BiSHのセントチヒロ・チッチ先生、アイナ・ジ・エンド先生が来校!
「今まで誰にも話していないこと。ずっと心に秘めていること」
生放送教室 2018.9.20 木曜日
『 まさに愛 』
とーやま校長「愛だよね! とんでもないどでかい愛を今日目の当たりにしたよね」
本日、我が校の世界の始まりと書いて世界始の講師、
SEKAI NO OWARIのDJ LOVE先生が、入籍を発表した!!!
あしざわ教頭「おめでとうございまーーーーす!!!」
とーやま校長「ビックリしたね!」
あしざわ教頭「生徒からもお祝いの書き込みが届いております!」
■ 結婚おめでとうございます!
LOVEさん結婚おめでとうございます!
学校の帰りに知って、本当に驚きました。
相手の女性の方もとても綺麗な方ですね!
「恋したい」と仰っていたLOVEさんが結婚されて、自分の事のように嬉しいです笑
末永くお幸せに!
ヒラモ
女性/14歳/兵庫県
2018-09-20 19:18
女性/14歳/兵庫県
2018-09-20 19:18
とーやま校長「なんなら、LOVE先生はずっとこじらせ続けて行くんだろうな、って思っていたけれど…(笑)」
あしざわ教頭「なんとなくそんな風な感じはありましたね(笑)」
とーやま校長「セカオワ先生は毎週金曜日にセカオワLOCKS!をお届けしてくれているけど、めでたいよね!
Saori先生もお子さんが生まれて、その直後にLOVE先生が結婚されるなんてね!」
あしざわ教頭「セカオワメンバーからさらに大きな家族へ、どんどん家族が増えていくじゃないですか。
LOVE先生の幸せな気持ちが音楽にも影響するでしょうし、今後のセカオワ先生の音楽にも期待しております! 幸せな一杯な今を楽しんで欲しいなと思ってます!」
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK!としても、セカオワ先生と出会ってもう8年以上になるんだよね。
俺が校長になって初めてのゲスト講師がSEKAI NO OWARI先生で、その時から比べたらセカオワ先生も大きくなっているし、
その中にあったLOVE先生の愛ももちろん大きくなっているわけで…。
”LOVE先生は入籍についてなんて言ってるんだろう?”って思ってLOVE先生のTwitterを開いたら、『野菜北極辛さ2倍チャーシュー』っていう、
蒙古タンメン中本食べたつぶやきが最新のつぶやきでした!」
あしざわ教頭「変わらないな〜(笑)」
とーやま校長「その激辛ラーメンを食べたつぶやきに対して、ファンのみんなが『おめでとうございます!』ってリプライしてて(笑)」
あしざわ教頭「ラーメン食べられたんですね。おめでとうございます! みたいになってる(笑)」
改めて! DJ LOVE先生、入籍おめでとうございます!!!
そして、今夜の生放送教室には、
ソロデビューシングル「夜王子と月の姫 / きえないで」をリリースした……
BiSHのセントチヒロ・チッチ先生、アイナ・ジ・エンド先生が来校ーーーーーーーーー!!!
とーやま校長「2ヶ月ぶりの来校なので、そんなに久しぶりという感じもしないんですけど、チッチ先生はこの2ヶ月元気にしてました?」
チッチ先生「はい! めちゃめちゃめちゃ元気でした!」
あしざわ教頭「めちゃが多い!」
チッチ先生「夏フェス期間だったので色んなところに行って楽しかったです!」
とーやま校長「アイナ先生はこの2ヶ月楽しかったですか?」
アイナ先生「はい。虫を初めて触ったりして楽しかったです!」
とーやま校長「今まで触ったことがなかったんですか?」
アイナ先生「はい。リンリンに虫の触り方を教えてもらって」
とーやま校長「どこでなんの虫を触ったんですか?」
アイナ先生「ロッキン(ROCK IN JAPAN FESTIVAL)の待ち時間で、コオロギに似た虫がいて。本当はゴキブリだったんですけど…」
チッチ先生「それ本当ヤバイ!」
あしざわ教頭「初めて触った虫がゴキブリだったんですか!?」
アイナ先生「はい…(笑)」
とーやま校長「ひたちなかで何してるんですか! というか、それを教えるリンリン先生も何してるんですか!(笑)」
そんなセントチヒロ・チッチ先生とアイナ・ジ・エンド先生ですが、
今回はBiSHから、ではなく、ソロとして来てもらっています。
とーやま校長「まずは、ソロデビューシングルのリリースおめでとうございます!」
チッチ先生・アイナ先生「ありがとうございます!」
とーやま校長「2曲ともSCHOOL OF LOCK!で初オンエアを生徒と一緒に聴かせていただきまして」
チッチ先生「ありがとうございます。本当に嬉しかったです!」
とーやま校長「最初はまず、チッチ先生のGOING STEADYと銀杏BOYZのカバー『夜王子と月の姫』をかけさせてもらって。
何回も聴いているうちに、あの曲をこの世の中で一番好きな人が歌っているな、って思ったんです。
あの曲が好きな人って世の中にたくさんいるけれど、一番の人が先頭に立って歌っているって感じました」
チッチ先生「良かった! その日の放送もずっとリアルタイムに聴いてて、二人の感想とかがすごく嬉しくてちょっと泣きそうになってました」
とーやま校長「銀杏BOYZを背負うって相当じゃないですか」
チッチ先生「相当な覚悟がいりました」
とーやま校長「実際にリリースされて、今の気持ちはいかがですか?」
チッチ先生「(『夜王子と月の姫』を歌うと)決めた時には私がこの曲を一番好きになって、一番自信を持って歌いたかったので今もその気持ちは一番あります」
とーやま校長「リーガルリリーとの共演も嬉しかったです。だって、はたから見たら4人組バンドみたいな感じだったじゃないですか」
チッチ先生「すごく楽しかったです!」
とーやま校長「そして、アイナ先生の楽曲『きえないで』。これが初めて自身で作詞作曲をした楽曲なんですよね。ということは、BiSHに入る前?」
アイナ先生「そうですね。18歳のときなのでBiSHに入る前ですね」
とーやま校長「この曲もすごく良い曲ですよね!」
あしざわ教頭「聴いていて、すごく心がヒリヒリしたんです。一人の部屋で歌っているような情景が浮かんで、すごく素敵な曲でした」
アイナ先生「ありがとうございます!」
とーやま校長「MVも、最初から最後まで部屋の中から出ないですもんね」
アイナ先生「そうですね。本当は外に出る予定だったんですけど、部屋の撮影中に監督が『部屋で完璧に撮れたからもう大丈夫』ってことで部屋から出なくなりました」
とーやま校長「MVの振り付けもアイナ先生自身がやられたんですか?」
アイナ先生「はい。MASHっていう友達と一緒に作ったんですけど、現場に入ると監督がいろんな雑貨を置いてくれてて。
その雑貨がすごい良くて全部使おうと思って、ほぼアドリブでディスカッションしながら作らせてもらいました」
とーやま校長「あの曲と言葉だからこそ、あの動きになってるなって思うし、あの動きがあるからこそ、この言葉とメロディーになってるな、って思いました!」
アイナ先生「ありがとうございます!」
そして、本日の授業テーマは、
「今まで誰にも話していないこと。ずっと心に秘めていること」
誰にも話したことはないけれど、ずっと誰かに聞いてもらいたかったことを教えて欲しい!
例えば…
「友達はたくさんいて明るく振る舞ってはいるけれど、孤独感がずっと消えません」
「あの日の後悔がずっと消えません。この辛い気持ちは誰にも言えていません」
など、今日はチッチ先生とアイナ先生に君の告白を聞いてもらうぞ!
誰にも話したことはないけれど、聞いてもらいたいことを学校掲示板もしくはメールで聞かせて欲しい!
そして2人のソロデビュー曲「夜王子と月の姫 / きえないで」の感想も待ってるぞ!!
10時台のスタートは、自分にあてた手紙をセントチヒロ・チッチ先生が読み上げてくれました。
拝啓 私様
あなたは何が見えていますか?
目に入るだけで足が進まなくなる人間。全てが楽しそうで可哀想に見える人間。優しいはずだった遠くの人間。
あなたの周りにはたくさんの人がいたけど、いろんな感情を教えてくれたのは音楽でした。
今、この時代に生きる私は、人間よりもそばに寄り添ってくれた音楽で誰かの生きる糧になりたいと思って歌っています。
あの日、私の人生を変えたスーパーヒーローは今も変わらずスーパーヒーローで、最高にロックです。
君が思う好きを大切にしてきて良かった。言葉にすること、飛び込んで見ること、表現してみること、全部を曲げずにやってきたからやりたいことを全力でやれています。
おばちゃんになっても、おばあちゃんになっても、好奇心と悔しさをパワーにして生きていくよ。どうか生きて、好きを力にしてください。
セントチヒロ・チッチ
♪ 夜王子と月の姫 / セントチヒロ・チッチ(BiSH)
とーやま校長「あのときのチッチ先生と、今のチッチ先生が待ち合わせしてたのかなぁ」
チッチ先生「待ち合わせしていたみたいな曲ができました」
とーやま校長「2人のチッチ先生が、この曲の中でようやく出会えたところを見れた気がします」
チッチ先生「良かった!」
とーやま校長「ここからまた、未来のチッチ先生にも会うだろうし、今のチッチ先生が未来のチッチ先生に色んなものを持っていくだろうし…。そうなったら良いですよね」
アイナ先生「うん。チッチがチッチであり続けるのは、すごくカッコいいですね。チッチもヒーローなんだなって思いました」
アイナ先生のメッセージは、後半にお届けしていきます。
さぁセントチヒロ・チッチ先生、アイナ・ジ・エンド先生を迎えて送る、
今夜の授業テーマは…!
「今まで誰にも話していないこと。ずっと心に秘めていること」
とーやま校長「もしもし!」
メーガン警備員 福島県 18歳 女性 高校3年生
メーガン警備員「もしもし!」
とーやま校長「メーガン警備員も、誰かに話そうと思っても話せてないことってある?」
メーガン警備員「あります」
とーやま校長「ちょっと聞かせてもらっても大丈夫かな?」
メーガン警備員「はい。今、高校3年生なので、卒業の準備が始まっていて。
色んな行事にカメラマンとかが入ったりして写真を撮ったりするときに、仲の良い友達とかと撮るっていうのがお決まりだと思うんですけど、その時に”友達ってなんなんだろう?”って思うことがあって。
今までいろんな友達に会って、友達も増えてきているけど、これまでの友達との付き合い方を思い返すと、
ただ会話を楽しむだけだったり、お互いに楽しさを提供しているだけで、自分の本当の悩みだったり不安に感じていることを話せてないな、って思ったんです」
いつも一緒にいるけれど、それって本当に友達って言えるのかな、と思ってしまい、
誰かといる時の方がかえって”私って一人なのかな…”と、孤独を感じてしまうことがあるのだそう。
とーやま校長「みんなが楽しそうにしている中、自分が無音の中にいるんじゃないか、って思うときあるよね」
メーガン警備員「あります。親とか家族だったら何を言うまでもなく自分の親であって、親にとっては私のことは娘であって…。
そういう関係性が確立されてると思うんですけど、友達ってすごい概念が難しくて。
一緒に何かするのが友達っていう人もいたり、悩みを告白できる人が友達っていう人もいると思うんですけど、
友達ってどういうものなのかな、と思ってちょっと分からなくなってます」
とーやま校長「そのことを友達に聞いてみるのも躊躇(ちゅうちょ)しないですか?」
チッチ先生「すごく躊躇するし、私は友達に言い出せないなって思った」
とーやま校長「そういう思いを伝えたことで、『私は友達だと思って接してきたけど、そうじゃないって思ってるの?』って捉えられたらどうしよう、とか考えてしまいますよね」
チッチ先生「怖いよね…」
とーやま校長「アイナ先生はこういう感覚ってありますか?」
アイナ先生「私も高校3年生のときに全く同じこと考えていて。私は学校にあまり行けなくなった時もあったので、私も同じだよ、ってまず寄り添いたいです。
吐き出してくれたことがすごい嬉しいなって思います」
とーやま校長「アイナ先生が高校3年生のときは、同じようなことを思ってそこからどういう心持ちでいたんですか?」
アイナ先生「学校に行かないってなったときに、唯一一人だけ家に来てくれてた子がいて。
その子の事を信じてみようかな、っていう気持ちから始めました。今でもその友達は仲がいいんですけど、本当にダメになったときに手を差し伸べてくれる人、寄り添ってくれる人が高校3年生の私にとって友達でした」
とーやま校長「ということは、今はメーガン警備員がこれからずっと深く付き合っていく友達と出会うタイミングだったりするんじゃないかな」
アイナ先生「そうかも」
とーやま校長「チッチ先生は、友達というものってどういうものだと思いますか?」
チッチ先生「私は小・中といじめられたりしてたから、高校はそういう人と関わらないためにめっちゃ勉強して。
その人たちが絶対来ないような学校に入って、『ここから心機一転、高校生活楽しむぞ!』って思ってたけど、やっぱり人を信用できなかったり、裏切られるかも…って考えちゃって、
すごく仲良くしてくれてる人はいたけど、メーガン警備員ちゃんが言っていたことを私は3年間ずっと思っていたんだ。
結局、私に一番寄り添ってくれたものは音楽だったんです。それが今につながってるので、自分にとって人間じゃなくても寄り添えるものができたらいいのかなって思います」
とーやま校長「メーガン警備員は、アイナ先生とチッチ先生の話を聞いて、友達でも音楽でも、本や映画でも……何か頭に浮かんだものってあった?」
メーガン警備員「ありました。寄り添えるものが人間だけじゃないっていうチッチ先生の言葉にハッとして。
私も音楽があったから、孤独を感じることを紛らわせることが出来たので、それでいいのかなって思いました」
♪ 夜王子と月の姫 / GOING STEADY
とーやま校長「俺も未だにメーガン警備員のようなことを考えることがあって。でも、俺の中では明確に決めるんじゃなくて、あいつ友達だなって思えたらそれでいいかな、とも思うんです」
あしざわ教頭「会いたくなったときに、その人の顔が浮かぶかどうか。とかね」
とーやま校長「人によっていろんな捉え方があると思うけど、(チッチ先生とアイナ先生と話したことで)メーガン警備員の中のモヤモヤしたものが少し晴れた気がしました」
チッチ先生「そう思ってくれたら嬉しい!」
そして、SCHOOL OF LOCK! 放送部では、
チッチ先生とアイナ先生が大好きというRN からのおすしの声を届けました!
RN からのおすしが歌う『夜王子と月の姫』に、チッチ先生もアイナ先生も大感激!!
さらに、11時からお届けしているバトルクイズ SCHOOL 4ORCEのコーナーでは、
沖縄県立浦添高等学校のRN 清掃員がクイズに挑戦!
ラジオネームから分かるとおり、RN 清掃員は、BiSH先生の大ファン!
緊張しながらも一生懸命クイズに挑んでいました。よく頑張ったね!
RN 清掃員がSCHOOL 4ORCEに挑戦しているのを見守っているチッチ先生
そして、11時台はアイナ・ジ・エンド先生の手紙からスタートです。
「『きえないで』と私」
東京に出てきて初めて友達ができました。その子が大好きで、東京にもひとつ居場所ができたって思いました。
ある日の夜中、その友達からの電話。「お母さんが死んだ」いつものヘラヘラしてる声がかすれてきて、泣いていることに気づきました。
長い沈黙の後、その子は『きえないで』歌って。って言いました。
私は震えて、怖くなって、歌えませんでした。何で友達が辛いとき何もできなかったんだろう。何年も後悔していました。
計り知れないほど怖かっただろうに、私よりずっと震えていただろうに、今その友達が生きてくれてることが本当にありがたいです。
もう誰かが辛い時、必ず寄り添いたい。勇気をもってこの曲を届けさせてください。
アイナ・ジ・エンド『きえないで』
♪ きえないで / アイナ・ジ・エンド(BiSH)
とーやま校長「アイナ先生の中に生まれた恐怖の気持ちがあったわけじゃないですか。
その気持ちに負けることもあっただろうけど、そこに打ち勝ってくれたから、この『きえないで』という曲を生み落してくれたんだなって思って聴いてました」
アイナ先生「ありがとうございます」
とーやま校長「アイナ先生の友達も、他のみんなも、この曲に出会えて良かったって思ってるんじゃないかなぁ」
アイナ先生「届いていたら嬉しいです!」
とーやま校長「改めて、すごい曲ですね!」
■ 消えないで
アイナ先生の曲を初めて聴いて、よくわからないけど、涙が出てきた。
もも栗
女性/17歳/愛知県
2018-09-20 23:33
女性/17歳/愛知県
2018-09-20 23:33
アイナ先生「ありがとうございます! そういう言葉が一番嬉しい気持ちになります!」
そして、今夜の授業テーマは、
「今まで誰にも話していないこと。ずっと心に秘めていること」
■ 忘れてないのに
私の母は中1の時に胃がんで亡くなりました。すごく大好きだったしいなくなってほしくなかったです。今ゆっても意味ないけど。忘れたことないのに、家に一緒に住んでるおばさんとかおばーちゃんにお母さんの命日忘れとんのーとかもうどうでもいいやろとか言われてすごく辛い。忘れてないし会いたいのになんでそんな事言われるのか意味わからなくて。こんな事誰にも言えなくて辛いです。
ちゃんななくまさん
女性/16歳/三重県
2018-09-20 14:12
女性/16歳/三重県
2018-09-20 14:12
とーやま校長「まず、こうやって誰にも言えてなかったことを言ってくれてありがとう。この書き込みをするのにすごい勇気がいったと思う。
もしかしたら、おばさんやおばあちゃんも、ちゃんななくまさんの背中を叩くつもりで言ったのかもしれない。だけど、辛いって思うちゃんななくまさんの気持ちも間違ってないよ。
でも、『今言っても意味ないけど』って言ってるけど、そんなことないと俺は思うな」
チッチ先生「うん。思ってくれることが嬉しいと思う」
とーやま校長「アイナ先生も、ちゃんななくまさんに言葉を届けてくれようとしてくれているけど、自分の中で言葉が巡っている状態じゃないですか」
アイナ先生「そうですね…。もう、抱きしめてあげたいです。ちゃんななくまさんの気持ちに寄り添うには言葉とかいらないですよね。ギューしてあげたい!」
あしざわ教頭「僕も母親が亡くなってますけど、心の中でたまに会話してるから、今でもお母さんと話を出来ると思うな」
とーやま校長「最近は何の話した?」
あしざわ教頭「最近は、ちょっと寝不足なんだよね〜みたいな話をしましたね(笑)」
そして、本日最後に逆電したのは…
ヒロカジ 千葉県 16歳 女性 高校2年生
とーやま校長「ヒロカジは、今高校何年生?」
ヒロカジ「高校2年です!」
あしざわ教頭「中2高2は……フリーーーーダーーーム!!!!」
ヒロカジ「フリーダーム!」
あしざわ教頭「ナイスフリーダム!」
とーやま校長「ヒロカジは、アイナ先生とチッチ先生のことが好きなんだね!
『夜王子と月の姫 / きえないで』は買った?」
ヒロカジ「買いました! チッチ先生の『夜王子と月の姫』は、ライブのときもまっすぐ歌っていて、チッチってやっぱり強いんだなあって思いました」
チッチ先生「嬉しい! ありがとう!」
ヒロカジ「アイナ先生の『きえないで』は、サウンドクラウドにある時から聴いていて。
改めてリリースされた曲を聴いたら全然違う曲みたいで、すごく進化していて鳥肌が立ちました。アイナ先生が頑張ってきたのがこんな風に形になって現れるんだな、と思ったら涙が出ました」
アイナ先生「ありがとう!」
そんなRN ヒロカジが、誰にも話したことがないこととは…
ヒロカジ「母に愛されてないって感じてしまうことがあって、それが誰にも言えません」
とーやま校長「どういうときにそう思う?」
ヒロカジ「初めてそう思ったのが小学校3年生のときで。
その時は弟がすごくやんちゃな時期で、弟にも手がかかるし、お兄ちゃんは無口だからお母さんは構いたくなるし…。
でも私は自分から話すし、あまり手がかからなかったから、放って置かれている気になってしまって」
とーやま校長「小学校3年生なんて物心がつき始める頃だし、そう思ってしまったんだろうね」
チッチ先生「あれ…? って思ったのかな」
とーやま校長「そこから頻繁にこういう思いをしてきたの?」
ヒロカジ「ずっとではないんですけど、今でも親とぶつかったり、食い違ったりするときにその気持ちがパッと出てきます」
とーやま校長「例えば、最近そう思うことって何かあった?」
ヒロカジ「最近だと、私がアルバイトの帰りはいつもお母さんが同じ時間に迎えに来てくれるんですけど、その日は多分忘れてたみたいで迎えに来てなくて。
でも、私の携帯の充電も切れちゃって連絡する手段がなくて歩いて帰ったんです」
家に着く頃にはかなり遅い時間になってしまったのだけど、お母さんは心配しているような態度ではなかったのだそう。
ヒロカジ「携帯の充電が切れちゃってって言ったら、『それは自業自得じゃない?』って言われて…。
もしこれが弟とか兄だったらもっと違う対応だったのかな、とか嫌なことを考えちゃって」
あしざわ教頭「弟やお兄ちゃんと比べちゃうんだね」
アイナ先生「めっちゃ気持ち分かります! 私も3才年下の妹がいたから物心ついた頃に親が妹で手一杯になってて、構ってもらえないなっていう気持ちが強かったです。
で、幼少期の時の寂しい気持ちが消えないまま大人になっちゃったんだ。でも、ある日ママに『寂しい! 妹ばっかじゃん!』って言ってみたんですよ。
そしたら、『あんたはそうやって言うけど、実は私は何回もあんたを助けてきたんや。あんたは私がおらんかったら、今生きてるかわからへんで!』って言われて。
木からよく落ちるし、鉄棒から落ちそうな時も私が拾ったし…って(笑)
冗談ぽいけど、愛のある深い言葉で話してくれて、私が向き合ったからママも向き合ってくれたんだって思ったんです」
アイナ先生「それと同時に『(寂しいって)言ってくれへんかったら私もその気持ち知らんかった』って言われて。
それを聞いて、”ママも寂しいのかも”って思ったのね。ママも一人の人間だから、娘からの好きっていう言葉はすごい嬉しいと思うし、
『好きだよ。寂しいよ』っていう気持ちをヒロカジちゃんから伝えてあげることで距離が縮まるかもしれない。
ちょっと勇気がいるけど、本当は愛してくれているから大丈夫だよ!」
ヒロカジ「お母さんが私のことをちゃんと好きでいてくれてることも分かってるんですけど、
お母さんに愛されてないって感じてしまうことは私の悪いところだと思うし、お母さんにそれを言ったらお母さんが傷つくんじゃないかな、とか思って…」
アイナ先生「同じ気持ちなんじゃないかな。お母さんもお母さんで娘の気持ちが汲み取れない時もあるかもしれないから、お互いちょっとずつ寄り添ってみたらいいかもしれないね」
ヒロカジ「はい!」
とーやま校長「いきなり伝えるのは難しいし、そういうことでもないですもんね」
アイナ先生「そうですね。少しずつ、少しずつ…」
あしざわ教頭「愛されてないって思っているってことは、お母さんのことがめっちゃ好きってことだもんね」
アイナ先生「恥ずかしいですけど伝えて欲しいですね」
とーやま校長「でも、アイナ先生は勇気出して伝えてるんですもんね」
アイナ先生「そうですね。言ってみたら孤独がちょっとだけ晴れたりしたから、頑張って言ってみるといいと思う。
『好きだよ』っていう言葉には、お母さんは絶対傷つかないと思うから!」
とーやま校長「今まで誰にも言えなかった気持ちだけど、その気持ちを初めて伝えるべきなのは、その中心にいるお母さんかもしれないですね」
アイナ先生「うんうん!」
とーやま校長「話を聞いてみて、ヒロカジはどう思った?」
ヒロカジ「小学校6年生の時に友達のお母さんに一回だけ言ったことがあったんですけど、それから高校2年になるまで誰にも言えなくて…。
ここでみんなに聞いてもらって、アイナ先生からも言葉をもらえたし、言ってよかったなって思います」
とーやま校長「俺たちも同じ気持ちですよね」
アイナ先生・チッチ先生「同じ気持ち!」
とーやま校長「ヒロカジ、ありがとう!」
ヒロカジ「ありがとうございます!」
そして、本日も黒板の時間になってしまいました。
今日は、セントチヒロ・チッチ先生とアイナ・ジ・エンド先生それぞれに黒板を書いてもらいました。
まずは、アイナ・ジ・エンド先生の黒板から。
『 くるむ 』
アイナ先生「今日はいろんな話をしてくれた方がいたんですけど、寂しいとか孤独って結局愛が足りないと思うからそう思ってしまうのかなと思って。
みんなでみんなをくるんであげて、大きな愛で包んであげれば、ちょっとずつ満たされていくのかな、と思いました。みんなでくるみあえたらいいな!」
続いて、セントチヒロ・チッチ先生の黒板。
『 “好き”が自分の手を引く 』
チッチ先生「好きっていうのにはいろんな種類があると思うんですけど、私は自分の好きなものをずっと好きでい続けることで、今やりたいことやれてるし、
好きっていう気持ちを伝えることができたら新しい何かが起こるかもしれないな、って思ったのでこう書きました!」
♪ Life is beautiful / BiSH
とーやま校長「アイナ先生とチッチ先生の言葉。そして、『Life is beautiful』という曲。胸がいっぱいすぎます!
生徒のみんなも同じ気持ちだと思いますし、思うこともたくさんあったと思う。その気持ちを胸に、明日からも楽しくやっていきたいな!」
チッチ先生「楽しくやっていきたい!」
とーやま校長「今、お二人は楽しいですか?」
チッチ先生「楽しい!」
アイナ先生「私も胸がいっぱいです!!」
とーやま校長「また遊びに来てくださいね! 俺たちはもちろん、生徒のみんなも楽しみに待っているので! 今日は本当にどうもありがとうございました!」
チッチ先生・アイナ先生「ありがとうございました!」
とーやま校長「これからもSCHOOL OF LOCK!共々、BiSHをよろしくお願いします!」
チッチ先生「よっしゃ〜!」
あしざわ教頭「起立! 礼!!」
とーやま校長・あしざわ教頭・チッチ先生・アイナ先生「また明日〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
【FAXイラスト】
RN ネコ丸
RN くろいNAMIDA
RN ハムカツ御膳
RN ももとりまかろに
RN ももとりまかろに
RN えリンギあいすくりん
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【逆電リスナー】
メーガン警備員 福島県 18歳 女性
ヒロカジ 千葉県 16歳 女性
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【本日の放送部員】
からのおすし 岩手県 14歳 女性
⇒radikoタイムフリーで聴く!
⇒放送部についてくわしくは【 コチラ 】
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【オンエアリスト】
22:04 NON TiE-UP / BiSH
22:23 サイレントマジョリティー / 欅坂46
22:33 夜王子と月の姫 / セントチヒロ・チッチ(BiSH)
22:50 夜王子と月の姫 / GOING STEADY
23:12 新宝島 / サカナクション
23:20 ボイル / サカナクション
23:28 きえないで / アイナ・ジ・エンド(BiSH)
23:49 Life is beautiful / BiSH
23:52 PAiNT it BLACK / BiSH
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チッチ先生もアイナ先生も心でしゃべってくれるから好き。そして頼もしい。
校長のとーやま
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みんなの心と会話しているような2時間でした。チッチ先生、アイナ先生、本当に本当にありがとうございました!
教頭のあしざわ
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