その銀の鍵を守っているのは、多分、私の姉です。
茂木:リリーのお姉さんなら間違いなく美人だよな…うわっ…カコモンだ!早速美人のカコモン…?
リリー:姉さんではありません!
カコモン:私を倒したければ、このカコモンに答えてくださいな。
「『源氏物語』を書いたのはダーレ?」
茂木:『源氏物語』は知っているけど…クララ!
クララ:はいの!一条天皇の中宮・彰子に仕えた人のような気がするガンす!
茂木:そ、それと?
クララ:あとは、清少納言のライバルと言われた女性作家の気がするガンす!
茂木:ああ!分かった分かった!『源氏物語』を書いたのは……
「紫式部」!!!
カコモン:もう!正解………
茂木:倒した!
クララ:宝箱でガンす!
茂木:「紫式部の書」だ!!
紫式部。
平安時代の女流作家。
代表作『源氏物語は』当時の様子、貴族の生活を描いた資料としてだけでなく、物語としての評価も高く、世界文学の古典、日本の長編小説の古典として、大きな意義を持った作品である。
茂木:この美女だらけの洞窟、うっとりしちゃって会話にならない!リリーのお姉さんはもっともっと美人なのかな?
リリー:そう、姉は美人です。だから大魔法使いギモーンは、私の姉に任せ銀の鍵はずっと守られました。
茂木:え?リリーのお姉さん、大魔法使いギモーンとも知り合いなの!?
リリー:…はい。