王様:茂木。伝説のカコモンはクララがいないと思って他を探している。次々に各地の城や街を襲ってるようだ。
茂木:なんだって!と思ったら、カコモンだ!
カコモン:ん?その娘は…私を倒したかったらこのカコモンに答えることね。
「高麗の精鋭部隊が、江華島などを根拠地として、1273年まで元に抵抗を続けた。その部隊はナーンだ?」
茂木:高麗の部隊!?難しいな!クララさん!
クララ:確か、崔氏政権が警護のために結成した組織だった気がする。
茂木:もう少し!
クララ:あと!1273年にその組織が起こした乱が鎮圧された気がする。
茂木:わかったぞ…元に抵抗を続けた。高麗の部隊は……「三別抄」!!!
カコモン:やはり、その娘が……正解………。
茂木:倒した!
クララ:茂木、宝箱です!
茂木:「三別抄の書」だ!!
三別抄。
高麗王朝の軍事組織。崔氏政権が、警護のために結成した組織と、モンゴル軍の捕虜となりながら脱出してきたものをあわせて三別抄とよんだ。
モンゴルとの戦いでも前衛として戦った部隊である。
王様:茂木よ。伝説のカコモンは、クララがいないと封印することはできない。お前に、この世界の運命を託したい。
茂木:え?あの、王様。伝説のカコモンを倒したら、クララさんをお嫁さんに迎えられるってことですよね?
王様:もちろんだ。この城に茂木を呼んだのには、もう一つ、理由がある。これを受け取ってほしい。
茂木:え?これは……!!!!??