この日は七夕!7月7日生まれで教頭の友達!Sano ibuki先生が来校!!君の願い事は?

生放送教室 2021.7.7 水曜日

SOL!

今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!


今夜のSCHOOL OF LOCK!は本日7月7日に2ndフルアルバム『BREATH』をリリースしたSano ibuki先生が来校! 七夕の今夜 Sano先生とおこなう授業テーマは『願い事相談室』!!!!

願い事はある!! けどその願いに不安がある、、そんな生徒のみんなから今日は神様にお願いする前にこの相談室で話を聞かせてもらっていきました( ˘ω˘ )


1人目に電話した生徒 RN:笑顔のりんごが神様にお願いしたい願い事は週末のコンクールで金賞を取って県大会に行きたい!!というもの。

今週の土曜日に中学生活最後の吹奏楽のコンクールがあるRN:笑顔のりんご。去年は大会が中止になってしまい、おととしは銀賞止まり。最後のコンクールで金賞を獲るべく、今はこの日のために週5で練習しているという。そんな土曜日は県大会へ行くための最後のチャンス!! 絶対にこの切符を掴んで県大会に進みたい!! と話を聞かせてくれました。ただ、その中でソロパートがあり、昔自分がミスをしたことがキッカケで全員のリズムを狂わせてしまったことがあってトラウマになっているのでそこが少し不安だと大会前の気持ちを聞かせてくれました。


2人目に電話した生徒 RN:市販のコーヒーが神様にお願いしたい願い事は国際協力の仕事に就きたい!!というもの。

前から英語の勉強が好きなのと、看護師の母を見て人の役に立つ仕事をしたい!と思っていたRN:市販のコーヒー。たまたま中学生の頃に英語の教科書を見ていたら国境なき医師団の存在を知り、自分も世界の困っている人の助けになれる仕事がしたいと思うように・・・!この素敵な夢を叶えたい!!と思ってはいるものの、コミュニケーション能力に少し自信がないのが不安だと話を聞かせてくれました。


Sano ibuki先生は、こもり教頭の友達ということで終始SCHOOL OF LOCK!を楽しんでくれている印象でした!しかもこの日はSano先生の25歳のお誕生日!! こんな特別な日に生放送教室に来てくださってありがとうございました!! 改めておめでとうございます(^ω^)!!!!!!!!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2021年07月14日(水)PM 10:00 まで

この日は七夕!7月7日生まれで教頭の友達!Sano ibuki先生が来校!!君の願い事は?


SCHOOL OF LOCK!


『 7月7日 』

さかた校長「今日も世の中いろんなことが起きていて、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021の開催が中止になったり、東京都では来週12日から4回目の緊急事態宣言発令の方針があったり、本当にいろんなことが起きてるんだけど、今、俺が心配なのは山陰地方や近畿、東海の大雨かな」

わーー
島根県、雨すごかったです。
今は少しおさまったかも?
大雨で3時くらいに起きてしまいました。
全然寝られなかった。ずっとなんか屋根に雨が強く打ち付けられる音がしていた。昨日からすごく風が強かったけど、まさかこんな状態になっているとは思わなかった。
生きてきてはじめてこんなに警報発令されること無かったレベルで色々発令されています。
線状降水帯なんて出来るとは思ってなかった。
朝から騒ぎすぎて正直疲れました。

私は安全なところにいますので安心を。
りゃっとうまめ
18歳/島根県
2021-07-07 07:15


さかた校長「線状降水帯って言葉を初めて聞く生徒もいると思うし、俺も初めてかもしれないけど、積乱雲が線状に伸びたもので大雨が長時間続く集中豪雨の可能性が高いものを言うもので、ちょっと雨が週末にかけてまたすごく大変な地域の方もいるし、最新の情報をもこちらからもお伝えたいと思ってるし、みんなもちょっと気にしながら過ごして欲しいなと思う。RN りゃっとうまめが、“私は安全なとこにいますから安心を”と言ってくれて安心だけど、生徒のみんなちょっと最大限の注意をして欲しいなと思います」

こもり教頭「兵庫県の生徒からも届いてます」

授業テーマとは関係ないけど、、。
今日の夕方頃から、大雨がすごくてテレビのニュースでは警報がなりっぱなし状態。私の地域は大丈夫だけど、川の増水で危険なので川の近くの人は避難して下さいと、放送が。私の住んでいるところは、高台なので大丈夫だけど、明日の朝から雨がすごいらしいので午前中は休校になるかもしれないと連絡があり、七夕なのに気分が味わえない複雑な気持ちです。豪雨がすごい地域に住んでいる皆さんも、注意して下さい!
ゆーめのん
女性/19歳/兵庫県
2021-07-07 19:57


こもり教頭「山陰地方だけでなく、近畿でも今激しい大雨が降ってて。ニュースだったりテレビだったり情報を見る限りだと、今日明日明後日と雨が続く地域もあるので、その地域に住んでいる皆さんも注意してくださいとRN ゆーめのんも言ってますが、最新情報に気をつけながら過ごして欲しいなと思います」

さかた校長「そして、本当にもう大丈夫というのを信じ込み過ぎないように。興味本位で河川の近くとか危ない所には行かないようにだったり、命を守る行動を生徒の皆にはちょっと心がけて欲しいなと思う」


♪ 夜の淵 / RADWIMPS


さかた校長「“僕らはずっと 近くで想いあう” 屋根に打ち付けられる雨、窓の当たるすごい雨の音とか怖かったり、不安な夜を過ごしてる君も、遠くにいるけど、こういうラジオで、SCHOOL OF LOCK!で掲示板見たら生徒のみんなが書き込んでくれたりするし、本当にすごく近くで隣で想い合ってるから君の不安は少しでも俺達に分けてくれ」

SCHOOL OF LOCK!



さかた校長「さあ今日のSCHOOL OF LOCK!、ゲスト講師は…!
Sano ibuki先生が来校ーーー!!!!!

Sano先生「こんにちは。Sano ibukiです。あ、こんばんは、か」

こもり教頭「もう完全に、こんばんはです(笑)」

さかた校長「お待ちしてましたよ」

こもり教頭「緊張してます?」

Sano先生「めちゃめちゃ緊張してますよ」

さかた校長「でも、教頭はSano先生と友達ですから」

こもり教頭「もう本当に学校みたいなもんよ」

Sano先生「すごく久々に一緒の空間にいますよね」

こもり教頭「痩せました?」

Sano先生「痩せましたね。確かに」

こもり教頭「ですよね。めっちゃ痩せた感じする」

Sano先生「よく気付きましたね(笑)」

さかた校長「ちょちょ! 妬けるんだけど。いきなりそんな仲良い感じ出されると」

Sano先生「ちゃんと愛してますよ」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「ちゃんと愛してくれるのは、めちゃめちゃ嬉しいけど(笑)」

こもり教頭「もっかいそのくだりやる?」

Sano先生「ちゃんと愛してますよ」

さかた校長「照れるんだよなぁ。こんなに目を見て言われると」

Sano先生「(笑) 全然、目を見てくれない」

さかた校長「俺の中の乙女が爆発しそうなんだけど(笑)」

こもり教頭「校長が緊張し出す(笑)」

さかた校長「男子校のノリでいこうと思ってたのに、なんかときめくんだけど(笑)」

こもり教頭・Sano先生「(笑)」

さかた校長「そして、本日7月7日はSano ibuki先生の25回目の誕生日! おめでとうございます!!

こもり教頭「おめでとうございます!」

Sano先生「ありがとうございます」

SCHOOL OF LOCK!



Sano ibuki先生、25歳のお誕生日おめでとうございます!
高校の時にSano先生の曲たちに出会って、それからずっと聴き続けています。
25歳のSano先生もずっとずっと応援しています!
ナドー
女性/19歳/東京都


Sano先生「ありがとうございます。嬉しい〜」

さかた校長「俺らも嬉しいですよ。誕生日の当日にこうして生放送に」

Sano先生「本当にたまたま来られて、嬉しいですよ。これまで誕生日って、1人で過ごすことが多かったので、祝ってもらえて嬉しいです」

こもり教頭「祝わせてよ。今日、誕生日の最後の最後まで一緒だから」

Sano先生「そうですね。25歳始まりの日を一緒に」

こもり教頭「最後までSCHOOL OF LOCK!が牛耳っちゃいます」

Sano先生「聴いてくださりゅ…る方と一緒に、しゃい…最初の日を」

こもり教頭「めっちゃ噛むじゃん(笑)」

さかた校長「(笑)」

Sano先生「なんか恥ずかしくなっちゃって(笑)」

こもり教頭「どうですか? 25歳の抱負は?」

Sano先生「忘れ物をしない」

さかた校長「えぇ」

こもり教頭「ウソだぁ(笑)」

さかた校長「忘れ物しちゃうタイプなんですか?」

Sano先生「忘れ物を最近すごくしちゃうんですよ。家から出かける時もそうですし、この間とかもスタッフさんと一緒にタクシーに乗っていて“ケータイいつもibukiは忘れるから、忘れないでね”と言われて、その瞬間にタクシーに置いてきちゃって」

さかた校長「ポケットとか入れないんですか?」

Sano先生「たぶん持ってる気になっちゃうんですよね。メガネかけながら、“メガネどこやったっけ?”とか探しちゃったりとか」

さかた校長「これはこわいよ。忘れるとかのレベルじゃないよ(笑)」

こもり教頭「これはやっちゃってるわ(笑)」

さかた校長「ドジっ子爆発だな。かわいい〜」

こもり教頭「魅力的でしょ(笑)」

Sano先生「そんなことないです(笑)」

さかた校長「誕生日ですし、盛大にお祝いもしたいなと思いつつ。Sano先生は去年の5月にオンラインゲスト講師として来ていただきましたから、1年ちょっと振りになりますけど、教頭は?」

こもり教頭「あれから東京は何度も緊急事態宣言も続いたりしてて、ご飯行きたいって話もしてたけど、なかなかタイミング合わずで、結構久しぶりに今日お会いできた感じで」

Sano先生「そうですね。久しぶりですね」

さかた校長「それが誕生日という」

こもり教頭「そう。すごくだから嬉しいのよ。なんかソワソワしてない?」

さかた校長「さっきの“愛してます”から、俺の乙女がなんかずっとグラグラしてるのよ」

Sano先生「乙女心が(笑)」

こもり教頭「なんかずっと揺れてるよね」

さかた校長「しかも、ドジっ子の一面も見たから、この2時間で俺の乙女が爆発する可能性が…」

<ドカーン!>

さかた校長「あぁぁ!!!」

こもり教頭「お疲れ校長」

Sano先生「(笑) びっくりした」

さかた校長「そして、Sano先生は元々SCHOOL OF LOCK!を聴いていた生徒ということですけど、いつ頃ですか?」

Sano先生「中学3年から高校の受験期に一番聴いてましたね。SCHOOL OF LOCK!が逃げ場だった、じゃないですけど、受験の時のモヤモヤした気持ちを上手く消化できないとかに、どうにかしようとして聴いて楽しんでましたね」

こもり教頭「だから、元生徒がこうして先生として来てくれてるわけですから」

さかた校長「で、Sano先生の音楽とか言葉で、今まさに受験生の生徒が勉強の合間に聴いてくれてたりとかね」

Sano先生「そうですよね。自分と同じ立場だった、同じような関係性だった人が聴いてくれてると思うと、すごくドキドキしますね」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「受験生の君、今日は一旦ペンを置こう」

こもり教頭「一緒に話を聴いて欲しいよね。そういえば最近、辞書を読むことにハマってるって聞きましたよ?」

Sano先生「辞書を集めるのに一時期ハマってて」

さかた校長・こもり教頭「辞書を!?」

さかた校長「辞書なんて1個あればいいでしょ」

こもり教頭「(笑)」

Sano先生「いや、年代とか種類によって、同じ訳し方でも全然違ったりするんですよ」

さかた校長「なるほどね」

こもり教頭「広辞苑も新しくなったし」

Sano先生「そうですね。どういう言葉のセレクトをしてるかっていうのが全然違ってて、それが面白くて見ちゃったりしてますね」

こもり教頭「生徒のみんなも、“あんまり聞いたことないけど、こんな素敵な日本語あります!” とか、“言葉はよく聞くけど実はこんな意味の日本語なんです”、みたいな言葉を、よかったら送ってきてください!」

さかた校長「Sano先生も知らないんだけどって言葉を待っています!
そして、Sano先生は本日、誕生日の7月7日にセカンドフルアルバム『BREATH』をリリース! おめでとうございます!」

こもり教頭「おめでとうおめでとう!」

Sano先生「ありがとうございます」

さかた校長「ニューアルバムについては後ほどたっぷりとお話を聴かせていただきつつ、 七夕の今夜、Sano ibuki先生とおこなっていく授業テーマは…!
『願い事相談室』!!!

さかた校長「叶えたい願い事がある! だけどその願いには不安もある! そんな生徒と話をしていこうと思う!」

こもり教頭「神様にお願いする前に、少しでも君の不安を減らしていけたらと思います! 将来の夢や目標。友達。部活だったり、君の願いとその願いに対する不安、相談したいことを 学校掲示板メールSCHOOL OF LOCKの公式LINEアカウントから教えてください!」

さかた校長「ちなみにSano先生は、七夕の今日、短冊に願い事を書くなら何を? 忘れ物の件?」

Sano先生「いや、クジラに会いたいです」

さかた校長「全然違う!(笑) ファンタジー!」

Sano先生「めちゃくちゃクジラに会いたい」

こもり教頭「もうヤバいって(笑) だから、Sanoくんのこと大好きなのよ」

さかた校長「こりゃもう虜ですわ〜」

こもり教頭「でも、クジラに会いたいってどういうことなんですか?」

Sano先生「クジラに食べられたいんですよね」

さかた校長「怖い」

こもり教頭「もっと意味分かんないな(笑)」

さかた校長「Sano先生、一旦ストップです。クジラに食べられたい?」

Sano先生「変な感じなんですけど(笑) 海に落ちていくというか沈んでいく夢をよく見て、その夢が気持ち良くて。YouTubeとかの媒体で、クジラが何かを飲み込むシーンを見た時に、“あ、これ普段見てるあの夢に近いかもしれない”と思って」

<シーン…>

Sano先生「あれ、何か静かになっちゃった」

さかた校長「僕らは今、深海に潜ってしまった感じになってしまいました…」

Sano先生「じゃ、心地良く落ちていきましょう」

さかた校長「あ〜」

こもり教頭「心地良く落ちていける?」

さかた校長「俺は一緒にクジラに食べられて…で、潮がファーっと出るところからSano先生と一緒に飛び出して…大空を飛びましょう…」

Sano先生「そうですね」

こもり教頭「そっちはハードモードだから戻っておいで。そっちは難しいから(笑)」

<チャンチャン♪>

さかた校長「失礼いたしました」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「でもすごくファンタジーというか、そういう可愛らしい一面が」

こもり教頭「まぁ可愛らしさはあるよね」

さかた校長「“クジラに会いたい”は、少年だよね」

こもり教頭「確かに」

Sano先生「少年心を忘れないようにしてますからね(笑)」

さかた校長「大事なことですよ。早くも来年の短冊の願い事聞きたいもん」

Sano先生「(笑)」

こもり教頭「26のね(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「さて改めて、Sano ibuki先生は本日7月7日にセカンドフルアルバム『BREATH』をリリース!おめでとうございます!
全12曲入りのフルアルバム、CD初回仕様には“ぼっちtracks”として『ムーンレイカー』『あのね』『プラチナ』のぼっちver.の3曲も収録されています。
今回のを聴いて、僕の知ってるSano先生は壮大はファンタジー要素のある楽曲が多い感覚だったんですけど、今回はパーソナルの部分のリアリティの方を追求された作品ってめちゃくちゃ感じて、なんか穏やかですごく優しい歌声で、それが耳心地よくてずっと聴いてたんですけど、何かすごく奥の奥にある、心の奥底のザラっとした部分を歌うから、それを感じて人間のむき出しの部分のところをガッと食らって、何かずっと僕に泣きそうだったんです」

Sano先生「嬉しい」

さかた校長「いい意味で、心に引っかかってくる曲がいっぱいあって、『ジャイアントキリング』の怒りもそうですし、それに対して『あのね』の優しさというか、心の悲鳴にも似たような感じのところをすごく揺さぶられましたね」

SCHOOL OF LOCK!


Sano先生「それは嬉しいです。すごく嬉しい」

さかた校長「泣きそうだったというか、もう泣いたんですけど(笑) 今日も電車の中で“いいな〜”と思って」

こもり教頭「心揺さぶられましたか」

さかた校長「結構、自分を向き合う部分って今回の作品にあったんですか?」

Sano先生「ありましたね。前作の『STORY TELLER』だったりとか、『SYMBOL』だったりとかを書いてる時の感覚とはまたちょっと違う、進化した自分を何か見つけていきたいし、見せていきたい中で、よりポップになりたいと。自分もポップな曲を書いてみたいなぁとそんなようなことを思って、自分にとってのポップってなんだろうと追求していく中で、すごく明るく楽しかったりとか、喜びの部分を表現していることが多いと思うんですけど、それを表現するには、その裏の苦しみとかそれこそさっき言ったちょっとザラッとした部分とか悲しい思いみたいなものも一緒に冷凍保存しなきゃいけない。そうするとやっぱり自分の中でもより深いとこに潜って深い言葉を探してって事を何度も何度もしたアルバムになってますね」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「それを聞いて今そうかと思ったのが、今回のアルバムのジャケ写の、真っ白な空間にアンティークの椅子がぽつんと置かれて、その椅子に赤、黄色、青、緑、白の5色の色が本当に縦横無尽ランダムに配置されてて、今言われていたすごくポップなところもあるし、その裏の苦しみみたいな感じたんですけど、これもペイントもSano先生が?」

Sano先生「そうなんですね。僕が自分で塗ってて」

こもり教頭「何かテーマとかあったんですか?」

Sano先生「この椅子を自分に見立てようと思っていて、僕を椅子とするならばどんな色を塗っていくんだろうって考えましたね。ジャケ写を見た時に、“そこに誰でも座れる椅子がある。それが僕である”ということを、ジャケ写を通して伝えれるかなとか思ってましたね」

こもり教頭「だから、どこの角度から見ても、その5色の色っていうのが一色にまとまってない感じがするというか、なんか先ほど誰でも座れる椅子にしたいみたいなところが、なんか僕の中ではその表現がピッタリくるというか、今回のアルバム聴いてる時に校長が言ったみたいな、なんかいろんな感情があっていろんな人の心とか状況にマッチするような曲がすごい増えたなって印象が一番多くて。まだ見てないよって生徒もいると思うから、ぜひジャケ写も気にしてもらいたいなと思いますけども。今回は、ミュージックビデオもディレクションを?」

Sano先生「そうですね。作りましたね」

さかた校長「『pinky swear』のミュージックビデオを。これはどういった想いで?」

Sano先生「スタッフの方に“ibuki作ってみなよ”って言われて(笑) 元々映像の勉強をしてたこともあったので。“作って”って言われて、作った感じです」

こもり教頭「どうでした? プレッシャーでした?」

Sano先生「プレッシャーというよりも、自分の曲をミュージックビデオにするって答えになっちゃうじゃないですか。受け手側に“これが答え出す”って映像になっちゃうので、あくまでリスナーとして自分の曲を聴くっていうことを何度もしなきゃいけなくて、それが難しかったですね(笑)」

SCHOOL OF LOCK!



♪ pinky swear / Sano ibuki




さかた校長「僕、この曲の“痛みを問わない喜びに浸っていたかった”っていう表現が大好きなんですよ。好きな表現いっぱいあるんだけどね。すごく綺麗な表現というか、何て言えばいいんだろうというところのこの輪郭をSano先生は曲ですごくはっきりさせてくれる」

こもり教頭「さっもジャケ写の話してて、 Twitterで #スクールオブロック で、RN にっしーが書いてくれてるんだけど、“曲ももちろんだけどジャケ写の椅子が好き。あれに惹かれて CD 買いましたあれをどうしても紙で見たかった”って」

Sano先生「うわぁ、嬉しい!」

さかた校長「また部屋に飾ってみたりすると、見え方も変わってくるし」

こもり教頭「同じくTwitterで、 RN まるが“今調べてSano ibuki先生のサイトからジャケットを見たら無性にどきっとした。椅子の背もたれに真っ直ぐに垂れた黄色のインクに物凄く惹かれるなぁ。”って。
だから、このジャケ写で、誰かがどこかに引っかかるようになってるっていう。いろんな色があるから、どこに引っかかるのか本当に人によって違うっていうところなんだろうね」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「このジャケもそうだし、ミュージックビデオも“答えを提示してしまうかも”と言われてたけど、それもまた新しい受け取り方と言うか、また違った見え方もするし、ついさっき『ムーンレイカー』のミュージックビデオも公開になりましたしね」

Sano先生「そうなんですよ」

さかた校長「これも朝と夜の対比の感じが良かった。未来に行くというよりも迎えに行くという表現の感じが、また美しかったな」



こもり教頭「でも、このアルバムで1曲、生徒にどうしても届けたい曲があるんですけど、いいですか?」

さかた校長「ちょっとそれは困るよ。そんなこと急に。でもSano先生と友達だからな」

Sano先生「何の曲か気になる」

こもり教頭「僕、『lavender』をどうしても生徒に聴いて欲しくて。ちょっとだけでもいいんだけど聴いてもいい?」

さかた校長「Sano先生がいいと言うなら、いいけどさ…」

Sano先生「聴いてもらいたいですね」

さかた校長「(笑)」


♪ lavender / Sano ibuki


こもり教頭「なんでこの曲を生徒のみんなに聴いて欲しかったかって言うと、僕がSano先生と出会った曲って『魔法』なんですよ。で、あの曲ってSano先生にも特別な曲だし、僕の中でもものすごく特別な曲になって。その歌い上げる感じだったりとか、あの世界観の曲に今まで出会ったことがなくて。僕の中ではもう本当にいい意味であの曲が1位だったんです。
でも、今回のこのアルバムを聴いて『lavender』が1位になったのね。なんでかって言うと、今までストーリーを通り思い描いて、いろいろな作り方も特殊だから、1人の登場人物がいるんだけど、この『lavender』はもう1人の登場人物がいて、その人にすごくストーリーが出てるのよ。それって今までSanoくんが作る音楽の奥行きが広がった瞬間っていうか、“この人、新しい引き出し開いてきたな”みたいな、ちょっとアンニュイな気持ちだったりとか、どうやって表現していいか分からない気持ちだったりとか、なんか悲しいことが起きたわけじゃないのに悲しい時って人間があったりとか、誰かを思うが故に寂しくなる気持ちとか、本当に小さな、“これって何なんだろうな。ちょっと心がチクチクするな”ってのを表現してくれてる曲がこの曲で、大切な人を思い浮かべて、その人を大切にしたいってすごく思えた曲で。今回のこのアルバムのSano ibukiという男をすごく大きくした曲なんじゃないかなって思ったんで、生徒の皆と聞きたかったの」

SCHOOL OF LOCK!


Sano先生「本当に嬉しい。話してくださったように、ドラマじゃない時にドラマがあると僕は思ってるので、まさにそのことになってるかなと思います。嬉しい」

こもり教頭「いや、でもこれを聴けて良かった」

さかた校長「本当に想いも伝わったし、聴けて良かったけども、途中“Sanoくん”って言ってるじゃん」

Sano先生「(笑)」

こもり教頭「言っちゃった(笑) ちょっとそこだけ反省だった(笑)」

さかた校長「ガチ感が出てるやん! 先生で来てるのに(笑)」

こもり教頭「だから、今っていう時期で会えなくなった人とかも多いじゃない。友達に会えなくなったとか、そういう誰か大切な人を思い返して、あの人とのちょっとした思い出だけでもそれって本当に尊かったんだなとか、その人の意外と何気ないところが実は自分の一番大切なものだったりとか、そういうのを今このタイミングで聴いてくれた生徒のみんなは今、何を思ったかな」

Sano先生「本当に曲でそばに行きたいなとずっと思ってるんですよね。この曲でそばに来れてたら嬉しいなと思います」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「すぐそば、もう隣で歌ってくれるようなSano先生です」


♪ 魔法 / Sano ibuki


さかた校長「この時間は、辞書好きのSano先生と一緒に生徒に募集した素敵な日本語や意外な意味の言葉を紹介していきたいたいと思います! ちなみに、Sano先生は好きな言葉ってあります?」

Sano先生「なんだろうな〜。玉響(たまゆら)とか好きです」

こもり教頭「タマユラね」

さかた校長「たまプラーザじゃなくてですか?」

Sano先生「たまプラーザじゃないです(笑) こもり先生知ってますか?」

こもり教頭「でも、あんまり聞かないでください。しょうもないことしか頭に浮かんでないんで(笑)」

さかた校長「タマユラって?」

こもり教頭「たまゆら? タマユラ?」

Sano先生「いや、漢字の玉響です」

こもり教頭「漢字?」

Sano先生「ほんの少しの瞬間のことを言うんですけど」

さかた校長「うわ〜! 格好いい!」

こもり教頭「でしょ」

さかた校長「でしょって言ってるけど、そっちはひらがなだろ!(笑)」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「でも、生徒からも結構書き込み来てます」

こもり教頭「廊下=Twitterから、RN まるが“夜の帳(とばり)”。Sano先生は知ってますか?」

Sano先生「聞いたことありますね。どんな意味だっけな?」

こもり教頭「“「とばり」って室内に垂れ下げて隔てにする布という意味だけど、太陽が沈んで暗い夜になる事を「垂れた布が下りること」に例えるって物すごく美しい。誰が考えたのかすごく知りたくなる。”」

Sano先生「美しいですね」

さかた校長「夜の幕が下りてくるという。すごくロマンチックだよなぁ」

Sano先生「ロマンチック」

こもり教頭「ロマンチックですね〜」

素敵な日本語
「笑う」という言葉について調べたら、それには『花のつぼみがひらく』という意味もあるんだそうです。
「笑う」という文字だけでも素敵なのに、そこにこんなにも魅力的で美しい意味があったなんて、日本語って面白いですね。
Pなっつ
女性/15歳/栃木県
2021-07-07 19:31


Sano先生「へ〜そうなんだ! 素敵!」

こもり教頭「素敵だよね!」

さかた校長「だから、笑顔の花が咲く、みたいな」

こもり教頭「うわ!」

Sano先生「確かにそうですね」

さかた校長「学べるなぁ〜」

さかた校長・こもり教頭「学〜べ〜る〜なぁ〜〜!!!」

さかた校長「いいんだよ、ごめんね歌舞伎は!」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「豆柴LOCKS!聴いてない人は全然意味分かんないから(笑)」

Sano先生「全然、今のビッグウェーブに乗れなかった」

こもり教頭「乗れなかったね〜」

さかた校長「Sano先生は乗らなくて正解です」

こもり教頭「(笑)」

こもり教頭「廊下=Twitterで、RN ななが“今日は朝から1日忙しかったからゆっくりお風呂に入りながら聴いてたんだけど、ibuki先生の声素敵すぎるから聴き入ってたらあんまりにも出てこないってお母さんが心配して呼び出された(笑)”って」

Sano先生「(笑)」

さかた校長「そのレベルでゆったりリラックスしてたんですね」

Sano先生「ゆったりさせてあげられて、嬉しいです」

こもり教頭「やっぱり曲が相当いいから聴き入っちゃうってのも分かる。お風呂でゆっくり聴きたいなって。で、約束のSCHOOL OF LOCK!の折れないシャーペン、プレゼントするんで、めっちゃいい曲1曲書いてください」

Sano先生「もちろんです」

こもり教頭「やった!」

さかた校長「いや」

こもり教頭「何?」

さかた校長「こっちに折れるかもしれないけど、いい曲かける鉛筆あるんですけど」

こもり教頭「しかも、これもSCHOOL OF LOCK!のなんですよ」

Sano先生「なんと…」

こもり教頭「なんと、2択で、もらえるのは1本だけです。どうしますか?」

Sano先生「なんと…」

こもり教頭「じゃ、僕2本つけます」

さかた校長「僕は研いでる方と、研いでない方の2本つけます」

Sano先生「それは自分の好きなように研げる…」

さかた校長「(笑) なんかバトルものみたいになってきた」

こもり教頭「(笑)」

Sano先生「う…んぁ…どっちがいいんだ!? どっちが正解なんだ…んあ…シャーペンにする!」

こもり教頭「やった!」

さかた校長「こっちは今すぐ書けるように研いでるんだぞ」

Sano先生「やっぱり折れない心を持っていたい」

こもり教頭「いえい!」

さかた校長「でも、今売り出してるのは、折れないシャーペンだからいいか」

こもり教頭「じゃ2本プレゼントします」

Sano先生「ありがとうございます」

こもり教頭「是非これで新しい素敵な曲を書いてください」

Sano先生「いっぱい書きます」

さかた校長「書いてくれると言うなら嬉しいからもういいですよ」

こもり教頭「正直なこと言うと、こっち(鉛筆)もプレゼントしますんで」

Sano先生「あ、両方欲しかったです」

こもり教頭「あと、クリアファイルもあるから、後で」

Sano先生「なんと。いっぱいだ」

さかた校長「あと何か言ってくれたら全部、大盤振る舞いでいきたいと思います」

こもり教頭・Sano先生「(笑)」

Sano先生「ありがとうございます」

さかた校長「さぁ、七夕の今夜、Sano先生と一緒におこなっている授業テーマは…!
『願い事相談室』!

さかた校長「叶えたい願い事がある!だけど、不安もある!そんな生徒の話を聞いていっている!」


私の願い事はコンクールで金賞を獲って、県大会に出場することです!
笑顔のりんご
女性/15歳/青森県


こもり教頭「…と書いてるけど、何が不安で、どう言うことが心配なのか」

さかた校長「じゃ、聞きましょうか」

笑顔のりんご 青森県 15歳 女性

さかた校長「じゃ、もう、りんごの花も笑ってるってことね」

笑顔のりんご「(笑)」

さかた校長「あ、今、笑顔の花が開きました」

笑顔のりんご「(笑)」

さかた校長「あ〜、まだ咲いてる」

こもり教頭「書き込み読んだけど、改めて願い事教えてもらってもいい?」

笑顔のりんご「はい。私の願い事は、週末のコンクールで金賞を獲って、県大会出場をすることです

さかた校長「週末のコンクールっていうのは?」

笑顔のりんご「今週末、土曜日にあるコンクールで」

さかた校長「部活?」

笑顔のりんご「はい。吹奏楽部に所属してます」

さかた校長「楽器は何を担当してるの?」

笑顔のりんご「ユーフォニアムって楽器吹いてます」

さかた校長「どういうやつ?」

こもり教頭「管楽器?」

笑顔のりんご「金管楽器です」

さかた校長「今15歳で、中学3年生?」

笑顔のりんご「はい」

さかた校長「週末のコンクールは最後の大会ってことになるのかな?」

笑顔のりんご「そうですね」

さかた校長「それは規模的には、予選みたいな感じ?」

笑顔のりんご「そうですね。地区大会です」

こもり教頭「そこで金賞を獲ると県大会に進めるから、週末の大会がキーになるというか」

笑顔のりんご「そうですね」

こもり教頭「なるほど」

さかた校長「楽器を始めて、どれぐらいなの?」

笑顔のりんご「4年ぐらいになります」

こもり教頭「小学生の時から」

笑顔のりんご「はい」

さかた校長「じゃ、中学は吹奏楽に打ち込んで?」

笑顔のりんご「はい」

さかた校長「部活の練習はどうのぐらいなの?」

笑顔のりんご「週5ぐらいですね」

さかた校長「しっかりしてるね。ちなみに、去年はどうだったの?」

笑顔のりんご「去年は部活ない日がずっとあったりして、あまり練習できない日もありました」

さかた校長「大会自体は去年あったのかな?」

笑顔のりんご「去年は吹奏楽コンクール、中止になっちゃって」

こもり教頭「そうか、コロナ禍だったから」

さかた校長「じゃ、ちょっと想いも募るな」

笑顔のりんご「はい」

さかた校長「じゃ、今は毎日めちゃめちゃ練習してる感じか?」

笑顔のりんご「はい」

こもり教頭「どのぐらい練習してるの?」

笑顔のりんご「毎日3時間あるので、その時間の中で」

さかた校長「でも、週末のコンクールで金賞を獲って、県大会に行きたいって願い事があるけど、相談したいこともあるのよね?」

笑顔のりんご「はい。みんなでいろいろ頑張ってるんですけど、たまに噛み合わないことがあったりとか、自分のソロパートがあるんですけど、上手くいくか不安で」

さかた校長「その不安な理由はあるの?」

笑顔のりんご「小学校の時に大会とかイベントとかで失敗してから、演奏するのがちょっと怖くなっちゃって」

こもり教頭「その時の風景を思い出しちゃったりしてドキドキしちゃうんだ?」

笑顔のりんご「はい」

さかた校長「Sano先生、トラウマじゃないですけど、過去の失敗が今になってちょっと引きずってしまうことってあります?」

Sano先生「めちゃくちゃあります。すごく分かりますよ。笑顔のりんごさんもすごく不安だろうし、怖いだろうし、そういう気持ちはすごく分かりますよ」

さかた校長「その失敗した時もソロパートだったのかな?」

笑顔のりんご「失敗した時は最初の入りの時で、自分だけ入りミスっちゃって、そこからみんなのリズムを狂わせちゃって、結果、失敗っしちゃったからみたいな」

さかた校長「ちょっとまたそれを思い出してしまうじゃないけどな」

笑顔のりんご「はい」

さかた校長「Sano先生は本番とかライブとかで、どういう風に克服というか乗り越える感じなんですか?」

Sano先生「失敗というか、笑顔のりんごさんで言うならば、ソロパートって自分が誰かに任されてるって責任感を背負ってて、だからこそ重いっていうか、ただの失敗だけじゃないよね。だから、あったことをむしろ忘れないですね。特に吹奏楽部だとソロパートだけど、1人じゃないじゃないですか。すごくいろんな愛してくれる人がいて、たくさんの人が、笑顔のりんごさんに是非ソロパートを吹いて欲しいと、そういう想いでソロパートになってるって、そういう愛の部分を忘れちゃいけないような気がします。僕も1人だと思うと怖いけど、このライブを作るために、いろんな人が僕のためだったりとか、もっと言えば、僕のことを好きでいてくれる人たちのために、このライブを作ってくれたんだって思うと、やっぱやるしかないなって思う」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「確かに。そこに1人で立たせてるわけじゃない、というか、“あいつを1人にしてやろう”のソロパートじゃなくて、吹いて欲しいし、そこにいて欲しいが故の人選だったりするから、そういうプレッシャーじゃない角度で考えるというのは、ありますね。僕もハッとさせられました」

Sano先生「信頼を忘れちゃダメですよね。忘れちゃうのもすごく分かるんですけど」

さかた校長「どう?」

笑顔のりんご「すごく新しい角度を教えてもらって、すごく参考になりました」

さかた校長「また、もう週末に迫ってるからね。本番前に“あ、みんなが選んでくれたんだ”って愛の信頼の部分を思い出して、あと今日のSano先生と話したことも思い出して。また素敵に“ふふふ”って笑顔の花が咲いてたから、その感じでリラックスして、金賞を掴み取って欲しいな」

SCHOOL OF LOCK!


笑顔のりんご「はい」

さかた校長「いけそう?」

笑顔のりんご「はい、頑張ります」

さかた校長「よし! よく言った! 頑張ってこいよ!」

こもり教頭「いっておいで!」

笑顔のりんご「はい、ありがとうございました」


♪ emerald city(BREATH ver.) / Sano ibuki


さかた校長「この夏の時期、週末にかけて、部活の大事な試合が始まるって生徒たちもたくさんいると思うけど、不安だと思うけど、そういう時こそ笑ってリラックスして挑んで欲しいなと思う!」

こもり教頭「頑張って!」

さかた校長「じゃ、まだまだ聞いていきましょう!」

市販のコーヒー 北海道 15歳 女性

さかた校長「最近、コーヒー好き多いな。市販のコーヒーも好きなの?」

市販のコーヒー「はい」

さかた校長「流行ってるんだ。学年は?」

市販のコーヒー「高1です」

さかた校長「まずは願い事、教えてくれ」

市販のコーヒー「はい。私は将来、世界で困っている人を助ける仕事に就きたいと思っています

さかた校長「それはどういう仕事になるのかな?」

市販のコーヒー「国際協力の、世界で困っている人に寄り添える仕事」

こもり教頭「それこそボランティアで活動されてる方もいらっしゃるしね。そういうところに携わっていきたいってことなのかな?」

市販のコーヒー「はい」

さかた校長「世界に向けてる理由はあるの?」

市販のコーヒー「私はもともと英語が好きで、母が看護師として働いているので、自分も人の助けになる仕事ができたらいいなと思っています」

こもり教頭「なるほどね」

さかた校長「きっかけはいつぐらいからあったの?」

市販のコーヒー「中学3年生の時に英語の教科書で、国際協力の国境なき医師団を題材にした英文を読んでから、興味が湧きました」

こもり教頭「すごいよ。しかも、きっかけもお母さんの近くでそういうのを見ててって。で、何か相談というか心配になってることって何なの?」

市販のコーヒー「私はもともと人と話すことが得意じゃなかったり、今のクラスでも自分から上手く話しかけられなかったりすることです」

こもり教頭「自分から話しかけるのは結構勇気がいる行動だったりするのかな?」

市販のコーヒー「はい」

さかた校長「そういう一歩の踏み出し方、Sano先生、自分が苦手だと思ってることに踏み出すのって難しいことだと思うんですけど」

Sano先生「難しいですよね。結局、人間同士だから、違う人、自分が持ってない何かを絶対持ってる人に、進んで話しかけに行くって怖いよね」

市販のコーヒー「はい」

こもり教頭「自分が話すことによって、どう思われちゃうんだろう。みたいな心配があって話せないのかな?」

市販のコーヒー「そうです」

Sano先生「優しい」

さかた校長「だから、相手に対して傷つけちゃうかもってのも怖いなって思っちゃうのかな?」

市販のコーヒー「はい」

さかた校長「でも、そもそもの世界のみんなのためにって動機の部分がめちゃくちゃ優しいからね」

市販のコーヒー「ありがとうございます」

さかた校長「それで相手の気持ちを思うけど、さっきのSano先生じゃないけど、考え方は人それぞれだから、全てが全て100%自分が思うような感じで返ってくることが難しいからね」

SCHOOL OF LOCK!


市販のコーヒー「はい」

Sano先生「本当ですよね」

こもり教頭「というのと、想いが強くて、英語とか喋れなくても誰かのために、って行動に移す人もいるし、そういう話も聞いたことあるし。でも、市販のコーヒーは英語も好きで、将来勉強して、国際協力関係の仕事に就きたい想いが強いんでしょ?」

市販のコーヒー「はい」

こもり教頭「だとしたら、苦手な部分はあるけど、誰かのためにって思えてる気持ちがあれば、そこは心配することもないだろうし、もっと自信を持っていいかなって思う」

市販のコーヒー「ありがとうございます」

Sano先生「本当に。結局人間と喋るって、お互いがほぼほぼ真っ白は塗り絵を出して、自分の思ってる色で自分の想像通りの色を塗っていくしかないじゃないですか。そうすると、相手の思ってる正解と自分も思ってる正解が違うことが多々あって、これはしゃべってるのと一緒で、喋ってみたら全然合わないとか、逆に喋ってみたら合うって、色を塗った時に自分が完成した図と、相手が完成した図が本当に正しかったか一致してたか、そこで分かる。それって怖いだろうけど、やってみないと分からない。まずは一歩歩み寄ってみないと分からない。これはもう面白さかなと思いますね」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「市販のコーヒー、どう?」

市販のコーヒー「はい。Sanoさんとか校長・教頭の話を聞いて、少しでも自分から話しかけたり、少しは前に進むことができると思います」

さかた校長「元々しっかりした想いを持ってるからな。絶対大丈夫だよ」

市販のコーヒー「ありがとうございます」

Sano先生「でも、あんまり無理しないでね」

さかた校長「じゃ無理せず、ちょっとずつ頑張ってくれよ」

市販のコーヒー「はい」

さかた校長「ありがとな」

こもり教頭「ありがとね」

Sano先生「ありがとう」

市販のコーヒー「ありがとうございました」



今日の黒板


SOL!


『作りかけ』

Sano先生「『ムーンレイカー』を作ってた時に自分のテーマとした曲なんですけど、やっぱりこう未完成なんですよね、ずっと。これは人間であるということで仕方のないことで、ずっと未完成のままで。ただそれを自分もまだ作りかけなんだと、これからこうどんどん完成に向かっていくんだぞと、そういう風に思うと何か一歩踏み出せるんじゃないかなってそういうようなことをよく思うようにしていて。自分の根幹にある言葉っていうのは、こういう‟作りかけ”っていう言葉があるのかなと思います」


♪ ムーンレイカー / Sano ibuki


さかた校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です!」

こもり教頭「早かった」

Sano先生「早かったですね」

さかた校長「友達のSano先生が来ていただいてね」

こもり教頭「だから、今ちょっと寂しいよ」

Sano先生「(笑)」

さかた校長「僕も友達になれましたよね?」

Sano先生「もちろんですよ」

さかた校長「みんな聞いたか? 友達になれました!」

Sano先生「みんな友達ですよ。聴いてくださってる方もみんな友達」

こもり教頭「結果、優しい〜」

さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」

こもり教頭「起立!」

さかた校長「では、友達のSano先生、最後の挨拶お願いします」

Sano先生「はい」

こもり教頭「礼!」

さかた校長・こもり教頭・Sano先生「また明日〜〜〜〜〜!!!!」


♪ Genius / Sano ibuki


SCHOOL OF LOCK!




さかた校長の放送後記

一緒にクジラに食べられ友達が出来た♡


こもり教頭の放送後記

友達来校。

この後記の放送を聴く

聴取期限 2021年07月14日(水)PM 10:00 まで

Music 2021.07.07PLAYLIST

Sano ibuki 七夕の願い事は「クジラに会いたい」

Sano ibukiさんが、7月7日(水)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。この日が誕生日ということで、この1年の抱負や七夕の願い事など、パーソナリティのさかた校長とこもり教頭の質問に答えました。

Students 今日の生徒

青森県 15歳 女の子 笑顔のりんご
北海道 15歳 女の子 市販のコーヒー

この後記の放送を聴く

聴取期限 2021年7月14日(水)PM 09:59 まで


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