ギモーンを倒すための武器、本物のドラゴンソードは手に入りました。だけどこの武器しゃべるんです。
Dソード:よう主。早くギモーンを倒そうぜ〜。
茂木:ドラゴンソード、分かってるよ!だけどもう少し、村長に情報収集を…ってわー!カコモン!
カコモン:えっへん!わたしを倒したければこのカコモンに答えてよね!
「『雀の子そこのけそこのけお馬が通る』を詠んだ人物はだーれ?」
茂木:そこのけそこのけ…聞いたことあるんだけど…。
クララ:確か、今の長野県に生まれて、江戸で奉公生活を送りながら、俳句を作っていた人だった気がするでガンす!
茂木:長野県?
クララ:あとは『おらが春』や『七番日記』なども作った気がするガンす!
茂木:『おらが春』…分かったぞ!
「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」と詠んだのは……「小林一茶」!!!
カコモン:正解だよー………
茂木:やっと倒した!
クララ:茂木!宝箱でガンす!
茂木:「小林一茶の書」だ!!
小林一茶。
江戸時代後期の俳人。生涯を通して不遇であったものの童心をを失わず、生活派の俳人としては異彩を放ち続けた。
『おらが春』や『七番日記』などの句文集を残した人物、である。
茂木:村長!ギモーンを倒すには、ドラゴンソードがあれば大丈夫なんですよね?
Dソード:オレだけで十分だろ?
茂木:ドラゴンソード、お前はだまってろよ。
村長:ギモーンはまやかしを使ってくるはずだ。本物のギモーンを見破るには「ノトーの鏡」が必要になる。それは、大魔法使いのまやかしを破る、鏡。
茂木:まやかし?ノトーの鏡?それって、どこにあるんですか…???