に通う”ってことを恐れずに、他の、これを聴いてくださっているみなさん、
それは別に恥ずかしいことでも、弱さを認めることでもないと思いますし。自分が生きやすくなるためでもあるし、助けて欲しいってことだと思うので、本当に仰る通りで、そこを恐れず向き合って、その通うことも選択肢の1つってことが、もっと世の中に伝わってたらすごいいいなと思います」
こもり校長「書き込みにもあったけど、嵐のトリコは、RN かくざとう。の声を聞いて、夢が出来たんだよね?」
嵐のトリコ「私は、1人で悩みを抱えている人たちとか、私と同じ悩みを抱えている人たちに、
“助けを求めてもいいんだよ”ということを広めたいので、カウンセラーの先生、もしくは、保健の先生になりたいという夢を持ちました」
こもり校長「いいね。ほんとにいいね」
ぺえ教頭「こんな明るい声で、自分の夢を話せるようになってくれてよかったなと思うね」
こもり校長「自分が助けてもらったりとかすることって、なんかちょっとこう恥ずかしかったりする時もあるじゃない? “なんか、あ、助けてもらっちゃったな”とか、“なんか、頼っちゃったな”とかっていう風に、心がちょっと疲れてる時ってあると思うんだけど、それってなんかめちゃくちゃ、“助けられる”っていいことだと俺はすごく思うというか。やっぱ自分1人では何もできないし、誰かから力を借りたりとか、パワーをもらって人って、多分、1歩前に進めると思うから。そしたらじゃあ次、誰かが“ちょっと元気ないよ”とか、“ちょっと疲れてるよ”っていう人に自分がパワーをあげれる人になれば、これが多分、連鎖してって、つながっていくことだと思うから、この連鎖はすごいと思う。かくざとう。の声を聞いて嵐のトリコが1歩前に進んで、次は“嵐のトリコが誰かにパワーをあげる番になる”っていうことが、こういうことがどんどんつながっていけばいいなと本当に思う」
ぺえ教頭「いつか、誰かを支えてほしいよね」
こもり校長「ね。そしたら、“そのとき助けてもらった。嵐のトリコのようになりたいです”みたいな子が来るわけだから」
嵐のトリコ「(笑)」
ぺえ教頭「つながっていくといいね」
こもり校長「ちょっと最後にさ、嵐のトリコからかくざとう。に一言、言っておくか?」
嵐のトリコ「
本当に、あの時、メッセージを届けてくれてありがとうございます。かくざとう。さんのおかげで、いま本当に、自分自身で生きれてて、こんな夢も持ってて、本当に本当に感謝しかないです」
こもり校長「そうだな。絶対、頑張ろうな」
嵐のトリコ「はい!」
ぺえ教頭「ありがとう」
こもり校長「夢、叶えようぜ!」
嵐のトリコ「はい!」
こもり校長じゃあね」
ぺえ教頭「ばいば〜い」
嵐のトリコ「はい。ばいば〜い!」
ぺえ教頭「最後まで明るかったね(笑)」
こもり校長「いや、最高!」
■
逆電ありがとうございました
逆電ありがとうございました。
急なことでビックリしすぎて緊張しちゃって、正直話が頭に入ってこなかったしつっかえたりどもったりしてしまいました…(笑)
でも、逆電のお陰で第一志望の大学に行きたいという気持ちが一段と強くなりました。
本当にありがとうございます。
もう少し頑張ってみます。
後で放送後記とかradikoのタイムフリーとかで振り返りますね。
あ、そうそう、逆電の直後に親と志望校の話をしました。
自分は一般の大学に行きたい、と伝えられました。
「喋れないからって単位を落とされても仕方ないからね」ということでOKしてもらえました!
今後大学の方に連絡を入れて受験上の配慮について話し合う予定です。
校長、教頭、ryuchell先生、DAIKI先生、本当にありがとうございました!
テトモンよ永遠に!
女性/19歳/東京都
2022-11-07 23:19
ぺえ教頭「いや〜 うれしい。よかった!」
こもり校長「まじで、がんばろうぜ! 人って気合いだから」
DAIKI先生「気合いでしかないですね」
今日の黒板
『 夢 』
DAIKI先生「夢って聞くけど話すことが大事って思われるかもしれないんですけど、そうではなくて、夢を叶えることも、夢を見つけることも、まだ見つかってない夢を探すことも、夢が破れたことも、僕は全て人生の中で経験してこれたんですよね。 辛いこともあれば幸せを掴むこともあるし、ただその夢があるかないかだけで、いろんなストーリーが新しく生まれますし、それが叶えられても叶えられなくても、その人の人生にとって必ず大切なことを教えてくれるきっかけをくれるのが夢なんじゃないかなと思っています。だから、僕はこの一文字に託して“夢”と書かせていただきました。」
『 愛 』
ryuchel先生「自分のテーマも“愛”なんですけど、今日『受験の面接ですごく緊張するけど、絶対この学校に行きたい』というようなお話を聞いて、自分の中にある夢とか野望とか、どうしても叶えたいって思うのも、そもそも自分に対して愛があったり、そういうものを信じてみたいから、より自信を持ちたいから前を向けるというか、一歩生み出せるのかなと思うんですよね。その愛をずっと守ってほしいなというか、その意識でとにかく進んでいってほしいなっていう気持ちがあって。余裕がない時って、誰かにずっと助けてもらってばかりだなって、自分を責めてしまう夜もあるけど、そんな時こそ愛を持って、自分をたくさん愛してあげて、そして、周りへの愛も忘れず進んでいってほしいなと思いました」
♪ Marble / SKY-HI
■
嵐のトリコさんへ
私の想いを、聞いてくれてありがとうございます。
そして、勇気を出してカウンセリングに行く手助けになれたこと、本当に嬉しくて、涙が止まりません。
きっと嵐のトリコさんなら、絶対に夢を叶えられますし、良い先生になれると確信しています。
私からも精一杯の感謝を送ります。
本当に聞いてくれてありがとうございました。
これからもずっと応援しています。
かくざとう。
女性/17歳/宮城県
2022-11-07 23:49
ryuchell先生「すごい。聴いてたんだ」
ぺえ教頭「ね」
ryuchell先生「すごいね〜」
こもり校長「全国にいて、離れていても、“声を大きく出せば誰かに届く”っていうことが、改めて今日、分かりました。“キャラバン”を通して、
『SOCIAL LOCKS!』も全国各地、行かせていただいて、教頭先生は全部、回っていただいたり、あと、ryuchell先生は出発式、行ってくださいましたし、DAIKI先生はパフォーマンスで全国にパワーを届けてくださって、本当にありがとうございました」
DAIKI先生「ありがとうございました!」
こもり校長「また何かタイミングがあった時にはね、またこの学校にも遊びに行ってください」
DAIKI先生「是非」
こもり校長「さあ、SCHOOL OF LOCK! は、明日夜10時に再び開校!」
ぺえ教頭「起立!」
こもり校長「最後は一緒に挨拶、よろしくお願いします」
ぺえ教頭「礼!」
こもり校長・ぺえ教頭・ryuchell先生・DAIKI先生「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
こもり校長の放送後記
声を届けた皆
声を聴いてくれた皆
全員で感謝!!
ぺえ教頭の放送後記
ありがとう!SOCIAL LOCKS!
Music
2022.11.7 PLAYLIST
22:02
22:28
22:47
22:58
23:15
23:50
生まれた環境や性のこと、障がいのこと…「つらいことはつらい」「助けて!もう無理!」と言えるように
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。11月7日(月)は、『SOCIAL LOCKS! スペシャル』と題して放送。今回は、ryuchellさんとパフォーマーのDAIKIさんがゲスト出演。パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭がリスナーから届いたメッセージを紹介し、番組内のコーナー「SOCIAL LOCKS!」を振り返りました。