脳科学者の茂木健一郎先生が来校!「脳力アップ!受験生なんでも相談室」!
生放送教室 2018.9.17 月曜日
『 やんわりと、それでも強く 』
RN あづきまめ、こと、あーたろ。
あーたろは、8月30日の生放送教室で「新学期、どうしても学校に行きたくない」という生徒に話を聞いていった日に、逆電をつないだ生徒。
学校が始まってから1週間、ずっと学校を休んでいたあーたろに、
「自分のペースを乱すことなく、自分と相談していこう!」という話をして、
校長の希望も込めて、「学校へ行ってらっしゃい!」 と送り出していました。
■ 学校行けた!!!!!
2週間前逆電もらったあーたろです。
あの日、自分のペースでいいって言ってもらえたけど、やっぱり休んだら悪いことがいっぱいあった
家族には、「気持ち悪い学校ぐらい行けよ」とか
「ここまで来て退学はありえない」とか傷つくこと沢山言われて喧嘩して泣いたりした
そして何よりも誰とも話さずに1人で部屋にいたら、この先どう生きていこうとか、死にたいとか考えたりしてしまった
でも毎日SOLを聴いてたら、そんなこと忘れて鳥虫獣マンとかで声出して笑ってた
今日学校行けたよ!!!
教室入るの怖すぎたし、まぁ相変わらず1人だったし、友達と仲良く話したりしたいなぁとか、あー辛いなと思ったけどさ、
逆電もらった時の校長と教頭の言葉を思い出したら大丈夫だった。
今自分の前に壁が何個もある
今までの自分だったら確実に逃げてたけど、1つ1つ潰してく
来週は1日も休まずに行けたらいいな
行けたら報告する
もっと強くなる!!!
いつも、校長、教頭、職員さん、生徒のみんなありがとう
あづきまめ
女性/18歳/大阪府
2018-09-14 16:08
女性/18歳/大阪府
2018-09-14 16:08
とーやま校長「16時8分。学校終わって、すぐに報告してくれたんだんだろうな。
あの時も『自分のペース』とは言ったんだけど、別に急ぐ必要もないしね。
"やんわりと"自分の空気、自分の流れを作って、そこに乗っかっていけばいいと思う。
それでもやっぱり力をグッと込めないとならない瞬間はあって。
常に力を入れていたらしんどいし、身体も悲鳴をあげやすいと思うから、力を抜くところはやんわりと抜いて、
『ここに一歩踏み入れないといけないんだ』という時だけ、グッと力を入れればいいんじゃないかな。
それが、あーたろのペースだと思う」
あしざわ教頭「一歩超えたんだから、次もいける!」
<生徒が集まって来る音>
あしざわ教頭「さあ、今日も生徒が集まってきました!
SCHOOL OF LOCK! 今週も開校です‼︎」
あしざわ教頭「…起立!」
とーやま校長「さらに、あーたろの書き込みの続き。
『学校に行けた帰り道にOfficial髭男dismの『コーヒーとシロップ』を
聴いて歩いてたらなんか知らぬ間に笑顔になってた
音楽って凄いなと思ったよ
受験が終わったら、絶対ライブ行くって決めた!』」
あしざわ教頭「礼‼︎」
とーやま校長・あしざわ教頭「叫べ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
♪ コーヒーとシロップ / Official髭男dism
とーやま校長「あーたろ、今日も聴いた?
髭男先生、先日も『未確認フェスティバル』でお会いしたけど、音楽に関してのことや、生徒のことを思った瞬間にめちゃめちゃ熱い言葉になって。
もしかしたらあーたろはまだ髭男先生に会ったことがないかもしれないけど、
俺は、もうこれで(あーたろは)『髭男先生と会った』と同じだと思うし、
これからも髭男先生を頼りにして(心の中で髭男先生と)会い続けていけば、自分のやりたいことが向こうから近づいてくると思う」
あしざわ教頭「行けなかった学校に行けたってことは、"行きたいところにだって、いつでも行ける"ってことだぞ!
気合い入れて、頑張れよ!」
とーやま校長「これから受験もあるわけだしね!
ちょっとテストがヤバいらしいけど…。
応援部の顧問としても、ちょっと言っておいた方がいいんじゃないの?」
あしざわ教頭「あーたろ、お前に超えられない壁はない!!!」
RN あーたろ、頑張れ! また、報告待ってます!
とーやま校長「突然だけど、ここで俺、とーやまから生徒のみんなにお知らせがあります!
大分(九州)、そして京都(関西)の生徒のみんな! よく聞いてくれ!」
あしざわ教頭「急に何なんでしょうか?」
とーやま校長「教頭、『未来授業』って知ってる?」
あしざわ教頭「TOKYO FMでやってる番組ですよね。JFN38局でもオンエアしてる。
毎年、大きなイベントとかもやってますよね?」
とーやま校長「そう!
『FM Festival 未来授業』では、過去には演出家の宮本亜門先生とか、
映画プロデューサー川村元気先生とかが、
大学生に向けた"未来の授業"を届けていたイベント!」
今年も、『FM Festival 未来授業』の開催が決定しました!
このイベントは大学生に向けた授業で、これまで大学生しか参加できませんでしたが…。
とーやま校長「今回、中高生の進路を選ぶ手助けになればと、
『中高生シート』を設けることが決定!!!」
<歓声>
昨年、参加してくれた大学生から『こんな刺激的な授業は、進路選択前に出会いたかった』という声が多かったことから、今回は中高生シートを設けることになったんだそう!
とーやま校長「そんな『FM Festival 未来授業』!
今から開催日、開催地、ゲスト、そしてMCを発表したいと思います!」
あしざわ教頭「なんだか力入りすぎじゃない? めちゃくちゃ壮大な曲が流れてますけど!」
とーやま校長「10月20日土曜日、大分会場!
講師は…プロ車椅子ランナー、廣道純(ひろみちじゅん)先生!
そして、ファシリテイターは……とーやま校長!」
あしざわ教頭「とーやま校長? ファシリテイターとは?」
とーやま校長「翌日、10月21日、日曜日、京都会場!
講師は…ABBALab(アバラボ) 代表取締役、小笠原治先生!
そしてファシリテイターは……とーやま校長!」
あしざわ教頭「とーやま校長? ファシリテイター?」
とーやま校長「そして、11月14日水曜日、東京会場!
講師は…建築家、隈研吾(くまけんご)先生!
そして…サカナクション、山口一郎先生!」
あしざわ教頭「一郎先生! すごいコラボじゃないですか!」
とーやま校長「さらに…複雑系・人工生命研究者、池上高志先生!
そして…水曜日のカンパネラ、コムアイ先生!」
あしざわ教頭「コムアイ先生まで! すごい豪華じゃないですか!」
とーやま校長「そして総合司会は…脳科学者、茂木健一郎先生!
そして! 俺…校長のとーやまです!」
あしざわ教頭「自分のところ、なんで格好つけちゃうの?」
とーやま校長「俺が、茂木健一郎先生と一緒に、総合司会をやらせてもらう!」
あしざわ教頭「すごいことですけど」
とーやま校長「サカナクションの一郎先生もいらっしゃるし、コムアイ先生もいてくれるから、
どんな話が聞けるのか、楽しみだね!」
あしざわ教頭「あの、ちょっとごめんなさい、大分と京都の、"ファシリテイター"って何ですか?」
とーやま校長「…知らない」
あしざわ教頭「知らないって言った! こんなに大きく言ってるのに、"知らない"!?」
とーやま校長「知らずテイター」
あしざわ教頭「その使い方も雑すぎて、大丈夫ですか?」
とーやま校長「やらせてもらってます!」
あしざわ教頭「意味がわかってないんだけど…」
とーやま校長「まあ、最近は、なかなかみんなの所に会いに行けなくて、大分と京都の生徒に会いに行けるのも嬉しいしね」
詳しくは、『FM Festival 未来授業』のサイトから確認して欲しい!
参加の応募もこちらから出来ます!
ちなみに一番早い締め切りは、10月5日の金曜日、大分会場!
無料なので、みんな、ぜひ、いますぐ応募してね!
とーやま校長「さぁ、俺からのお知らせは終了!
そして今夜の生放送教室にはこの方がいらっしゃいます!
俺と一緒に『FM Festival 未来授業』の総合司会を務めてくださる…!
脳科学者、茂木健一郎先生が初来校ーーー!」
あしざわ教頭「茂木健一郎先生は、元々、先々週の木曜日、この学校に来校予定でしたが、
改めて本日、登校していただくことになりました!」
茂木先生は、東京大学理学部、法学部を卒業されています。
さらに東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻課程を修了。
理学博士でもあります。
著書もたくさん出されていて、『脳を生かす勉強法』という、勉強にまつわる著書なども多数!!
とーやま校長「茂木先生はテレビにもたくさん出られているし、みんなも『あ、茂木先生来てくれるんだ!』ってなってると思うけど。
そんな茂木先生を迎えて送る今夜の授業テーマは…
『脳力アップ!受験生なんでも相談室』!!」
とーやま校長「受験本番まで、残りおよそ半年か。
『夏、ちょっと勉強してないっす』ってヤツもいるだろうし、このままの調子をさらに上げていきたいヤツもいるだろうし」
ということで、今日はSCHOOL OF LOCK! の全受験生に向けての2時間!
受験生のみんなから、質問や悩みを受け付けるぞ!!!
あしざわ教頭「茂木先生が脳科学の観点から、質問に答えてくれます!」
「記憶するのにいい時間ってあるんですか?」
「長く集中し続ける方法を教えてください!」
「好きな子のことばかり考えてしまって勉強できません! 受験生は恋愛しちゃダメですか?」
「いくら勉強してもずっと不安です。この不安ってどうしたら消えますか?」
…などなど、「聞きたいことがある!」という受験生の君は、質問や悩みを書き込んでくれ!
茂木健一郎先生がアドバイスしてくれるぞ!
みんなからの悩みは、
学校掲示板もしくはメールまで送って欲しい!
とーやま校長「今日も、授業、やっていくぞーーー!!!」
あしざわ教頭「誰に言ってるの?」
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK!がおくる10代限定の夏フェス『未確認フェスティバル』!
今年の未確認フェスの特別審査員・蔦谷好位置先生と、
蔦谷先生が急遽設けてくれた"個人賞"を受賞したメンバーで、スタジオに入ってセッションを行ったらしい!」
改めて、 “個人賞”を受賞したのは、
Bestギター: エルモア・スコッティーズの功刀源。
Bestベース: TRANS LUCENT LADY のかなは。
Bestドラム: The Shiawaseの山本真綺。
この3人です!
あしざわ教頭「ついに実現したんですね!」
しかも、セッションだけではなく、ある"レコーディング"も行ったとのこと。
さらに、その後に約束通り、みんなで焼肉を食べに行ったらしい!
この日レコーディングした音源、そして、気になる焼肉会の様子は後日、生放送授業で届けさせてもらう予定!
ひとまず蔦谷先生、本当にありがとうございました!!!
<「こーいちー!!!」>
蔦谷先生「夏、やらせてもらってます!」
一同笑い
とーやま校長「何回聞いてもサイコー(笑)」
あしざわ教頭「面白いな(笑)」
とーやま校長「さあ、今夜の生放送教室には…!
脳科学者、茂木健一郎先生ーーー!!!」
茂木先生「どうもどうも〜!」
とーやま校長・あしざわ教頭「よろしくお願いします!」
茂木先生「ここから見ただけで、スタッフ30人ぐらいいるもんな〜」
とーやま校長「いないじゃないですか(笑)」
あしざわ教頭「なんでウソをつくんですか(笑)」
とーやま校長「いや〜、すごい番組だなと思って、今日は嬉しいです」
とーやま校長「マジで、いつもいる常駐のスタッフ、3人ぐらいしかいないですから!」
一同笑い
茂木先生「でもね、中高生に絶大な人気がある番組に出れて嬉しいですよ」
とーやま校長「いやね、絶大な人気なんですよ」
あしざわ教頭「自分で言うの、それ!?」
茂木先生「"脳科学的"に絶大な人気です(笑)」
あしざわ教頭「どういうことなんでしょう、それは(笑)」
■ 受験生じゃないけど
いまテスト前なのに集中できなさすぎてマジ困ってるから茂木先生が救世主に思える
楽しみにしてます勉強しながら聴きます
弱化硝子の少年
女性/16歳/長野県
2018-09-17 17:36
女性/16歳/長野県
2018-09-17 17:36
茂木先生「もうね、無茶振りでやらないと。
"集中できない"っていうのは言い訳。今すぐやろう、今すぐ」
とーやま校長「ラジオはもう聴かなくていいってことですか?」
茂木先生「いや、ラジオを聴きながらやる。
聴きながらでも集中出来るんで」
とーやま校長「はい!」
茂木先生「みなさん、このSCHOOL OF LOCK!を聴きながら集中しよう!」
とーやま校長「ありがとうございます!」
あしざわ教頭「これは嬉しい言葉を!」
とーやま校長「茂木先生、年齢をお聞きしてもいいですか?」
茂木先生「俺? 55です」
とーやま校長「もちろん10代の頃もあったわけじゃないですか」
あしざわ教頭「そりゃあるでしょ!」
茂木先生「飛ばしたかも!」
あしざわ教頭「え!?」
茂木先生「ウソ(笑) あったあった」
とーやま校長「10代の時は、どういう学生だったんですか?」
茂木先生「コミュ障(コミュニケーション障害)」
あしざわ教頭「えー!」
茂木先生「人に会うのがちょっと苦手というか」
とーやま校長「中学、高校もそうだったんですか?」
茂木先生「うん、コミュ障」
とーやま校長「それ、自分なりに解決しようとしたんですか?」
茂木先生「え〜…。
あ、だから、みんな聞いて!
脳はね、自分が苦手なことも乗り越えて、得意に出来るよ。大丈夫!」
とーやま校長「"脳科学"の先生なわけじゃないですか。
"脳科学"ってどういうものか、聞いてもいいですか?」
茂木先生「もちろん。"脳を調べます"」
とーやま校長「脳を調べる」
茂木先生「心理学との違いは、"脳を調べます"。
最後は、ブツに落とす。"脳"という働き、そこに落とすのが我々の仕事なんで」
とーやま校長「はい」
あしざわ教頭「うーん」
茂木先生「何でも聞いて、今日は!」
とーやま校長「いつぐらいから、脳科学の勉強をされてるんですか?」
茂木先生「意外と…30歳ぐらいからじゃない?
それまでは物理学やってたんですよね」
とーやま校長「なぜ、そこから脳科学にシフトチェンジしようと思ったんですか?」
茂木先生「『これからは脳科学かな〜』と」
とーやま校長「…ちょっと、やらしい感じ…」
茂木先生「違う(笑) その時、(脳科学は)ぜんぜん流行ってないから。
とーやまさんだって、"なんでお笑いに入ったのか"って言ったら、なんでなんだっけ?
『これからはお笑いの時代だ』って思ったんでしょ?」
とーやま校長「…一理ある」
一同笑い
茂木先生「単純に、僕は脳科学が好きなんで」
あしざわ教頭「"脳のことを調べたい"っていうきっかけは何かあったんですか?」
茂木先生「だって、不思議じゃないですか? 脳って」
とーやま校長「本当にそうですよね!
例えば、どういうところが"不思議だな"って思ったんですか?」
茂木先生「"自分が自分である"ってわかる、とか。自己意識」
あしざわ教頭「たまに、寝て起きた時に、『自分だ』ってわかってるのってすごいなって思います」
茂木先生「でしょ!? それ、『メタ認知』って言うんだけど。
"自分が自分である"ってわかるっていうのは、いまだに(全てのメカニズムが)解かれてない」
とーやま校長「どういうこと?」
あしざわ教頭「例えば、寝て、起きて、その間に僕ら、寝ているわけじゃないですか。
その間(寝ている間)の記憶がないのに、起きた時に、"また(寝る前の)同じ自分だ"という確証を、なぜ持ってるんだろうなっていう」
茂木先生「酔っ払って寝た後とか、怪しくなるけどね」
あしざわ教頭「そういうのは、脳みそがわかってるってこと?」
茂木先生「まだ未解明ですね。意識が、睡眠の前後でどう繋がるのか。
これは未解明の謎です」
とーやま校長「さっきもおっしゃってましたけど、10代のみんなの脳みそもどんどん変わる」
茂木先生「もちろんですよ!」
とーやま校長「強い(笑)」
茂木先生「もう、本当に変わる。
IQ(知能指数)なんか、10代で10とか平気で変わっちゃうっていうのは、研究でわかってるんだよ。
10アップするヤツもいるし、逆に下がっちゃうヤツも(笑)」
とーやま校長「今日は、まさに10代の受験生のみんなに向けての授業をやっていこうと思ってますんで、よろしくお願いします!」
茂木先生「よろしくお願いします!」
とーやま校長「そしてですね、茂木先生。
先ほど発表させてもらったんですが、『FM Festival 未来授業』。
こちらも私も一緒に司会を努めさせていただこうと思いますんで」
茂木先生「とーやまさんがいるなら、俺は何もしなくていいや(笑)」
とーやま校長「何言ってんですか、やめてください(笑)
僕は何にもできないですよ!」
茂木先生「いやいや。でも、この『未来授業』、素晴らしいので、ぜひ聴いて欲しいな。
SCHOOL OF LOCK!の生徒にもね」
<⇒詳しくは『FM Festival 未来授業』のサイトからチェックしてね!>
さあ、茂木先生を迎えておくる今夜の授業は…『脳力アップ!受験生なんでも相談室』!!
とーやま校長「まさに"脳みその力"をこの短時間で…」
茂木先生「なんでも答えましょう!」
とーやま校長「いや〜!」
あしざわ教頭「これは嬉しい!」
茂木先生「本当に言いたいのは、『別に受験しなくてもいいぞ』。
"受験しない人は仲間外れ"だって思う必要はなくて。
だって、人生ってずっと学びの連続だから、受験はその一つじゃない?
受験って一つのきっかけに過ぎないので、『私、受験しないんだけど』でも別に構わないし。
だから、みんな聞いて。
要するに、"いかに学ぶか"っていうこと」
とーやま校長「ですよね。でも、そんな中でも受験はある」
茂木先生「まあ、受験はね、一つの試練だからね」
とーやま校長「受験生じゃなかったとしても、『こういう考え方をすれば、自分の考えって変わるんだ』っていうお話も出てくると思うので」
茂木先生「そうです」
■ 違い
好きな教科はどれだけでも勉強出来てどれだけでも覚えれるのに嫌いな教科はやる気すら出ない。
この違いってなんですか?
6月の紫陽花
女性/16歳/山口県
2018-09-17 13:42
女性/16歳/山口県
2018-09-17 13:42
茂木先生「嫌いな教科は、実は、それをマスターすれば脳が何倍も喜ぶから。
すごいチャンスなんだよね」
とーやま校長「"脳が喜ぶ"?」
茂木先生「例えば、落語家の人なんか、子供の頃は喋るのが下手だったんだけど、
それを乗り越えたらもう"プロの話術"になっちゃったって人も、よくいるから。
だから、チャンスなんだよ。
苦手教科、やってみて!
その時、絶対にやっちゃいけないのは、『人と比較すること』。
"自分が進歩する"んだったら、それでいいんですよ。
自分が進歩したのが、人と比較してまだ足りなくても、"自分が進歩した"ってところに喜びを感じたら、
自転車と同じで、最初の漕ぎ出しは難しいけど、どんどんスピードがついて、いつの間にか他の人を抜いちゃうかもよ。
ちょっと試して欲しい」
とーやま校長「嫌いな教科だからこそ」
茂木先生「やって欲しい。チャンス!」
とーやま校長「すげー答えが出たな!」
あしざわ教頭「しかも、めっちゃすごいスピードで出ましたね!」
とーやま校長「…からの!
…もしもし!」
???「もしもし!」
君の夢は僕の夢 岐阜県 15歳 男性 中学3年
とーやま校長「もちろん受験生だもんね」
君の夢は僕の夢「はい」
とーやま校長「勉強はもう始めてるの?」
君の夢は僕の夢「はい。夏休みぐらいから」
茂木先生「頑張れ!」
とーやま校長「今のところ、調子はどう?」
君の夢は僕の夢「いやー、ちょっと…」
とーやま校長「じゃあ、ここを茂木先生に聞きたいんじゃない?」
茂木先生「何がいけないの?」
君の夢は僕の夢「勉強と恋愛を両立させる方法を知りたいんですけど」
あしざわ教頭「うわっ!」
とーやま校長「茂木先生、これは(同じ悩みを抱えている生徒が)いっぱいいると思うんですけど…」
茂木先生「そうですね〜」
RN 君の夢は僕の夢は、今、夏期講習で知り合った子と付き合っている。
家で勉強している時にも彼女のことが頭から離れず、勉強に集中できないんだそう。
とーやま校長「彼女のこと、好きなんだもんな!」
君の夢は僕の夢「はい」
とーやま校長「すごい好きだな?」
君の夢は僕の夢「はい」
とーやま校長「どのぐらい好き?」
君の夢は僕の夢「…ちょっと例えられないです」
一同笑い
あしざわ教頭「めっちゃ好きじゃん!」
とーやま校長「自分なりに対策は考えたの?」
君の夢は僕の夢「考えました」
とーやま校長「何をやった?」
君の夢は僕の夢「音楽を聴く」
とーやま校長「で、彼女のことを考えずに紛らわす?」
君の夢は僕の夢「はい」
とーやま校長「どうだった?」
君の夢は僕の夢「意味ないっす」
一同笑い
あしざわ教頭「音楽聴いて、彼女のこと考えて、終わり(笑)」
とーやま校長「彼女と同じ高校が志望?」
君の夢は僕の夢「志望校も一緒です」
あしざわ教頭「うわー、これは受かりたいね! どうしてもな」
君の夢は僕の夢「今、向こうは学力的に問題ないんですけど、自分がヤバい状態なんで」
とーやま校長「なるほどね。
マジで勉強をやらないと、彼女と同じ学校に行けないってことね」
君の夢は僕の夢「はい」
とーやま校長「茂木先生、これはどうですか?
勉強と彼女、両立出来るのかどうか。脳科学的に…」
茂木先生「結論から言うと、両立できないね」
とーやま校長「ちょっと!」
あしざわ教頭「あら!!!!」
とーやま校長「茂木先生、茂木先生(笑)」
あしざわ教頭「まだ電話切るなよ!?」
茂木先生「あのさ、脳って、"感情"と"理性"に大きく分かれてるわけだ。
恋愛って感情じゃない。まあ、扁桃体とか、そういうところなんだよな。
で、勉強するのは大脳新皮質なんだけど、この2つを同時に働かせるのは、なかなか難しい。
だからね、もし君が余裕があって、切り替えられるんだったらいいんだけど、今、彼女のことを(勉強中に)考えちゃうわけだろ?」
君の夢は僕の夢「はい」
茂木先生「だから、とりあえずそこ(恋愛のこと)はシャットオフにするしかないんだよな…。
でもさ、恋愛を貫くためにも受からなきゃならないんだろ?」
君の夢は僕の夢「はい」
茂木先生「だったら、自分がやることってわからない? 論理的に考えたら。ロジック。
だって今、君は人生がかかってるんだから。
彼女もそうだけど、自分の行きたい高校に行けるかどうか」
君の夢は僕の夢「はい」
茂木先生「だから、別れろとかそういうことじゃなくて。
集中して欲しい、勉強に。『出来ない』っていうのは、嘘。出来る。
だってもし、今ゴジラが襲ってきたら、逃げるだろ?」
君の夢は僕の夢「はい」
茂木先生「ちょっと例えがわからないかもしれないけど(笑)
人生ってさ、命がかかってる時って、それに集中するじゃん? 今、そういう時なんじゃないかな」
君の夢は僕の夢「そうですね」
とーやま校長「例えばこのままだったとして、彼女と同じ学校に行けなくなる未来がやってくる可能性があるわけじゃないですか。
それって、ゴジラが襲ってきて、自分のもの、大好きなものがなくなるのと一緒で」
茂木先生「似てる。
あと、将棋の藤井聡太七段って、いるでしょ? あのクールな感じ、わかる? すごく"ロジックで攻めていく"みたいな。
今、君に必要なのはそこだよな。
だから、彼女と勉強のことを、ちゃんとロジックで切り分けるというか。
付き合うのをやめる必要はないし、仲良くしていいんだけど、『切り替えること』。
脳でいうと"尾状核"ってところで切り替えてるんだけど」
とーやま校長「尾状核」
茂木先生「切り替え、出来るよ!」
君の夢は僕の夢「はい」
茂木先生「彼女とデートした後、彼女に『さよなら!』って手を振った次の瞬間に、バーっと勉強に切り替えるってことが出来てるヤツ、います!
君も出来るはずだ!」
とーやま校長「ちなみに、切り替えるためには何をしたらいいとかってあるんですか?」
茂木先生「最初は切り替えられなくても、とにかく強制的に切り替えて。
それをやっていると筋トレと同じで"切り替える回路"が強くなっていきます」
とーやま校長「なるほどね」
あしざわ教頭「脳が覚えるってことなんですかね」
とーやま校長「じゃあ、最初は切り替えられなくて当然なんだ」
茂木先生「そうです!
最初は切り替えられなくて当然なんですけど、繰り返していると脳は慣れていくんで。
だから、トレーニングでも、いきなり、"おじいさんが来たら腕立て"とか。
マッスルコンフュージョンって言って、『外からの刺激で、このトレーニングをする』って決めてトレーニングする方法があるんですけど、
勉強もそうで、いきなり自分に無茶振りして集中するってことは、出来るのよ。
だから、彼にも出来るの。君、出来るんだよ」
とーやま校長「君の夢は僕の夢、今の話を聞いていて、どう?」
君の夢は僕の夢「ちょっと自分の考えが甘かったです」
茂木先生「だから、彼女と別れる必要はないんだよ? デートもしていいんだよ?
ただ、切り替えよう!」
君の夢は僕の夢「はい」
とーやま校長「応援してる! 頑張れ!」
茂木先生「頑張れよ!」
君の夢は僕の夢「はい!」
RN 君の夢は僕の夢、話を聞かせてくれてありがとう!
♪ Make my story / Lenny code fiction
とーやま校長「この歌のとおり、もう正解見つかったんじゃない?」
■ 茂木せんせー
なんというかキャラとか知識とか全部すごい!!
しかも説明わかりやすい!!!
生なコオロギ
男性/14歳/愛知県
2018-09-17 22:44k
男性/14歳/愛知県
2018-09-17 22:44k
茂木先生「ありがとう!」
とーやま校長「この後も、ぜひよろしくお願いします!」
茂木先生「頑張ります! みんなも頑張ろう!」
とーやま校長「恋をすると、音楽は、君だけのものになる」
あしざわ教頭「聞かせてください。君だけの、恋のうたを」
毎週月曜、11時8分過ぎからは「君恋Playlist」supported by KIRIN 午後の紅茶!
あしざわ教頭「生徒みんなの恋の話を、その時聴いていた、もしくは今も聴いている、恋のうたと一緒に紹介していきます」
今夜紹介するのは…
まゆ涼介 熊本県 18歳 女性
「1回聞いた時から、なんかとても好きな曲で
なんで好きなのかなと思っていました。
その時丁度、片思いをしていて、好きな人には彼女さんがいたんです。
絶対に叶うことの無い恋で、
聞いてるうちにこの曲はこの時の私の心情にぴったりというか、
そのままでした。
Bメロの『私を呼ぶ その声も虚しく キミの隣はいつもあの子の特等席』
っていう歌詞が胸にグサリと刺さってきました。
普通に、彼が私を呼ぶけど、きっとたくさんの女友達、
そして彼女さんには叶わないだって思うととても寂しくなりました。
今、片思いをしていて相手に彼氏さん又は彼女さんがいる方には
是非聞いてほしい曲です」
♪ オレンジサイダー / LiSA
引き続き、生徒みんなから恋の話、恋のうたを募集中!
紹介させてもらった生徒には、
KIRIN 午後の紅茶24本セットをプレゼント!
とーやま校長「聞かせてくれ! 君の恋のうた!」
さて、毎週月曜日は校長が顧問を務める【ドライ部】の動画更新日!
今週の動画は、とーやま校長が自分で「真剣に運転してる俺の横顔、カッコいい!」と思ったんだとか。
カッコよくて攻めてる校長の動画を、みんなもチェックして欲しい!
そして、ここで解禁情報!
来週月曜日、 My Hair is Bad先生の新曲『次回予告』を初オンエア!
楽しみに待っててね!
さぁ! 11時台も引き続き、茂木先生と『脳力アップ!受験生なんでも相談室』をお届けしていきます!
茂木先生「まだいるよ〜」
一同笑い
あしざわ教頭「まだいますよ〜(笑)」
とーやま校長「10時台も、『なるほど!』としか思えない言葉を、めちゃめちゃいただいておりまして」
茂木先生「いやいや、役に立てれば嬉しいんですけど、でもやっぱり、受験って不安だもんな〜」
とーやま校長「まあ、そうですよね」
茂木先生「この番組を聴いてると、"仲間がいる感じ"がして、みんなちょっと不安がおさまるんじゃないかな?」
とーやま校長「本当っすか?」
茂木先生「精神安定剤! 脳科学的な精神安定剤、『SCHOOL OF LOCK!』!」
とーやま校長「嬉しいっすね! ありがとうございます!」
茂木先生「(校長と教頭)お二人がポジティブなのが良くて。
お二人とも、落ち込んだりすることとかないんですか?」
とーやま校長・あしざわ教頭「全然ありますよ!」
茂木先生「でも、声を聴いてる限り、ポジティブなメッセージしか伝わってこないから、すごいな〜と思って」
とーやま校長「僕も(落ち込むことが)全然ありますし。
ただやっぱり、俺は校長なんでぇ! 生徒の前では絶対に出さないって決めてるんっすよ!」
茂木先生「偉いですね!」
あしざわ教頭「逆にダサいでしょ、その出し方!」
とーやま校長「教頭は?」
あしざわ教頭「落ち込む時、ありますよ!
でも、ラジオが始まると元気になりますね、ホントに」
茂木先生「さっき、打ち合わせの時ね、校長は『彼女が出来ない』って嘆いてましたよ」
とーやま校長「(笑)」
あしざわ教頭「ちょっと、打ち合わせで何ちゅう話をしてるんですか(笑)」
茂木先生「この放送があるから、デートが出来ないとか」
一同笑い
あしざわ教頭「愚痴じゃないですか!
校長先生! 聞きたくないですよ、そんな愚痴!」
とーやま校長「良く考えて、教頭。
毎日夜10時から授業してるってことは、平日、デート無理なんだから。
全て僕は捧げてるんですよ!」
茂木先生「青春を捧げてる!」
あしざわ教頭「愚痴んないでくれよ!」
茂木先生「でもそういうのを全然出さないで、ポジティブにやってるから(笑)」
あしざわ教頭「出ちゃってる! 結果いま、乗っちゃってますから(笑)」
茂木先生「失礼しました(笑)」
■ ほんとすごいな!
まじで今日の授業すごい!
1つめの嫌いな教科のアドバイスで嫌いな古典を頑張ろうと思ったし、2つめの両立の話もいかせるなって思った!早速実行してみます!
青リンゴとドロンパ
男性/18歳/東京都
2018-09-17 22:54
男性/18歳/東京都
2018-09-17 22:54
茂木先生「彼女いるんかい? 付き合ってるの?」
とーやま校長「え? いたらどうなんですか?」
茂木先生「なんか…いいな〜と思って」
一同笑い
茂木先生「僕は、大学デビューだったから。
…って、そんなこと言わなくていいわ!」
とーやま校長「中高の時は、好きな人とかいたんですか?」
茂木先生「え〜? …次いきましょうかね」
とーやま校長「いや、そこは聞きたいです!」
茂木先生「いたけど…」
とーやま校長「けど?」
茂木先生「コミュニケーション障害だったんで」
一同笑い
あしざわ教頭「ハッキリと言いましたね(笑)」
とーやま校長「なんかずりぃな。そこに逃げ込んでるんだよな」
■ 逆電ありがとうございました
彼女聞いてました笑
今度の実力テスト400点未満やったら
1日ハグ禁止って言われたので
切り替え大事にしてがんばります
ONとOFF!!!
君の夢は僕の夢
男性/15歳/岐阜県
2018-09-17 23:01
男性/15歳/岐阜県
2018-09-17 23:01
あしざわ教頭「どうですか? 言ってますよ」
茂木先生「彼女、いいね! "飴とムチ"って、脳科学の基本だから」
あしざわ教頭「そうなんですね」
茂木先生「だから上手くいったらご褒美もあるし、ダメだったらそれでいいです。
彼女は脳科学者になった方がいい(笑)」
あしざわ教頭「もう扱えてる! 素晴らしい」
とーやま校長「ただなー、毎日ハグはしてるってことだよな」
あしざわ教頭「いいじゃないですか、そこは」
とーやま校長「これ、どう思います?」
茂木先生「脳科学的に言うとな〜、
……ま、ほどほどにね!」
一同笑い
とーやま校長「基本的に、"ハグ"はいいんですか?」
茂木先生「もちろん!」
とーやま校長「好きな人とのハグは、どういう効果があるんですか?」
茂木先生「安全基地。セキュアベース。
だから、お母さんみたいなものだね」
とーやま校長・あしざわ教頭「あ〜〜〜」
茂木先生「おそらく、この中学3年生にとってはね。安全基地」
とーやま校長「"そこに帰る場所がある"、とか?」
茂木先生「そうそう、そういうこと! だから頑張れるという」
あしざわ教頭「『またここに来よう』って気持ちになれると」
とーやま校長「俺の安全基地、どこにあるんだろうな?」
茂木先生「ねえ」
あしざわ教頭「愚痴るんじゃないよ、校長」
さて、続いての悩める受験生は…。
とーやま校長「…もしもし!」
さくらのじゅもん。 福井県 17歳 女性 高校3年
とーやま校長「受験生。受験勉強も本格的に始まってる?」
さくらのじゅもん。「そうですね。一応、春から本格的にやり始めていますけど」
とーやま校長「…『けど』と来たね? じゃあ、これは茂木先生に聞くか!」
茂木先生「どうしたの?」
さくらのじゅもん。「成績が、最初はちょっと上がって嬉しかったんですけど、最近伸び悩んでいて。
結果も出なくて、それに対する親の反応とかで、ちょっと、色んなことで押しつぶされそうになっていて。
"どうしたら勝てるか"というか、"自分を律することが出来るか"ということを聞きたいです」
とーやま校長「だから、さくらのじゅもん。は、ちゃんと自分ではやってはいるんだよね」
さくらのじゅもん。「そうですね。前より、取り組もうって気持ちはあるし、取り組んでいる時間もあると思うんですけど、なかなか…」
とーやま校長「前より(勉強に)費やす時間は増えてるのか」
さくらのじゅもん。「増えてます」
とーやま校長「どれぐらい増えてる?」
さくらのじゅもん。「1〜2年生の頃にそこまで勉強しなかったっていうのはあるんですけど、今、平日は5時間ぐらい、土日は7〜8時間ぐらい」
あしざわ教頭「すごい!」
とーやま校長「志望校はもう決まってるの?」
さくらのじゅもん。「はい。2年生の途中ぐらいから"いいな"って思っていた所に、3年になっても"やっぱり行きたい"と思ったので、そこに決めてます」
とーやま校長「だから、目指す所も、はっきりビジョンもある」
茂木先生「偉いね!」
とーやま校長「これ以上なく条件が揃っているかもしれないけども、成績が伸びない?」
さくらのじゅもん。「そうですね。判定が、良くて"C"、悪いと"D"とかで。
どういう風に勉強したらいいのかとか、わからなくなってきて。
前に出来た問題が、久しぶりにやったら出来ないとか」
とーやま校長「じゃあ、メンタルとかも影響しているのかな」
さくらのじゅもん。「自分でも強くはないと思うんですけど…頑張ろうって」
とーやま校長「やってなくて成績が上がらないならそれはそうだけど、やっていて上がらないという不安と焦りはあるよね。
まず、茂木先生に聞いてみようか」
茂木先生「やることをやっているからね。
勉強をしていると、かえって自分の足りないところがわかってきて、一時的に不安になることってあるんですよ。
だから、勉強をしてない時よりも、勉強すると、"何をしなくちゃいけないかがわかってきて不安になる"ってことがよくある。
逆にそれは良いことなので、そこを突き抜けるとグンっと伸びるんだよ、っていうのがまず1点」
さくらのじゅもん。「ああ」
茂木先生「第2点はね、『成績の踊り場』みたいなものがあって、そこが、一番脳が伸びてるところなのよ。
本人は気付いてないけど。
ちょっと疲れたな〜って感じる所って、それでもコツコツと集中してやってると、そこを抜けた時の伸びがすごいんだよね」
とーやま校長「へえ〜」
茂木先生「だから、頑張ってやって欲しいんだよな。そんなに不安?」
さくらのじゅもん。「自分でも、"まだいけるかもしれない"とか…」
茂木先生「いけるよ!」
さくらのじゅもん。「"まだ伸びるかな"って思うんですけど、周りが伸びていったりとか」
茂木先生「あ〜、それで焦っちゃうんだな。人と比較するのは一番いけないことで」
さくらのじゅもん。「はい」
茂木先生「でね、最終的に、受験の本番の日に頑張ればいいわけで。
模試は(受験本番に)関係ないからね。参考にはなるけど。
だから、これから9月〜1月まであるから、毎日、集中してやってごらん。
集中して時間が経つのを忘れることを『フロー状態』って言って、その時に一番勉強の効率が上がるんですけど。
不安とかそういうのを忘れちゃうのが一番良いんです」
さくらのじゅもん。「ああ…」
茂木先生「くよくよ考えない!
君は、きっと色々くよくよ考えすぎちゃう人だと思うんだけど、とにかく、何もかも忘れて集中して。
あっと気付いたら3時間経ってた、とか、そういう勉強していたら、伸びるよ。
あとね、不安な時にやっていた勉強の時間って、絶対に裏切らないから。
やるだけのことはやってるんだから、大丈夫だよ」
さくらのじゅもん。「はい…」
とーやま校長「うん。茂木先生の言葉は、俺にはさくらのじゅもん。にとっての武器にしか見えなかったけど」
さくらのじゅもん。「(笑)」
茂木先生「とーやま校長に聞いてみようか。
とーやま校長だって、コントやる時に練習していったって自信しかないですよね?」
とーやま校長「確かに、昔は練習とかもどうしていいかわからなかったし、"セリフがちゃんと出てくるかな"とか、そういう不安が出ちゃって、実際、結果も出なかった。
でも今は、そういうこと(ちゃんと練習せずに結果も出ない)が恥ずかしいと思ってるから。
結果はどうあれ、やるだけやって、自分に言い聞かせる。
というか、それしか自分の自信にならないし」
茂木先生「『準備をちゃんとした』ってことだけだもんね」
とーやま校長「そうですね」
茂木先生「コントと受験は同じだよな」
さくらのじゅもん。「(笑)」
とーやま校長「…なのかな?」
一同笑い
茂木先生「同じ! 脳科学的には同じ(笑)
だから、それだけの準備をしたってことが、自信につながる」
あしざわ教頭「不安になる必要がないってことですね」
茂木先生「不安になる必要がない。だって、これだけのことはやったんだから」
とーやま校長「さくらのじゅもん。、今の話、放送後記にも載るし、タイムフリーでも聴けるから」
茂木先生「もう一回振り返ってみたら」
さくらのじゅもん。「はい」
とーやま校長「もう一回、改めて体の中に入れてみたら、多分、俺も大丈夫な気がする」
茂木先生「今ね、(さくらのじゅもん。の)話し方を聞いてる限り、脳科学的な分析をすればこれは『受かるタイプ』だね」
さくらのじゅもん。「(笑)」
あしざわ教頭「超強い言葉をもらったじゃん!」
とーやま校長「今、さくらのじゅもん。の脳みそ、光って見えてる状態だから、多分」
一同笑い
あしざわ教頭「お母さんびっくりするぞ!」
とーやま校長「応援してるよ、さくらのじゅもん。!」
さくらのじゅもん。「ありがとうございます!」
とーやま校長「頑張れ!」
RN さくらのじゅもん。、自信を持って、受験勉強、頑張れ!
♪ 空白 / KAKASHI
とーやま校長「さっきの『成績の踊り場』というワードとか、あと『フロー状態』。"勉強していたらあっという間に3時間経ってる"とか。
フロー状態というのは、どうやったら入りやすい、とかあるんですか?」
茂木先生「自分を追い込むことですね」
とーやま校長「追い込む」
茂木先生「ギリギリ。もう全力でやって、やっと出来るぐらいの目標設定をすると、それで"フロー"になります。
アスリートはみんなそれをやってますもんね。
芸人さんもそうでしょ? おそらくね」
とーやま校長「でも、あるのかもしれないな…」
茂木先生「余裕をこいてるとフローになれないんです。自分で自分を追い詰めないと」
とーやま校長「となると、これを聴いていて、"自分はヤバいな、ピンチだな"って思ってるみんなは、そこ(フロー状態)に突入できるってことですね?」
あしざわ教頭「チャンスチャンス」
茂木先生「そう。でもこれ、他人から押し付けられると嫌になっちゃうから。
自分で自分にプレッシャーをかけるっていうのが大事なんですよ」
とーやま校長「確かにね。人に言われる前に先に自分で設定しておけば」
茂木先生「そうそう」
…というわけで、今日も黒板の時間になってしまいました。
あしざわ教頭「今日はもちろん、茂木先生に黒板をお願いしたいと思っております!」
茂木先生「じゃあ、書きますね」
■ まだやれそう!
なんか、今日の授業きいてたら、まだまだやれそうな気がしてきた!
今日は、あともう一問解いてみよう!
ブラウンクッキー55
女性/14歳/愛知県
2018-09-17 23:44
女性/14歳/愛知県
2018-09-17 23:44
あしざわ教頭「その意気で頑張れよ!」
とーやま校長「こうやってどんどん増やしていけば大丈夫!」
あしざわ教頭「さあ、黒板を書いたぞ!」
とーやま校長「茂木先生、黒板を読み上げていただいてよろしいでしょうか」
『 根拠のない自信! 』
茂木先生「これに尽きる! "受かるんだ!"っていう。
自信って、例えば、模試の判定がAだったとか、そういう根拠がある時に持つのは簡単じゃないですか。
例えば偏差値30だとか、模試の判定がDだったとか、そういう時でも"いや、私は受かる! 受かる所まで努力するんだ!"っていう、『根拠がない自信』を持つ。
そして、それを裏付ける努力をすると。
この、"裏付ける努力"も大事なんですよ。これが出来れば、どこにでも行けます。
どこにでも旅することが出来ます。
みんな、『根拠のない自信』を持ってもらいたいな。自己肯定感」
♪ こんなもんじゃねえんだ / THEラブ人間
とーやま校長「もう、みんな湧いてるんじゃない? 『根拠のない自信』という自信が」
あしざわ教頭「扉、開きまくってるんじゃないの?」
とーやま校長「茂木先生、今日2時間、本当にありがとうございました」
茂木先生「とんでもないです。楽しい番組ですね」
とーやま校長「ここでお別れ…と思いきや、『FM Festival 未来授業』の方も、引き続きお願いしたいと思ってますんで。
詳しくは、WEBにもアップされているので、ヨロシク!」
<⇒特設サイトは【コチラ】です!>
そして、ラスト時間ギリギリまで、茂木先生がみんなの質問に答えていってくれました!
■ 勉強について
大学生になり、英語の検定試験などで結果を残したいと思っています
英単語を覚える効率を上げるための脳科学的なコツってありますか?
また、三日坊主で終わらせないコツもあったらお聞きしたいです!
行くあてのない靴下、
男性/18歳/神奈川県
2018-09-17 22:49
男性/18歳/神奈川県
2018-09-17 22:49
茂木先生「何回も再起動! 一度やめても、まだやれば大丈夫!
三日坊主は、100回やっても大丈夫!」
とーやま校長「ありがとうございます!」
■ 受験生
勉強するときに、音楽聴くのって駄目ですか??
音楽聴かないとやってられないっていうか…
聴かないほうがいいのかな…??
っていうのを知りたいです。
りんごのおひたし
女性/14歳/奈良県
2018-09-17 17:21
女性/14歳/奈良県
2018-09-17 17:21
茂木先生「全然オッケーです! 音楽というノイズがあっても集中出来る。
これによって脳が負荷トレーニングをやって、集中回路が鍛えられます」
■ 茂木先生 助けてください!
今受験生なんですが、英単語がなかなか安定して覚えられません!!
次の日にははんぶんくらいわすれちゃうこととかもあってすごく困ってます!!
忘れてしまう原因とか、長く記憶しておく方法など、とにかく英単語覚えたいので、茂木先生にお話伺いたいです!!!
偏差値36
男性/18歳/東京都
2018-09-17 13:08
男性/18歳/東京都
2018-09-17 13:08
茂木先生「これはもう、繰り返しやれば大丈夫!
一回で覚えられなかったら、2回、3回、5回ってやれば、絶対に覚えられる!」
■ 睡眠について
受験生は、何時間ぐらい寝るのがベストなのでしょうか。
ぽんいく
女性/17歳/宮崎県
2018-09-17 22:20
女性/17歳/宮崎県
2018-09-17 22:20
茂木先生「だいたい、1.5×4=6時間が目安ですね。そうじゃないと、記憶が定着しません」
■ 茂木先生に質問!
人間の集中力は一定時間しか続かないと聞いたことがあります。
本当ですか?嘘ですか?続くなら何分ですか?
詳しく教えてください。
たます
女性/17歳/福井県
2018-09-17 22:42
女性/17歳/福井県
2018-09-17 22:42
茂木先生「これは、人によりますね。
ただ、自分で自分をモニターして、苦しいと思ったら休んで。
そうするとまた、集中力が鍛えられるんで。
だから、インターバルトレーニングだと思えばいい」
とーやま校長「インターバルトレーニング?」
茂木先生「集中、休む。集中、休む。これをやると、強くなります」
とーやま校長「ありがとうございます!」
■ 茂木先生への質問
受験生です
お昼ご飯を食べて少し時間が経つと眠気に襲われます。でも起きなきゃと思い無理やりでも起きるのですが集中力が持ちません。
このような場合少し睡眠を取るのがベストでしょうか?
タモタモさん
男性/17歳/東京都
2018-09-17 12:56
男性/17歳/東京都
2018-09-17 12:56
茂木先生「はい、そうです。『パワーナップ』と言います。
10分、15分でも寝ると、脳が回復して集中力が一気にアップするんで。パワーナップしてください!」
とーやま校長「無理に寝ないで頑張ろうってよりも」
茂木先生「5分、10分でも寝たほうがいいです」
みんな、参考になったかな?
茂木先生、スピーディで的確な回答、ありがとうございました!
とーやま校長「茂木先生、絶対に、また来てください!」
あしざわ教頭「お願いします!」
とーやま校長「『未来授業』もですし、SCHOOL OF LOCK!もまた来てください!」
茂木先生「来るぜ!」
とーやま校長「受験が本格的な時にも、また来て欲しいな」
あしざわ教頭「お願いしたい、これは!」
茂木先生「来るぜ!」
とーやま校長「ありがとうございました!」
【FAXイラスト】
RN 中国武術家
RN まりも in おむらいす
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【逆電リスナー】
君の夢は僕の夢 岐阜県 15歳 男性
さくらのじゅもん。 福井県 17歳 女性
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【本日の放送部員】
ソフト☆カツゲン 北海道 17歳 女性
⇒radikoタイムフリーで聴く!
⇒放送部についてくわしくは【 コチラ 】
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【オンエアリスト】
22:05 コーヒーとシロップ / Official髭男dism
22:30 アンビバレント / 欅坂46
22:49 Make my story / Lenny code fiction
23:09 オレンジサイダー / LiSA
23:24 天空 / Perfume
23:43 空白 / KAKASHI
23:49 こんなもんじゃねえんだ / THEラブ人間
23:51 ロングホープ・フィリア / 菅田将暉
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
世の中の全てのことを解決出来るのではないか、茂木先生には凄まじいエネルギーが秘められていた…。
校長のとーやま
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
不安になる前に机に向かうしかない茂木先生、生徒を元気にしてくれてありがとうございます!
教頭のあしざわ
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★