今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!
今夜はの授業テーマは
大掃除相談会!!!!
12月になってそろそろ大掃除をしないと……!でもアレを捨てるか捨てないか悩んでいる。今夜はそんな生徒のみんなに、掃除すべきかどうかで悩んでいるものを教えてもらっていきました。
1人目に電話をした RN:
そらをとびたいが捨てられないものは、
元カレがサプライズで買ってくれていたクラゲとサメのキーホルダー。現在高校1年生のRN:そらをとびたい は、中学校の時に行った修学旅行で当時付き合っていた彼が自分にサプライズで買ってくれたキーホルダーが捨てられないという。「一緒に買おう!」と約束をしたわけではないけどお互いにサプライズでお土産を買っていたという思い出もありつつ、キーホルダーそのものが可愛くて捨てられない、、と悩んでいるという。その話を聞いた、こもり校長からは「捨てない」、ぺえ教頭からは「捨てる」という意見を送りつつ、最終的にはRN:そらをとびたい 自信が「捨てます!(燃やします!)」と決意してくれました。
2人目に電話をした RN:
アイアム焼きフグが捨てられないものは、
2年使っているボロボロのスニーカー。この靴は2年もの間、履き続けていて穴も開いているし、かかとの部分がすり減ったりもしていて、ケガもするので、両親が「捨てなさい」と言ってくるという。でも自分的にはまだ使えると思っているので正直、履き続けたい気持ちがあって捨てるに捨てられない。。校長&教頭も交えて話し合った結果、やっぱり「捨てない(捨てられない)!!」という結果に、、!笑
3人目に電話をした RN:
なぁーかが捨てられないものは、
元好きだった人からのLINE。過去に好きだった人がいたけど色々あって諦めたという RN:なぁーかは、その、好きだった人のLINEは一応知っていてまだ繋がっているので、タイムラインなどでその人をで見かけるたびにどうしても思い出してしまうから、LINEを消したい気持ちがあるという。でもその気持ちはあるのにどうしても消すことが出来ない、、何故かブロックが出来ない、、!どうすればいいのか悩んでいる。。と話を聞かせてくれました。
4人目に電話をした RN:
プリンに生クリームのせたいが捨てられないものは、
転校するたびにもらっている手紙。お父さんの仕事の都合で過去に5回ほど引っ越しているという RN:プリンに生クリームのせたい は、その土地その土地でそれぞれ友達が出来るたびにお別れの手紙をもらっていて、そこには「ずっと友達だよ!」という嬉しい言葉が書いてあり、もらうたびに溜まっていくみんなからの手紙を見ては、捨てるに捨てられず、、。今現在ジップロック3袋分、パンパンになっているのでその手紙をどうしたらいいものかと校長&教頭に相談をしていきました。
捨てる?捨てない?それとも捨てられない??大掃除相談会!!
■
こもり校長へ
以前逆電させて頂いた際に「送る」と言って下さったふりかけが届きました!!!
ご飯のお供に大切に頂いてます♡笑
あのふりかけすっごく美味しくて!
家族にもめちゃくちゃ好評です!笑笑
本当にありがとうございます!!!
いちまるる
女性/15歳/新潟県
2021-12-06 18:54
こもり校長「先週、
sumika先生が来校された時に電話した、いちまるるね。全然誕生日じゃないのに“今日、誕生日だよな。おめでとう!”“…いや、全然違います”みたいな(笑) 恐ろしい空気にしてしまって、あたかも、いちまるるが悪いみたいな空気を俺が作り出してしまって(笑)
その時の、いちまるるの悩みが“白ご飯にふりかけをかけてしか食べてないと。で、ふりかけが飽きた。だから、違う一品を教えてください”だったんだけど、申し訳なさもあったし、謝罪も込めて、結構いいふりかけをプレゼントしたの」
ぺえ教頭「校長の自費で?」
こもり校長「出した出した」
ぺえ教頭「ちなみに、おいくらだったの?」
こもり校長「これは難しいね。言えないレベルの。袋に入ってるんじゃなくて、壺みたいなのに入ってるふりかけをプレゼントしたの。陶器に作られたものにふりかけが入ってて、それもちゃんとした製法で作ったふりかけ」
ぺえ教頭「自分でも食べたことないような?」
こもり校長「ない! 俺も出会ったことないレベルのふりかけだった。“こんなふりかけ世の中にあるんだ!?”ってレベル(笑)」
ぺえ教頭「こんなに言ったら、みんな気になるよ」
こもり校長「これは、いちまるると俺だけの秘密。ごめんな、いちまるる。改めてこの場を借りて謝罪します。そして、いつか君の誕生日が来た時に改めてお祝いさせて欲しいね」
さて、それでは本日の黒板!
『 スペシャル 』
こもり校長「
来週12月13日からのSCHOOL OF LOCK!は、毎日スペシャル授業を開催!!!
月曜日は我が校の職員の豪華私物をプレゼント!
『GOODS and RELEASE』を開催!! AirPodsやギター、家庭用プロジェクターだったり、生徒のためにわが校の職員が1人1品プレゼントを用意してます」
ぺえ教頭「家庭用のプロジェクターが当たるの?」
こもり校長「うん。ギターも当たるらしいよ。AirPodsも当たる。めちゃくちゃデカい人形とかもあるらしいよ。特設サイトにグッズ一覧が上がってます」
ぺえ教頭「みんな見てみてね。でも結構みんな高価よね」
こもり校長「1人1人職員の特徴が出てるわ(笑) ぜひ生徒のみんな参加して欲しいんだけど、ちなみにほとんどがユーズドです。私物ですから」
ぺえ教頭「AirPodsも?」
こもり校長「それは私物だけど、ユーズドじゃないんじゃないかな。詳しいプレゼント方法は当日12月13日月曜日の生放送授業で発表するので、楽しみに待っていて欲しい!」
こもり校長「続いて、
火曜日は…
ryuchell先生が生放送教室に来校〜!!」
ぺえ教頭「来てくれるのね(笑)」
こもり校長「来てくれるんだね」
ぺえ教頭「私たちの関係性だったら、お互い何でも行くわよ。北海道って言われても私は行くし、沖縄って言われても行くわよ。予算ないですとか、ギャラないですって言われても行く。それぐらい仕事ってきっかけでも会いたいレベルの親友というか」
こもり校長「最近はいつ会ったの?」
ぺえ教頭「半年…3ヶ月ぐらい前かなぁ。意外と会ってる頻度はそこまで高くないんだけど、ぺことryuchellと3人のグループLINEがあるから、常にそこで毎日のようにくだらない芸能ニュースを送り合ったり(笑)」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「そういう他愛もない、私たちだけで盛り上がるような会話をしてたりするから。本当の親友とか仲良い友達って、会ってる頻度が高くなくても構わない感じない?」
こもり校長「あるある。すごくわかる」
ぺえ教頭「すごく久々に会っても、久々な感覚じゃないというか。だから、すごい親友で会ったら嬉しいんだけど、いつもすごく会いたいって思ってるわけじゃないみたいな感じ。でも、自分が一番ピンチだなとか限界だって時には電話でもいいから声を聞きたい。そういう感覚だから、会ってる頻度が全てじゃないのが、私たちの関係性」
こもり校長「楽しみだね」
ぺえ教頭「何を話そう?」
こもり校長「頼むよ。俺はちょっと怖いから」
ぺえ教頭「大丈夫。あの人は野放しにしてもずっと喋ってるから(笑)」
こもり校長「さて、
12月15日の水曜日は…
クリスマスの準備応援資金“総額10万円”プレゼント〜!!
家族や恋人と過ごすための応援資金や、1人で過ごすクリスマスを彩るための資金だったり、とにかく誰よりもクリスマスを満喫したい、そんな生徒に総額10万円をプレゼント。スペシャルだから、大盤振る舞いしちゃいます」
ぺえ教頭「すごいね」
こもり校長「クリスマスのために10万円あったら何に使います?」
ぺえ教頭」「どっか行きたい! 思い出とか足代に使うかも。車借りるとか、新幹線、飛行機なんでもいいけど。今は欲しいモノは正直ないかも」
こもり校長「俺、もみの木を買いたいんだよね。クリスマスツリーを買いたいの」
ぺえ教頭「買ってどうするの?」
こもり校長「飾りたいんだよね。家でもいいし、最悪、事務所に飾ればいいじゃん」
ぺえ教頭「根っこから買うってこと? 何メートルよ。いいの?」
こもり校長「たぶんそれ用のがあるはず。2メートルぐらいの」
ぺえ教頭「それって10万円もするの? でも、いい観葉植物もいい値段するもんね。もみの木だったらそうか。え、本当に言ってる?」
こもり校長「マジで!」
ぺえ教頭「要らないでしょ。クリスマスの時期だけでしょ」
こもり校長「この時期だけだけど」
ぺえ教頭「貴族の遊びを知ってるわね(笑)」
こもり校長「いや、今までクリスマス全く興味なかったもん」
ぺえ教頭「で、装飾をしたいって…あ、そろそろ次いけって?」
こもり校長「クリスマス盛り上がりすぎちゃって(笑)」
こもり校長「続いて、木曜日は…
“わが校の4組の副担任”乃木坂46、賀喜遥香先生と早川聖来先生が来校〜!!
結成10周年を記念して作られた初のベストアルバム『Time flies』を持って来校してくれます」
ぺえ教頭「私は初めまして」
こもり校長「いい子たちなのよ。俺は今回会えるのが嬉しくてしょうがない。生徒のみんなはベストアルバムをフラゲしてしっかり楽曲の予習もしておくように!
月曜日から木曜日まで簡単な覚え方は、月私物、火〜ちぇる、水10、木乃木です! そして、SCHOOL OF LOCK!フライデーや森七菜ちゃんのGIRLS LOCKS、各アーティスト LOCKSもスペシャルで届けてくれるので毎日楽しみに待っていて欲しい!」
♪ I see... / 乃木坂46
♪ Out of the blue / 乃木坂46
こもり校長「これは2人がセンターを務めた楽曲で、来週が楽しみですね」
こもり校長「さぁ、今夜の SCHOOL OF LOCK!、授業テーマは…!
『大掃除相談会!』」
こもり校長「今年も残りあと3週間! 生徒のみんなもそろそろ大掃除を始め出す頃じゃないでしょうか? 教頭は大掃除します?」
ぺえ教頭「私は12月の頭ぐらいから始めちゃう」
こもり校長「じゃ、今日のテーマぴったりだね。大掃除に限らず、掃除してると
懐かしいものが出てきたり、ちょっと思いのある物が出てきたりして“捨てようか捨てまいか、コレどうしよう〜?”っていう時があると思います。今夜は、それを掃除するかどうかの相談会を開いていきます。例えば“元カノからもらったプレゼントを捨てるか捨てないか悩んでいます”とか」
ぺえ教頭「捨てたら(笑)」
こもり校長「“美術の時間に作ったお気に入りの作品を片付けるかどうか微妙です”“小さい頃から集めている良い感じの石を野生に返すか悩んでいます”だったり。捨てるか捨てないか以外にも片付けるかどうか、しまうかどうかで悩んでいるものでもOKです。教頭はこういうのスパッといけるタイプ?」
ぺえ教頭「うん。私は迷いはない。物に対しての思い入れもないから捨てる。日々捨ててるから、今捨てるものがあんまりないかも」
こもり校長「留まるものがないってこと? 俺は溜めちゃうタイプなの。だけど、今、気持ちを新たに断捨離中です。ミニマリストになろうと頑張っております」
ぺえ教頭「自分で言ってるわ(笑)」
こもり校長「さっそく聞いていこう!」
そらをとびたい 群馬県 16歳
こもり校長「学年は?」
そらをとびたい「高校1年生です」
こもり校長「あと3週間だけど、大掃除やってるの?」
そらをとびたい「…はい」
こもり校長「ホントか?」
ぺえ教頭「間があったわね(笑)」
そらをとびたい「(笑)」
こもり校長「掃除の何に悩んでるの?」
そらをとびたい「
元カレとお揃いで買ってくれた、クラゲとサメのキーホルダーです」
ぺえ教頭「想いがこもってるわね(笑)」
こもり校長「元カレなんだもんね。いつ、“元”になったの?」
そらをとびたい「中学2年生」
ぺえ教頭「2年前ぐらい?」
そらをとびたい「そうですね」
こもり校長「そのキーホルダーはいつ買ったの?」
そらをとびたい「中学2年の修学旅行に行った時に買いました」
こもり校長「なぜ、クラゲとサメを?」
そらをとびたい「水族館に行って」
こもり校長「それにはやっぱり思い出が詰まってるの?」
そらをとびたい「はい。お互いに渡すことを内緒にしてたので、実は2人とも内緒で買ってたみたいな」
こもり校長「じゃ、2人とも内緒にしてたのに、“実はこれ買ったんだよね”“実は俺も買ってたんだよね”みたいな?」
そらをとびたい「はい」
ぺえ教頭「いいねぇ」
こもり校長「じゃ、思い出はしっかり詰まってるんだ?」
そらをとびたい「はい」
こもり校長「でも、今その彼のことは想ってないの?」
そらをとびたい「何もないです」
こもり校長「何もないんだ」
ぺえ教頭「未練もないのに、そのキーホルダーには未練があるの?」
そらをとびたい「何かカワイイから」
ぺえ教頭「あ〜。シンプルにデザインがね」
こもり校長「シンプルカワイイだ」
そらをとびたい「はい(笑)」
ぺえ教頭「その元カレと付き合ってた記憶は取っておきたいの? 忘れたいの?」
そらをとびたい「正直もうどっちでもいい」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「あ、そんなレベルなんだ。じゃシンプルに物がカワイイから捨てるか悩んでるんだ? でも、しっかり思い出付きだから悩むなぁぐらい?」
そらをとびたい「はい、そんな感じです」
こもり校長「なるほどね。俺はもう決まってるけどね。捨てるか捨てないかの答えは」
ぺえ教頭「どうせ捨てないんでしょ?(笑)」
こもり校長「おい! それをあなたが先に言ったら、今日の授業は成り立たないんだよ」
そらをとびたい「(笑)」
ぺえ教頭「捨てないんだもん(笑)」
こもり校長「相談会なんだから」
ぺえ教頭「こういう物は捨てないって知ってるもん」
こもり校長「この後、何て言うかまだ分かんないぞ(笑)」
ぺえ教頭「じゃ、どうなんですか?」
こもり校長「これは捨てませんね(笑)」
ぺえ教頭「でしょ、やっぱり」
こもり校長「(笑) 違う違う、別に思い出に浸ろうってわけじゃなくて、学生の頃から物に罪はないって考え方があるのね」
そらをとびたい「それ同じです」
こもり校長「あ、同じ! これは中学の時に先輩に言われた言葉で。というか言ってたの。“物に罪はねぇ”って。だから、逆に思い出だけに浸って捨てる方が罪だってこと」
ぺえ教頭「あ〜、なるほど」
こもり校長「今の話を聞いて、逆に彼に未練があって、忘れられない思い出になってますってことだったら捨てた方がいいんだけど、別にどっちでもいいですわって言ってたし」
そらをとびたい「(笑)」
こもり校長「シンプルにカワイイから付けておきたいって、物に対しての価値があるんだったら、俺は別に捨てる必要ないなって思う。教頭は?」
ぺえ教頭「
私は燃やすかも」
そらをとびたい「(笑)」
こもり校長「燃やすとかやめなよ(笑)」
ぺえ教頭「クラゲがじわじわと燃えていく様を彼との思い出を噛み締めながら見つめて、新しいステップを踏む」
そらをとびたい「あ〜」
こもり校長「それは物が良くても?」
ぺえ教頭「そうだね。物を燃やしながら、思い出も一緒に照らし合わせて消していくと、キレイに消えていくよ」
こもり校長「俺そんなんやったことないから共感できないわ」
そらをとびたい「(笑)」
ぺえ教頭「ちょっと恐ろしいわよね(笑)」
■
元カレ
「物に罪はない。」という言葉を聞いたことがあります!
その物を見て、元カレを思い出すなら捨てちゃうけど、別にものに罪はないからなー
タオルとからあげ。
女性/17歳/熊本県
2021-12-08 22:35
こもり校長「俺と同じ考え方してる。下手したら、俺が言ったのを聞いたんじゃないか?」
ぺえ教頭・そらをとびたい「(笑)」
■
元彼
んー元彼なら捨てよ!それは!
てか中学で彼氏とかおらんかったな〜
うわいいなーあたしは修学旅行で告って振られたんだよ爆笑爆笑
ふーゆー
女性/18歳/熊本県
2021-12-08 22:34
こもり校長「何なら、こっちの思い出に乗っかってるじゃないか」
ぺえ教頭「確かに(笑)」
こもり校長「でも、これは賛否あるよ。お互いの意見があるから。今、校長教頭の話を聞いてみて、今の気持ちはどう?」
そらをとびたい「ん〜、
捨てます」
ぺえ教頭「お〜」
こもり校長「9割方、俺の方だと思っていた〜」
そらをとびたい「(笑)」
ぺえ教頭「私もそうだと思ってた。そうなの?」
こもり校長「燃やす?」
そらをとびたい「燃やす(笑)」
こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」
ぺえ教頭「ちゃんと安全なところでね」
こもり校長「どこが響いた?」
そらをとびたい「やっぱ燃やすっていうのが(笑)」
ぺえ教頭「経験として、一度やってみるのもアリかな。それでしっくりこなかったら、もう燃やさなければいいし」
こもり校長「じゃ、大掃除も始めたってことだから、大掃除も頑張って」
そらをとびたい「はい」
こもり校長「ありがとね」
ぺえ教頭「ありがと〜」
そらをとびたい「ありがとうございました」
♪ 炎 / LiSA
こもり校長「じっくり聴いちゃったわけよ、この曲を。これは映画の主題歌でもあるし、俺は映画館にも観に行ったし、漫画も読んでるし、LiSA先生がこの曲にかける想いもLiSA LOCKS!で聴いてたから、レコ大も獲ってるから、同じ職業として憧れも尊敬もあるし、すごくいい曲だと思ってるんだけど、こんなにもピッタリ当てはまるタイミングあるんだって。多角的な歌なんだなと思ったら、いろいろとね」
ぺえ教頭「お焚き上げですね」
こもり校長「そうだね。そらをとびたいが燃やす時はぜひこの曲を聴きながら」
ぺえ教頭「いいかも(笑)」
こもり校長「(笑)」
アイアム焼きフグ 福岡県 15歳
こもり校長「どう? もう大掃除は始まってるの?」
アイアム焼きフグ「もうすぐ受験もあるので、教科書とかだいぶ散らかってて、やりたいなって気持ちはありますね」
こもり校長「中3だから、受験シーズンにも入ってきて、やらないといけないけど。じゃ、掃除するかどうか悩んでるものは何?」
アイアム焼きフグ「
2年間使ってきたボロボロになった靴です」
こもり校長「ボロボロになっちゃってるんでしょ? なんで捨てるかどうか悩むの?」
アイアム焼きフグ「ボロボロになってて、穴開いてるし、カカトのところから何かよく分からない角が出てきて、カカトに擦れてケガしたりとかあるんですけど、結構使えるんですよね」
こもり校長「あ〜、動ける靴なんだ?」
アイアム焼きフグ「はい。僕が今、登校とかに使ってる使ってる白い靴があるんですけど、その靴が雨に弱くて、濡れると湿って靴が汚れるんですよ。雨をくらえばくらうほど、どんどん水を通しやすくなってて。その靴を洗いに行く暇もないから、雨の予報を見た日は既にボロボロになってるこの靴を使って学校に行こうって感じで使ってるから、需要はあるんですよ」
こもり校長「まだ使えるぞってことなんだね? でも、そんなにボロボロだったら、親とか捨てろって言わないの?」
アイアム焼きフグ「めっちゃ言います」
こもり校長「捨てようぜ〜」
アイアム焼きフグ「いやぁ(笑)」
こもり校長「捨てられない理由は、その雨の日用だから以外にもあるの?」
アイアム焼きフグ「2年間使ってきたってこともあって、やっぱ愛着が湧いてるし。じゃ、雨の日用の新しい靴を買おうとなったら、またお金がかかるじゃないですか。靴は高いじゃないですか」
こもり校長「捨てなさいはお母さんが言うの?」
アイアム焼きフグ「はい。お母さんは完全に捨てろですね」
こもり校長「お母さんが捨てろと言うなら、それはそのお金はお母さんに持ってもらいましょうよ」
アイアム焼きフグ「払ってもらおうってことですか? 僕もそれがいいんですけどね」
こもり校長「え、新しいの買うとなったら、お小遣いから買わないといけないの?」
アイアム焼きフグ「僕は陸上部だったんですけど、今までランニングシューズとかはおばあちゃんにもらったお小遣いだったりから使ってましたかね」
こもり校長「おばあちゃんからもらったお金はお母さんからもらったお金と同じみたいなところもあるからね」
アイアム焼きフグ「ありますかね」
こもり校長「教頭的にはどう?」
ぺえ教頭「どうするかなぁ〜。これ燃やすわけにはいかないよね(笑)」
こもり校長「これは燃えないんじゃないか」
アイアム焼きフグ「(笑)」
こもり校長「『炎』3曲でいけるかなぁ」
ぺえ教頭「私は使えてるなら、もうちょっとボロッボロになるまで履くかな」
アイアム焼きフグ「(笑)」
ぺえ教頭「つま先が半分以上出たらやっと」
アイアム焼きフグ「サンダル化してるじゃないですか(笑)」
こもり校長「もし、お母さんが靴を買ってあげましょうと言うのなら、捨てる?」
アイアム焼きフグ「あ〜、あ〜」
こもり校長「でも悩むんだ(笑)」
ぺえ教頭「すごく愛してるね」
アイアム焼きフグ「でも、買ってくれるなら、それがベストですけど、たぶんそれでも、この靴を捨てることはないと思います」
こもり校長「だとすると、これは相談会じゃないな」
アイアム焼きフグ「(笑) あ、でも払ってくれるんだったら、これも歳になってるし、普通は靴の寿命って半年って言われるじゃないですか。それを頑張ってきてくれたから、眠ってくれてもいいかもしれないって気持ちは…」
こもり校長「いやいや、そんな無理な嘘は言わなくていいよ。決まってるんだろ?」
アイアム焼きフグ「僕は捨てたくないですよ」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「そうよね(笑)」
アイアム焼きフグ「僕は捨てたくないんですけど、親は捨てろって言って、完全に対立しちゃってて、お2人の意見を聞いて、ここで判断したいなと思ってます」
ぺえ教頭「え、もし新しい靴を買ってもらったら、この靴は履くの?」
アイアム焼きフグ「あ〜、履く機会なるかもしれないですね」
ぺえ教頭「そうだよね。だとしたら、捨てないの?」
アイアム焼きフグ「いやぁもう見れなくなっちゃうっていう…」
ぺえ教頭「もうダメだ。捨てませんね(笑)」
こもり校長「これはもう答えが出てるのよ」
ぺえ教頭「(笑)」
アイアム焼きフグ「いや、お2人の意見で…」
こもり校長「もうお2人の意見は結構言ってるのよ(笑)」
アイアム焼きフグ「(笑)」
こもり校長「でも、これだから、俺は履き続けて欲しいと思っている」
アイアム焼きフグ「あ、履き続けていいですか?」
こもり校長」「うん。そして来週の月曜日、『GOODS and RELEASE』という授業で、靴も出してるから、それを狙うって手もある」
アイアム焼きフグ「(笑) それ狙っていいですかね?」
こもり校長「そしたら、兼用しちゃえばいいんじゃないか」
アイアム焼きフグ「なるほど。アリだなぁ」
こもり校長「後で確認してみて。とりあえず、今は捨てないでいいから。想いはそのままに。すごく熱い決意をありがとう」
ぺえ教頭「(笑)」
アイアム焼きフグ「こちらこそありがとうございました」
こもり校長「また進捗あったら教えて。大掃除も受験も頑張ってね」
アイアム焼きフグ「はい」
♪ Hey Ho / SEKAI NO OWARI
こもり校長「改めて言うけど、今日は背中を押して欲しい授業ではないからね。悩んでるから、どっちにしましょうかを相談したいと思ってる」
ぺえ教頭「(笑)」
■
捨てるもの
自分の部屋にある小説などの本達です。
100冊以上あって本棚を圧迫してきて最近買ってないのですが、好きな本ばかりだし、中には価値観を変えてくれた本などもあるので捨てがたいです。
かと言って本棚を買おうと思っても次は部屋を圧迫するので渋っている状況です。
捨てる、もしくは売るべきでしょうか?
アルミ製メンタル
男性/18歳/長野県
2021-12-08 19:49
こもり校長「俺も漫画めちゃくちゃ好きで、校長が取った手は1回全部売って、電子で全部買い直した」
ぺえ教頭「今はそうだよね」
こもり校長「もったいないことはしてるよ。倍のお金はかかってるんだけど。でも、俺の中で本って物質としてあることに価値はあると思ってるんだけど、内容に影響されてるから、形を変えたとて、感じるものは一緒だと思ってるの」
ぺえ教頭「じゃ価値観を変えてくれたような本でも…」
こもり校長「そう。電子にして読み直すことで感じるものが違うと思うんだよ。でも、内容じゃなくて、本に対して熱量があるんだったら、つまりこの時勢に形になって文庫になって残ってることに対しての価値観がある子だったら、そうしてもいいと思うわけ。でも、今の話を聞く限りは、誰かにあげるのもアリだと思うし、売るのもアリだと思うし、形を変えるのもアリかな」
ぺえ教頭「確かに今は電子書籍にもなってるから、その方法もね」
こもり校長「スラダン(SLAM DUNK)は別だけどね」
ぺえ教頭「なんで?」
こもり校長「電子になってないんだよ」
ぺえ教頭「あぁ、なってないものはやっぱり取っておくって判断」
こもり校長「そう。そういう線引きはあるね。そう考えちゃってもいいんじゃないかな」
ぺえ教頭「そうだね。1回調べてね」
こもり校長「俺はそれでKindle買ったもん。で、そこに全部突っ込んだもん。是非これは検討してみてください」
■
大掃除
使い切った香水のビンとかリップの入れ物が大量にあるのをこの際捨てようか迷ってます(笑) 匂いとか色も重要だけど、ほとんど形が好きで買ったりしたものばかりだから使い切っても部屋に飾ってあったけど流石に量が量すぎて捨てるべきかなあ
おかだゆうみ
女性/18歳/三重県
2021-12-08 18:40
こもり校長「これは香水とか使わないからわからんな〜」
ぺえ教頭「私はめちゃめちゃ香水が好きだから、私もビンとかカワイイやつは取っておきたいんだよね。それを見るだけで満足するの。何か満たされる。それを見るだけで、すごくイイ女になれる気がする」
こもり校長「じゃ、残しといた方がいい? 捨てた方がいい?」
ぺえ教頭「ん〜、捨てたら」
こもり校長「おっと、今までの話は何だったんだ? あんな熱弁しといて」
ぺえ教頭「(笑) 私も別に要らないなとは思ってるのよ。だから同じ気持ちなのよ。だから、一緒に心を鬼にして捨てましょうって感覚よ」
こもり校長「なるほどね。一緒にね。じゃ、捨てていきましょうか」
■
大掃除相談会
なかなか捨てられないのはやっぱり学校で出たプリントやテスト問題ですね。もしかしたらまた使うかもしれないと思ったらなかなか捨てることができません。今でも大量のプリントが残っていてそのプリントで場所を取っています。どうすれば良いですか?
クレイジー炊飯器
男性/14歳/富山県
2021-12-08 18:33
こもり校長「捨てよう」
ぺえ教頭「私もそうだね。捨ててもいいと思うけど、校長は書類系に思い入れはない?」
こもり校長「ないね」
ぺえ教頭「私は初めて出て嬉しかった番組の台本とかだけは持って帰って残ってたりするけど…要らないよね?(笑)」
こもり校長「要らんのよ。しかも学校のプリントってもう出ないじゃん。活用方法は何って」
ぺえ教頭「校長はこれ捨てられないってものある?」
こもり校長「俺も番組出た時の台本とかで捨てられないのもあるはある。意味は分かるけど、意味がないのも分かってるから」
ぺえ教頭「葛藤があるわよね」
こもり校長「じゃ、俺も頑張って捨てるから、炊飯器もプリントを捨てよう」
ぺえ教頭「冷静になったら、要らないのよね〜」
こもり校長「そうなの」
ぺえ教頭「心を鬼にして。こういう時期の決断じゃないと捨てられないからね」
■
燃やす。
校長教頭ありがとうございました!
物に罪はないと思うけど、、シンプルに可愛いけれど、、ぺえ教頭の『燃やす』という言葉が刺さりました笑 安全なところで燃やします。笑笑
今日を気に大掃除はじめます。。笑
そらをとびたい
女性/16歳/群馬県
2021-12-08 22:43
こもり校長「いいね(笑)」
ぺえ教頭「やっぱり大掃除始めてなかったよ(笑)」
こもり校長「あれは嘘の“うん”だったもん(笑)」
■
自分が小さい頃に集めてた、いい感じの石です。
理由は、いい感じの石なら、そこらへんにあるし、石なので、虫などが付いてるかもしれないので選びました。
エスエスエージー
12歳/北海道
ぺえ教頭「自然にも返せないってこと?」
こもり校長「もうそれは自然に返そう」
ぺえ教頭「(笑) こういう経験ない? 自然のものを集めてたみたいな? ドングリとか」
こもり校長「俺ないんだよね。そういうの集められなかったの」
ぺえ教頭「私もないからなぁ」
こもり校長「昔からのそう言う収集グセとかがなくて、飽き性だったし、こだわりがない人間だったから、ドングリとか集めようと思っても3つぐらいで飽きちゃうの。もういいやって」
ぺえ教頭「じゃ、こうはならないわけね」
こもり校長「でも、石は戻そう」
ぺえ教頭「ですって」
■
大掃除相談会!
校舎建て替えで壊される際に工事のお兄さんにもらった校舎のコンクリの一部が捨てられません。今は庭の飾りとして置いてもらってますが、「もう捨てるか、要らないだろ。」とまで言われる始末です。
蒼霞
女性/14歳/富山県
2021-12-08 18:41
こもり校長「庭の飾りができるぐらいの大きさのコンクリってことなのかな? 聞いた限りカケラではないじゃん。塊じゃん」
ぺえ教頭「これはどう?」
こもり校長「俺だったら残す」
ぺえ教頭「使い道は飾るってこと?」
こもり校長「そう。持ってることに意味があるじゃん。“コレ何?”“実は校舎の建て替えでお兄さんにもらった校舎の一部なんだよね”って。俺は中高行ってた学校の校舎がもうないのね。母校を感じられるものが1つもなくて、何かあの時にああしとけば良かったなとか、いまだにすごく思ってるから」
ぺえ教頭「もし、持ってたら、今も持ってると思う?」
こもり校長「持ってると思う。そこに思い出があるから」
ぺえ教頭「へ〜 でも、コンクリだよ。校舎にあった時計とか分かりやすいものだったら、私も迷うかもしれないけど」
こもり校長「わかる。でも面白いじゃん。現に今、当事者がいないのに、こんなに話せるんだよ。それは今後、話を生むパワーを持ってると思う」
ぺえ教頭「もし手放すとしても、もうちょっと関心がなくなってからなんじゃない? まだ気にかけてる状態じゃん。思い入れがすごくあるじゃない。だから、まだ置いておいて、いいんじゃない」
こもり校長「そうだね。だし、将来的には家を買うこともあるかもしれないじゃん。その時の一部にすればいいじゃん」
ぺえ教頭「それは怖くない。そんなことします?」
こもり校長「できるならするよ」
ぺえ教頭「うぇぇ〜? 私は新しいものを作りたいから、それは大丈夫」
こもり校長「そういうのしたいんだよなぁ」
ぺえ教頭「ちょっとホラーよ。私は恐ろしいわ」
こもり校長「ホントに!? だから、物を捨てる捨てない論争はムズイのよ」
なぁーか 千葉県 18歳
こもり校長「学年は?」
なぁーか「大学1年生です」
こもり校長「大掃除、進んでる?」
なぁーか「あ…はい」
こもり校長「やってない?(笑)」
なぁーか「(笑)」
こもり校長「なんでみんなやってないのに“うん”って言うんだろうか?(笑)」
なぁーか「いや、やってます」
こもり校長「本当に? 進んでる?」
なぁーか「めっちゃ進んでます」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「めっちゃだって」
こもり校長「進んでるなら、信じるけどさ。今、掃除するかどうか悩んでるものは何ですか?」
なぁーか「
掃除の一環として、昔好きだった人のLINEを消すか消さないかを迷ってます」
ぺえ教頭「ものではないんだ」
こもり校長「でも、ある種ものだよな〜 LINEは形あるものだから。でも、何で悩んでるの?」
なぁーか「1回諦めたんですけど、LINEのタイムラインに写真が載ってきちゃうのを見るのが嫌で、消すか消さないか迷ってます」
こもり校長「それを見たら嫌って思うんでしょ?」
なぁーか「はい」
ぺえ教頭「ブロックしたいってこと?」
なぁーか「そうです」
こもり校長「そのLINEのアカウント自体をどうにかしたいってことでしょ?」
なぁーか「そうです」
こもり校長「それ答え出てる感じするけどな。違う?」
なぁーか「でも、消せないんですよ(笑)」
こもり校長「なんでよ。今、答え出てたじゃない。消せないんでしょ?」
なぁーか「いや、消したいです」
こもり校長「消したいの?」
なぁーか「はい」
こもり校長「でも、消せないんでしょ?」
なぁーか「消せないです」
こもり校長「何で消せないのよ?」
なぁーか「何で消せないんですかね?」
こもり校長「それは何で消せないと思う?」
なぁーか「何でですか?」
こもり校長「きっと、まだその人のことを想ってたりするんじゃない?」
なぁーか「いや」
こもり校長「だって、その人に対して何も想いがなくて、何も期待するものがなくて、今後描ける未来を期待してなかったら、そもそも嫌ともならないし、悩むって選択肢にならないと思うのよ。でも、タイムラインで流れてきて嫌だと思ったりとか、“消せないなぁ。でも何でか分からない”って思ってる感情は、それが答えなんじゃないかなと思っちゃうけどね」
なぁーか「そうですね」
こもり校長「そういう部分はあるのかな?」
なぁーか「消したいんですけど、消せないんですよ」
こもり校長「それは物理的にブロックボタンを押したら、通信不能になっちゃってブロックできませんってことじゃないでしょ?(笑)」
なぁーか「そういうことじゃないです(笑)」
こもり校長「でも消せないんだ?」
なぁーか「はい」
こもり校長「難しいなぁ。でも消したいんでしょ?」
なぁーか「消したいです。忘れたいんで」
こもり校長「でしょ。じゃ、消そうよ」
なぁーか「えー、消しますか?(笑)」
こもり校長「ほら、そういうことだよ。それが答えじゃない? …これは俺の意見だけど」
ぺえ教頭「やめてよ、その後(笑)
私は別に消しはしないよね。それには理由があって、別に消さなかったとしても本当にその人に興味がないのであれば、目に入っても痛くも痒くもないというか。だからこそ消さない。私はLINEを消したとかブロックしたとかで、消える傷でも消える思い出でもないと思うから」
なぁーか「確かに」
ぺえ教頭「だから別にいいんじゃない。消去する答えだけが、その恋愛を忘れられる方法でもないと思うし。じっくりじっくり楽しんだら? そのLINEを消さずに向き合う時間を」
なぁーか「他の男の人とかに会ったりとかしても、その人を思い出しちゃって、好きになれないんですよ」
こもり校長「だから校長がさっきそれを言ったじゃないか(笑)」
ぺえ教頭「やっぱり片隅にあるのよ」
こもり校長「そういうことなんでしょ?」
なぁーか「消したら忘れられるかなみたいな」
ぺえ教頭「忘れられないわよ。もっと忘れられなくなるわよ。“うわ、LINE消しちゃった”の思いがすごく強いんだから」
こもり校長「あ、そっち?」
ぺえ教頭「何だか違うわね」
こもり校長「違うね。俺の中ではLINEがある状態は環境が変わってないから、その時の気持ちのままになっちゃう気がするわけ。自分があの人のことを好きだった気持ちのまま動かない気がしちゃうわけ。だから、その人がいなくなった新しい環境の方が一歩進めてる気がするというか、そこにとらわれたくないの。だから全部消したくなるの」
なぁーか「そうです。消したいです」
こもり校長「でも教頭が言ったことにも共感するわけじゃん」
ぺえ教頭「だから、校長が言ったことと私が言ったこと、どっちが強いか分からないけどさ。私はそこに左右されてるのが悔しいんだよね」
こもり校長「それも分かるんだけどね」
ぺえ教頭「そんなん消さなくたってあんたのこと忘れられるんだからって」
こもり校長「それは強いね。すごいと思うわ」
ぺえ教頭「え、今は好きなの?」
なぁーか「いや、好きではないです。絶対に」
こもり校長「じゃあ、今日は12月8日じゃん。1月8日までブロックしてみようよ。で、1月8日に絶対ブロック欄を見るってルールにして、その時にブロック解除を押せるか押せないかの自分の気持ちに素直になるっていうのはどう?」
なぁーか「あ〜」
こもり校長「で、1月8日に、ブロックのままでいいやと思ったら、そのままでいいし、やっぱり戻したいと思ったら戻せばいいし。その時に素直な気持ちの自分に委ねるっていうのはどう?」
なぁーか「わかりました」
ぺえ教頭「それは面白いかもしれない。やってみよ」
こもり校長「これだと、どっちも取れてる気がするんだよね」
ぺえ教頭「選択肢はすごくある気がするね」
こもり校長「これどう?」
なぁーか「いいですね」
こもり校長「大掃除って今の時期しかできないと思うから、それで年越しちゃおうよ」
なぁーか「1回ブロックします」
ぺえ教頭「おぉ(笑)」
こもり校長「よく言った。ありがとね」
なぁーか「はい、ありがとうございました」
♪ 愛捨てた / チャットモンチー
プリンに生クリームのせたい 福岡県 15歳
こもり校長「学年は?」
プリンに生クリームのせたい「高校1年です」
こもり校長「大掃除どう?」
プリンに生クリームのせたい「結構、整理整頓は得意な方です」
こもり校長「それじゃ、今日は何の相談?」
プリンに生クリームのせたい「
転校を重ねてるんですけど、その度に友達からもらって溜まっていくお手紙です<」
こもり校長「結構、転校してきてるんだ? 何回ぐらいしてるの?」
プリンに生クリームのせたい「4〜5回ぐらい」
こもり校長「小学校中学校の間に?」
プリンに生クリームのせたい「はい」
こもり校長「手紙はどのぐらいあるのかな?」
プリンに生クリームのせたい「大きめのジップロックに入れてるんですけど、3袋ぐらい」
こもり校長「結構溜まってるな。それを捨てるか捨てないか悩んでるってこと?」
プリンに生クリームのせたい「はい、そうです」
こもり校長「何か捨てようかなと思ったきっかけあるの?」
プリンに生クリームのせたい「中身も見ないし、どうしようかなって」
こもり校長「1回読んでるしね。見返すのは何年かに1回だもんね。どっかに眠ってるわけでしょ?」
プリンに生クリームのせたい「はい、引き出しの奥とかに」
こもり校長「それは共感するものはあるよ。大切にはしてるんだけど、振り返るタイミングもなければ、保管場所が分からなくなっていくっていうね。で、捨てるとなると、捨てられない理由は何なのかな?」
プリンに生クリームのせたい「時間をかけて自分のために書いてくれたのに、捨てるのは…って感じで」
こもり校長「分かる。写真とかもそうだよな。教頭はどっち?」
ぺえ教頭「私はファンレターだったり、応援してくれてる方たちからもらったやつ、たくさんあるじゃない。それはトランクルームを1つ借りて、そこに溜めてて。私も写真だったり、手紙だったりは気持ちがこもってるから、なるべく捨てたくないし。だから場所を借りてるんだよね。校長は?」
こもり校長「俺は思い出のものはなるべく残さないようにしてるのよ。それは何でかというと、物に意味があるんじゃなくて、思い出に意味があるから、それが増えていけば増えていくほど、そこに縛られちゃうのが俺は嫌なんだよね。思い出を残したいはずなのに、いつしか物に縛られちゃってる感じがするから。で、優劣も出てきちゃうじゃん。こっちの方が大事にしちゃってるなとか。それが嫌だからフラットにしたいわけ。だから俺は残さないって選択肢を取っちゃう」
プリンに生クリームのせたい「あ〜」
ぺえ教頭「今のを聞いて、1回読んで想いが伝わってるって事実だけでも、手紙ってものが成立してる気がするから、こだわってすごく執着して捨てないってことでもないのかなって気がした」
こもり校長「その方が問題になることが大きくなっちゃう」
ぺえ教頭「ちゃんと感謝して、もう1回読み直して、ありがとうありがとうって」
こもり校長「そういうのが大事だなって思うんだよね。そこでフラットにして。コレはどうだろう?」
プリンに生クリームのせたい「はい。今の気持ちが半分半分なんですけど、小さい頃の友達とか名前は覚えてるんですけど、顔とか覚えてないので、小さい頃にもらった手紙はカメラとかに収めて、手紙自体はゴミ箱行きにしようかなって考えてたんですけど」
こもり校長「データで残し続けるのはアリだね」
ぺえ教頭「いいね」
プリンに生クリームのせたい「でも、紙の質というか、当時の手触りとかも大切なのかなとか思ったりしてて」
ぺえ教頭「じゃ、もうちょっと取っておくか」
こもり校長「うん。これはまだ取っておける」
プリンに生クリームのせたい「(笑)」
こもり校長「で、高校3年生の卒業とかで、またきっかけが出てくるから、その時にはまた思い出も増えてるわけじゃん。そことの総決算にしちゃうのもアリだし」
ぺえ教頭「20歳とかは?」
こもり校長「それもいいし。うん、今はまだ取っとこう」
プリンに生クリームのせたい「はい」
ぺえ教頭「そうだね」
こもり校長「だから、それ以外の身の回りの大掃除、頑張ってね」
プリンに生クリームのせたい「はい、ありがとうございました」
こもり校長「ありがとね」
ぺえ教頭「ありがと〜」
こもり校長「これは人それぞれよ。正解がない気がした」
ぺえ教頭「うん、今のは難しいね」
今日の黒板
『思い出の価値』
こもり校長「思い出の価値っていうのは心の中にある思い出の価値なんだけど。昔聞いた話で経済学者の人が言ってたんだけど、、。
『2千万円持ってたとしたら2千万円の家を買うのと2千万円で宇宙旅行に行く。どっちのほうが価値があるか?それは2千万円使って宇宙旅行に行くことのほうが価値がある。』って言ったの。
それはなぜかって言うと2千万円のものを買ったときに30年後そのものには2千万円の価値はない。でも2千万円使って宇宙旅行にいった思い出は30年経っても2千万円分の価値があると。だからやっぱり心の中にある思い出っていう価値は無限大で色褪せないものなんです。でも全てのものをそれに比例するわけではないけど人の心の思い出っていうのは変わらないんです。って言葉が俺の中ではすごくグッときてて、さっきの生徒の話ではないけど人からもらったものだったりとか誰かと一緒に何かしたものだったりとか、誰かと一緒に共有したものだったりとかっていうのに残ってる思い出は絶対消えないし、ずーっと心の中にあるものだから、想いに縛られないで欲しいと思ったの。その物に縛られる、想いに縛られるんじゃなくて自分の心の中にある無限大の価値に自分の価値を見出して欲しいなと思ったのでこの黒板を書きました」
♪ 大掃除の後 / ハンブレッダーズ
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です。大掃除ってこの1年を振り返る意味もあるじゃん。逆に想いにふける時期なのかもしれない」
ぺえ教頭「私、あんまり物に思い入れとか執着ないって言ってたじゃん。でも、みんなの話を聞いて、物に想いを持つことって素敵なことだなって思って」
こもり校長「アリっちゃアリだよね。そこに縛られちゃうのは良くないけど。だから、人それぞれの判断基準で思い出は大切にしまっていけたらいいなと…」
ぺえ教頭「私、ビニール傘が50本ぐらいあるのよね」
こもり校長「それは捨てなさい」
ぺえ教頭「そうですね(笑)」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」
ぺえ教頭「起立! 礼!」
こもり校長・ぺえ教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
♪ 大掃除 / DECO*27
ぺえ教頭の放送後記
自分の人生だけ捨てなきゃいいんじゃない?
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「元彼からのプレゼント」「好きだった人のLINE」手放せなかった思い出と捨てる方法
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。12月8日(水)は、『大掃除相談会』をテーマにお届けしました。2021年も残りわずか。大掃除の季節ですが、いざ始めると“思い入れがあってとっておいたけど、本当はいらない物”が出てくることも。
この日の放送では、10代のリスナーが捨てようかどうしようかと悩んでいる物とそのエピソードを報告。パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭が、「自分ならどうするか?」をリスナーと一緒に考えました。そのなかから、元彼との思い出の品について相談した16歳の女性リスナーとのやり取りを紹介します。