今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!
今夜のSCHOOL OF LOCK!は、"個性"についての授業!特別講師に
SKY-HI 先生を迎えての授業!そして今夜はぺえ教頭がお休みにつき、なんと!ダイナマイトカリスマ営業・松田部長も登場!!
授業テーマは
自分らしく生きたい!!
本当はやりたいことがあるけど、周りの目が気になってできない、自分らしくいていいのか悩んでいる、そんな、自分らしく生きたいと思っている生徒の話を聞かせてもらい、こもり校長&松田部長&SKY-HI先生と共にアドバイスを届けていきました。
1人目に電話を繋いだ生徒 RN:
はなよりほ_ が自分らしく生きたい!と悩んでいる事は、自分を変えたくて地域留学をしてみたい!けど両親に反対されているしリスクも考えると怖いと思ってしまう自分がいる、、というもの。今の学校ではあまり自分を出せずにいるというRN:はなよりほ_は、去年たまたま読んでいた本で過疎化が進む地域に都会の生徒が留学に行くという制度があると知り、自分もその制度を利用して地域留学に行ってみたいと考えるように、、!でも両親からは今の環境の方が良いのでは?という意見を受けて自分も地域留学に行く事のリスクを考えたら「本当にそれで良いのか?」と悩みだしてしまい、せっかくやりたい事を見つけたけどどうしようかと思うようにもなってしまったと話を聞かせてくれました。
2人目に電話を繋いだ生徒 RN:
ゆずみかんの葉 が自分らしく生きたい!と悩んでいる事は、自分には将来の夢も個性も無くて“自分らしさ”って何?と思っているのでそれを見つけて自分らしくありたい!と考えているというもの。今年の冬に高校受験をしてから将来やりたいこととか、なりたいものについて具体的に考えるようになったというRN:ゆずみかんの葉。それを考えた時に自分が何をしたいのかが全く分からず、それと同時に自分には個性が無いと思うように、、。音楽やスポーツ、体を動かすことは好きだどそれに詳しい訳でもないし特化している訳でもないので、自分の中の一番が見つけられない。。大好きなSKY-HI先生を見ていると好きなことに真っ直ぐ全力で生きているように見えるので、少しでも“自分らしさ”、“個性について”ヒントが欲しいとSKY-HI先生に相談をしていきました。
RN「ゆずみかんの葉」は、SKY-HI先生のことが好き!との事で直接アドバイスをもらえてよかったね(^ω^)!!!
SKY-HI先生来校!! テーマは『自分らしく生きたい』With 松田部長!!
こもり校長「ぺえ教頭は共演者の新型コロナウイルス陽性が発覚し、濃厚接触者と判定を受けたため、昨日からお休みしています。
教頭は今、家で聞いてくれているのかな? 昨日はTwitterでも登場してくれてるって、生徒が教えてくれたりして、同じ時間を過ごせてるなと思ったけども。まぁ、家でゆっくり休んでください。
そんな中、
昨日 は職員の
ダンガリー先生 が駆けつけてくれて、一緒に授業をやっていきました」
こもり校長「なかなか的確なアドバイスをくれて、ちょっと見直したというか、そんな真面目に話せるんですねってちょっと思いつつ。でも聴き直してみると、すごくカオスな部分もあったんですよ。最後の逆電で“電車で目が合う男子とどうやったら〜”みたいな。でも振り返ってみると、もうちょっとキラキラで良かったというか、目が合ってまずは微笑んで、何か手を振ってみて〜みたいな。そういうのでいいはずなのに“まずは共通点を見つけましょう”みたいな。その大人っぽさも何か良かったなぁなんて思いつつも、大人過ぎたんじゃないかなと思いつつも、ちょっと自分も反省しつつ。
さぁ、そして今夜、助っ人が来てくださっております! 本日の助っ人は…!」
松田部長「
ダイナマイトカリスマ営業部長、松田です! 」
こもり校長「松田部長、お忙しい中、ありがとうございます!」
松田部長「昨日聴いてました。ダンガリー先生の“ダンガリーで〜す!”がものすごく鼻に付いたので」
こもり校長「ですよね(笑)」
松田部長「あの人、どうせ湖でSAPばっかりやってるんでしょ?」
こもり校長「最近、SAPじゃなくて山登りとトレイルラン、山を走るやつにハマっているらしく」
松田部長「そうなの? なんかちょっとチャラチャラした感じあるよね(笑) 髪の毛も伸びちゃって」
こもり校長「そうなんですよ。サングラスがまたちょっと嘘っぽいというか(笑)」
松田部長「(笑)」
こもり校長「さあ、今夜は
デジタルハリウッド大学とのコラボ授業 ということで、営業部長をいてくれたら心強いだろうということで、強力な助っ人として来ていただきました。11時から
松田LOCKS! もありますので、今夜はずっとよろしくお願いいたします!」
こもり校長「松田部長とは、生放送教室でお会いするのは、いつぶりになるんでしょう?」
松田部長「部長として出たのはかなり久しぶりじゃないのかなぁ」
こもり校長「そうですよね。
『超(さんと)天使と悪魔逆電!!!』 (2020年9月9日)”の時ぶりですよね?」
松田部長「すごいカロリーを使った1日でしたけどね」
こもり校長「(笑)」
それでは本日の黒板!
『 個性 』
■
人の意見を聞かずに、自分のありのままで生きていきたいです。
よく、自分の意見を言った後に、気を遣って相手の意見にしちゃう。
本当は、自分の意見がいいのにー!
かな
-/12歳/北海道
こもり校長「人の意見を聞かずにっていうのは、自分勝手にっていう意味じゃなくだろうね。たぶん誰かの意見にすぐ流されちゃうというか。そっちに乗っかってしまうからこそ、ありのままの自分、自分の意見を押し通せるような自分になりたいっていうことなんでしょうね。難しいところですよね?」
松田部長「難しい。個性って言われてもね」
こもり校長「さあ、今夜のSCHOOL OF LOCK!は、
デジタルハリウッド大学 とのコラボ授業! “個性”ということについて2時間考えていきます。
個性っていう言葉で言うのは簡単だけど“じゃ個性ってそもそも何?”ってなったら“う〜ん。何なんだろう?”って、多分、みんななると思います。松田部長は、自分の個性は何だと思いますか?」
松田部長「どうしても個性って“俺! 俺の意見を聞いてくれ!”みたいな、明るいとか、どうしてもポジティブな方に目線がいきがちですけど、僕はネガティブな方も個性なんじゃないかなって風には感じてますけどね。人の意見聞かずに、というよりは、我慢しちゃうのも個性だから、そこを生かしていくのがいいのかなと今は感じてるけどね」
こもり校長「そうですよね。流されやすいっていうのも1つの個性で柔軟であるっていう考え方もあるじゃないですか」
松田部長「そう。そういう取り方をして、伸ばしていくってのも個性なのかなと。難しい話ですけどね」
こもり校長「なんですよね。真逆から見ると…っていうところもあるので。でも今日は個性についての授業を特別講師と一緒に行っていきます」
♪ フリージア - Prologue / SKY-HI
VIDEO
■
個性
たしかに 個性 って一言でいってもなんなんだろうなあ〜!
自分のありのまま?自分の在り方?
たいさっきー
女性/19歳/千葉県
2022-07-20 22:05
こもり校長「そういう角度からも悩めますもんね」
松田部長「自分がここでどういう立ち振る舞いをするかとかね。私はそこでやっぱ押し殺しちゃいますかね。難しいな〜」
こもり校長「これは本当に難しいところですが…今夜! 個性について一緒に授業を届けてくれる特別講師は…!」
SKY-HI 先生ーーーー!!!!!
SKY-HI先生「SKY-HI先生が帰ってきました〜」
こもり校長「お久しぶりですね」
SKY-HI先生「いや〜、ご出世なされて」
松田部長「(笑)」
こもり校長「校長先生にならせていただきまして」
松田部長「
前回来た時 は?」
こもり校長「教頭だったんですよ」
松田部長「あ〜」
SKY-HI先生「校長先生になられて、バランスボールにも乗られて」
こもり校長「そうなんですよ。今月いっぱいバランスボールに乗ると生徒と約束しちゃいまして」
SKY-HI先生「なるほど(笑)」
松田部長「それでバランスボール乗ってるの?(笑)」
こもり校長「そうなんです。生徒が“夏に水着着たいから一緒にバランスボールに乗ってダイエットしましょう”って言うので、“じゃあ俺も夏まで頑張る”みたいな約束して」
SKY-HI先生「俺も乗ろっかな(笑)」
こもり校長「うちの学校、探せばあるんですよ」
松田部長「乗ります?(笑)」
SKY-HI先生「乗りたい(笑)」
こもり校長「さぁ、
国民的人気を誇るAAAのメンバーとしてデビュー、ソロアーティストとしても活躍されていて、さらに近年はBE:FIRSTのプロデューサーとして若い世代の個性にも向き合っているSKY-HI先生!
これまでいろいろな個性を見てきたSKY-HI先生と一緒に、今夜は授業を行っていきます。
これまで音楽を続けてくる中で、スカイハイ先生は個性というものはどういう風に捉えてきましたか?」
SKY-HI先生「いろいろあって、大きく2つくらいあるんですけど、そのうちの1つで、自分がものすごく影響を受けて、ごもっともだなと思っているのは、村上龍先生のある言葉で“個性って人間にぺたっとくっついてくると思っているやつが多い。才能っていうのはペタッってくっついてくるものだと思ってる奴らが多いんだけれども、才能っていうのは、そもそも欠けてる部分のことを言うものなんだ”というのが、すごくしっくりきていて」
松田部長「へ〜!」
SKY-HI先生「だから、自分は左耳が聴こえなかったりするので、その分、聴くものに対する執着がすごく強かったり。あと逆に、他の人には自分のこの欠けた聴こえ方はできないので、それは結構“自信”というか“個性”として、ずっとあったと思うし。
だから、みんな個性を目立たせなきゃって思ったりしてると思うんですけれど、どっちかっていうと、“消そうとしても消そうとしても消えないもの”が個性だったりするから、意外とコンプレックスとかそういったもので塗り固めたりとか、自分の本質じゃないところに個性があると思っていて。そこを盛り立てよう盛り立てようとしても、出てくるものじゃなかったりするから」
松田部長「う〜ん」
SKY-HI先生「自分の弱い部分とかを受け入れるのが、最初に個性とか自分らしさを見つける一歩目のような気がするので。10代とか多感な時期にはきついですよ。自分の弱いところ、ダメなところをめっちゃ見るっていう作業。でもそれをやらないと、本当に自分のことを知ったことにはならないんじゃないかな。
…っていうのを、今、俺の
『フリージア』 をかけてくれたから、それをすごく思いながら聴きましたね」
こもり校長「さすが特別講師だ」
松田部長「すごい。もう答えが出ちゃいましたね(笑)」
こもり校長「僕らはもう納得ですもん」
SKY-HI先生「では、ありがとうございました〜」
松田部長「まだ帰っちゃじゃダメです。いてください(笑)」
こもり校長「さあ、今夜はSKY-HI先生と一緒にこんな授業テーマでやっていきます。
『自分らしく生きたい!』 」
こもり校長「本当はやりたいことがあるけど、周りの目が気になってできない。自分らしくいていいのか悩んでる。そんな本当は自分らしく生きたいと思っている生徒の話を今夜は聞いていきます」
松田部長「“例えば、アーティストになりたいと親に話したら猛反対されました。私は夢を追ったらダメなんですか”とか“自分がやりたいと思ったことを表現して人に笑われるのが怖い”だったり、自分らしさを出すのが怖くて、つい本当の自分を隠してしまう抑えてしまうということありますよね」
こもり校長「SKY-HI先生は、本当の自分や自分らしさを隠してしまったりとか抑えてしまうみたいなことって今はあるんですか?」
SKY-HI先生「今はマジでないですね」
松田部長「羨ましい〜!」
こもり校長「いいですよ。でも、それって年を重ねるごとに変わったものですか?」
SKY-HI先生「環境が変わったからというのが一番大きいかなって気がします。でも、結構昔から元々“気にしい”というか、気を遣うことが多くて、“自分はこういう風に立ち振る舞った方がみんなが得するんじゃないか”とか、“みんながいい思いするんじゃないか”とか、“みんなが嫌な思いしないんじゃないか”とか思っちゃって…っていうことが多かったんですけど、それこそさっき言った“自分と向き合う作業”を続けているうちに、自分がすごい悲鳴を上げているのに気づいたから、“他の人を助ける前にこいつ(=自分)助けてやれよ”と思ってからは、すごく…」
こもり校長「は〜!」
SKY-HI先生「自分で会社を作ったりしたのもそうだし。だって、今は経営者やって、プロデューサーやって、変わらずアーティストやってるから、業務量としてはめちゃくちゃ増えてるんですけど、心としてはものすごくリラックスしてやれてますね」
松田部長「素晴らしいですね」
SKY-HI先生「いやぁ、ちょっといい話が出過ぎているのか怖いんで、どうしようもない、だらしない話をしていきたい(笑)」
こもり校長「(笑)」
松田部長「無理くり出さなくても(笑)」
こもり校長「今日は出す授業じゃないですから(笑)」
SKY-HI先生「そうですね。今日はデジタルハリウッドを背負ってきているんで(笑)」
こもり校長「そして、
今夜は、学校掲示板にメッセージを送ってくれた生徒の中から50名に、SKY-HI先生とデジタルハリウッド大学がコラボしたオリジナルステッカーをプレゼント!
ステッカーは5種類あって、それを1セットで50名にプレゼントの大盤振る舞いです」
SKY-HI先生「ほとんどの日本人に当たりますね」
こもり校長「それはかなり難しいです」
SKY-HI先生「(笑)」
こもり校長「このプレゼントも部長が?」
松田部長「営業部長の私が持ってまいりました。49名か50名でもめてましたけど、50名と取り付けて、帰ってまいりました」
SKY-HI先生「守りたい1があったんだ(笑)」
松田部長「ここは違いますから」
こもり校長「先ほど流れていたCM、SKY-HI先生の声でしたよね?」
SKY-HI先生「そうなんです! 僕が出演しているWEBムービーが
デジタルハリウッド大学のYouTubeにアップ されていて、その音声版が流れました!」
松田部長「めちゃくちゃ読みましたね」
こもり校長「(笑)」
SKY-HI先生「違うんです(笑) 18年目なんですけど“あ、自分ってこんな声してるんだ”って今、ラジオで思っちゃった(笑)」
こもり校長「(笑)」
松田部長「めちゃくちゃいい声してるよ」
SKY-HI先生「ありがとうございます」
こもり校長「あんなに声を扱う表現者なのにまだ知らない声がありますか?(笑)」
SKY-HI先生「いやいや“あ、いいCMだなと思って(笑)」
松田部長「いや、いいCMです(笑)」
こもり校長「(笑) だからこそ個性で悩んでいる生徒には特に見てほしいです。
デジタルハリウッド大学のYouTube でチェックすることができます。
今夜、SKY-HI先生先生と一緒に行っていく個性の授業。授業テーマは…!
『自分らしく生きたい!』
■
自分らしく生きたい!
服で自分を表現することが大好きですが、それについて周りからあまりいい評価をされません。私は着たい服を着たいだけなのに「奇抜」「独特」と言われてしまうので、普段は周りに合わせています。でも本当は自分らしい服を着たいです。
今ファッションの勉強をしていて、将来自分のブランドを持つことが夢です。
腐ったパンダのカップケーキ
女性/19歳/愛知県
2022-07-20 18:58
松田部長「いいじゃない」
SKY-HI先生「いいですね」
こもり校長「これはどうなんでしょう? 別に奇抜独特と言われるから着なくなる必要はないんじゃないかと思いますけどね」
SKY-HI先生「そうですよね。それに人に見せるために着ているんじゃないんだから、部屋で着ているだけでも楽しいでしょうし。友達と遊びに行く時に、友達に何か言われるのが自分が嫌なのであれば、別に友達に合わせる格好をするのも何も悪いことじゃないから、全然使い分けていいと思いますし」
松田部長「うん。我慢する必要もないもんね」
SKY-HI先生「ですよね。こういう時に“友達に何て言われようが、そこに奇抜な格好貫くのが自分らしさだ”って思い込み過ぎちゃう人もいる気がするけど、そんなことない気がするんですよ」
こもり校長「それはそうですね。しかも、自分らしさが何かをそれで分かるわけじゃないですか。じゃあ、奇抜、独特っていうものが自分らしさとするのであれば、“周りのみんなには、たまにオシャレって言われたい。シンプルって言われたい。じゃあ、そのシンプルと言われる自分らしさは何なのか”とかにも気づけるきっかけになるんじゃないかなと」
SKY-HI先生「好きなもの見つかっているだけ、すごいですよ」
松田部長「確かに」
SKY-HI先生「腐ったパンダのカップケーキさんは!」
松田部長「あ、よく1回で覚えましたね!」
SKY-HI先生「(笑) いや、気になって、しょうがなかったんで。相当独特なセンスしてらっしゃるんだろうなって思ってたら、そういう話だったから、もう面白くてしょうがなくて、素晴らしいと思いました」
こもり校長「(笑)」
松田部長「確かに、好きなものを見つけているっていうのがいいよね」
SKY-HI先生「素晴らしいと思います」
■
私は自分でも分かっているくらい個性が人と違う時があります。
なのでクラスの中でも結構浮いちゃう方の人間です。
でも、だからといって個性を出すのに抵抗があるわけでもありません。
なぜかというと、私の学校はみんなの個性を理解しようという考えが進んでいるので、気楽に意見を言える環境にいつも感謝です。
かな
-/12歳/北海道
SKY-HI先生「いい話!」
松田部長「いいところにいるな〜」
こもり校長「個性を出すのが発言権であるっていう捉え方をするのであれば、周りの環境は大切な時もありますよね?」
SKY-HI先生「とは思います。環境が人を作るから、そういう場所にいれたっていうこと自体、その運とか縁とか親御さんに勧められてなのか、自分で選んでなのか、その学校を選んだっていうこと自体が才能だと思いますし、それはすごく誇っていいことだと思いますし、何も言うことないですね」
こもり校長「本当にそう思います。言えない環境にいれば、言えなくなっちゃうって僕はあると思うんですよ」
松田部長「それはあります。先輩付き合いとかもあるし、もう早く帰りたいなと思うこともあるし」
SKY-HI先生「今、だいぶ私怨がにじみ出てきてません?(笑)」
松田部長「出てた? 隠してたのに」
こもり校長「(笑) そういう意味ではいいですよね。自分が発言できる場所があるということは大切にしてもいいんじゃないかなと思いますけどね」
■
自分らしさ
アーティストさんの影響でダンスをやりたいと思ったけど周りの目が怖くて親にすら言えてないです。私は人を笑顔にすることが好きなのでダンスなら自分らしさを出せると思ったのですが、私はこのままダンスをするという夢を追い続けていいと思いますか?
りんご みるく
女性/16歳/神奈川県
2022-07-20 16:39
松田部長「いいと思います」
こもり校長「いいですよね」
SKY-HI先生「でも、誰かに見せるということをしたいのであれば、おそらく最初に見せるべき、最初に伝えるべきなのは親御さんだと思うから、そこに本当に真摯に向き合って思いを伝えないと、その向こうにいる何十人何百人何千人何万人…っていうところまでは届かないと思うから、親御さんには向き合ってほしいな」
松田部長「ここは一歩目かもしれないね」
SKY-HI先生「一歩目。大変ですけどね」
こもり校長「正直、SKY-HI先生も表現者ですから感じることはあると思うんですけど、表現をするってシビアじゃないですか。評価をされるってことになるんで」
SKY-HI先生「はい(笑) シビアですよね。真逆ですからね。表現をする、突き詰めるということは、“自分と向き合う作業”で、それをパフォーマンスした結果を受け取るっていうのは“人と向き合う作業”だから。すごく閉じこもった作業とすごく開いた作業を同時進行しなきゃいけないというのは、すごく精神が左右されると思うから、大変なことですし、その一歩目はやっぱり親御さんと向き合うことだと思うから…そこに帰っちゃう(笑) でも、そこは本当に頑張ってほしいな」
こもり校長「本当にそうですよね。何かのきっかけによって始まることも絶対あると思うんで」
SKY-HI先生「校長は、親御さんにすぐ言えました?」
こもり校長「僕はもう“気づいたらやらされてた”みたいなところも若干あるので。“母親の影響でここに来ちゃった”みたいなところもあるので」
SKY-HI先生「あ、なるほど(笑)」
松田部長「そうなんだ!」
こもり校長「そうなんですよ。親が“EXILE好きだから踊れ!”みたいな。“気づいたら俺、東京いる!”みたいな(笑)」
松田部長「それも、さっきSKY-HI先生が言ってた縁だしね」
SKY-HI先生「そういうのって、運とか縁がある人をねたんだり恨んだりしちゃう時があると思うけど、でも、それが才能ってことな気がするし。生まれた場所とか環境っていうのも才能の1つだから、すごく優れた人はおめでとうだし、それが叶ってない人は叶うように頑張ればいいし。やっぱり一歩目は、親御さんに向き合うことなのかな〜」
松田部長「(笑)」
こもり校長「結局は親御さんに向き合うべきですよ」
松田部長「最初にチャレンジできる環境があって、身近にチャレンジできるから一番いいと思う」
SKY-HI先生「そう。それも環境。どんどんチャレンジしましょう」
こもり校長「りんご みるく、怖いだろうけど、まずは一歩踏み出してみるっていうのね」
SKY-HI先生「おいしそうな名前にしてますし」
こもり校長「(笑)」
SKY-HI先生「だって、普通はいちごでしょ(笑)」
こもり校長「じゃあ、続いては生徒と直接話していきましょう!」
はなよりほ_ 東京都 15歳
こもり校長「学年は?」
はなよりほ_「中3です」
こもり校長「今は自分らしくはいれていないの?」
はなよりほ_「そうです」
こもり校長「それはどんな自分でいたいのか教えてもらっていい?」
はなよりほ_「
本当は人と関わることが好きだったりするんですけど、素の自分を出せてなくて、そういう自分を変えたいなって思ってます 」
こもり校長「自分の中では“素の自分を出せない”っていうのに向き合った時に、こういうことすれば…みたいな、チャレンジしたいこととかってあるの?」
はなよりほ_「地方留学っていう制度があるんですけど、それをしたいなって考えてます」
こもり校長「なんで地方留学? 地域留学的なことだよね?」
はなよりほ_「そうです」
こもり校長「それはなぜしたいの?」
はなよりほ_「自分が寮とかに入らなきゃいけなくなってくるので、いろんな面で成長できたり、視野が広がるんじゃないかなって思ったからです」
こもり校長「なるほどね。東京に今、住んでいるということだもんね」
はなよりほ_「そうです」
こもり校長「そこからいろいろな地域に行ってみて、選んでみて、寮生活をして、いろんな人と…同い年の人だったり先生とかと話すことによって、どんどん自分を見つめて、変わっていけるんじゃないか、みたいなこと?」
はなよりほ_「そうです」
こもり校長「今の時点で、高校とかは決めてるの?」
はなよりほ_「行きたい高校はいくつか調べたんですけど、全部実際受けるかって言われると、そうではなくて」
こもり校長「なんで?」
はなよりほ_「今、中高一貫校に通っているので、受験をしてしまうと、内部進学が受けられなくなってしまうのと」
こもり校長「そりゃそうだよね」
はなよりほ_「まず、落ちてしまったら行く高校がなくなってしまうっていうところがあって」
SKY-HI先生「すごいリスクだね」
こもり校長「だって、今のまま地域留学を選ばなければ、そのまま今の高校に、内部進学で上がれるということでしょ?」
はなよりほ_「そうです」
こもり校長「なるほどね。それは親御さんには話したりはしてるの?」
はなよりほ_「話しました」
こもり校長「何て言ってた?」
はなよりほ_「やっぱり受験をしてしっかりした学校に入ったし、塾も東京だとたくさんあって、進学とかを考えるんだったら、いい環境にいるわけだから、すごくもったいないって反対されてしまって」
こもり校長「大学受験のことも考えると、今リスクを負って何かにチャレンジするよりは、しっかりと中高一貫でこの6年間しっかり勉強もして、大学受験に臨むっていうのも、親御さんのしては1つの選択肢だよって意見をもらったってことね」
はなよりほ_「そうです」
松田部長「やっぱり私は、親御さんの気持ちになっちゃいますね」
SKY-HI先生「(笑)」
松田部長「自分にも子供がいますからね。そこのリスク…ってなっちゃいますけど」
こもり校長「やっぱ思っちゃいます?」
松田部長「思っちゃいます。せっかくですから。言うこと聞けとは言わないけど。やりたいことがある気持ちがあるのは大切だよっていうのは、大切にしてあげたいけどね。してあげたいんだけども、親御さんの気持ちになると、非常に難しい」
SKY-HI先生「そうですよね。地域留学をされるのは、環境が変わるのは間違いないわけじゃないですか。それは素晴らしいなと思うんですけど、僕も中高一貫校だったんですけど、高校受験がないから、中3の時にバンドを7つ組んでみたりとか、それが今に繋がったり。
あと、中高一貫校の先輩としては、高校に入ると、中高一貫とはいえやっぱり環境は変わったりしますし、アルバイトをしたり、そういう時間が持てたのも、良さとして1つある。
地域留学をしたら環境が変わるっていうのは間違いないから、それはそれで夢があるし、俺も話を聞いててワクワクしちゃったし、気持ちは超わかる。ただ、今のまま高校に進学したとしても、いやがおうでも環境は変わるし、変えようと思えばInternetともありますし」
松田部長「いい発音」
SKY-HI先生「あ、出身がね…千葉なんで」
松田部長「千葉かい!」
SKY-HI先生「(笑) だから、環境はホント変わるし、変える方法があるから、まだまだ東京の中にも、はなよりほ_さんが知らない東京とか、はなよりほ_さんが知らない学校とか、クラスメート、同級生というのはいますから、このままでも変わらないっていうことはないと思います…って気がしました」
こもり校長「はなよりほ_、今の話を聞いてみてどう?」
はなよりほ_「やっぱり一番大事なのは、たぶん自分の行動かなと思ったんですけど…結構…」
こもり校長「悩むところですね」
SKY-HI先生「何かしたとしてもで、失敗したとしても、逆に何もできなかったとしても、人生は進んでいくので。最終的にプラスの方向に持っていける、持ってけないみたいなことって、そういう“失敗した!”みたいな気持ちだったり、“何もできなかった…”みたいな後悔だったり、そういうものを栄養や宝物にして育てていったら、意外と、ネガティブな気持ちになることこそ最終的な成長の一番の宝物だったりすると思うので、今の悩んでいる気持ちとかも含めて大切にしてあげてほしいなって、人生のちょこっとした存在の千葉県出身インターネットとしては」
一同笑い
松田部長「インターネットって(笑)」
SKY-HI先生「でも、大変だよね」
松田部長「この悩んでる時点で成長してるもんね」
SKY-HI先生「そうだと思います。今この瞬間、成長されてると思いますし」
こもり校長」「でも、何か間の中にいる自分がもどかしい…みたいなところでしょ。このまま自分自身の行動が大事だけど、自分の中ではやっぱり地域留学して環境を変えて、大きく芽生えた場所で何か自分を試してみたい、みたいな気持ちも強いってことでしょ?」
はなよりほ_「そうですね」
こもり校長「ぶっちゃけ、今はそっちの気持ちが強いんでしょ?」
はなよりほ_「そうです(笑)」
こもり校長「そうでしょ。だからいっぱい考えたけど、自分自身って、はなよりほ_が言ってることが答えだと俺は思うから。中高一貫校の高校へ行ったとしても、SKY-HI先生が言ってくれたみたいなことももちろんできるし、自分で変えられるだろうし。でも今の自分が変えたいと思うことがそれなんだったら、親御さんを説得できる説得力を持つしかないよね」
はなよりほ_「はい」
こもり校長「何かを叶えるのってやっぱり相当難しいことだから。でも、それだけ自分の個性というものを見つけたくて、自分にチャレンジしたいのであれば、もっともっと親御さんと話す時間を増やしてみるとか」
SKY-HI先生「両親に相談できる関係ってすごくいいことですよね。思い切ったことを思いついた時に言えずに消えていく夢もいっぱいあると思うから」
松田部長「あるある〜」
SKY-HI先生「親御さんに相談できるっていうのがすごく素敵なことだと思うから、いっぱい話して欲しいですね。今日“親御さん”ってワード、僕、放送中に8回くらい言ってますけど(笑)」
松田部長「じゃあ俺もっと言おう」
こもり校長「そこ争わないで。ぐちゃぐちゃになっちゃうから」
松田部長「(笑)」
こもり校長「まぁ、そこに行けなかったらとしても、自分らしくないというわけではないから」
SKY-HI先生「本当にそれは思うね。でも、そう思っちゃうだろうね。思ったことができなかった…っていうことになっちゃう。そうでもないんだけどね」
こもり校長「だから、今の何かを見つけ出すには、それ相応のリスクとそれ相応のカロリーは間違いなく必要だから。これは本当にいっぱいいっぱい時間を使って、時間は有限だから、もっといっぱい考えて時間使って、親御さんと本当に話して欲しい」
はなよりほ_「うん」
SKY-HI先生「素敵なことですけどね。何で行きたいのか、とか、何をしたいのか、とか、具体的に考えないと説得できないから考えると思うんだけど、そしたら何か自分のことに色々気づいていくと思うし、その年齢でそういうことができるっていうのは、すごく素敵なことだと思うから、いい成長のきっかけにしてほしいなと、千葉県出身インターネットは本当に思います」
はなよりほ_「(笑)」
こもり校長「もうすぐもう1個何か増えそう。インターネットの先が」
松田部長「(笑)」
こもり校長「でも本当にそうだと思う。いっぱい大変リスクはあるだろうけど、俺たちはやっぱり、はなよりほ_の背中を押したいとは思っている」
松田部長「思ってる」
SKY-HI先生「応援している」
こもり校長「その熱量を絶やすことなく、もっともっと答えの出ないことをずっと考え続けながら、いつか自分の答えを見つけ出してほしい思う」
はなよりほ_「はい」
SKY-HI先生「素敵です」
こもり校長「頑張ってね」
SKY-HI先生「頑張って」
はなよりほ_「頑張ります」
こもり校長「ありがとね」
はなよりほ_「ありがとうございます」
♪ Bare-Bare / SKY-HI
VIDEO
こもり校長「本当に何が正解か分からない、ということが大前提で、SKY-HI先生の曲が流れている間、3人でずっと話してましたけど」
SKY-HI先生「俺の曲を聴いてください〜」
松田部長「(笑) いい。よかった」
SKY-HI先生「でも、すごいなと思いました。この話、大胆な夢だなと思っていたら、“君と大胆に夢を見よう”で始まる曲をチョイスしてくるあたり、嬉しい(笑)」
松田部長「ディレクター・すっちゃん!」
こもり校長「腕、すごくいいんですよ」
SKY-HI先生「マジすげー」
こもり校長「(笑)」
SKY-HI先生「そんなレモン色のTシャツ似合う人はなかなかいないですよ」
松田部長「鈴木さん、分け目変えました?」
<ピンポンピンポン♪>
こもり校長「あ、分け目、変えたよ」
こもり校長「で、結局、個性は難しいですけど、難しいのが大前提で話している部分はあるので」
SKY-HI先生「そうですね。後悔とか失敗とか、行ったとしても行かなかったとしてもすると思うんですけど、それは何よりも成長のきっかけになると思うから、その悩みも後悔も失敗も愛してあげてほしいですね」
♪ Chit-Chit-Chat / SKY-HI
こもり校長「何か、このペア(こもり校長&松田部長)はいいですよね」
松田部長「落ち着いてるよね」
こもり校長「男2人でやるというのもなかなか久しぶりな部分もあるんで、僕自身も。だから次はまた2023年の…」
松田部長「だいぶ先だな! ずっと呼んでくれって言ってるのに」
こもり校長「(笑) まぁ1年定期で」
松田部長「1年定期か。…それで良しとしよう!」
こもり校長「ありがとうございます(笑)
さぁ、ということで、今夜のSCHOOL OF LOCK!は個性について授業。本日の特別講師はSKY-HI先生! バランスボールに乗っております」
松田部長「ずっと跳ねてたね(笑)」
SKY-HI先生「リスナーのみんなが想像するより跳ねながら〜お話をしています〜」
■
私は18歳で、これから高校に行き始めます。
自分は自分と言い聞かせていますが。やっぱり周りと比較してしまいます。
もっと堂々と生きていたいです。
ミカンチャン
こもり校長「もし万が一、留年してしまったり、または違う理由で高校に行けなくて、自分自身のタイミングで行くってなった時に、どうしても周りは比較しちゃうと思うんですよ」
SKY-HI先生「もし周りと比較しちゃって辛い気持ちになる時は、去年の自分と比べてあげてほしいですけどね。たぶん、去年のミカンチャンさんは、高校に行きたいなと思ってるミカンチャンさんがいるわけじゃないですか。今高校に行けてるミカンチャンさんがいるわけですから、それを考えると、去年より進歩している。人生の長いか短いか分からないロードレースの中では、確実に前に進んでいるわけだから。それで全てが解決するわけじゃないでしょうけど、周りと比べてつらい気持ちになった時は、去年の自分とちょっと比べてあげてほしいなという気がしますね」
こもり校長「そうですね。辛く堂々と生きるっていうのもありますからね。そこにマイナスになることなく。確かに去年の自分と比べるというのはいいかもしれないですね」
SKY-HI先生「そして来年の自分に立ち向かうという」
松田部長「いいですね。来年の自分を超えていくみたいなことも考えられる」
こもり校長「このヤロー精神ですね」
松田部長「(笑)」
■
最近、部活と勉強するだけで1日が終わることが多くなって、1日を機械的に生活するようになって、自分らしさを表現することができていません。
自分らしく生きるとはどういうことか、
何のために生きているのか、
何を成し遂げなければならないのか、考え続けています。
校長とSKY-HI先生の意見を聞いてみたいです。
アスヲトブトリ
-/16歳/埼玉県
SKY-HI先生「どっちから行く?(笑)」
こもり校長「僕はあれですから」
松田部長「今回、部長は排除されたんで…」
こもり校長「今日、部長が来ることはオープニングで分かりましたから(笑)」
松田部長「すみません。45歳、根に持っちゃって(笑)」
SKY-HI先生「(笑)」
こもり校長「僕も僕悩んだんですけど、これは部長が来るか分からない時に書いてくれてるやつですから」
松田部長「校長、優しいな!」
こもり校長「で、3人で今日は話していきたいんですけど。まあ毎日同じことの繰り返しをしていると、どうしても分からなくなっちゃうことってあると思いますけど、どうですか?」
SKY-HI先生「でも、いつかどうあがいても死んでしまうわけで。で、死んでしまうまでに1回でも“俺はこのために生まれてきたんだ”っていう一瞬を作れたら、それはそんなに尊い人生はないと思う。
“機械的な毎日を送っちゃっている”“レールに乗せられてる”と思ったり、むしろ逆にそのレールから脱線して絶望の淵…とかいうことがあっても、明日死ぬということがないのであれば、明日以降を“このために自分が生まれてきたんだ”っていうものを選ぶために、掴むために、それ以外の日々は全部生きてくる気がするんですよね」
松田部長「うん」
SKY-HI先生「漫画とか映画とかでも、主人公が絶望のところで映画を止めると結構きついと思うんですね(笑) でも、進めていったら、何かしらの報いがあったり。もちろんバッドエンドのこともあるかもしれないですけど。死ぬまではレースは続く…という気がするので、考えながら生きるというのは、本当にいいことだと思いますよ。
人それぞれ違うので、この文章だけで“アスヲトブトリさんはこういうことのために生きるといいんじゃないか”なんてことは絶対言えないですけど、“何のために生きているんだろうか、何を成し遂げなければいけないんだろうか”って考えることってすごく素敵なことな気がしますし、大昔からみんなそうやって成長してきていることを考えると、すごく素敵な成長を今辿られてると思うので、むしろ羨ましいくらいですけどね」
こもり校長「そうですね。だから、1日が過ぎてしまうと、どうしてもネガティブになる瞬間もありますから」
松田部長「何やってたんだろう?って思う時はあるもんね」
SKY-HI先生「それを考えたのはカッコイイですよ。部活と勉強で1日を終えてるくらいっていうのは」
松田部長「むちゃくちゃ充実してるよね(笑)」
SKY-HI先生「ペシミスティック(悲観的)なことを考えてるかもしれないけど、プラスに考えると、そう、めちゃくちゃ充実してますよね。脳みそは鍛えるわ、部活が何か分かんないけれども、何か感性を鍛えてるわ、毎日少しずつ新しい自分になっているっていうのはいいことですけどね」
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正解が分からない
個性を大切にしたいと思っていますし、自分らしく生きていたいと思っていますが、大学内で友達に合わせることができず、自分の世界に入ることを選ぶ瞬間にいいのかなこれ。って思ってしまったり、色んな人と話ができない自分まじでつまんないなとか、一つのものにハマりすぎてしまって、それについてしか話せなくなって、のめり込んで、自分が嫌いで仕方ないです。どうしたら自分を好きになれますか?個性を大切にしたり、自分らしく生きたいということも大切にしながら、直すことも大切なのでしょうか?
js
女性/19歳/埼玉県
2022-07-20 22:38
こもり校長「難しいですね。正解は確かにないかもしれない」
松田部長「1つのものにハマりすぎてってめちゃくちゃすごいことだと思うけどね」
SKY-HI先生「すごいですよね。これがある以上は、さっきもそんな方がいらっしゃいましたけど、集団生活をするにあたって“こういう部分は合わせていきたいな”と思うのであれば合わせれば良いでしょうし、“ここは直したいな”と思うなら、直すのも全然素敵なことだと思う。
あなたの“ハマっている1つのものに熱中できる力”とか、“それについてしか話せなくなる”って、それってめちゃくちゃわかりやすい個性で、jsさんらしさだと思うから、自分がそれを分かってあげられれば、自分が自分の理解者でいてあげられれば、他は好きにすればいい。直せばいいし、直すのが嫌だったら別に直さなきゃいいし(笑)」
こもり校長「確かにそうですね」
SKY-HI先生「いいな。すごく人生輝いてますよ」
こもり校長「“自分らしく生きたいということも大切にしながら”っていうのも言っていましたけどね。自分が嫌いって分かっているのであれば、逆に好きな自分を見つけてみるのもいいことかもしれないですし。“直す”って言うから何かちょっと堅苦しく感じるけど」
SKY-HI先生「そうそう。自分らしく生きたいっていうのを持っているんだから、それを大切にしてあげることさえできれば。例えば木だって、ちょっとはみ出ちゃった部分を切ったりするけれど、それで盆栽とかすごくいい形になったりする。だから、その根っこの部分だけ大事にしてあげられれば、他は切りたければ切ればいいし、あえてのボーボーも別に立派だと思いますから。素敵な人生を送っていると思うので、何か褒めてあげてほしいですし…あ、褒めますか。jsさん、スゲー!」
こもり校長「最高!」
松田部長「素晴らしい!!」
♪ 創始創愛 / SKY-HI
VIDEO
こもり校長「この曲を聴いてちょっと思ったんですけど、自分らしさって、ちょっと愛することって必要じゃない? まずは自分を愛せないと、その個性を認めてあげられないというか」
SKY-HI先生「そうですね。個性・特徴じゃないですか。生まれる国とか時代とかタイミングが違うだけで、長所として崇め奉られることもあれば、ものすごく人から見下されることもあると思うんですけれど、その個性や特徴は変わらないわけなので。それは愛してあげて欲しいですよね。俺は自分の左耳が聞こえないこととか、わりと自慢してますからね(笑)」
こもり校長「でも、本当にそういうことなのかもなって。ちょっと曲、歌詞を聴きながら思ったのは、愛してあげて誰かに愛されたりとか、自分で愛したりとか、自分を愛する理由になるんだったら、“愛する”って言葉だけ使うというのもアリなのかなとか」
SKY-HI先生「そうですね。音楽とかって、結構そういうことの手伝いをしやすいので。聴いてくれた人と作った人の世界で完結できることだから、悩んだら、音楽…絵画とかでもいいんだけど、アートは本当にその人の悩みとかを肯定してあげる力があったりすると思うので、使ってほしいですよね」
ゆずみかんの葉 愛知県 15歳
こもり校長「学年は?」
ゆずみかんの葉「高1です」
こもり校長「今日は特別講師、千葉県インターネットさんが来てくれてるから!」
SKY-HI先生「私が千葉県インターネットだよ」
こもり校長・ゆずみかんの葉「(笑)」
SKY-HI先生「あなたの悩みをバリ3にしてあげよう!」
松田部長「バリ3なの?」
こもり校長「今のiPhoneだと4までありますからね(笑) で、ゆずみかんの葉は今、自分らしくいれてないの?」
ゆずみかんの葉「いれてないですね」
こもり校長「どんな自分でいたいのか教えてほしいな」
ゆずみかんの葉「
個性が自分の中で分かっている、輝いてる自分でいたいです 」
こもり校長「それはちょっと言葉を変えると、自分の個性というものが何か分からないっていうことなのかな?」
ゆずみかんの葉「そうですね。自分らしさとか、自分の個性が分からないです」
こもり校長「なるほどね。自分の個性って何だろう、みたいな? 今、高校1年生じゃない。高校受験して高校に入ったんだろうけども、何かいっぱい考えることとか、高校に入って増えた?」
ゆずみかんの葉「そうですね。文理選択が来年あって、そのために、夏休みに考えなきゃいけなくて、それで将来を考えた時に、どういう仕事がいいのかなとか、自分に個性があったらそれを活かせる仕事が見つられるのかなとか、思うようになりました?」
こもり校長「今の高校にはなんで入ったの?」
ゆずみかんの葉「部活がすごく活発で、力を入れている学校で、自分は運動したり、スポーツが好きなので、それで入りました」
こもり校長「小さい頃とか、ぼんやり持ってた夢っていうのはあるの?」
ゆずみかんの葉「小さい頃は、お母さんが看護師で、それを見て看護師さんがいいなって憧れはあったんですけど、大きくなって現実が見えてくると、なんか違うのかなって思ってたりします」
こもり校長「憧れだったけど、自分が夢として現実の仕事にするにはちょっと違うんじゃないかって?」
ゆずみかんの葉「はい」
こもり校長「好きなこととかは?」
ゆずみかんの葉「音楽を聴いたり、運動・スポーツが好きです」
SKY-HI先生「素敵」
こもり校長「いいですよね。で、ゆずみかんの葉が考える、思う個性っていうのは何だと思う?」
ゆずみかんの葉「自分が人に対して一番誇れるものというか、自慢できたり、自分はこうだよって見せられるものが個性かなって思います」
こもり校長「確かに個性ってそういう側面も持っているよね。自己紹介する時だったり、自分を表現する時に言葉にするものが個性だったりというのもあるかもね。それが今は見つけられないっていう感じ?」
ゆずみかんの葉「そうですね」
こもり校長「SKY-HI先生は、10代の頃“俺はこれが個性だ”っていう風に強く持っていました?」
SKY-HI先生「10代の頃は“俺にはこういう個性がある!”って思ってたんだけど、今振り返ってみると、そもそもが、それは世間一般が言う個性っていうものに自分の特性を当てはめてただけだった。
例えばゆずみかんの葉さんが“(好きなことは)音楽を聴くこととスポーツ”っておっしゃってるけど、“何の音楽を聴いてきた”とか、“どのスポーツのどういうプレーが好き”とかが完全に当てはまる人間って、他に1人もいない。“どういうお母さんに育てられて…”とか、“どういう通学路を通ってきて…”とか、“どういう友達がいて…”とか、同じ人って絶対に他にいないので、“未来ばかり見て自分の個性を探し求めてきたけど、実は歩いてきた道のりそのものが個性だった”っていう。自分がそのことに気付いたのは30歳を超えてからなので、自分がゆずみかんの葉さんくらいの頃の自分に会ったら、“いやお前、そんな個性を出そうとしなくても結構もう辿ってきているから。15年分の個性、あるよ!”って言ってあげたいなって、今、話を聞いてて思いましたね」
こもり校長「1つ例えるなら、ゆずみかんの葉は、スポーツは何が好きなの?」
ゆずみかんの葉「小中はバスケをやってて、今はハンドボールをやってます」
こもり校長「だから、既にバウンスさせる球技はうまいってことですもんね」
SKY-HI先生「そう(笑) だって俺、そんなにボールを手で掴んだことないもん」
こもり校長「俺、ボールをまっすぐ投げられないからね」
松田部長「2人とも今、ボールに乗ってるけどね(笑)」
SKY-HI先生「それでもボールに乗る人生もある。“やりたいことが分からない”って人はたくさんいるけど、やりたくないことは1つはある気がするので、白い紙に“何か丸を描いて”と言われたら、ちっちゃいの描けばいいのか、おっきいの描けばいいのか、楕円描けばいいのか全然分からないと思うけど、やりたくない、もう真っ黒に塗りつぶす作業をやっていったら、最終的に自分が描くべき丸って見つかる気がするし」
松田部長「いいですね〜!」
SKY-HI先生「思っているよりも人生は短くないので、今はやりたくないことを見つける作業も大事だと思うし、なりたい自分を見つけるには、なりたくない自分を塗りつぶしていく作業もすごい素敵だなと。浮かび上がってくる気がするし。
いくつになっても、ここから違うことをやりたいって思ったらやれるっていうのは、33歳で会社を作って35歳で今一番楽しいって言っている自分が言えるから(笑) 少なくとも、ゆずみかんの葉さんよりは先輩なんで。1個そういう実例がありますよ」
松田部長「確かに、若い頃って、自分が30歳の頃…30歳の頃では遅いな!とか思ってたじゃん。でも、自分が30になってみると、全然遅くないなとか」
SKY-HI先生「そうなんですよ。びっくりする」
松田部長「まだまだそんなに悩まなくてもいいのかなと、ちょっと思ったりもするけどね」
SKY-HI先生「その悩みもまた、すごく尊いことだから、たくさん悩んでほしいですね。すごい素敵」
ゆずみかんの葉「はい」
こもり校長「SKY-HI先生が言ってくれたみたいに、ゆずみかんの葉は今、将来のことを考えたりとか、もちろん現在、高校1年生だから、高2になったら文理選択があるから、夏休みのうちに考えなさいって言われて、無理やり未来ばかりを向かされてるけど、そっちだけじゃなくて、過去もそうだし、夏休みを越えれば、この7月20日も過去になるわけだから。その時に選んだ選択が自分の選んだ選択で、もし違うとなったら、それがまた多分やりたいことなんだろうし」
SKY-HI先生「そうですね。俺の友達、理系に行って成績トップで理系のすごくいい学部行って、最終的に英語で論文出して学会で発表されてるから、めっちゃ文系の論文を発表してて、すげえなと思ったんだけど(笑)」
松田部長「あ、そう! そんなん言ったら、うちの事務所のロザンの宇治原なんて京大出てんのに漫才師なんかやってるの意味分かんないよ」
SKY-HI先生「(笑) 正直、意外と人生ってつまらなくないと思うんで、悩みながら」
松田部長「前に進んでいるからね」
SKY-HI先生「そうそう」
こもり校長「今、このお話を聞いてみて、どう?」
ゆずみかんの葉「悩んでるのは自分だけじゃないし、前だけ見てるんじゃなくて、自分の思ったこと、今思ってることに、素直に従ってみるっていうのも良いことなのかなって思いました」
SKY-HI先生「うん、思うよ。15年間も生きてきたのすごいよ」
ゆずみかんの葉「(笑)」
こもり校長「だから今日はで今日しかないけど、それの積み重ねだと思うから、一緒に頑張っていこうよ」
ゆずみかんの葉「はい」
こもり校長「じゃあね」
ゆずみかんの葉「ありがとうございました」
♪ Marble / SKY-HI
こもり校長「今、SKY-HI先生の『Marble』かかってるけど、何も考えずに今バウンスしてたけれども、そんな日もあってもいいんじゃないかなとか、ちょっと思っちゃいますね」
松田部長「ホント思う。全然ソファーで何にも考えのずっと体が固まる日があってもいいのよ」
こもり校長「そういうことでですね。勉強机に座ってただけの日があってもいい。それをしたから、自分の個性から遠のくってことでもないと思いますし、最後、楽しい気持ちになったな。最後、聴いて、もっと飛び跳ねてやりたかった(笑)」
今日の黒板
『君のその足跡は誰にもマネできない君のオリジナル』
SKY-HI先生「最後に電話したRN「ゆずみかんの葉」さんの話を聞いてて思ったけど、やっぱその個性とかか考えちゃうと、どうしてもその持たなきゃいけないもの、その武器にしなきゃいけないもの。って思うかもしれないけど、もうここまで生きていさきただけで相当な確率だし、その相当な出会いとか、相当な感情を抱えてやってきたのだから、それはもうすでに褒められてしかるべきものだし、それを抱えて、この先の未来を生きるっていうのはすげえ夢があることだと思うから、めちゃくちゃついてねえなとか今めちゃくちゃネガティブだなっていう人も、その足跡を抱えて、未来に向かって頑張ってほしいなという風に思ってます」
♪ 仕合わせ - feat. Kan Sano / SKY-HI
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です!
最後にSKY-HI先生からお知らせがあるということで」
SKY-HI先生「そうなんです。
僕がWEBムービーに出演するデジタルハリウッド大学のオープンキャンパス が8月21日・日曜日に開催されます!
実は、そこに参加する方に向けて、エンターテイメント業界の先輩として、ちょっとしたメッセージを残しておきました! なので、生徒の皆さんもよければ参加してみてください」
こもり校長「オープンキャンパス8月21日日曜日です。ぜひみんな参加してみてください。
…じゃあ次はちょっとずっと、だらけた話ばかりする授業で…」
SKY-HI先生「いや、ちょっと真面目な側面を出せば出すほど、不真面目な側面を出したい気持ちが今、積もり積もっているところでお別れですね」
松田部長「それが人間ですからね(笑)」
こもり校長「また、ぜひ遊びに来てください」
SKY-HI先生「お願いします」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」
松田部長「起立! 礼!」
こもり校長・松田部長・SKY-HI先生「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」
Music
2022.07.20PLAYLIST
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