茂木:よし、ついたぞ!伝説のカコモンの手下!出てこい!
カコモン:俺様の眠りを邪魔する奴はお前か?
茂木:でかい、でかい!今までで一番でかい!しかもドラゴン!?
カコモン:俺様の問題に答えられるかー!
「暗夜行路を書いた小説家は誰だ?」
茂木:暗夜行路?小説家?予習してきたから大丈夫!これこれこれ!
明治43年に武者小路実篤らと雑誌「白樺」を創刊した白樺派の作家。
「城の崎にて」「和解」「暗夜行路」などの小説を書いたその人物は……
茂木:いけぞ!くらえー!「志賀直哉」!!!
カコモン:おう!正解…
茂木:倒した!倒した!正気に戻ったかな?
カコモン:うむむ、オレ様はシダイ村を守っていたのになぜここに。
茂木:伝説の呪文について、何かしらないか?
カコモン:これのことだろ。「伝説の呪文の書」。お前に託そう。
茂木:「伝説の呪文の書」?やった手に入れた!ん?あれ?破れてる。
カコモン:そうだ、これは、書の一部だ。
茂木:一部?????じゃあ、続きは?
カコモン:この洞窟の西。シダイ村にある。
茂木:シダイ村ー!?
こうして茂木は残る「伝説の呪文の書」を求め、次なる目的地、シダイ村へと向かうことになった。
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