ものすごくかわいい村長の娘を取り返すために、今、ドラゴンのボスと必死に戦ってまーす!!!
クララ:村長の娘さんが無事よかったでガンすね!
茂木:かわいすぎる…。こうなったらドラゴンを倒してやる!
カコモン:バカめ!あの娘はやらん!俺を倒したければこのカコモンに答えよ!
「『好色一代男』を書いたのはダーレだ?」
茂木:『好色一代男』?…んークララ?
クララ:はいの!確か『日本永代蔵』も書いた気がするでガンす!
茂木:『日本永代蔵』?…は、聞いたことあるけど…。
クララ:あとは!『世間胸算用』も書いた気がするでガンす!
茂木:…ああ分かったぞ!『好色一代男』を書いたのは……
「井原西鶴」!!!
カコモン:正解………だが、まだ倒れんぞ!
茂木:まだ倒せないか!
クララ:茂木!宝箱はもらえたでガンす!
茂木:「井原西鶴の書」だ!!
井原西鶴。
江戸時代、町人の生活を主に書き、代表作、『日本永代蔵』『世間胸算用』『好色一代男』は、のちの文学に大きな影響を与えた作品たちである。
茂木:そ、村長の娘さん、無事ですかー!?
リリー:ぶ、無事ですー!
茂木:あの、あなたは、今………独身ですかー!?
クララ:茂木!こんな時に何を聞いてるでガンすか!!