学校が始まって生まれた悩み。登校してみてどうだった?

生放送教室 2020.6.15 月曜日

SCHOOL OF LOCK!

今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!


SCHOOL OF LOCK! 今夜の授業テーマは… 学校が始まって生まれた悩み!!! 学校が再開したために生まれた悩みをさかた校長&こもり教頭が聞いていきました。


初めに電話をつないだのは、今日から学校給食が始まったという RN:キャロカエル。コロナの影響で給食のおかずの数と量も(お残し防止のため)以前より減ってしまったという。育ち盛りの学生からしたら全然足りず、、。今日はおかわりを2回もしてしまったけど毎回これだとさすがに恥ずかしいのでどうすればいいのか悩んでいる。と、可愛い悩みを打ち明けてくれました。


続いて電話をした RN:お仕事は推し事 は、ちょっと好きだなって思っていた後輩と休校中にインスタを介して仲良くなったけど、いざ学校が始まったら何て話しかけたらいいのか分からないという。校長&教頭からは「(後輩に話しかけに)行こう!」とアドバイス!


RN:れみあ の悩みは、出席番号の奇数と偶数に分かれての分散登校をしていた時に仲良くなった友達(偶数同士)が、分散が解除され元のクラスに戻った時に元々仲良かった(奇数の)友達の元に戻ってしまったということ。今の状況だからこそ同じような書き込みや共感する声がRN:れみあ に多く寄せられました。


そしてラストに繋いだ RN:草食系ウォーカーは中2の時に周りの期待に応えようと頑張りすぎた結果、プレッシャーに押しつぶされてしまい不登校になってしまったという。中3になってその状況を抜け出そうと6月から再び学校に登校し始めたけど休みが長かったため友達の作り方が分からなくなってしまいクラスで一人ぼっちになっているのでこの状況をどうすれば打開できるのか悩んでいると話をしてくれました。


誰かに話しかけるってめちゃめちゃ勇気がいるけど(学生なら尚更!)一歩踏み出せたらきっと少し楽になるからその一歩を頑張ってみて欲しいなと今日の授業を聞いてて個人的に思いました。悩んでいる生徒のみんなが明日少しでも踏み出せますように( ˘ω˘ )!!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2020年06月22日(月)PM 10:00 まで

学校が始まって生まれた悩み。登校してみてどうだった?


SCHOOL OF LOCK!


『 おめでとうよりもありがとう 』

6月13日は、こもり教頭の25歳の誕生日でした!!

教頭!お誕生日おめでとうございます!!
逆電をさせてもらった時、私が学校に行く事が不安と言ったら優しく寄り添ってくれて、不安も和らぐことができました!
教頭は一人一人に対して真剣に向き合ってくれるところなどいっぱい、いいところがあります!!
それをもっと知れるようこれからもスクールオブロックを毎日聴きます!!
これからも頑張ってください!!

教頭大好きです♡
ウミモト
女性/14歳/神奈川県
2020-06-13 08:44


こもり教頭「ありがとうございます!」


6月13日!!
こもり教頭お誕生日おめでとうございます!!!
教頭や応援部顧問として、いつもまっすぐに生徒と向き合って下さってありがとうございます!!!こもり教頭の言葉や笑い声でいつも沢山元気や勇気をもらっています!!ありがとうございます!
恋バナの授業の時のさかた校長とのこもり教頭の会話が特に好きです!笑
ずっと応援しています!素敵な一年になりますように!!!!
桜のあめだま
女性/16歳/東京都
2020-06-13 21:36


こもり教頭「ありがとうございます。ほとんど会話してないんだよな(笑)」


こもり教頭、お誕生日おめでとうございます!
正直4月1日の授業が始まる前はめちゃくちゃ不安でした。でも始まった瞬間、こもり教頭は今までのSCHOOL OF LOCK!の雰囲気を保ちつつ、こもり教頭らしさで私たちを楽しませてくれて、不安は一気になくなりめちゃくちゃわくわくしました!コロナで毎日どうなるかわからないなかで毎日声を届けてくれてありがとうございます!
良い一年にしてください!
Ryo(りょう)
女性/13歳/愛知県
2020-06-13 00:28


こもり教頭「ありがとうございます!
掲示板を見ても、『おめでとうございます!』と書き込みを書いてくれてる生徒たちが多くて、始まって2か月で、こんなにもたくさんの方に祝っていただけるんだ、っていうのと…。
ちょっとネガティブなことが続いた今じゃないですか。でもネガティブなことが多くても、やっぱり面白いもんで、自分の誕生日が来ると"嬉しい”っていう気持ちがあったりとか、"この世の中でも捨てたもんじゃないな”って思う。自分が“おめでとう”っていろんな人に祝ってもらえたら嬉しいし、すごい身近にこういう嬉しいこととか大切なことってあるんだな、っていうのをすごく感じる誕生日でした。
改めて、今年の誕生日は、だからこそいろんな現場でいろんな人が祝ってくれるんですよ。俺、“おめでとうございます”って言われるの、申し訳なくなっちゃって苦手なの」

さかた校長「そう」

こもり教頭「こういうのも嬉しいんだけど、恥ずかしくてムリだわぁ」

さかた校長「じゃあ、僕からは、教頭に“25歳、誕生日おめでとう”よりも、“生まれてきてくれて、ありがとう”…!」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「…の割には、薄いですよね? この人、連絡くれなかったの」

さかた校長「いやいや! ちょっと!(笑) 俺は、あえて控えてた! このSCHOOL OF LOCK!でバンって言うために、ちょっととっといた!
あえて我慢しました…ありがとう!」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

こもり教頭「でも、25歳の、はちゃめちゃでワガママな僕ですけど、これからも引き続きよろしくお願いします!」

生徒のみんな、本当にたくさんの書き込みありがとう!


こもり教頭「さあ、生徒が集まってきました! SCHOOL OF LOCK! 本日も開校です!」

こもり教頭「起立! 礼!」

さかた校長・こもり教頭「叫べ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」


♪ HAPPY / BUMP OF CHICKEN


こもり教頭「生徒のみんな、曲中も書き込みをいっぱい書いてくれてありがとうございます! 今見ててそれだけで泣きそうになって、この後使い物にならなさそうなので、校長の“おめでとう”で、僕の25歳、素敵な第一歩を踏み出したいと思います!」

さかた校長「教頭! 誕生日、おめでとう!!!!

こもり教頭「ありがとうございます…!」

SCHOOL OF LOCK!



さて、我が校の『学校掲示板』には、こんな書き込みが届いている!

悩みというか、
学校ではクーラーがつくけど30分に1回は換気をしています!
クーラーついている意味あるの?と思うけどマスクもしてるのでめちゃくちゃ暑いです
こもりすずか
女性/17歳/福岡県
2020-06-15 20:15


さかた校長「マスク系が暑いという書き込みは、他にもいっぱい」

こもり教頭「日に日に暑くなってってますもんね」


楽し疲れた!
今日は初めてクラスの全員が集まっての1日だった!
朝からテンション上がりまくりでめっちゃ楽しかったけど、午後はみんな疲れてたなぁ。
フェンゴリさん
女性/15歳/兵庫県
2020-06-15 19:41


こもり教頭「クラス全員、ひとりひとりが集まった時のパワーってすごいですから」

さかた校長「いい疲れだよね」

SCHOOL OF LOCK!



さぁ、SCHOOL OF LOCK! 今夜の授業テーマは…!
『学校が始まって生まれた悩み』!!

さかた校長「学校が再開して悩みができてしまった、という生徒もいると思う!」

例えば…
「まだ友達がいない」
「部活の新入部員が入らなくて困ってる」
「一目惚れして、その人の前で緊張してしまって、話しかけられずに空回りしちゃってる」など。

こもり教頭「ひとりひとりに、それぞれの想いがあると思いますから、言えないことだったり、“自分だけかな?”と思ってしまう子もいるんじゃないかな」」

さかた校長「仲間に会えて嬉しいという子もいれば、中には、“もう学校に行くのが嫌になっちゃった”ってヤツもいるかもしれない」

こもり教頭「その気持ちって声にしづらい想いだと思うんで、そう感じちゃってる生徒もいるんじゃないかな」

今日は、そんな学校が始まって生まれた悩みを聞いていくぞ!

SCHOOL OF LOCK!


さぁ、本日一人目の逆電生徒は…。

キャロカエル 東京都 14歳 女性 中学2年生

RN キャロカエルは中学2年生!

こもり教頭「中2高2は当たって!?」

キャロカエル「砕けろ!!」

こもり教頭「突っ走れ!!!!」

キャロカエル「おーーー!!!」

こもり教頭「よく言ったーーー!!」

RN キャロカエルの学校は6月初めくらいから始まったのだそう。
始まってから2週間ほど経って、RN キャロカエルが感じている悩みとは…。

キャロカエル「今日から分散登校が終わって、男子と一緒に授業を受けたりしたんですけど、給食が少なくて…。今日から給食が始まって、感染拡大防止のためにひとりひとりの量が少ないんですけど、少なすぎて今日は2回おかわりしました」

さかた校長「(笑) 今日の給食はなに?」

キャロカエル「カレーでした!」

こもり教頭「オンリー?」

キャロカエル「オンリーです。カレーを2回おかわりしたんですけど、これでも足りなくて(笑)、家に帰って食パンを2枚食べました。
ここで問題なんですけど、これから先もおかわりしたいんですけど、女子なんで、こういうことが毎回起きてしまうと“あいつ大丈夫か”っていうのがあるので、ちょっとどうしたらいいかなって悩んでいます」

普通の給食ならば、カレーライスだけではなく付け合わせにサラダやスープなどがあるのだが、今日はカレーライスのみ。
RN キャロラインによると、去年度のカレーライスの量の半分くらいに感じたとのこと。

さかた校長「それは全然いいんじゃない? だって、食べ盛りのみんなだし、部活をやってる男子とかめちゃくちゃおかわりしてない?」

SCHOOL OF LOCK!


キャロカエル「それが、まったくと言うか。遠慮して食べないのか、感染が気になるのか、3分の1ぐらいカレーのルーが残ってました」

さかた校長「少なく作ってるのに残っちゃうんだ。他の女子もまったくおかわりしてないの?」

キャロカエル「元々食べる量が少ないのか何なのか、全然食べてなくて…(笑)」

さかた校長「その中で、キャロカエルだけ2杯おかわりしちゃったんだ」

キャロカエル「はい!(笑)」

こもり教頭「おかわりダメ?」

さかた校長「キャロカエルは女の子がいっぱい食べると恥ずかしいと思ってるかもしれないけど、いっぱい食べる人の方が全然可愛いんだけど」

キャロカエル「(笑)」

こもり教頭「恥ずかしいからおかわりできないの? それとも、周りの目が“あいつあんなに食べてるけど大丈夫かいな!?”って思われるからおかわりできないの?」

キャロカエル「小学校6年生の時も、普通に3杯ぐらいおかわりしてました(笑)」

さかた校長「ちょっと、2(杯)は見たことあるけど、3(杯)は、結構わんぱくな量いってるな」

キャロカエル「結構食べるんです。中1の時もおかわりしてたんで同じクラスだった人はわかるんですけど、クラス替えしちゃったんで、“あ、どうしようかな?”ってちょっと迷っちゃってます」

さかた校長「我慢しちゃって、その後の授業中にお腹が鳴る方が恥ずかしいだろ?」

キャロカエル「確かに」

こもり教頭「大丈夫だと思うけどね。この状況がずーっと続くと、さすがにちょっときついな、って思うところだよね」

キャロカエル「はい。5・6時間目があった時の腹持ちが…」

こもり教頭「それか、最初から“私絶対におかわりするんで、多めにしといてください”ってできないのかな?(笑)」

さかた校長「もう、なみなみついどきなよ。だって、せっかく作ってくれてるのに残っちゃう方がもったいないんだからね」

こもり教頭「最初から貰っちゃいなよ!」

さかた校長「給食って今しか食べられないぞ。思っている以上に気にしなくていいぞ」

キャロカエル「あ、そうなんですか」

さかた校長「俺と教頭は、少なからずいっぱい食べる子の方が好きだ」

キャロカエル「なんか嬉しい(笑)」

さかた校長「俺たちは、美味しそうに食べる顔が普通に好きだよ」

キャロカエル「よく、“美味しそうに食べるね”って言われます」

こもり教頭「いいことだ!」

さかた校長「キャロカエルが笑顔で食べれば。食べっぷりが気持ちいいほどになったら、全然いいと思う」

キャロカエル「じゃあ笑顔で(笑)」

さかた校長「笑顔でいっぱい食べなさい」

キャロカエル「はい! ありがとうございました!」

RN キャロカエル、話を聞かせてくれてありがとう! たくさん食べよう!


♪ あの素晴しい味をもう一度 / DJみそしるとMCごはん


給食
たくさん美味しそうに食べてる女子のほうがかわいいって思うで
上白糖3号
男性/14歳/静岡県
2020-06-15 22:25


さかた校長「そうなんだよ。男はみんなそう感じると思うけどね」

こもり教頭「いいと思うけどね。余らせちゃうよりかはね」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「美味しく食べて給食もなくなって、すべて解決する感じがする」

こもり教頭「確かにね(笑)」


続いて、悩みを打ち明けてくれる生徒はこちら!

お仕事は推し事 埼玉県 16歳 男性 高校2年生

RN お仕事は推し事は高校2年生! いくぞ!

こもり教頭「中2高2は、当たって!?」

お仕事は推し事「砕けろー!」

こもり教頭「突っ走れ!!!!」

お仕事は推し事「おーー!!」

こもり教頭「よく言った…!」

RN お仕事は推し事は、今日から通常登校だったのだそう。
久しぶりに始まった学校でできた悩みについて聞かせてもらうぞ。

お仕事は推し事「ちょっと好きだなって思ってた後輩とInstagramで仲良くなったんですけど、実際学校が始まったら、全然話せる気がしなくて、どうしたらいいですかね?」

さかた校長「これは完全に恋の悩みだな…」

こもり教頭「(笑)」

もともと可愛いなと思っていて、付き合えたらいいなという下心があって、休校中にその子のストーリーにDMを送ったと話すRN お仕事は推し事。
そのDMは今も1か月くらい続いているのだそう。
RN お仕事は推し事の学校は中高一貫校なので、中学校の頃から知っている、1つ下の後輩とのこと。

さかた校長「ずっと気になってて、やっと最近メッセージをやり取りするようになったってことか」

SCHOOL OF LOCK!


お仕事は推し事「2年前ぐらいから可愛いなとは思ってたんでちょっとはアクションを起こしてたんですけど、全然塩対応であしらわれてたんです。今回のDMでお笑いの話を振ったら、そこからレスポンスが早くなって、今いい感じです」

こもり教頭「じゃあ、何の悩みもなくない?」

お仕事は推し事「いや…(笑)」

さかた校長「直接はそんなに話せてないってこと?」

お仕事は推し事「そうですね。学校で何を話したらいいか全然わからなくて」

さかた校長「その子は1個下で学年違うけど、廊下ですれ違うことってあるの?」

お仕事は推し事「階が違うから全然すれ違わないです」

こもり教頭「それ聞きたかったんだよね! (その子は)上? 下?」

お仕事は推し事「上です」

こもり教頭「上の階は高1の階ってことか。そこに先輩が現れるのは、確かにきついな!」

さかた校長「何かあると思っちゃうけど。そういうのわかるんだよな」

こもり教頭「わかる! 大体高2がそのフロアにいたら周りはわかるもん! “うわ、あの先輩絶対…!”ってなるもん。確かに難しいな」

さかた校長「かと言って、後輩が来ることの方が難しいからな」

お仕事は推し事「そうですね」

さかた校長「その女の子は、お笑いでレスポンスが早くなったのって、お笑いが好きなの?」

お仕事は推し事「お笑いが好きって言うのは知ってたんです。自分も好きで、“四千頭身が好き?”みたいなことを聞いたら…」

さかた校長「四千頭身がふたりとも好きで、それで盛り上がったんだ」

こもり教頭「でもやり取りは続いてるわけだからなぁ。今日は学校終わってもうやり取りした?」

お仕事は推し事「はい、しました」

接点と言えば、中学校の頃の部活が一緒だったことなのだが、その当時は相手が塩対応だったそう。
そして高校に入ってからは、お互い別の部活に入っている(空手部と陸上部)ので会う機会もないとのこと。
そんな中でRN お仕事は推し事も頑張っているようで…。

お仕事は推し事「(お笑い)LIVEに一緒に行くことまではこじつけたんですけど、できればLIVEまでに告白して付き合いたいなと思っていて…」

こもり教頭「ちょっと待って、LIVEはいつ!?」

お仕事は推し事「具体的には決まってないんですけど、8月に行きたいですね」

こもり教頭「もう、高1のフロアに行こう!」

さかた校長「俺の知り合いのお笑い関連にお前が来たら、俺は権限を使ってでもうまいことするけどな」

さかた校長・こもり教頭・お仕事は推し事「(笑)」

こもり教頭「そうね。でも学校が始まったなら、ちょっと高1のフロアに会いに行こう。やっぱり押さなきゃ開かないから!」

お仕事は推し事「はい」

こもり教頭「恥ずかしいけど、それよりももっと大切な人がいるんだろ? 行こう!」

さかた校長「まずは、行って、挨拶をしてみよう! “うい!”ぐらいのね。そしたら、また全然温度が変わってくると思う。それを踏まえて、また夜にメッセージのやり取りをすればいいからな」

SCHOOL OF LOCK!


お仕事は推し事「はい!」

さかた校長「頑張って、勇気を出していけそう?」

お仕事は推し事「はい、頑張ります!」

こもり教頭「頑張って!」

さかた校長「勇気を出して、まずは挨拶で、向こうの塩対応を解くんだ!」

お仕事は推し事「はい!」

RN お仕事は推し事、話を聞かせてくれてありがとう! 頑張れ!!


♪ 君色ノート / Novelbright


共通点
おすすめの〇〇あるから貸すよ!ってフロア行くのどうですか??
腐ったパンダのカップケーキ
女性/17歳/愛知県
2020-06-15 22:39


さかた校長「いいやん! お笑いが好きなら、お笑い系のDVDだったり雑誌をね」

こもり教頭「そうね、貸し借り系はいいよ。“貸した”と“返す”っていう、最低2ラリーできるからね」

さかた校長「うん、いいね!」


さあ、まだまだ話を聞いていこう!

れみあ 愛知県 17歳 女性 高校3年生

RN れみあの学校は6月のはじめに始まり、最初はクラス半分ずつの分散登校だったのが徐々に戻ってきたそう。
そんなRN れみあの悩みとは…。

れみあ「分散登校で同じ時間帯に登校していた子と仲良くなれたんですけど、クラス全員が揃うと、私と仲良くなってくれた子には他の仲のいい友達がいて、私の居場所がなくなってしまったことです」

さかた校長「れみあの今は、全員集まってからは、友達グループはどんな感じなの?」

れみあ「私は偶数だったんですけど、偶数だった子とかはわりとしゃべりかけてくれたりすることはあります。でも、“この人とすごく仲がいい”っていうのがなくて、クラスでの立ち位置というか居場所がない、みたいな感じです」

こもり教頭「クラスでの居場所がないな、って思ってしまうあの感じ、なんなんだろうね? 例えがたい気持ちになるよな」

SCHOOL OF LOCK!


れみあ「はい」

さかた校長「偶数の子たちの中でも、れみあと話したりする子がいるわけじゃん。それはいいことと言うか、その友達と仲良くなってもいいしね。今まで仲良くしていた子が急にちょっとそっけなくなっちゃったっていうところで、不安になる気持ちはわかるけどもね。
思っている以上に、そんなに不安にならなくてもいいんだけど、やっぱりそこにいるれみあからしたら、“なんでなんだろう”ってなるかもしれない。
れみあから、奇数の子たちの方に行っちゃった友達のグループに話しかけてみる、みたいなことはできてないわけか」

れみあ「奇数の子との壁を感じてしまって、なかなか難しい感じですね」

さかた校長「れみあ的には、そのグループには入りたいの?」

れみあ「仲良くしたい気持ちはあります」

さかた校長「そうだよな。そもそも、しょうがないことなんだけど、この分散登校はコロナの関係で、通常ならふたつに分ける必要がなかったのに分けたのは学校の勝手だからね」

れみあ「はい」

RN れみあのクラスは全部で38人。つまり19人ずつの分散登校だった。

さかた校長「そのグループの子たちも、きっかけひとつな気はするんだよ」

れみあ「第一声、なんて話しかけたらいいのかが難しいです」

さかた校長「それこそ、挨拶でもいいぐらいだし。本当に些細なことだからね」

こもり教頭「俺の勝手な意見としては、学校生活の中での友達関係って、瞬発力なような気がするんだよね。だから、時間があいてしまえばあいてしまうほど入りづらくなる。
違和感とか、今れみあが感じてることってあると思うんだよ。“ずっと分散の時は仲良かったのに、みんな登校となったらあっち行っちゃったのか”みたいなのはあるんだけど、それよりも、“楽しくグループとしゃべりたい”っていう気持ちがあるんだったら、そこに瞬発力で入っていくっていうスピード感のようなものが、グループの中に入る突破口のような気がしなくはないな」

れみあ「はい」

さかた校長「その友達グループも、れみあと仲良くしたくないわけじゃないわけじゃないし、たぶん本当にちょっとしたきっかけ待ちだと思う。教頭が言ったように、それを待ってたら、気まずくなってどんどん言いづらくなっちゃうからね。
本当に挨拶だけでも全然いいと思うよ。それが勇気がいるんだけど、もともと仲良くしゃべってたわけだから、そこからはトントン拍子で行けると思う」

SCHOOL OF LOCK!


れみあ「はい!」

さかた校長「また明日も学校あるもんな。明日ね、朝、“おはよう”なり、“暑いね”なり、何だっていいから、軽くポンって言葉をかけたらすごくいい感じで転がっていく気がする」

れみあ「はい、頑張ります!」

さかた校長「俺たちも応援してるよ! 明日、頑張ってな!」

れみあ「ありがとうございます!」

こもり教頭「頑張って!」

RN れみあ、話を聞かせてくれてありがとう! 頑張ってね!


♪ Speaking / Mrs. GREEN APPLE


次に話を聞かせてくれるのは、こちら!

草食系ウォーカー 静岡県 15歳 男性 中学3年生

RN 草食系ウォーカーの学校が始まったのは、6月1日から。すでに6時限目まで授業があるのだそう。
そんな中、RN 草食系ウォーカーに生まれた悩みを聞いてみたぞ。

草食系ウォーカー「中2まで不登校だったんです。コロナもあって、4月から再スタートを切ろうとしたんですけど、6月から学校が始まって2週間経って、クラスの中でひとりぼっちになっちゃってるっていう状況です。もうグループの輪ができちゃって、その中に話しに行っても浮いてしまって何も話せずに、ちょっと笑って席に戻って本を読んで逃げてしまいます。
ひとりぼっちを打開する方法を、さかた校長とこもり教頭にお願いしたいなと思っています。」

こもり教頭「今、草食系ウォーカーが思った悩みを話してくれたけど、たぶん、今だけじゃない言葉にできない想いとかもあると思うから、俺たちと話してる中で思ったことだったり、疑問なことがあったら、何でもいいから声にできそうなら声にしてみて」

SCHOOL OF LOCK!


草食系ウォーカー「わかりました」

RN 草食系ウォーカーは、中学2年生の夏頃から不登校になっているのだそう。
勉強でいい順位だったことで、先輩や先生から褒められたことがプレッシャーとなり、潰れてしまったと話すRN 草食系ウォーカー。
ちなみに、所属している部活動は陸上部。長距離をやっていたとのこと。

さかた校長「陸上もやりつつ、勉強もやりつつで、成績良かったことで期待がかかってしまったんだね。部活やって、帰って、勉強して、ってことか。塾みたいなのは行ってなかったの?」

草食系ウォーカー「行ってました」

さかた校長「それは大変だよな。休みなかっただろ」

草食系ウォーカー「休みはなかったです。土日も睡眠とかで」

さかた校長「それはきついよ。だって、周りはみんな遊んでただろ。お前は圧倒的に頑張ってたわけだから、そりゃみんな言うよな。それは無茶になるよ。
そのプレッシャーは、ふとした時に急に来たの? それとも、積み重なってワーってなっちゃったの?」


草食系ウォーカー「積み重なった感じですね」

さかた校長「積み重なって、徐々に“もうしんどい”“もう学校嫌やな”ってなった感じか」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「そういうのって意外と“報われたな”っていう瞬間もなかっただろ」

草食系ウォーカー「そうですね…」

さかた校長「草食系ウォーカーが勉強を頑張ってて、テストの結果が出て自分が満足してたのか、それとも、友達・先輩・先生・親御さんだったり周りの人が褒めてくれたことが嬉しかったのか、どっちの方が嬉しかった?」

草食系ウォーカー「自分では満足してたんですけど、先生とかから“もっと上に行けるんじゃない?”っていう…」

こもり教頭「そのプレッシャーな。伸びしろを見られたような感じだとね、“やらなきゃな”ってなるもんね」

草食系ウォーカー「はい」

不登校になる前には、普通に友達とも話せていたそう。
しかし、新学年になりコロナ休校が明けて久しぶりに学校に行くことになったら、友達との会話で返事をすることすら気力がいるようになってしまったとのこと。
それで、ひとりで好きな本を読む方へつい逃避してしまうらしい。

こもり教頭「今言ってた、“話しかけられても受け身になっちゃうし、グループの中にいるよりもひとりで本を読んで逃げてしまう”って、その瞬間はつらいの? それとも、楽?」

草食系ウォーカー「楽な方もありますけど、つらいっていう方が大きいです。やっぱり前は楽しかったんで」

さかた校長「できたら、また友達と仲良くしゃべりたいか」

草食系ウォーカー「はい、しゃべりたいです」

3年になってクラス替えはあったけれど、行けなかった間にグループもできてしまっていて、RN 草食系ウォーカーが入る輪がなくなってしまっていたと感じているらしい。
その輪にどうやって戻ったらいいのかわからない、というのがRN 草食系ウォーカーの悩みだそう。

さかた校長「話しかけられて、上手く答えられないって言ってたけど、草食系ウォーカーから輪の中に入っていこう、っていうチャレンジはしたの?」

草食系ウォーカー「チャレンジしたんですけど、話が続かない。自分だけ話せなくて、ほぼ笑ってるだけみたいな感じになって、そのまま席に戻ってっちゃいます」

こもり教頭「昔、楽しくしゃべってた時は、何も感じずに楽しかったけど、今は“無理して笑っちゃってるな”って思うってこと?」

SCHOOL OF LOCK!


草食系ウォーカー「はい、そうですね」

さかた校長「草食系ウォーカーは小説とかが好きなんだよね。 他は、何か好きなものとかないの?」

草食系ウォーカー「そんなにないですね」

さかた校長「休み時間に本を読んでたら、周りが“本を読んでるし、集中してるし”って話しかけづらくなることもあると思う。でも、お前が本を好きなように、クラスの中には本を好きなヤツが絶対にいるからね。だから、好きなものをわざわざ嫌いにならなくてもいいと思う。
休み時間に好きな本を読んで全然いいんだよ。それがきっかけで、気が合う友達が増えてそこから話が増える可能性はあるし」

こもり教頭「教頭が思うことなんだけど…。“仲良くするのって、実は努力なんじゃないかな”って思うことがあるの。友達としゃべることとかも、自分が話したくないような話を楽しく話してる子の話を聞くこともあるし、逆に自分が話したいことを聞いてもらってる時もあるし。
だから、みんなと一緒にいるのって、みんな気づいてないだけど、みんなひとりひとりの努力があるから、そのグループっていうのが成り立ってるんだな、って感じてたことがあるの」

草食系ウォーカー「あぁ…」

こもり教頭「今の話を聞いた時に、草食系ウォーカーがすごく疲れちゃってるんじゃないかなって思う。今まで勉強だったりとか部活動を楽しくやってきた、全てのバロメーターの『頑張る』がMAXにいっちゃったから、心と体が疲れちゃってる。だから、笑ってることすらも、“ああ、俺頑張っちゃってるな”って思ってるんじゃないかなって思う」

草食系ウォーカー「言われてみれば、確かに」

こもり教頭「だからね、草食系ウォーカーが楽なことでいいんじゃないかなって思うわけ。さっきの話に戻るけど、友達と仲良くするって努力だと思うから、これが今つらいと思ってるんだったら、楽な方向へ逃げちゃっていいと思うわけ。
要は、自分が頭で話してて、笑ってて、つらくなったら、本に入ってもいい。本を読んでて周りからそう思われるのがつらいな、と思ったら、話に行けばいい。もしかしたら、勉強がもう一回助けてくれる日も来るかもな、って思った。授業を真面目にやってみたら、“意外と予習するの、楽かも!”という日が来るかもしれないしね。
全ての努力に疲れちゃってるから、“楽に逃げる”。『逃げる』って言い方って、意外と正義な瞬間もあると思うからね。そこの(『頑張る』という)バロメーターを少しずつ下げていく自分を作るっていうのも、俺は“無理しない”という方向で1個あるんじゃないかと思ったね」

SCHOOL OF LOCK!


草食系ウォーカー「確かにそうですね」

こもり教頭「草食系ウォーカーはもうアップアップになっちゃってるのよ。全部のバロメーターが、『頑張り・努力』がMAX値。だから、『努力値』を上げるんじゃなくて、その値を1回落ち着かせていくっていうこと」

草食系ウォーカー「下げていく」

こもり教頭「そう。そういう方法も。でも、俺はさっきの“友達と楽しく笑い合いたい”っていう気持ちって嘘じゃないと思うから、そっちに一生懸命になるのもアリだと思う」

草食系ウォーカー「はい、わかりました!」

こもり教頭「これだけが答えじゃないんだけどね」

さかた校長「草食系ウォーカーは、昔の明るく友達としゃべってた時の自分と、今の自分と比べちゃって、前がいいなって思うわけだよね。でも、そう思うかもしれないけど、お前が頑張りすぎてつらくなっちゃったっていう経験も踏まえた上で、手にしたものがあるのよ。
例えば、繊細に気づける気遣いだったり、人の気持ちがより優しくわかるようになったとは思う。絶対に手に入れたものはあるんだよ。だから、お前が昔のように戻りたいっていうのはあってもいいと思けど、そのまま戻らなくて、今持ってるお前の武器で、プラス前に進めた時は、また違う新しいお前になってるかもしれない。その変化は怖がらなくていい。
俺は、お前のつらさや悲しみを全部踏まえて、経て、新しく出会った自分だと思う。今笑ったりするのもつらいと思うけど、それはお前が頑張ってトライしているから、それすごいと思うよ」

草食系ウォーカー「ありがとうございます!」

さかた校長「頑張ってるのはお前だから、“ありがとう”は自分に言おう。
今までめっちゃ頑張ったから、もう一回“もういいっすわ!”ってなったら、『逃げる』っていう言葉を作り変えて、『休む』でもいい。お前の思ってる感情にふさわしい言葉を作ればいいだけだからね」

草食系ウォーカー「はい」

さかた校長「お前が本をそこまで好きだったら、本の良さを教えてあげたりしてね」

草食系ウォーカー「伝えてみるとか」

さかた校長「うん。伝えて新しい世界を教えてあげたりして、それで広がることもあるしさ」

草食系ウォーカー「確かに、それいいですね」

さかた校長「うん、いいと思うよ。だって、俺は高校の時にラジオを教えてもらったからね。その時のヤツと、トイレでこそこそ聴いてた。そいつとも、“あのラジオが面白かった”って今でも話すしね。それで広がることもあるから、お前が本当に好きなものを伝える時の熱量ってたぶん伝わるよ」

SCHOOL OF LOCK!


草食系ウォーカー「はい!」

さかた校長「でもね。自分を一番大事にしていいからさ。お前が最優先でいいんだよ。お前が考えて出した答えと言うか、気持ちが一番だからね。だから、無理しないでいいよ! 休む時に休んでな」

草食系ウォーカー「はい」


♪ 夜明けをくちずさめたら / 上白石萌音


本当にそうだと思う
頑張りすぎだよ。
大丈夫だよ。いつか草食系ウォーカーさんを理解してくれる人は直ぐにではないかもしれないけど、出てくると思います。周りに合わせるが全てでは無いとも思います。頑張らないは逃げじゃないです。またエンジンが復活しそうならまたかければいいと思います。
りーれな
女性/18歳/福島県
2020-06-15 23:45


SCHOOL OF LOCK!


私も。
私も過去に、いわゆるハブられるという経験をしました。教室に入ると、「うわきたきたきた」と言われ、女子からだけでなく、男子からも言われました。授業が終わると1人でトイレにこもって、始まる時間ギリギリに教室に入る。休み時間は私も図書室に逃げていました。教室で涙目になったり、今にも溢れそうな涙を堪えるのに必死な毎日でした。
親にも話せず、今まで明るく過ごしていた私には休む理由を付けることもできませんでした。誰にも話せず1人で抱える日々、辛かったです。消えてしまいたい。そう思いました。でも、自分を信じること、自分に打ち勝つこと、必ずいい事がある。そう信じて毎日登校してました。
結局私は保健室登校になり、教室には行けませんでしたが、是非自分に打ち勝って、頑張って欲しいです。
私は今高校でその経験を存分に生かして生活しています。必ずいい事がある。そう信じて頑張って欲しいです。
なぁーか
女性/17歳/千葉県
2020-06-15 23:37


みんな、たくさんの書き込みをありがとう!


今日の黒板



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『 きっと 』

さかた校長「草食系ウォーカーが色々思って友達と仲良くしゃべりたいって気持ちもあるし、だけど笑うのもつらいっていう気持ちもあって。色んな事があるけど、こんなに頑張ったお前が、それで辛いとは思ってほしくないし、思ってしまったとしてもこれを経験してすでに乗り越えてるし。お前が経験したっていうのは絶対に何かを手にしてるし、前に戻りたいっていう時よりも、絶対に手にしたものがある。だから自分で信じろ!目いっぱい褒めて信じろ!!」



♪ 僕たちの唄 / KALMA


SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校! 起立! 礼!

また明日〜〜〜〜〜〜!!!!




さかた校長の放送後記

きっと、お前ら大丈夫。絶対大丈夫だよ。


こもり教頭の放送後記

24歳でも25歳でも変わらなかった。
皆と向き合いたい。
笑いたい。

この後記の放送を聴く

聴取期限 2020年06月22日(月)PM 10:00 まで

Music 2020.06.15 PLAYLIST

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LINE MUSIC

学校再開「でもクラスに居場所がない…」10代の悩み

ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。6月15日(月)の放送では、「学校が始まって生まれた悩み」をテーマにお届けしました。6月から多くの学校が再開しましたが、それによって困っている10代のリスナーもいるようです。パーソナリティのさかた校長とこもり教頭が電話で相談を受けたなかから、高3の女性リスナーとのやり取りや他のリスナーの意見を紹介します。

Art 今日のFAXイラスト

SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!
SCHOOL OF LOCK!

Students 今日の生徒

東京都 14歳 女の子 キャロカエル
埼玉県 16歳 男の子 お仕事は推し事
愛知県 17歳 女の子 れみあ
静岡県 15歳 男の子 草食系ウォーカー

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聴取期限 2020年6月22日(月)PM 09:59 まで

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