って王様に言われて、妖精のクララと一緒に伝説のカコモンを倒す旅に出た、勇者茂木です。
今日も、受験経験値を積むために、近くの洞窟に行ってきました。
クララ:茂木、洞窟の入り口にが、カコモンがいるでガンす!
茂木:カ、カコモンめーーー!!!!ふ、筆を持ってるぞーーーー!!!
カコモン:俺を倒したければ、このカコモンに答えよ。
「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の…」
この和歌をつくったのはダーレだ?
茂木:知ってるぞ!続きは「長々し夜を ひとりかも寝む」だろ?歌は覚えてるけど、作者は、分からない! …クララ!!
クララ:えっと確か、『万葉集』に歌をかなり残してる人だった気がする!
茂木:あの、有名な『万葉集』!?
クララ:あとは…歌聖(うたのひじり)って言われてて、三十六歌仙の一人だった気がするです!
茂木:『万葉集』!歌聖!三十六歌仙の1人!?分かったぞ!「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の」この和歌をつくったのは……
「柿本人麻呂」!!!
カコモン:うう、正解だ……
茂木:やっほーい!カコモンを倒したぞー!!
クララ:やっほーい!あ、茂木!宝箱ガンす!
茂木:開けよう!!!よし!「柿本人麻呂の書」を手に入れた!
柿本人麻呂。
歌聖と呼ばれた、歌人。三十六歌仙の1人でもあり、あの有名な和歌集『万葉集』に、その和歌の多くが残されている。
今日は、「柿本人麻呂」のカコモンを倒して、勇者・茂木しっかりと受験経験値を積みました!
明日も洞窟を探検にいってカコモンと戦ってきます!
…また明日!!