今夜の授業を職員の新人職員Nが振り返り!
SCHOOL OF LOCK!今夜は…
リニューアルされた我が校のチャイムとジングルを作ってくれた、tofubeats先生が来校!
授業テーマは、「人から見たら分からない自分の変化」
「周りからは気づかれない。でも自分だけは気づいている自分の変化。」
「何かきっかけがあって、前よりも気分が沈んでいる。」
「こう生きると決意した!」「何かを諦めた。」 など
生徒のみんなの中で起こった変化について、教えてもらいました。
最初に電話をつないだのは…
【長崎県 15歳 男の子 RN:やましゅー@】
最近、段階的高校デビューをしているという、RN:やましゅー@。
周りの人に指摘されるのが恥ずかしいため、段階的に少しずつ高校デビューをしているのだそう。
具体的には、坊主から少しずつ髪を伸ばしてみたり、LINEやインスタグラムを始めてみたり。
いずれは友達とカラオケ・ボーリング〜さらにワックスを付ける!という目標に向かって、
引き続き段階的に高校デビューを進めて行きたいと話してくれました。
次に電話をつないだのは…
【京都府 15歳 男の子 RN:ニッケル水素電池】
元々大嫌いだった英語が大好きになったという、RN:ニッケル水素電池。
キッカケは、好きなゲーム「マインクラフト」の言語設定を英語にしたこと。
言語設定を英語にすると、軽くなるのだそう。
ゲームに打ち込むうちに、どんどん単語を覚えたり読めるようになって、英語が大好きに。
スマホの言語設定も英語にするなど、どんどんハマっていき、ついには定期テストの点数が60点台から80〜90点台にアップしたと話してくれました。
英語が苦手な生徒は、ここから始めてみるのもいいかもしれません!
最後に電話をつないだのは…
【岐阜県 13歳 男の子 RN:森の七つの野菜】
最近精神的にツラくなっているという、RN:森の七つの野菜。
キッカケは、体調の悪い祖母と一緒に住み始めたこと。
母と祖母の仲がよくなく、緊張感のある空気や、母のカラ元気が余計ツラく見えてしまうのだそう。
tofubeats先生の曲や、大好きな森T、SCHOOL OF LOCK!に元気をもらっていると伝えてくれたRN:森の七つの野菜に、tofubeats先生、校長、教頭から、エールを送って行きました。
今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴きなおすことができます!ぜひ再出席してみてね!
tofubeats先生来校!人から見たら分からない自分の変化を教えて!
こもり校長「このチャイムでSCHOOL OF LOCK!が始まるようになったのは、2022年。今年からなんだけど、この音を聴いたら、みんなラジオの前でどういう感じになって、どういう気持ちになって、どうスイッチが切り替わるのな?」
ぺえ教頭「どういう感情で毎日聴いてくれてるんだろうね?」
こもり校長「もしかしたら、時報のように使ってくれてる生徒もいるかもしれないじゃない。そこまで勉強しようとか」
ぺえ教頭「ああ、なるほどね。この音が鳴ったら、ちょっと休憩しようかなとかね」
こもり校長「だから、逆にこれを勉強の合図にしてしまった生徒からすると“来たぞ、時間が”っていう生徒がいるかもしれない」
ぺえ教頭「なるほどなるほど」
こもり校長「聴いてくれてる生徒はたくさんいるだろうけど、我々からすると、やっぱ始まったっていう感じはする。“ちょっと今日テンション上がんないかもな”って時でも、これを聴くとなんだか一声目、元気に話せる」
ぺえ教頭「私もそうだね。ちょっと今日は大丈夫かなって思うけど、この曲を聴くと“生徒のみんな!”ってなるよね。でも、たまにいけない日もあるのよ、3ヶ月に1回ぐらい。それはみんなも気づいてくれてると思うけど(笑)」
こもり校長「だから音の印象っていうのはものすごく大事で、何かその音と思い出すなっていうのがあるじゃない」
ぺえ教頭「あるね」
こもり校長「教頭はあります?」
ぺえ教頭「私は実家のインターホンの音あるじゃん。ピンポンのあの音が、ファミマ入った時と同じ音なの」
こもり校長「ウソつけよ!(笑)」
ぺえ教頭「ホントなの。マジなの。だから今、母親のクミコに証拠を送ってくれって言ったらすぐ送ってくれるから。だから、普通にどこのファミマに入る時も何かあの音を聞くと実家を思い出すなって」
こもり校長「ウソだぁ(笑)」
ぺえ教頭「ホント。これだけは! 私、今までいっぱい嘘をついてきたよ」
こもり校長「でしょ。バラエティー用のやつ、やってきたでしょ(笑)」
ぺえ教頭「いっぱい小さな嘘を積み上げてきたけれども、これだけは本当です。私の家の実家のインターホンはファミマなの」
こもり校長「どうすんのさ。今日から、これを聞いた生徒はファミマに入ったら“これが教頭の家の…”ってなっちゃうじゃん。かわいそうに(笑)」
ぺえ教頭「なんでかわいそうなのよ(笑)」
こもり校長「ファミマでみんな思い出す(笑)」
ぺえ教頭「山形の松田家のインターホンの音が。校長は何かありますか?」
こもり校長「いや、この後にはもう話せないだろ(笑)」
ぺえ教頭「いいのよ。面白いことを言いましょうって部分ではないから、何でもいいんですよ」
こもり校長「そうだけどさ(笑) じゃ、あの鉄腕アトムの音を聞くと、上京した時のことを思い出す。高田馬場駅の発車音がそうなんだけど、俺が上京してきて1発目に住んだのが西武新宿線沿いだったの。花小金井ってとこだったんだけど。そこに乗り換えるには高田馬場で乗り換える。俺は目黒の学校だったから、高田馬場で乗り換えてて。で、そのダンススクール通ってる時も、中学の時はまだ代々木にあったのかな。だから、代々木から高田馬場で乗り換えて、みたいな。で、すごい通勤ラッシュで。西武新宿線ってすっごい混むのよ」
ぺえ教頭「そうだね」
こもり校長「だから、絶対座れなくて。レッスンでめっちゃ疲れてるのに、お仕事帰りの方達と一緒に並びながら、夜9時半とか10時とかだったのかな。その音を聞くと、何かどんよりする。急に疲れる」
ぺえ教頭「あんなに人々を明るくしてきてくれた曲だけども、校長の中ではどうもちょっと暗くなる曲になってしまってるのね(笑)」
こもり校長「そう。朝は早く通勤で聴いて、夜は疲れながら聴いて、みたいな」
ぺえ教頭「苦しい時によく聴いた曲だったんだね」
こもり校長「そうそう。だから、自ずと俺、高田馬場って行かないもんね、つらくなっちゃって(笑)」
ぺえ教頭「こもりは最近、高田の馬場を避けて生活してるわけね」
こもり校長「だから、西武新宿線沿いを使うんだったら、西武新宿までタクシー使って行くようになったもんね」
ぺえ教頭「ものすごく避けようとしてるんだね」
こもり校長「してる。だから、やっぱ音って素晴らしいのよ」
ぺえ教頭「今のは素晴らしいエピソードとは思えないわよ(笑)」
■
ファミマ
僕の幼馴染のお家のインターホンもファミマの入店したときの音でした!
あかっく
男性/15歳/東京都
2022-05-19 22:04
ぺえ教頭「何県?」
こもり校長「東京都です」
ぺえ教頭「あれ、そうかそうか。いや、私は実家の音がファミマの音じゃない。同じ子いなかった。あの音がインターホンの音って出会ったことない。なんであの音なんだろう?(笑)」
こもり校長「確かに」
ぺえ教頭「変わらないから、ずっとだよ。母親、聴いてるかな? 聴いてたら…あ、クミコからLINE来てるよ。“送りますか?”って(笑)」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「送ってください」
こもり校長「送って送って(笑) クミコさん、僕まだウソだと思ってます」
ぺえ教頭「証拠送ってください(笑)」
こもり校長「完全に嘘だと思ってます」
ぺえ教頭「しかも、とんでもない音量なの。耳が壊れそうなぐらい大きな音なのね」
こもり校長「お父さんがそのファミマの音作った人とかじゃないよね?」
ぺえ教頭「ないわよ(笑) 父親、そんな歴史的な人間じゃないわ」
『 音 』
こもり校長「今夜は、今流れたチャイム、そしてこのあと流れるジングルを作ってくれた、tofubeats先生が来校! SCHOOL OF LOCK!、今夜も開校です!」
♪ PEAK TIME / tofubeats
こもり校長「チャイムを聴いて、そのままそのチャイムを作ってくれたご本人の曲を一緒に聴くっていう、なんだか贅沢な気持ちになるうえに、正直ちょっと緊張しちゃったよね」
ぺえ教頭「あ、本当? 緊張して身構えちゃった?(笑)」
こもり校長「急にちょっとグっと入っちゃったね」
ぺえ教頭「本人ですよ。毎日、私たちのことを支えてくれてますよ」
こもり校長「そうなんですよ。このあと、ちゃんとありがとうと伝えましょうね」
ぺえ教頭「伝えましょう!」
こもり校長「さぁ、生放送教室には本日はゲスト講師…
tofubeats先生!」
こもり校長「はじめましてになりますよね?」
tofubeats先生「はじめまして、お2人とも」
ぺえ教頭「ようやくお会いできましたね」
tofubeats先生「本当にそうですよ。ジングル作っていつ来れるのかなって思ってたけど、ようやく来れました(笑)」
ぺえ教頭「いつもありがとうございます」
こもり校長「長らくシカトし続けていました。すいません」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「改めて、ありがとうございます」
tofubeats先生「シカトされてたんだ(笑)」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「そんなことないわよ(笑)」
こもり校長「直接言えなかったので(笑) ちょっと引っかかりあったんですよ。“作ってもらいました!”って堂々と言っておいて、ご本人にまだ“ありがとう”言ってないぞみたいな」
tofubeats先生「確かにそうかも知れないですね。 言われてないかもしれないです」
こもり校長「すいません。ホントに長いことお待たせしました。ありがとうございます!」
tofubeats先生「(笑)」
ぺえ教頭「直接言えて良かったね」
tofubeats先生「こちらこそ作らせていただいて、ありがとうございます」
こもり校長「さて、tofubeats先生。今年2022年から流れている新しいチャイムとジングルを制作してくれました。制作していただいて、初めて僕たちがSCHOOL OF LOCK!で流した時にもtofubeats先生が、SNSでつぶやいてくれていましたが、tofubeats先生は高校生の時に作ったデモテープがSCHOOL OF LOCK!で流れたことがあると」
tofubeats先生「そうなんですよ。普通にこの番組を聴いてたんですけど、僕と一緒に曲を作ってた人がデモを送ってて、それが流れたって言う」
こもり校長「それって、すごい話ですよ」
tofubeats先生「もう14〜15年前の話なんですけど」
<当時の音源流れて〜>
tofubeats先生「やめて〜!」
ぺえ教頭「これね」
こもり校長「
RIP SLYME先生のRIP LOCKS!内で流れた
『光ファイバー/RIKE』のトラックがtofubeats先生」
tofubeats先生「そうなんですよ。インターネットで知り合ったRIKEくんというラッパーがこれの上でラップしてて、この後ろの曲を私が。高校2年生くらいの時に作った曲ですね」
ぺえ教頭「あ、これはすごくかっこいいよ」
こもり校長「高2でこれ…」
tofubeats先生「でもやめてほしい」
こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」
ぺえ教頭「今だと、ちょっと恥ずかしいんだね(笑)」
こもり校長「やっぱり正直恥ずかしいものですか?」
tofubeats先生「いや、ハズいっすよ、こんなもん」
こもり校長「(笑)」
tofubeats先生「あと、すっと流してくるとか、ヤバいっすね。ありがとうとか言っといて、速攻で辱めてくるこの感じ、SCHOOL OF LOCK!恐ろしいです(笑)」
ぺえ教頭「そういう番組よ(笑)」
こもり校長「問答無用でBGMとして敷くっていう(笑)」
tofubeats先生「ホントですよ(笑)」
こもり校長「でも、当時高校生で作ったトラックが全国のラジオで流れて、それをRIP SLYME先生が自分のトラックのこととか感想を話していて、どう受け止めていたんですか?」
tofubeats先生「本当に家でフガフガなりましたね」
ぺえ教頭「鼻息?(笑)」
こもり校長「(笑)」
tofubeats先生「確か、その時間は聴けなくて、後でホームページか何かに載っているのを見て、あと音源はたぶん友達から送ってもらったと思うんですけど、録音したやつを。で、本当に“やべ〜。全国ネットで流れてるじゃん!”みたいな感じで。当時も神戸に住んでいたんで、その時はヤバイヤバイって思ってましたね」
こもり校長「テンション上がりますよね?」
tofubeats先生「いやそうですよね。今でこそ、普通のラジオで喋って、自分の声が流れてても驚かないですけど、高校生ですからね」
こもり校長「しかも当時、今みたいにネットが普及してフリーで流れてるサイトがいっぱいあるわけでもないじゃないですか」
tofubeats先生「そうですよ。デモテープとかも送るんですけど、送ったところで流れるって正直思ってないので、結構いざ流れるとびっくりするみたいな感じですね(笑)」
こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」
ぺえ教頭「だから、その時から凄かったんだなと思うよ。だから流れたんですよ」
こもり校長「そういうことだと思う」
tofubeats先生「いやぁ、ありがとうございます。高校生の時の俺に言ってあげたいです。“自信持てよ、お前”って」
こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!に長い関わりがあるということですけど。そんな
tofubeats先生、昨日5月18日に4年ぶりとなるアルバム『REFLECTION』をリリースされました。おめでとうございます!」
tofubeats先生「ありがとうございます」
こもり校長「そして、tofubeats先生を迎えて送る、今夜の授業は…
『人から見たら分からない自分の変化』!!」
こもり校長「周りからは気付かれない。でも、自分だけは気づいている自分の変化。実はあることがきっかけで、前よりも明るくなっている。もしくは、何かきっかけがあって、前よりも気分が沈んでいる。そんな自分の中で起こった自分の変化を教えてください」
■
いつもお世話になってます
今日はtofubeats先生が来校されるんですね!!
個人的にSCHOOL OF LOCK!の音周りはこの学校の大きな魅力のひとつだと思ってます!ポップでフレッシュで、短い数秒の間でも起承転結のようなメリハリがあって…
毎日22時、このチャイムの音が聞こえた瞬間に、一気にちゃんとした“教室”に入ったような感じがあります。
いつもお世話になってます!笑
Pなっつ
女性/15歳/栃木県
2022-05-19 20:17
ぺえ教頭「でしょう。確かにも起承転結が、この短い秒数の中に詰め込まれてる感じが」
tofubeats先生「というか、15歳とは思えない大人な褒め方」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「そうですね。洗練された」
tofubeats先生「いや、何よりもすごい素敵な文章ですよ」
こもり校長「気持ちよくなりますもんね」
tofubeats先生「これぞ、短い秒数で起承転結が詰め込まれた…」
ぺえ教頭「Pなっつの感想こそがね(笑)」
tofubeats先生「はい(笑)」
こもり校長「(笑)」
tofubeats先生「“15歳!?”って、それがめっちゃ気になっちゃって(笑)」
こもり校長「さすがだね。やっぱねやっぱ毎日聴いてくれているからね(笑)」
tofubeats先生「すごいですよ!(笑) “音回り”って単語とか使うの、大人だなって思いましたね」
ぺえ教頭「確かに大人びてるわね。“この学校の大きな魅力の一つだと思っています”素晴らしいわ」
こもり校長「そのまま、SCHOOL OF LOCK!の広報担当として、いろいろなところに載せて」
ぺえ教頭・tofubeats先生「(笑)」
こもり校長「さて、
tofubeats先生、昨日5月18日に4年ぶりとなるアルバム『REFLECTION』をリリースされました! REFLECTIONという言葉は反射という意味です。そして、このアルバムの1曲目は『Mirror』。僕、聴いたんですけど、何かすごく不思議な感じで。俺、家で近所迷惑になるかならないかギリギリのラインの大爆音で聴くんですけど」
tofubeats先生「嬉しいですね(笑)」
こもり校長「すごく大きな音でかけているのに、ちょっと小さく聴こえるというか、ちょっとおぞましさもありつつ…」
tofubeats先生「そうなんですよ。あれ音源聴いたら分かるんですけど、ここの近くにある、あるビルの壊れた駐車場の音がありまして。駐車場に行ったら、機械式の駐車場が壊れてて、それで“OKですOKです”って言って止まらなくなってるのを、大人がみんなで“どうしようどうしよう?”ってなっているのに遭遇しまして、これやばいなと思って、iPhoneで録音をして、その音で作った曲なんですよ」
ぺえ教頭「えぇ!?」
こもり校長「いや、すごい! 本物だったわ。じゃ、おぞましいと思うのは合ってた(笑)」
tofubeats先生「そうなんですよ。俺がもうおぞましい状態やと思って。OKじゃない機械が“OKですOKです”って言ってて」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「そうね。OKじゃないわね」
tofubeats先生「“OKです”が止まらなくて、OKじゃなくなっていて、それをもう本当にもう大の大人がもう5〜6人集って“どうしようどうしよう?”となってて、僕は僕で車を止められないし“どういうこと?”ってなって、それでiPhoneで録音して、家に持って帰って、この思い出を曲にしたいなと思って出来た曲が、その1曲目なんですよね」
こもり校長「いや、それでもオシャレですよ。“OKですOKです”の状況を、とりあえず音に録ろうって思うのも」
tofubeats先生「でも、そのぐらいマジでおぞましかったんですよ。“世紀末やんけ”と思って」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「心によっぽど響いたね(笑)」
こもり校長「これが1曲目に来る感じの、自分の中での衝撃というか、アルバムになった時の1曲目って大事じゃないですか。入口にもなるし、下手したら、それが印象にもなるし、テーマにもなるし。その不思議さ、そして、2曲目とのコントラストみたいなところがものすごく僕は引き込まれた感じになるんですけど」
tofubeats先生「嬉しいです」
こもり校長「鏡とか反射とかっていうのをテーマに作成していった感じなんですか?」
tofubeats先生「そうなんですよ。REFLECTIONって言葉って、自分を省みる、反省するみたいな意味もあるんですけど、4年前くらいにちょっと耳を悪くした時があって、今は全然元気なんですけど。その時にビジネスホテルに泊まってて、鏡を見てたんですよ。そしたら鏡の中の自分が今は耳が聞こえてないんだと思って。これまでは鏡を見てて、自分の調子が悪いとか想像したことなかったのに、鏡の中の自分が“今、耳悪いんや。この落差が不思議”と思って、これをテーマに音楽を作ったら、何かこの不思議さの正体が分かるんじゃないかなと思って、鏡について4年間、32歳のおじさんが考え続けたアルバムが『REFLECTION』となっております」
ぺえ教頭「なるほど。繊細すぎるわ。敏感すぎるわ」
tofubeats先生「(笑) でも、ジャケットが、実際いいビジネスホテルで“鏡ヤバい”って思った時に撮った写真を絵にしてもらって、そんなジャケになってるんですよ」
ぺえ教頭「え」
こもり校長「そうなんですね! だから、これはそういうことなんだ」
tofubeats先生「だから、4年前ぐらいの僕の耳が聞こえないし、鏡ヤバいし、どうしようみたいな時が写真になってて、動揺してるからか、写真もインカメで撮ってるんですよ。鏡越しの自分の顔をインカメで撮ってる」
ぺえ教頭「ホントだ。撮り方が何か不思議ですよ」
tofubeats先生「そうなんです。本当にいろいろな意味でおぞましい作品になってますね」
ぺえ教頭「自分の心の変化に敏感なんですね」
tofubeats先生「でも、そんなことなかったんですけどね。やっぱ耳が聞こえなくなるってミュージシャンにとって一大事じゃないですか。で、その時に、ヤバいって思ったんですけど、僕、結構そういう繊細かと思いきや、パソコンをバッと開いて資格のサイトを見てたんですよ。気が付いたら、次の仕事探してる、やべーと思って(笑)」
ぺえ教頭「何か資格を取ろうと?」
tofubeats先生「そうなんですよ。反射的に耳が聞こえないって気づいて、資格を探してて。なんかこのタフさとその鏡を見て不思議だなって。もう繊細さみたいなのが面白いなと思って」
ぺえ教頭「面白くなってくるね」
こもり校長「面白いですよね」
tofubeats先生「ここまでいったら、いっそネタにしようみたいな。てことで、アルバムのアイデアになっていったというか」
こもり校長「その考え方、むちゃくちゃ好きです。日常に生きること自体が、僕らの職業ってネタじゃないですか。それをできるかどうかって、意外と大きい線で」
tofubeats先生「そうなんですよ。中高生の方には、過激な話題かもしれないんですけど、耳が聞こえなくなって、スタッフのみんなとかに言わなきゃいけないじゃないですか。それがちょっと嫌だったんで、ブラジリアンワックス行って“ブラジリアンワックスに行ってきたんですよ”って言ったら、余計に心配されたっていうエピソードとかもあったんですけど(笑)」
ぺえ教頭「どういうこと?」
tofubeats先生「(笑)」
こもり校長「そのぐらいの4年間が詰まってます(笑)」
ぺえ教頭「(笑)」
tofubeats先生「(笑) そんなそんなところから始まって、こういう元気な形に戻ってくるまでの4年が、本当にドキュメンタリーみたいな感じで入ってるアルバムなんですよ」
ぺえ教頭「お帰りなさいって言っていいのかしら?」
tofubeats先生「そうですね。3〜4年って言ったら、入学して卒業するぐらいじゃないですか。本当に長い時間だと思うんで、そういうのが詰まったアルバムになってると思います」
ぺえ教頭「面白い」
こもり校長「相当興味深いですよね。こうなると、制作のこととかもすごく気になりますもんね。その自分の4年間を映し出したって言いながらも、客演の方、フィーチャリングの方がいるじゃないですか。そういう方たちって、自分がこの方と一緒に曲を作りたいって思うのか、その人の音楽を聴いた時に、自分がその人に合う自分の曲だったらこうだってイメージが先に出てくるのか?」
tofubeats先生「どっちも結構あるんですけど、今回に関しては、曲が出来上がってから、この人呼びたいなってアーティストに声かけてて、今回はそこまでメジャーで契約してますみたいな人は呼んでないんですけど、地元、主に神戸とか大阪とか京都とか、まぁ近場のミュージシャンで、自分が格好いいなってずっと前から思ってた人を今回は呼んだって感じですね」
こもり校長「なるほど。そういうところの出会いだったりとか、感覚みたいなところも、やはり4年間いろいろ考えたからこそ、思いつくところだったりもしたんですかね?」
tofubeats先生「そうですね」
こもり校長「しかも、アルバムと同じ日に初の著書『トーフビーツの難聴日記』も発売になっておりまして、この著書の中に突発性難聴になったお話だったりとか、神戸から上京してきたお話、結婚したお話、コロナ禍での生活の話とか、今回のアルバム制作のお話とか、いろいろなことが書かれている」
tofubeats先生「そうなんですよ。まさしくブラジリアンワックスの話から始まりまして(笑)」
こもり校長「(笑)」
tofubeats先生「“めちゃくちゃ滑った。どうしよう?”みたいなところから始まって、アルバムがどんどんできていく。その駐車場を行った時の話も書いてますし、そういうの書きながら、アルバムも日記みたいな感じですし、本も実際日記ですし、そういうのを記録を付けながら人と会うこと減ったじゃないですか。なので、自分で記録を付けながら作っていたんで、それがどっちも出るって感じですね」
こもり校長「その4年間、それこそは自分がいろいろ感じきったものみたいな想い自体は、このアルバムの中で消化されてた感じですか?」
tofubeats先生「本当にそうだと思います。コロナ禍だったじゃないですか。だから、東京をあんまり全身に浴びることなく、ここまで来たんで、余計、周りの変化がない分、自分を見つめる時間が長くなったんで、そういうのがアルバムに出てるって感じですね」
♪ REFLECTION (feat. 中村佳穂) / tofubeats
こもり校長「中村佳穂さんを、この『REFLECTION』というタイトルを付けて、起用したのはなぜなんですか?」
tofubeats先生「『REFLECTION』って曲はもともとあって、誰に歌ってもらおうかなってところで、中村佳穂さんにお願いしたんすけど、2作前の…だから4〜5年前に出したアルバムでも、実はコーラスで参加していただいてて、今回も改めてもう一回ご一緒しようってことで、お声がけさせていただいて、歌ってもらったって感じですね」
こもり校長「2月に配信されてから、もうずっと聴いております。好きです」
tofubeats先生「ありがとうございます。急に首の動きが(笑)」
こもり校長「お気に入りのプレイリストです」
ぺえ教頭「赤べこみたいになってるわね(笑)」
こもり校長「さあ、tofubeats先生を迎えて送る。今夜の授業は…
『人から見たら分からない自分の変化』 周りからは気付かれない。でも、自分だけは気づいている、自分の変化を今夜は教えてもらいたいと思います」
span style="color:#80c31c;">やましゅー 長崎県 15歳
こもり校長「学年は?」
やましゅー「高1です」
こもり校長「何か変化あったんでしょ。それはどんな変化なの?」
やましゅー「今、段階的に高校デビューしてます」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「俺、この見出し、好き(笑) 段階的高校デビュー」
tofubeats先生「いいですね〜(笑)」
ぺえ教頭「しっかり考えてるね」
こもり校長「これ、周りからは気付かれないもの?」
やましゅー「気付かれないですね」
こもり校長「どんな変化なのか?」
やましゅー「例えばインスタとかLINEとかを、いろんな学校の友達と始めてみたりとか」
こもり校長「ああ、いいね」
やましゅー「後は、ちょっと髪の毛をカッコ付けてみたりとか」
こもり校長「どんな髪の毛してるの?」
やましゅー「前まで坊主だったんですけど。でもちゃんと伸ばし始めたりとか」
こもり校長「いいね。もうちょい伸びたらワックスかな」
やましゅー「(笑)」
こもり校長「ワックスはちょっと早い?」
やましゅー「まだまだハードル高いです(笑)」
こもり校長「もう少しか(笑) きっかけは何なの?」
やましゅー「きっかけは元々、僕、結構真面目くんタイプだったんですけど、高校に入って、剣道部の部活の先輩が、メリハリがしっかりできる先輩だったんです。で、応援団とかもしっかりやりながら勉強とかもしてるカッコいい先輩がいたので、そういう先輩みたいになってみたいなと」
こもり校長「なるほどね。メリハリの利いてるカッコいい高校生に」
やましゅー「はい(笑)」
こもり校長「tofubeats先生、段階的高校デビュー、どうですか?」
tofubeats先生「素敵ですよね。しかも実際、今計画通り進んでるってことですから。でも、ワックスとかに入っていく時がちょっとドキドキしますよね」
こもり校長「そうですね(笑) つけた時のまず第1発目。どこから髪の毛をいじるのかって。これ、やましゅー的なゴールはどこなん?」
やましゅー「ゴールはモテることですね(笑)」
こもり校長「まぁもちろんね(笑) モテて、何かしたいとかあるの?」
やましゅー「女子とじゃなくて、友達とかとカラオケ行ったりとかボウリングしたりとかしてみたいです」
こもり校長「そうか。カラオケとボーリングは行けるぞ(笑)」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「でも、これはちょっとカッコいいの部類に入るの?」
やましゅー「どうですかね(笑)」
こもり校長「でも、段階的にはもっと上のレベルなんだね」
やましゅー「はい」
こもり校長「でも今のまま行けたら絶対行けるよね。5月の時点でこれだもん。段階が順調」
ぺえ教頭「順調よ。カラオケってワックスの後なのか?」
やましゅー「いや、違くないですか?」
tofubeats先生「あーなるほど。カラオケが先なんですね」
やましゅー「ワックスはハードル高くないですか?」
こもり校長「確かにな(笑)」
ぺえ教頭「そうなんだ(笑) じゃ、カラオケ、ワックス、ボウリング?」
やましゅー「あ〜 ボウリングもうちょっと低くて、ワックス高いですよ」
ぺえ教頭「あ、そうなんだ。じゃワックスは相当高いんだね」
tofubeats先生「壁ですね(笑)」
こもり校長「じゃ、ボウリング、カラオケ、ワックスか」
やましゅー「はい、そうですね」
こもり校長「そうか。ブラジリアンワックスは?(笑)」
ぺえ教頭「ブラジリアン?(笑)」
やましゅー「それは気晴らしじゃないですか(笑)」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「聞いてくれてた(笑)」
tofubeats先生「ツッコまれた(笑) まだ高1は必要ないよ」
こもり校長「いつか魅力に気づく日が来るかもしれない。でも、今のままだったら見えていよ。ワックスまでたどり着いた日には、俺は写真見たいな」
やましゅー「分かりました(笑)」
ぺえ教頭「どこから捻り始めたのかね(笑)」
こもり校長「ちょっと教えて」
やましゅー「はい(笑)」
こもり校長「どのワックスがいいか相談させて」
やましゅー「分かりました(笑)」
こもり校長「ちょっとそこまで頑張って。カッコいい先輩になろうね」
やましゅー「はい」
こもり校長「じゃね!」
ぺえ教頭「バイバーイ」
やましゅー「ありがとうございました」
こもり校長「いやぁ、いい! 最高! “ワックスは高くないですか?”って(笑)」
tofubeats先生「(笑)」
ぺえ教頭「本気で言われたわ(笑)」
tofubeats先生「そりゃそうだよねって感じでしたもんね」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「いいですよ(笑)」
♪ don't like u (feat. Neibiss) / tofubeats
さて、ここからは…
『農業部 supported by JA全農』!!!
こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動!
SCHOOL OF LOCK!農業部の時間! みんな、Twitterの準備はできてるかな? 農業部では毎週この活動を行っています!
SCHOOL OF LOCK!農業部検定」
こもり校長「毎回、生徒のみんなに、農業について、より深く、より楽しく知ってもらうために、農業にまつわる問題を出題。正解した生徒の中から抽選で1名に、JAタウンで使えるギフトカード5000円分をプレゼントします!」
ぺえ教頭「答えはTwitterで受け付けます。答えと“#スクールオブロック農業部検定”をつけて、つぶやいてください!」
こもり校長「問題を出題してくれるのは、我が校の農業部員であり、これまでYouTube番組を通して、全国各地で農業に触れてきた、あ〜お先輩、萌ちゃん先輩…ですが、先週同様、あーお先輩は療養中ということで、今から流れるのは事前に収録した音声です」
明桜先輩「農業部部員、
虹のコンキスタドール、大和明桜です!」
萌ちゃん先輩「農業部部員、
鶴見萌です!」
明桜先輩「今回の問題を出す前に“飼料原料”について説明していきますまず、飼料 とは、家畜の餌ということです。豚や牛、鶏などの家畜用の餌は、栄養バランスを考えて、トウモロコシや麦、大豆など、さまざまな原料を混ぜて作られています。この配合される前の原料のことを“飼料原料”というそうです」
萌ちゃん先輩「これ初めて聞いたという生徒もたくさんいると思うんだけど、私たちもこの言葉はYouTubeの撮影で初めて知ったよね。それでは生徒の皆さんに早速問題を出していきたいと思います!」
明桜先輩「SCHOOL OF LOCK!農業部検定、問題!
日本では“飼料原料”のトウモロコシを輸入しています。『届けファンファーム』の中でも紹介していますが、その国とは、アメリカと、どこでしょう?」
萌ちゃん先輩「ヒント言っちゃう?」
明桜先輩「言っちゃいますか…南米です!」
萌ちゃん先輩「それではシンキングソング、いきますよ。本日のテーマは、トウモロコシ!」
明桜先輩「トウモロコシと言えば、夏祭りで出てくる、焼きトウモロコシかな」
萌ちゃん先輩「美味いよね〜。夏祭りと言ったら、私、中学のときバンドでカバーしてたよ」
明桜先輩「あ、ギターやってたんですよね」
萌ちゃん先輩「そう!」
♪ 夏祭り / Whiteberry
萌ちゃん先輩「それでは、正解を発表していきます! 答えは……
ブラジル です!」
明桜先輩「解説していきます! “飼料原料”であるトウモロコシは、主にアメリカとブラジルから、輸入しています。家畜の餌用のトウモロコシは、普段私たちが食べているトウモロコシとは品種が違います。“デントコーン”や“フリントコーン”という品種なんだそうです!」
萌ちゃん先輩「このトウモロコシなどの“飼料原料”を日本だけでは、賄えないので、その分を補うために輸入をしています。輸入することで、安定して餌を提供できるため、私たちが日頃食べている牛や豚や鶏がすくすくと育つことができる、というわけです」
明桜先輩「ブラジルの人ぉ、聞こえますかぁー!」
萌ちゃん先輩「それでは校長教頭、当選者の発表をお願いします!」
こもり校長「届いてるよ〜」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「それでは正解者の中から1名当選者を発表します。当選者は…
KC@ツルミモエスキ おめでとう!」
ぺえ教頭「正解したKC@ツルミモエスキには、JAタウンで使えるギフトカード5000円分をプレゼントします!」
こもり校長「スクールオブロック農業部検定、来週の予習範囲は“お米”! …ということで、今日の
SCHOOL OF LOCK!農業部の活動は以上!」
<番組開始時の10時のチャイム>
ぺえ教頭「生徒のみんな!…って言いたくなるよね。もうクセが(笑)」
こもり校長「分かる分かる(笑) 1時間半前に戻ったよね」
ぺえ教頭「いつでもあのテンションになれるわ…」
こもり校長「っていうぐらい魅力的なチャイムを作ってくれたのが、tofubeats先生」
tofubeats先生「はい、私が作らせていただきました」
こもり校長「(笑) まさか、あの音を作った!」
tofubeats先生「そうなんです。私が作らせていただきました」
ぺえ教頭「私がいつも、あの音に操られてます」
こもり校長「そうだよね。もうパブロフの犬みたいに(笑)」
こもり校長「さあ、アルバムをリリースされたtofubeats先生ですが、オンラインでのリリースイベントも決定しています。
tofubeats “REFLECTION” online release party 2022.05.26 、5月26日(木)21時からYOUTUBE LIVEにて生放送! こちら無料で?」
tofubeats先生「もう無料だし、見逃しても録画も残ってるので、正直、生で見なくてもいいってものになってます」
ぺえ教頭「いやいや、みんなで見ましょう!」
こもり校長「見たいですよ。でも、どうしてもお仕事があったりとか…」
tofubeats先生「そうなんですよ。そういう時はもう全然諦めていただいて大丈夫なんで。急がないでいい、仕事をやってくださいと。そんな気持ちが表れた配信になってますので」
ぺえ教頭「やさしいわ〜」
こもり校長「うちの生徒は、これを楽しみに勉強を頑張る。それが終わってから見るとかでもいいですよね」
tofubeats先生「そうですよね。もう9時とか一番勉強してる時間でしょ」
こもり校長「(笑)」
tofubeats先生「だいたい9時って、みんな勉強してる時間って言いますよね」
ぺえ教頭「寄り添ってくれるわね(笑)」
こもり校長「(笑) このアルバムは本当にたくさんの客演で参加したアーティストの方がいらっしゃいますが、今回のオンラインリリースパーティーはどういった内容になりそうですか?」
tofubeats先生「今回なんすけど、大阪の某ライブハウスから、今回アルバムに参加して頂いた全ゲストの方々をお呼びして、tofubeatsが生で歌い、ゲストも生で歌い、皆さんも生で見れるというライブイベントになっております」
こもり校長「それ無料で見ちゃっていいんですか?」
tofubeats先生「そうなんです。無料なんですよ。ワーナーミュージックさん、ありがとうございます!」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「すごいよね!」
こもり校長「我々はたくさんの力のもと、やらせていただいております」
tofubeats先生「そうなんです。あと、昔からインターネットをやってるので“配信っちゃ無料だろ”って自分の中でのアレがありまして“無料でやりたいんです”って言ったら“いいよ”って言ってくれたんで、無料になりました」
こもり校長「大きい器でありがとうございます」
ぺえ教頭「だって、全ゲストが出るのよ」
こもり校長「すごいよね。こういうのって大体、その中から誰々が駆けつけてくれますって」
ぺえ教頭「全よ!(笑)」
tofubeats先生「全です」
こもり校長「(笑) 贅沢な1日になりそうですね」
tofubeats先生「そうですね。本当に和気あいあいとした楽しいライブになると思うので、是非見ていただけると嬉しいです」
こもり校長「みんなぜひチェックしてください。さぁ、tofubeats先生を迎えて送る今夜の授業は…
『人から見たら分からない自分の変化』」
ニッケル水素電池 京都府 15歳
tofubeats先生「いい名前!」
こもり校長「学年は?」
ニッケル水素電池「高1です」
こもり校長「ちょっと最近なんか変化があったんだよね?」
ニッケル水素電池「僕は大嫌いだった英語が大好きになりました」
こもり校長「え! 大嫌いだった英語が大好きになってきたってこと? 得意になってきた? それは何でなの?」
ニッケル水素電池「Minecraftっていうゲームが好きなんですけど、言語設定を英語にすると動作が軽くなるんですよ。それで、最初はあまり英語に慣れなかったんですけど、やっているうちにゲーム内に出てくる単語とかを覚えていって、それで英語がだんだんと好きになりました」
こもり校長「(笑)」
tofubeats先生「いい話だな〜 これ一緒ですよ。音楽のソフトも英語にすると軽くなるって言って、僕も英語で使ってて、すごく今シンパシー感じました」
こもり校長「へ〜! これ何の情報でニッケル水素電池は、言語を英語にすると軽くなるって知ったの?」
ニッケル水素電池「自分で色々触って設定していたら、英語にしたら軽くなるって自分で気づきました」
こもり校長「素晴らしい探究心」
tofubeats先生「おぉ! 自分で? すごくない?(笑)」
ぺえ教頭「自分の気づきで?(笑)」
こもり校長「そしたら、これが一番軽いから英語にしようって。だって、最初は英語が苦手だったから、意味が分からなくなっちゃったんじゃない?」
ニッケル水素電池「はい」
こもり校長「でも、単語が出てきて、どんどん自分で調べてってこと?」
ニッケル水素電池「はい」
こもり校長「tofubeats先生も音楽のソフトは英語ってことですけど、英語だと分からなくなることないんですか?
tofubeats先生「これが日本語で使ってると一緒で。英語で開発されてるじゃないですか。英語で使った方が軽くなるよって言われて使い出して、でも日本語使ってたんで、出ててくるのって同じ意味じゃないですか、それで逆に意味を覚えたりするよね?」
ニッケル水素電池「はい」
こもり校長「なるほど。“なんとなくここらへんを押した時に出てきたやつ、ああいうことだったな”みたいな?」
tofubeats先生「そうですそうです」
ぺえ教頭「そうか。なんとなく覚えてるもんね」
こもり校長「Minecraftって、ビットの、街を作ったりとかするやつだよね?」
tofubeats先生「そうですそうです」
こもり校長「あれ、Minecraftやられてます?(笑)」
tofubeats先生「多少…たしなむ程度には。つい答えちゃった。ニッケル水素電池くん、ごめんなさいね」
こもり校長「(笑) やる時間あるんですか?」
tofubeats先生「いや本当にちょっとだけで。たまに動画見たりとか、ちょっとやってみたりなんすけど、面白いよね?」
ニッケル水素電池「はい」
こもり校長「ニッケル水素電池はどれぐらいやってるの?」
ニッケル水素電池「今は忙しいんであんまりやってないんですけど、中学校の時は、ほぼ毎日やってました」
こもり校長「そしたら、やっぱり出てくる単語みたいなの覚えて、これはそういう意味かこういう意味か、みたいなので、英語がどんどん好きになってった?」
ニッケル水素電池「はい」
こもり校長「その変化って、自分の生活の中で変わってくることとかもあったの? 点数がよくなったとか?」
ニッケル水素電池「はい。英語の定期テストの点数が60点台だったのが、80点台とか90点台まで上がりました」
ぺえ教頭「凄い!」
こもり校長「90まで持っていけるの! すげーなー。『マインクラフトを英語にしたら30点上がった』って本書けそうじゃないですか(笑)」
ぺえ教頭「そうだね」
こもり校長「じゃあMinecraftだけじゃないゲームとか身の回りのやつも英語にしたりとかをしてるの?」
ニッケル水素電池「スマホの本体の言語設定を英語にしています」
ぺえ教頭「え〜!」
こもり校長「俺、すっごい悩む時があるの。俺も携帯を英語にしようか悩むことがあって。やっぱ動作が軽くなる?」
ニッケル水素電池「…そこまで軽くはならないですね」
こもり校長「(笑)」
tofubeats先生「ケータイは違うんだね」
こもり校長「ちょっと悩むなぁ。でも英語にしたら、それでも単語は覚えていくもん?」
ニッケル水素電池「はい」
ぺえ教頭「あ〜 やってみる?」
こもり校長「俺もやろっかなぁ〜 英語にしている子が周りにいるんですよ。で、地図とか見る時に“ごめんね。英語なんだけど”って渡される時に”うわ。かっけぇ!”みたいな」
ぺえ教頭「(笑)」
tofubeats先生「…僕もやってるんですよね〜」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「ここにもカッコいい人がいたわよ(笑)」
tofubeats先生「でも、本当にニッケル水素電池と一緒で、僕も英語を勉強してて、英語に変えたんですよ。本当に一緒です」
こもり校長「じゃ英語しゃべれるんですか?」
tofubeats先生「いや喋れないんですけど、海外のアーティストとかと仕事する時もあるんで、出来なきゃなってことで、ずっとうっすら勉強したりやめたりを繰り返している感じですね」
こもり校長「やっぱ大事なんだな」
ぺえ教頭「とりあえず、やってみたら?」
こもり校長「ニッケル水素電池、俺ちょっとやるわ。英語にする」
ニッケル水素電池「(笑)」
こもり校長「明日からカッコいい男になるわ」
ぺえ教頭「3日後とかに、また普通に覗いたら日本語に戻ってたら、どうしよう?(笑)」
tofubeats先生「でも次の何かのテストで90点になるかもしれないですよ(笑)」
こもり校長「英語で点数取られるのはもう10年ぐらいやられてないので」
ぺえ教頭「この人、英検5級落ちているんですよ」
tofubeats先生「え?」
ぺえ教頭「だから、ちょっととどうだろうね」
こもり校長「僕、中学1年生の時に英検5級落ちてから…」
tofubeats先生「そこが英語に変えるとニッケルくんばりに上がってくって話ですから」
ぺえ教頭「そうよ」
こもり校長「急に英検3級とか受かるかもしれない?」
ぺえ教頭「どう?」
tofubeats先生「…受…かります」
こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「ニッケル水素電池、いけそうかな?」
ニッケル水素電池「いや、僕は英検受けたことないんで分からないです」
ぺえ教頭「責任持てないって(笑)」
tofubeats先生「(笑)」
こもり校長「謎にニッケル水素電池に背負わせようとしちゃった(笑) じゃ、ちょっと俺も変えてみるからさ。これからもちょっと一緒に英語を頑張っていこうよ」
ニッケル水素電池「はい」
こもり校長「いろいろ教えてくれてありがとね」
ぺえ教頭「ありがと〜」
ニッケル水素電池「ありがとうございます」
♪ VIBRATION (feat. Kotetsu Shoichiro) / tofubeats
こもり校長「もう僕、英語にしました。再起動になった時にSetting Languageっていうのが出てきて、それを見ただけで、ちょっと僕は頭痛く…」
ぺえ教頭「早いって(笑)」
tofubeats先生「(笑)」
こもり校長「tofubeats先生、頑張ります」
tofubeats先生「頑張ってください」
こもり校長「僕も英語でやり取りできるように頑張ります」
tofubeats先生「一緒に英検行きましょう」
こもり校長「英検、ちなみに持ってます?」
tofubeats先生「僕、2級持ってます」
ぺえ教頭「凄い」
こもり校長「そんなんずるいじゃないですか(笑)」
tofubeats先生「でも当時2級受かったら機材買ってくれるって言われて、ちょっと当時だけ頑張ったんですよ」
ぺえ教頭「頑張れる理由があったんだ(笑)」
こもり校長「僕は5級取らなくても、うちのお母さん靴買ってくれたもん。うちの母親、優しかったんです」
tofubeats先生「そっちの方がいいですよ(笑)」
こもり校長「お母さん、あの時はありがとう(笑)」
ぺえ教頭「ありがとうだね」
こもり校長「さっき流れた、tofubeats先生の『VIBRATION』いいですよ。入り口から頑張ろうと思う」
ぺえ教頭「この英語分かるかしら?(笑)」
こもり校長「ちょっと頑張ります(笑)」
ぺえ教頭「徐々にね(笑)」
こもり校長「聴きながら、そういうのも理解できるようになっていくから。頑張ってやっていきますよ」
森の七つの野菜 岐阜県 13歳
こもり校長「学年は?」
森の七つの野菜「中2です」
ぺえ教頭「あ! 中2、高2は…好きにしなさい」
森の七つの野菜「はぁい」
ぺえ教頭「あーかわいい。めっちゃかわいいね。ありがとう」
こもり校長「こういうパターンも好きです(笑) 森の七つの野菜は、何か変化があったの?」
森の七つの野菜「はい。最近の精神的につらくなってます」
こもり校長「それはどうして?」
森の七つの野菜「最近の体調を崩した祖母が家に引っ越してきて、急に変わったことだったので、ちょっと精神的につらくなってます」
こもり校長「そのおばあちゃんが家に来るまでは家族だけ?」
森の七つの野菜「はい。妹と4人です」
こもり校長「お父さん、お母さん、森の7つの野菜、妹ね。その4人でいる時は結構楽しかったの?」
森の七つの野菜「すごくオープンというか、すごく明るく生活してました」
こもり校長「おばあちゃんが来てからちょっと辛くなったというのは、どういうのがきっかけだったりとか、どういうことが辛かったりするんだろう?」
森の七つの野菜「おばちゃんが来たことによって、自分は少し生活が変わったってのもあるんですけど、父方の祖母なので、お母さんとおばあちゃんがあまりうまくいかなくて、それを見ててちょっと不安だなって感じ」
ぺえ教頭「不安がちょっと伝わってきてるんだね」
森の七つの野菜「はい」
こもり校長「きっとお母さんも、お父さん側のおばあちゃんが来て、慣れないだろうしね。結構母さんは気を遣ってる感じなの?」
森の七つの野菜「やっぱり会話する時とかも、ちょっと気を遣ったりとかして、ちょっと無理に笑顔を作ったりとか、そいうのを見てるとつらくなっちゃうなとか」
こもり校長「なるほどね。ちょっと空元気な感じなんだ。確かにそれは学校の周りの子からしたら、なかなか気づけない変化だろうね」
森の七つの野菜「はい。家出たら気持ち切り替えようと思って」
こもり校長「そっか。tofubeats先生、いきなり環境がガラッと変わった時とかって対応できるものですか?」
tofubeats先生「いやいや、できないものですよね。さっきは明るくいろいろ言ってましたけど、やっぱり自分の調子が悪くなったりした時とかも、本当はショックな部分ももちろんありましたし、大人になったんで切り替えようってのがありますけど、まだこの森の七つの野菜君は13歳で、こんなに家がガラっと変わるってなったら、絶対にショックを吸収するのに時間は絶対かかりますよね」
こもり校長「確かに。でも別に森の七つの野菜自体も、そのおばあちゃんのことが別に嫌いとかそういうわけではないでしょ?」
森の七つの野菜「はい、嫌いってわけでもないし、普通に会話したりします」
こもり校長「だからこそだよね。別に誰が悪いっていうことではないんだけど、自分の中で起きた変化に、ちょっと辛くなってるなっていうことだね」
森の七つの野菜「はい」
こもり校長「それは何か誰かに話せたりはしてるの?」
森の七つの野菜「お母さんにはちょっと話したりとか。でも、ちょっと話せない時とかは少しラジオとか音楽を聴いて、ちょっと自分で泣いちゃったりとか」
こもり校長「気付かないうちにいっぱいいっぱいになってるんだね」
森の七つの野菜「はい。体がちょっと反応しちゃってます」
ぺえ教頭「体は素直だからね」
こもり校長「そういう音楽とか聴くっていう時は、どういう曲聴くの?」
森の七つの野菜「tofubeats先生の『RUN』とか『水星』とか、あと僕の森Tが好きなので(笑)」
ぺえ教頭「森七菜ちゃんね」
森の七つの野菜「はい。『深海』を聴いたりとか。あと、ジェネ先生も好きなんですよ」
こもり校長「ありがとう!」
森の七つの野菜「曲を聴いて元気になったりとか、このラジオを聴いてちょっと気持ちを切り替えて、とかしてます」
こもり校長「今日tofubeats先生がいるのよ」
森の七つの野菜「やべぇ〜」
tofubeats先生「こんな時に名前出してくれて優しい〜」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「“やべぇ〜”ってね(笑)」
こもり校長「でも何か少しでも、自分達の中でも寄り添えるものとか、森の7つの野菜自体もちょっとつらくなった時に寄り添えるものがあるっていうのが、それが音楽にしてもラジオにしても、もしかしたら他にも何か趣味があるなら、そこに頼れる時は思いっきり頼っちゃっていいと思うし、そういうのが何か1個エンターテインメントの素晴らしさみたいなところもあるじゃないですか。自分のネガな気持ちを100%ぶつけることができるみたいな」
tofubeats先生「そうですね」
こもり校長「だから慣れない環境がちょっと続いちゃうかもしれないけど、特にSCHOOL OF LOCK!は10時になったら、お馴染みのチャイムが流れて」
tofubeats先生・森の七つの野菜「(笑)」
ぺえ教頭「そうだよ」
こもり校長「ほぼ100パーの確率で教頭が話し出すから(笑) 明日も鳴るし、土日明けたら月曜日も鳴るからさ」
森の七つの野菜「いつも楽しみにしてます」
ぺえ教頭「もう、あたし達が救いたかったのに、助けてあげたかったのに…」
こもり校長「元気をもらっちゃったね(笑) だから、少しでも、また元気にできるように大きい声出すから」
森の七つの野菜「ありがとうございます」
こもり校長「明日も来週も来てよ」
森の七つの野菜「はい」
こもり校長「tofubeats先生の曲もずっとそばにいるから。何かあったら、いつでもまた教えて」
森の七つの野菜「分かりました」
ぺえ教頭「本当にあなたのことが私たちは大好きよ」
森の七つの野菜「僕も大好きです」
ぺえ教頭「ありがと(笑)」
こもり校長「ありがとね!」
森の七つの野菜「ありがとうございました!」
こもり校長「じゃあね。おやすみ」
ぺえ教頭「バイバーイ」
森の七つの野菜「バイバーイ。おやすみなさい」
ぺえ教頭「どうしよう。嬉しくて泣きそう」
こもり校長「ね。また、ちょっとチャイム鳴らして10時になる?」
ぺえ教頭「もう一度、2時間やりますか?(笑)」
今日の黒板
『 いつかはワックス! 』
tofubeats先生「段階的に大きくなっていきたいというところで、RN やましゅー@くんの最終目標であるワックスをお借りして、“みんなの心の中のワックスを目指していこう!”という気持ちを込めました」
♪ CITY2CITY / tofubeats
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です! あっという間に下校の時間ですが」
tofubeats先生「そうですね。本当にあっという間でした。めっちゃ楽しかったです」
こもり校長「ありがとうございます」
ぺえ教頭「
やましゅーがつぶやいてるわよ」
■
ブラジリアンワックス
ブラジリアンワックスを使いこなせる大人に段階的になっていこうと思います、、笑笑
やましゅー@
男性/15歳/長崎県
2022-05-19 22:58
一同「(笑)」
tofubeats先生「それにはならなくていいよ(笑)」
こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「あと、ブラジリアンワックスが、どこぐらいのレベルかも聞きたいよね」
tofubeats先生「確かにそうですね。ワックスの上なのか下なのか気になります(笑)」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「カラオケとボーリングの間の可能性もありますから」
ぺえ教頭「もしかしたら、そこにあるの?(笑)」
tofubeats先生「ブラジリアンいって、最後ボウリング、ワックスって上がっていくのヤバいですけどね。“先にそれやるのかい!”って(笑) 」
ぺえ教頭「不思議な段階だったわね」
こもり校長「tofubeats先生、また生放送教室、遊びに来てください」
tofubeats先生「お願いします!」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」
ぺえ教頭「起立! 礼!」
こもり校長・ぺえ教頭・tofubeats先生「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」
♪ Mirror / tofubeats
Music
2022.5.19 PLAYLIST
22:06
22:21
22:23
22:25
22:26
22:42
22:52
22:58
23:02
23:22
23:36
23:48
23:53
tofubeats「フガフガなりました」高校時代、ラジオで自身のトラックが流れた日
tofubeatsさんが、5月19日(木)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。番組とはさまざまなつながりがあるということで、パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭がそのエピソードを聞きました。