フローラ王女は魂をカコモンに売り、魔法で姉のクララを妖精にしたことが分かりました。
しかたなくフローラを倒したら…まさかフローラの姿が消えていくなんて…!
茂木:あー!カコモンが来たーーー!!!!
カコモン:俺を倒したければこのカコモンに答えなさい!
「童話『マッチ売りの少女』を書いたのはダーレ?♪」
茂木 :『マッチ売りの少女』!? …クララ! 誰だっけ!?
クララ:はいの!確かデンマークの作家で、『即興詩人』を書いた人だった気がするでガンす!!
茂木:『即興詩人』!? よけいに分からないよ!
クララ:あと『みにくいアヒルの子』を書いた人だった気がするでガンす!
茂木:それを先に言ってよ!『みにくいアヒルの子』!?分かったぞ!童話『マッチ売りの少女』を書いたのは……
「アンデルセン」!!!
カコモン:うう、正解……
茂木:カコモンを倒したぞ!!
クララ:茂木、宝箱でガンす!
茂木:「アンデルセンの書」だ!!
デンマークの作家アンデルセン。
彼の『童話集』には、『マッチ売りの少女』、『人魚姫』、『みにくいアヒルの子』などが収められている。
日本人にも、親しみ深い童話を数多く残した、全世界に知られる大作家、である。
フローラ:…クラランスお姉様、魔法で姿を変えてしまって、ごめんなさい。
クララ:フローランス、私、あなたのこと、恨んでないわ!一つだけ教えてほしい。私が、伝説のカコモンを倒す力を、持ってるってどういうこと?
フローラ:それは…お姉様が封印の書の継承者なの。