伝説カコモンの元右腕だったルシファーと戦ってようやく仲間になったんですが、なんと彼も伝説のカコモンに、リベンジしたいみたいで…
しかも……
茂木:試練って何をするんだいルシファー??
ルシファー:茂木、クララ、ドラゴンソード、それぞれ、大切な人と戦ってもらうよ
茂木:ええ…??
ルシファー:まずは茂木から!
母さん:茂木、私を倒すために、このカコモンに答えなさい。
「『オデュッセイア』の作者とされているのはダーレ?」
茂木:母さん!なぜ母さんが?ここにいるの?
クララ:茂木、確か、古代ギリシャの詩人だった気がする。
茂木:古代ギリシャの詩人って…ってそんなヒントもらっても…
クララ:あとは、『イリアス』の作者だった気がする!
茂木:『イリアス』!分かったけど!分かったけど…でも…うう、『オデュッセイア』の作者とされているのは……母さんいくよー!!
「ホメロス」!!!
母さん:正解。茂木、気にしないで。
茂木:母さーーーーーーーーん!!
クララ:茂木!宝箱!
茂木:「ホメロスの書」だ!!
ホメロス。
古代ギリシャの詩人。後世の世界文学に大きな影響をあたえた、『オデュッセイア』の作者といわれている人物、である。
茂木:母さん!ルシファー!ひどいじゃないか!
ルシファー:これは、試練だからね。伝説のカコモンは心の弱さにつけ込むから。
茂木:母さん、ごめんよ。
ルシファー:次は、クララだね。
クララ:私も?
ルシファー:王様が、もうきてるよ。
クララ:お父様!