一緒に旅をしているリリーのお姉さん。つまりこの洞窟のボスが現れたんですがもうかわいくて美しくて!倒したくないんです!どうしよう!
リリー:茂木さん!姉を倒しましょう!
姉さん:リリー、私を倒せると思ってるの? このカコモンに答えないとね!
「『みだれ髪』を書いたのはダーレ!?」
茂木:か、簡単だ…
リリー:その方は、明星派の代表的な女流歌人です!
茂木:知ってるけど…
リリー:あとは弟へ思って詠んだ「君死にたまふことなかれ」が有名なんです!『みだれ髪』を書いたのは???茂木さん!お願い!
茂木:うううううう……うぐぐ『みだれ髪』を書いたのは
「与謝野晶子」!!!
姉さん:正解……………でも、まだまだよ。
茂木:よかったー正解した。
リリー:茂木さんそれでいいのよ!宝箱よ!
茂木:「与謝野晶子の書」だ!!
与謝野晶子。
明治・大正・昭和時代の歌人。
歌集『みだれ髪』が官能的で、注目をあび、近代短歌に力を注いだ。
日露戦争に行く弟を思ってよんだ、「君死にたまふことなかれ」の詩はあまりにも有名である。
茂木:リリーはきっと僕のことが好きだけど、お姉さんもキレイだなー。
リリー:茂木さん!私の目を見て。
茂木:うっ!リリー、そんな目で見つめられたら……うほうっ、ウ、ウインクきた!ふーーーーはーーーーーうはぁーーーお!