茂木:王様、これはひどいですね。カコモンがウロウロしてるよー。
王様:ギモーンを倒した後、伝説のカコモンが襲ってきたらしい。
クララ:ひどい。
茂木:っと思ったら伝説じゃないカコモン…!!
カコモン:もしかして、その娘は……このカコモンに答えろ!
「『システィーナの聖母』を描いたのはダレだかわかるかな?」
茂木:『システィーナの聖母』!?…誰でしたっけクララさん!
クララ:確か、イタリア・ルネサンス期の画家だった気がする!
茂木:ルネサンス期の画家?ほかには!
クララ:あとはサン=ピエトロ大聖堂の造営主任も任されていたかな!
茂木:サン=ピエトロ大聖堂?そうか分かったぞ!『システィーナの聖母』を描いたのは……
「ラファエロ」!!!
カコモン:正解だ、やはり、その娘は……。
茂木:倒した!
クララ:茂木、宝箱!
茂木:「ラファエロの書」だ!!
ラファエロ。
イタリアの画家であり、建築家。サン=ピエトロ大聖堂の造営主任をつとめるかたわら、天使の絵としても有名な「システィーナの聖母」を描いた。
ルネサンスの三大巨匠の1人と呼ばれている人物である。
王様:茂木よ。伝説のカコモンは、クララの力を、恐れておる。
クララ:私の力を?
茂木:クララの、伝説のカコモンを封印する、力、ですか?
王様:そうだ。
茂木:じゃあ、ここにいると、クララは狙われるんじゃ……
王様:いや、やつらはもう、この城を離れ、次々と、各地の城や街を襲いクララを探しているようだ。
茂木:なんだって!!!